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日記

ウィーン 楽友協会大ホール 国立オペラ

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2009年04月17日

ザルツブルグ滞在だけではもったいないので、
イースター・フェスティヴァルの後、ウィーンに回り、
4/14と4/16に楽友協会大ホールでのオーケストラコンサートを、
4/15に国立オペラでのヴァーグナー「パルジファル」を聴いた。

楽友協会大ホールは、
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートや定期演奏会の会場でもあり、
内部が黄金に輝いているホールで知られている。
床は木でできていて、大音量の時にはかなり震える。
音響は世界有数の良さである。
ホール自体は、ライヴな響きだが、
音の減衰が素晴らしく綺麗で、
残響の音が元の発した音の音程を保ったままスムーズに消えていくこと、
発する音に艶を与えた残響となり、響きが美しく伸びて聞こえること、
がこのホールの特徴として挙げられる。

4/14はグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサートで、
メッツマッハーの指揮による、マーラーの交響曲第3番であった。
一流オーケストラ奏者の予備軍による演奏だけに、
技量は多くのオーケストラ奏者が真っ青になるだけのものはあるが、
演奏の呼吸の深さなどの点で、ベルリン・フィルなどに劣るのは仕方がない。

4/16はラトル指揮ウィーン・フィルで、
ラトルお得意のハイドンの交響曲第91番と第92番「オックスフォード」。
プローべを慈善コンサートとして有料化したものだったので、
楽章間すべてで拍手が入ったり、
カメラのフラッシュを容赦なく焚く人(洋の東西問わず)が多いなど、
聴衆はクラシック音楽のコンサートに行ったことのない人が多そうで、
ウィーン・フィルでなくとも、普通なら一見さん向けのやっつけ仕事になるところだが、
手抜きのない、素晴らしいコンサートだった。
ラトルの細かいところまで手を入れた表現は相変わらずだが、
ウィーン・フィルの明るく伸びやかで美しい音と
曲の流れを自然に体現できる表現力ともあいまって
曲がうまく演奏してくれて微笑んでいるように聞こえるコンサートだった。

4/15の「パルジファル」は、本来のオペラらしい、
タイトルロールのザイフェルト、クンドリー役のデノーケはじめとした、
声の饗宴だった。
幕間に話をした現地のオペラフリークのおばちゃんによると、、
この公演の歌手の評判は最高レベルと言われている、とのことであった。
演出も第2幕ではキャバレーを模したかのような刺激的な要素も含め、
モダンで贅沢なものであった。

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レス一覧

  1. falcon10さま。老夫と申します。

    ザルツブルクにつづき、ウィーンへ転戦とは豪華ですね。
    こうした経験は誰もができるわけではないですから、本当に
    貴重ですね。

    小生も、一度だけですが、ベルリン・フィルハーモニー・ホール
    でティーレマン指揮の演奏会を聴いたことがあります(メンデル
    スゾーン/ピアノ協奏曲、R. シュトラウス/アルプス交響曲)。
    ベルリン・フィルの底力に度肝を抜かれました。

    ワーグナーのオペラも大好きです。1987年(ベルリン・ドイツ・
    オペラ)と2002年(ベルリン国立歌劇場)の『指環』来日公演を
    見ておりますが、「バイロイト詣で」がわが生涯の夢のひとつです。

    今後とも、よろしくお願い申しあげます。

    by老夫 at2009-04-17 09:59

  2. 老夫さま

    レスいただきありがとうございます。
    小生もこのようなオペラ、コンサートの実体験を
    今回のように1週間で毎日こなすのは初めてのことです。
    特に、ザルツブルグの方は私の生涯の夢のひとつでした。
    もう一つは老夫さまと同じ「バイロイト詣で」ですが、
    こちらは出演者も考慮しながら
    そのうち実現できればと思っております。

    また、ベルリン・フィルハーモニーでの
    ティーレマンとベルリン・フィルの演奏会を
    お聴きになった御経験がおありとのこと、
    メインの曲目がシュトラウスのアルプス交響曲とくれば、
    さぞかし充実したものだったのではと想像します。
    小生もアバド指揮のベルリン・フィルで
    マーラーなどを同ホールで聞いた経験がありますが、
    是非シュトラウスを良い指揮者で現地で聴いてみたいですね。

    余談ですが、ウィーンの音楽スケジュールは
    4~5月にかけては素晴らしく充実しているようで、
    町の広告やチケット売り場で見かけただけでも、
    国立オペラは、ヴェルザー・メスト指揮の「リング」全曲、
    ネトレプコが出演する椿姫などがラインナップされています。
    楽友協会やコンツェルトハウスも、
    ラトル、ヴェルザー・メスト、アーノンクール、ブーレーズ、
    バレンボイム、ルイジ、プレートルなどのオーケストラ・コンサート、
    シフのピアノリサイタルなどが予定されています。
    今日帰国予定ですが、本音はもう少し居たいところです。

    では、こちらこそ、今後とも宜しくお願い申し上げます。

    byfalcon10 at2009-04-17 15:17

  3. falcon10さま。

    「ウィーンの音楽スケジュール」、錚々たるメンバーで凄いものですね。
    こういった「芸術」によって国の経済基盤を支えている面もあるわけです
    から、まさに「国家的行事」の様相ですね。

    ティーレマンはウィーン・フィルと『アルプス交響曲』を録音しています
    が、ベルリン・フィルとのライブでは、随分、管楽器の音が違って聞こえ
    ました。また、低音の厚みが尋常でなく、フィルハーモニー・ホール全体
    が咆哮しているかのようでした。小生の貴重な体験です。

    by老夫 at2009-04-18 09:12

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