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日記

SONYに苦言:超弩級ポータブルプレイヤー、DMP-Z1

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2018年08月10日

皆様もニュースをご覧になったかもしれないが、SONYから88万円の超弩級ポータブルDAPが発売になる。その名もDMP-Z1である。

(詳しい説明はここにある)

私はSONYの大ファンであるため、このニュースのヘッドラインを見ただけで大興奮し、叫び声を上げながら椅子から転落しそうになった。

しかし、記事の写真を穴のあくほど見て、SONY香港の商品説明ページを上から下まで確認した結果、SONYに苦言を呈したいという強い気持ちを感じずにはいられない。

こんな製品をドヤ顔で発表するとは・・・SONYは大丈夫か?

苦言を呈したいことは色々あるのだが、まずは、そのデザインだ。



かっこいい、ダサいなどセンスは人によって様々なので何とも言えないところだが、個人的には全く所有欲をそそられない。

安い板金を組み合わせたような古臭いデザインだ。

がっかりしながら製品の説明を見ると、なんとアルミの削り出しで作っているという。

アルミの削り出しという高級な手法を使いながら、あたかも板金で作った安物のように見せるとは・・・SONY渾身の高度なギャグなのか?

下から見たのがこれである。



底板がビス止めになっていて、どう見ても安物である。

一体全体、何を考えてこのような安物デザインにしたのだろうか。

それから、内部が見えるデザインになっているところも意味不明である。



Chordの製品など、中が見えるようになっている製品はいくつかあるが、基本的には「中身が凄い」ことをアピールするのが目的だろう。

しかし、このDMP-Z1、上から見えるのは、金ぴかのアナログボリュームである。

現代のDAP、あるいは、DACにおいて、金ぴかのアナログボリュームが高音質や先進性の象徴なのか?

いったい、いつの時代のセンスなのか?

それとも、これもSONY渾身の高度なギャグなのか?

この製品をデザインした人間は現代のオーディオについて何も理解していないか、あるいは、高度なギャグセンスの持ち主なのだろう。

個人的には、このデザインは酷すぎると感じる。

安物の板金に見えるシャーシ、金ぴかのアナログボリュームを見せつける謎のシースルー・・・これをデザインしたデザイナーには猛省を促したい

次に苦言を呈したいのは、肝心の中身についてである。

DACはAK4497EQ、アンプはICを使用しておりTPA6120である。

はっきり言って、普通である。

普通が悪いわけではないが、この製品は、超高級DAP、DACの3倍以上の値段が付く、超弩級DAP、DACである。

誰かがHeadFiで書いていたが、「この中身なら中華メーカーでも作れる」

全く同感である。

88万円のDAP、DACの「凄み」を微塵も感じない。

AK4497EQを搭載したDAPなら3万円からあるし、TPA6120を使用したアンプなら数千円から存在する。

この平々凡々な中身なら、シースルーでは金ぴかボリュームを見せるしか無いかもしれない。

(金ぴかボリュームはアルプスのRK501の特注品だろう。値段で言えば、確かに使用されている部品の中で一番高いものである。その価値があるかどうかは置いておいて)

それにしても・・・SONYほどの会社が、威信をかけた製品に自社技術を使用しないのはなぜなのか?

ウォークマンのフラッグシップであるWM1Zで、自社技術のS-Masterを使っていたのは何だったのか?

ロールスロイスが自社製のエンジンを使わず、カローラのエンジンを使っていたら、買った人はどう思うのか?

天下のSONY様に私が文句を言える立場ではないが、オーディオマニアとしては苦言を呈したい。

88万円なら、もっと凄みを感じさせてほしい。

それから、自社技術であるS-Masterをもっと大事にしてほしい。

「実はS-Masterよりも、その辺のICの方がいいんですよ」

そんな事を自分で言い出さないでほしい。言われた方は悲しい気持ちになる。

とはいえ、オーディオ製品の命は音質である。

聴いてみるまで何とも言えないのが本当だ。

しかし、このデザインと、使用されている部品には、失望を感じずにはいられない。

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レス一覧

  1. kakkiさん、初めまして

    期待しても無駄かと思います。
    SONYグループは、既にオーディオメーカーでも家電メーカーでもありません。
    収益の70%以上は、保険や証券業務によるものです。

    BBより

    byブルースブラザース at2018-08-10 23:26

  2. ガキの頃、どうして年輩者は 色々と怒っているんだろう? 文句ばかりを言うのだろう? と、不思議に感じていた。   だが、人生も折り返しに差し掛かると、先輩方の言いたいことも理解出来る様になってきた。


     この製品はミュージックプレーヤーとなっている様だが、一体どこが? が第一印象。 そもそも この部門に興味の無い私だからのでしょうが、バッテリーが内蔵されていて、キャリングケース付きで、旅先への携帯も便利と・・・  なおの事、こいつは一体 何? (笑)

     噂で聞く限りだが、数十万円するポータブルオーディオプレーヤー(いわゆるウォークマン)があったり、数十万円のヘッドホン(ポータブル用途)が存在するとも聞く。  有名なアスリートがご愛用とかもね・・・  興味が無いから ふ~~~~ん って程度だが。 (笑)


     SONYが全国キャラバンを展開するというニュースをココで見た。 

    感想 「オイオイ! SONYさん 其れでよいのか?」

    本物のド級スピーカー(SONYに唯一残る本物)に対して、AVアンプとプリメインを当てる(現行品だ!(笑)) ソースはハイレゾ機器。 これは100歩譲れる。  そしてCDプレーヤーは SCD-DR1だ!! ハイエンドでお馴染みの名機種だが、既に生産完了品!  街の中古オーディオショップのデモじゃないんだから・・・  何なのこの組み合わせは? 

     一体、SONYは何を聞かせたいの?   素晴らしいディスプレイやプロジェクターを世に出そうが、4万円のUHDBDプレーヤーって何?  全てがチグハグ・・・  出来ないならソレを認めて、他は他者に任せるのが賢い選択だと思う。 

    byアコスの住人 at2018-08-11 07:58

  3. 私もこれに驚きました。ただインシュがある辺り携帯で使うウォークマンとは違う使い方を想定しているのかなと思いました。

    S-MASTERは入門機のA40からハイエンド機のWM1シリーズまで、同じチップ(CXD3778GF)を使っているので、クラス毎に明確な音作りをしているAstell&KernのDAPと比べると、ソニーはバラエティーに欠けると思っていましたので、この構成は個人的にはとても嬉しいです。

    また今回ポタ研やポタフェスといった国内ではなく香港という土地で発表したという点、それに今だ2.5バランス端子を頑なに拒否していることから、中国や韓国製のDAPを狙い撃ちしたものと受け止めています。

    by試聴記 at2018-08-11 10:23

  4. こんにちは

    うむむ、確かに。
    オーディオに限らず、国内電機メーカーの迷走ぶりを象徴しているといえなくもないですが、きっと何か狙いがあるのでは?と想像してみます。
    ・ボリュームは砲金削り出しで、その重厚感を際立たせるためにスケルトンにしている
    ・金色やその価格帯は中国の富裕層をターゲットにしている

    いかがでしょうか。。

    byにら at2018-08-11 10:28

  5. ブルースブラザースさん、こんにちは

    そうですね、SONYはもはやオーディオメーカーでは無いですからね。

    それにしても、かつてCD規格を策定し、自前でDACを0から作っていた会社が他の会社のDACチップを使うとは、悲しい話ですね。

    フェラーリがトヨタのエンジンを積むようなもので、ユーザーからすると悲しい気持ちになりますね。

    bykakki at2018-08-11 21:30

  6. アコスの住人さん、こんにちは。

    おっしゃるとおり、SONYのやり方には、私も「チグハグ感」を感じています。

    他社製のDACチップとオペアンプに、ごっつい金のボリューム付けて・・・この製品の魂は何なんでしょうね。

    他社のエンジンを使用してパーツだけ豪華な中華製DAPと何が違うのでしょうね。

    悲しい話です。

    bykakki at2018-08-11 21:33

  7. 試聴記さん、こんにちは。

    そうですね、おっしゃるように、中華ユーザーを強く意識した商品なのでしょうね。

    なんでも金ピカにしとけ!という指示があったのかもしれませんね。そういう背景があったのであれば、私も納得しようと思います。

    bykakki at2018-08-11 21:48

  8. にらさん、

    そうですね、まさか「金ピカでかっこいいから、とりあえず見せておこう」なんて幼稚な考えではない・・・と信じたいところです。

    中華ユーザー向けの高度なマーケティング戦略の結果だと信じることにします。

    bykakki at2018-08-11 21:50

  9. こんにちは

    >SONY渾身の高度なギャグなのか?

    Kakiさん激おこですね。楽しく拝読させて頂きました。
    試聴記も期待してます。

    それにしても大陸の方の金ピカ信仰はすごい圧力ですね。以前、500万円もする超弩級(←デジャブ)を金メッキしてくれ、と言われて300万円かけて納入したことがある、と言うことをメーカーの方に伺った事があります。

    これが本当なら、金ピカボリュームノブは、Sonyのブランド力と相まってそこそこ売れるんじゃないですか?

    bykomagome at2018-08-13 13:32

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