平蔵
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「ラック」 コプラーレ(COPULARE)社 Bronze Spharen、Zonal Tone-Basis、Aural High End Stand、Analog Stand Sial  …

マイルーム

システム
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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
コプラーレとフィニッテエレメンテのラックに収まった機器です。 スピーカーはソナス・ファベールのアマティ・トラディションと自作ホーンスピーカー。 サブにスペンドール BC2 ソナス・ファ…
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日記

クリスマスは永田音響設計のホールを見学しながらクラシック

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2018年12月25日

クリスマスは家族全員で久しぶりのクラシックコンサートでした。
サンクトペテルブルグ室内合奏団 クリスマス/三大アヴェ・マリア


バイオリンを習っている愚娘も何曲も弾いてきた楽曲があって嬉しそうでした。

学校の部活での合唱団での声楽にもとても参考になる圧倒的な声量らに驚いたり、バイオリンの柔らかな音色にバイオリンのエアー運指させながら聴き入ったり。


当県には数十のホールがあります。

このうち、音楽(クラシック)に向いた残響のいわゆる音楽専用の公共ホールとなれば知る限り3つ位。

有名ホールとなれば、クラシックのレコーディングにも良く使われているSONYの故大賀会長寄付による軽井沢大賀ホール、ザ・ハーモニーホール。

長野市芸術館は音楽専用ホールではなく、いわゆる多目的ホールながら、クラシックの残響にとても向いていると感じています。

素人ながら、永田音響設計監修のこのホールの工夫を探ってルーム音響の参考になればいいですね。

ホールの様子。

ステージに向けて


ステージから客席に向けて


永田音響設計によると、手がけられたホールの中でも残響時間は2.0秒と最も長い方とわかりました。
こちらにデータです。


この残響時間は軽井沢大賀ホールより長く、上であげたハーモニーホール(松本市文化芸術ホール)と同等でした。

軽井沢大賀ホール 1.6〜1.8秒


ハーモニーホール・松本市文化芸術ホール2.0秒




単純に残響時間でクラシックに最適か決められませんが、長野市芸術館がクラシックにとても好ましいと日頃から感じていたことが、数値からも納得出来ました。

ホールの工夫

シューボックスタイプのホールです。

ステージの前壁

このステージ側の木製の反射壁は取り外して、吸音タイプにも出来るとあります。

横壁の前側

木材の種別まではわかりませんでしたが、叩くととても硬い、厚い板木でした。


うちの音楽室の総監督していただいたサーロジック、村田代表によよると、黒檀、紫檀といったもっとも硬い黒檀から広葉樹、針葉樹と柔らかくなるに従って、高域の吸音率が上がる。

出来るだけ硬く、厚い木が好ましい。

上の軽井沢大賀ホールのリンク先で永田音響の技術者の女性も椅子の吸音に絡めて同様のお考えです。

うちの音響壁の表面は確かブナです。
予算が許せば、紫檀か広葉樹の中からさらに硬いハードウッドを採用したかった。

後半分の横壁

ただでさえ、左右壁に並行面はないですが、さらにたくさんのリブが設けられています。

まるで、オーディオパネルの拡散板のようですね。

吸音スペースは見る限り、ステージに近い横壁のごく一部のみのようです。


こんな布の向こうが空洞になっています。

奥におそらく吸音材のようです。

角度からは一階、前半分にステージからの一次反射による虚像が起きにくい位置のようですね。

ただ、これでも先日の太鼓集団、鼓童のコンサートでは前後壁が並行から来る虚像(二階席から太鼓音)は発生していました。

その他はカーペットら吸音部分は見当たりません。

音質はデッドな輸入オーディオフェア(TIAS)が行われる東京国際フォーラムとはある意味対象的です。

国際フォーラムでは毎年GWに熱狂の日というクラシックイベントが開催されていますね。

何年か通いました。

数名やソロの室内楽はオーディオフェアのブースも使われています。

ところが、行かれた方はご承知のとおり、カーペット、浮き床、弱い壁らで大変にデッド。

防音ドアを閉めただけで耳に圧迫感を感じるほどで、バイオリンソロ演奏なんか、とても気の毒な音響でした。

オーディオでも、たとえば50畳以上が予定?されたソナスファベールのザ・ソナスファベール、フォーカル社の最大サイズグランド・ユートピア、GOLDMUND社、フルエピローグといった巨大スピーカーのデモ。

デッド、天井が事務室で低いのも相まって、音、特にロー帯域が飽和して気の毒な音響を何度も体験しました。

石壁、高い天井が通常の欧州のルーム音響環境とはある意味真逆ですね。

皆様も新築、改築も将来検討中の方がおられたら、響きが良く、クラシックが気持ちよく聴こえるホールの構造や部材など見学なさると、設計のポイントになることがたくさんありますね。

今回のコンサートで購入したクリスマスCDがユニークなんです。


早速自宅に戻って、早起きして好きな音響で聴いています。

興味深かったのが、このCDの楽曲。

昨日のステージでの一部、二部での楽曲と同じです。
(実際にはさらに5,6曲多く演奏されています)

つまり、今年の日本ツアーでの採用曲を事前に収録したものです。

これはいいアイデアですね。

実際に聴かれた方は自宅でもクリスマスクラシックコンサートでのあの音響を思い出せますから。

ではと昨晩も今日も早起きして、好きな音量(前1/3席で聴いたのと同じ音量)にして、鑑賞&オーディオチェック。

とてもとても生そのものは無理ですが、このロシアの楽団とは思えない、フワッとした音色。柔らかな弦タッチは再生できているようです。

一番嬉しかったのは、ソナスファベール社のアマティ・トラディションの後方や上方に一定の距離感を感じさせながら音場が展開していることです。

そうして、声楽は前に、楽器は後に。実際のホールを連想させる四方への残響が響いている雰囲気もそこはかとなく再現できているようです。



今回のスピーカー選びと部屋の目的はトーンが正確かを超えた、サウンドステージが実際を彷彿させるように展開できるかです。

まだ50点ですが、その目的へは近づきつつあります。

音像を前に引っ張るには、前壁のスピーカー間に拡散板か、拡散柱で出来ることは想像が付いていますが、このままでも特にクラシックにはいいようです。

やはりスピーカーは壁から離して、その間にはできるだけモノは置かないことはセオリーですね。

番外
クリスマスの晩ごはんは鶏焼きでも洋食でもなく、家族で河豚コースを。

おいしゅうございました。

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  1. 平蔵さん、

    おはようございます。

    >>早起きして、好きな音量(前1/3席で聴いたのと同じ音量)にして、...アマティ・トラディションの後方や上方に一定の距離感を感じさせながら音場が展開していることです。

    素晴らしいですね。「好きな時に、好きな音量で、十分な音場空間が展開している」。クラシック音楽再生の必要条件を既にほとんど満たしている感じです。
    私も部屋からやり直しですかね(汗)。

    byのびー at2018-12-25 08:49

  2. のびーさん

    こんにちは。

    いやーお恥ずかしい。

    あまりクラシック寄りになると、ロックらのスタジオ録音がライブ盤のようになることがあります。

    おそらくのびーさんら皆様が普通に出来ていたことにようやく近づいてきただけと思います。

    進みは遅いですが、さらにやりたいことを順番にやっていきます。

    by平蔵 at2018-12-25 12:52

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