平蔵
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「ラック」 コプラーレ(COPULARE)社 Bronze Spharen、Zonal Tone-Basis、Aural High End Stand、Analog Stand Sial  …

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システム
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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
コプラーレとフィニッテエレメンテのラックに収まった機器です。 スピーカーはソナス・ファベールのアマティ・トラディションと自作ホーンスピーカー。 サブにスペンドール BC2 ソナス・ファ…
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日記

音楽室の防音と窓と換気

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2018年12月29日

一部生録音源の市川秀男トリオ、辛島文雄カルテットをホーンスピーカーで好きな音量で聴きながら何とか担当の音楽室の大掃除が終わりました。

カミさんからも、「ずっと聴きやすくなった」「パパがこの部屋に籠もる理由もわかる」と。
ホーンスピーカーは四半世紀使い続けているものですので、これは部屋のエージングかもしれませんね。

採光、換気は室内の人が快適に過ごす基本だけに、音楽室でも大事なテーマです。

窓が広ければ広いほど開放的。しかし防音にはマイナスというトレードオフ。

ライブハウスらでステージ背後、リスニング側背後がそれぞれ窓や鏡などのガラスの場合、ガラスならではの強い反射や共振でイヤな思いをしたことも数知れずです。

また、いろいろなホール、リスニングルーム、音楽室を見学する中で、窓が一番音漏れすることがわかりました。



音楽室の基本は
・窓は可能な限り少なくする。

・ガラスは二重ガラス、二重サッシとして、ガラス自体は出来るだけ厚いものにして共振音を目立たなくすること。

音楽室の窓は3ヶ所です。


フロント側(スピーカー側)の窓ははめ殺しで開きません。

この窓は今回の家屋全体の設計を担当した設計士さんがデザイナー系で、密閉空間の圧迫感を少しでも緩和との趣旨かと思います。

当初ペアガラス1枚でした。
完成してからの外への音漏れチェックでは、案の定窓がほとんど唯一の戸外への音漏れ部分でした。

近所迷惑になるほどではありませんが、深夜早朝なら窓の外を歩いている人に音楽の種類がわかるくらいでした。

そこで手前にもう一枚、できるだけ厚いガラスをとしてワンオフでペアガラスとしてもらいました。

外ガラスと内ガラスの間が壁になります。

防音のためにいかに分厚い壁かおわかりいただけると思います。
防音のみならず、空気層分もあります。

今の住宅は部屋温度と外気温の差から冬の壁内結露を防止するために壁内は二重になっていて、壁内、天井裏に外と繋がる空気層を設けて外の空気を壁内に流通させています。

窓はすべて遮光ロールカーテンを付けてもらいました。


開け締めできる窓は両サイドの窓と後で紹介させていただく天窓だけです。


ペアガラスの二重サッシです。
音響的には左右対称に設置したことです。

普段は大抵ロールカーテンで遮光しています。


こんな風に外気を入れることが出来ます。



「換気」

ホールや防音室ら密閉空間では外気とも隔絶されるだけに、健康のための換気はとても重要ですね。


これは同じ設計士さんが手がけられたプライベートホールが窓だけの換気であったこと、換気扇部分も最も音漏れが発生する部分であることから、音楽室も換気扇での強制換気は避けました。

では常時換気をどうしたかというと「天窓」です。採光も当然兼ねていて、母屋には同じものを2ヶ所に設置しました。


これは最大開放したところです。
リモコンで開け締め、好きなところまで開くこともできます。


なお、締め忘れたまま出かけて雨が降っても自動的に締まりますので大丈夫です。

温かい空気は上に登り、そのまま天窓から外に出た分、外気が入ってきますので、今まで空気入れ替えが支障になったことはありません。

ちなみに暖房は寒冷地帯なので、電気ではなくガスです。
各部屋に都市ガスを引いてもらってガスストーブです。

といっても、外気温数度の現在、相当な防音対策が同時にかなりの断熱保温対策にもなっていて、内の中で一番暖かく、夏は暑くなりません。
昨晩からストーブも付けずに室内温度は20度を超えています。


一般の設計士やハウスメーカーは、防音はある程度わかっているが、音響には無知。

防音の専門ではないので、不十分ということが普通のようです。実父が一級建築士だけによくわかります。

通常防音のマンションのせいぜい話し声、テレビの生活雑音とオーディオとはレベルが違いますね。
生楽器演奏にむしろ似ています。

都内などでは永田音響設計ら防音と音響の専門設計士がおられます。
自分の場合は地元のサーロジックの村田代表にこのあたりの監修を依頼しました。

各種音楽ホールらが全体は著名設計士や設計事務所に依頼されながら、音響部分は永田音響に設計監修を依頼するようなものです。

防音設計のチェックくらいなら音楽室をリフォームされて作られたMyuさんによるとさほどのコストは要らないそうです。

旧音楽室では、オーディオ音の外漏れよりも、家屋内の漏れが問題となって、家族がいるとき、特に深夜早朝などはラジオ音量くらいしか上げられませんでした。

一つには戸、ドア、壁の防音性能、そうして柱を伝わって左右上下階に伝わる重低音・・・

音量も音質の大事な要素とすると、新築、リフォームの際は音響設計の専門家をセカンドオピニオンとして用意されることを強くお勧めします。

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レス一覧

  1. 平蔵さん

    新音楽室の本格稼働が始まり、平蔵さんの拘りと音を追求する取り組みが、日記からリアルに伝わってきます。
    また、日記の文面からは奥様もオーディオに理解があるようで、我が家とは違い、羨ましい限りです。

    私もリタイア後は軽井沢か八ヶ岳あたりに音楽室確保を夢見ているのですが、カミさんの理解を得るためのハードルは高そうです。
    犬を飼っていたときは、別荘購入のモチベーションは高かったのですが、犬が天国に召してからは、その思いも急速に冷めたようで、私の趣味のためのだけに別荘購入するのは難しく、他の説得材料を探す必要があります。

    夢が実現できるか目処は立っていませんが、平蔵さんの日記が役立つ日を気長に待つことにします。

    byvanilla at2018-12-30 07:24

  2. vanillaさん

    おはよう御座います。

    その後のスピーカー選びらいかがでしょうか?

    朝早く起きて、新しいJAZZ感性で、本場アメリカでも高評価の上原ひろみさんの一連のアルバムを鑑賞しています。

    左手で低い鍵盤をまるでベースのように弾きながら、右手でメロディの乗せていく様は、日本はもちろん、欧米でもちょっと聴いたことのないプレイに興奮気味です。

    エレキベースも使いながらの楽曲と録音はかつてのALTECやJBLで再現仕切れるものではありませんね。

    お持ちの2000やアマティ・トラディションを買っておいて良かったです。

    音楽室は通常家屋のように、思いついたらハウスメーカーに丸投げできるものではなく、構想だけでも数年かかります。設計士と一年。
    作る、作らないに関わらず、構想だけでもスタートされてはいかがでしょうか。

    by平蔵 at2018-12-30 08:06

  3. 平蔵さん

    徹底したリスニングルームの造りに対して感服です。
    このような造りであれば3世代以上持ちそうですね。
    お父さんが建築士というのも何かと協力していただけたのではと思います。一般的には我が国でこの様な造りにしたら大変コストが嵩むと思います。
    ドイツで暮らしている娘の中クラスのアパートも壁厚が40センチ位あり2mほどのペアガラス窓も2通りに開きその断熱保温が別格です。日本とは建築基準が違うのではと思ってしまいます。
    >>カミさんからも、「ずっと聴きやすくなった」「パパがこの部屋に籠もる理由もわかる」
    そうです。近くにいるカミさんが最も正確な判断をしてくれるモンです。私もいつも最終判断は家内に委ねています(笑)

    byどんぐり at2018-12-30 17:14

  4. どんぐりさん

    こんばんは。

    たしかどんぐりさんのホールは30周年ではなかったですか。

    時間ある年末だから出来る、スピーカー鳴らし比べなぞしておりました。 
    クラシック〜ロックの新旧。得手不得手はやはりありますね。

    日本より緯度が高いドイツの断熱はやはり凄いのですね。

    さらに寒い北欧となればいったい。

    おそらく断熱のための厚い壁ら強固な壁のおかげで普通に音響がよく、北欧にスピーカーユニットの大メーカーが集まっているのも環境なしにはありえないかもしれませんね。

    女性は直感で判断しますので、男のようなメーカーや開発者への憧れや神格化で購入はまずないと思いました(*^^*)

    by平蔵 at2018-12-30 18:40

  5. 平蔵さん

     素晴らしいお部屋が出来て 誠に誠にオメデトーございました ヽ(^o^)丿


     防音遮音性能と音響性能、 採光と遮光と照明、そして空調問題。

    案外厄介で 裏表の様な関係ですよね。

     私はシアタ-もするので全暗は必須でした。  業者(防音専門)は「窓は無いと・・法律なので」と言う事でしたので3か所の開口部を許しました(笑)  ペアガラス(締め付けロック付き)と空気層(壁の厚みの分)とオリジナル強化ガラス(木枠)の仕様です。  遮音は及第点なのですが・・遮光は手こずりました。 計画時には「遮光カーテンで良いので・・」と簡単に考えていました。  場所によってはそれでも良いのですが 場所によっては仕上げがイマイチで(笑) 開け辛い、纏め辛い、見た目が悪い・・などなど。  電動シャッターなんかも良いのでしょうがコスト掛かり過ぎだもの(笑)  今は木枠の内側のサイズにパネルをカット そこにハイミロン紙を接着し 枠の高さ(5mm程度)を利用し嵌め込んでいます。  近くで見ると光線は見えますが(笑)全暗は出来ています。 またカーテンの様に余分なものが無いのでスッキリですね。  簡単に取り外しも出来ます。

     空調はエアコンと吸排式の換気扇です。 冷房は必須です・・ 熱源が多いので無いと死んじゃうでしょうね(笑)  暖房は急を要する視聴時くらいですね。  真冬でも・・  最初の頃 石油ファンヒーターを入れていましたが 直ぐに暑くなって仕舞い1シーズンで撤去しました。  邪魔だし・・(笑)   換気扇は部屋の対角に吸気口と給気口が設けてありONで部屋の空気を入れ替えています。 ホースの中間には熱交換器があって 室温はあまり左右していないようです。 

     照明は大失敗でした。 ダウンライトと調光器で設計したのですが・・ それはそれで良かったのですが 作業時などの場合 圧倒的に光量が足りず暗いのです。  第一弾、中央に16~20畳相当の蛍光灯を設置しました。 第2弾、LEDを4基 蛍光灯の周りに設置しました(昨年) これで作業は楽に(笑)  業者は「間接照明を」と言っていましたが 私には飾り照明は不要と却下しました。 コレは良かったと思います。 


     暖かくて 涼しくて 明るくて きれいな空気で 音の良い部屋・・・ なかなか 難しいですね。

    byアコスの住人 at2019-01-02 21:56

  6. アコスの住人さん レスが遅くなりました。

    ビジュアルがない拙宅とは違う遮光の問題はなかなか考えますよね。

    暖房は旧音楽室からずっと都市ガスを各部屋に引いたガスストーブです。
    灯油のような匂いは出ませんし、すぐに点火します。


    照明は穴蔵のような居心地がいいので、かなり暗めです。

    自分も本を読むときだけのスポットライトを求めています。

    今のところは不満なく、照明、換気、冷暖房、音響の基本線に間違いはなかったとホッとしています。

    by平蔵 at2019-01-18 02:25

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