たくみ@深川
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下町は深川在住の音楽ファンです。旧録音のクラシックから、最近のワールドミュージックまで、時代、ジャンルを問わず何でも聴いてます。

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板張りの専用オーディオルーム
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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーンなし / ~4ch
16畳ほどの板張りの専用オーディオルームです。 建てた当初は響きすぎでどうしょうもなかったのですが、 5年ほど経ってかなり落ち着いてきました。
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日記

OCTAVEのフラッグシップモデルを聴いてきました

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2009年01月18日

ダイナミックオーディオ サウンドハウス5Fのイベントで、OCTAVE社の
フラッグシップモデルを聴いてまいりました。

プリのJubilee Preampと
パワーのJubilee Monoです
自社製トランスを使用し、内部配線は銀線を用いたJubilee Preampと、
6550パラレルプッシュで、4Ω250Wの出力を実現し、1筐体に2つの電源トランスを収めたJubilee Mono。
内容も超ド級なら、価格も双方合わせて1300万円也と超ド級です。

本日のシステムリスト&セットリストです。入口はLINNで、出口はJBL。5Fの定番ですね。
曲目はクラシック、ジャズ、ボサノバ、フラメンコとジャンル・編成ともバラエティに富んでいます。
これに加えて、アンコールでちあきなおみの「男の郷愁」から「帰れないんだよ」がかかりました。

本日のイベントのDJ&ナビゲーターをつとめられた、サウンドハウス店長の厚木さんです。
一枚一枚のディスクへの思い入れや、真空管パワーアンプへのこだわりなど、
今日も、熱い語り口で語ってくださいました。
「トランジスタアンプが昆布ダシなら、真空管アンプはカツオダシ」というのは、けだし名言かと。


さて、肝心のサウンドについてですが・・・

なにしろ超ド級の筐体ですから、プリヒートも相当時間がかかるようで、
最初のホーザ・パッソスなどは、ボーカルのサ行がやや耳に付き、
バックのストリングスの広がりも今ひとつで、「ん?」という感じの再生でしたが、
時間が経つにしたがって、どんどんほぐれてきて、最後のマニタス・デ・プラタは
迫真の再生でした。

今日は、全体を通して、もう少し低域の沈み込みが欲しいかなという部分がありました。
他が素晴らしいために、なおさらその部分が目立ってしまうのですね。
例えば、デュ・プレのチェロや、ゲイリー・ピーコックのベースなどは、本当はそれが聴き所なのに、
伴奏やキースのピアノ、ジャックのシンバルレガートなど、中高域の方に耳が奪われてしまうような
所がありました。今日は、山田野案山子さんと、黒川鍵司さんも同席されたのですが、
お二方とも、同じような感想を持たれたようでした。

一貫して素晴らしかったのが、中高域のアタックと音の粒立ちです。
特に、ピアノやギターなど、パーカッシブな楽器の再生は、とても素晴らしかったと思います。
鍵盤が叩かれたり、弦が弾かれたりする時の一瞬の衝撃が、鋭く、かつ分厚く、
そして、それに伴って、周囲の空気が震えるような感覚が、非常にリアルに再生されるのですね。

そういう意味では、私的には、今日DSで聴いた中では、クレーメルの「ピアソラへのオマージュ」が
ベストの再生でした。

このディスクの「ブエノスアイレス午前零時」というナンバーは、まさにパルシブな音てんこ盛りの曲で、
以前、厚木さんの家のシステムで聴かせていただいた時は、脳天に錐をつき立てられるような、
クレーメルのヴァイオリンの鋭いサウンドに衝撃を受けたものでしたが、
今日の再生装置の長所がとても良くハマっていて、インパクトの強さと、音色の妖艶さが、
とても上手くかみ合った再生だったと思いました。

終演後、コメントをしていただいた、OCTAVEチーフ・デザイナーのアンドレアス・ホフマンさん。
今日は、なかなかの鳴りっぷりにご満悦 でしょうか?


ともあれ、厚木さん、フューレンの皆さん、ご同席していただいた黒川さん、案山子さん、お疲れ様でした。
おかげさまで、楽しい時間を過ごす事ができました。

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レス一覧

  1. こんばんは。
    面白い日記、ありがとうございました。私も昨日、サウンドハウスのご近所のショップで、8㎝一発のスピーカーの試聴会に参加したのですが、そこでもオクターブのアンプが使われていました。残念ながら、パワーアンプの片Chが不調で、ほんのチョッとしかオクターブのセパレートを聴けなかったのですが、しかし、そんなわずかな時間でもオクターブの奏でたサウンドは、非常に滑らかで美しいものでした。昨日は、評論家の井上千岳氏が説明に参加されていましたが、これは真空管だからでなく、オクターブだからと言われていたのが印象的でした。別の日にもプリメインも聴いたことがあったのですが、もうこれで十分ではないかと、とにかく、その完成度の高い音楽の聴かせ方に感心したことがありました。そんなオクターブのフラッグ・シップともなると、使いこなしにも相当、スキルを要求されるのかなと、この日記から感じました。しかし、うまい具合にハマッタ時は、このオクターブのもたらすオーディオ・イリュージョンに夢中になってしまうんでしょうね!

    by試聴記 at2009-01-18 20:46

  2. 試聴記さん レス有難うございます。

    ところで、試聴記さんが言われている試聴会は、CDバカさんが日記に
    書かれている、この試聴会ではなかったでしょうか?
    http://community.phileweb.com/mypage/entry/1622/20090118/9646/

    もしそうだと、同時刻、コミュニティの仲間の方々が、5人ほど
    同じエリアにいたということになりますね。いやはや素晴らしい(笑)。

    さて、OCTAVEの音ですが、私もその中高域の質感には感心させられました。
    まぁ値段が値段なので、まさか導入する人はいないだろうと、
    厚木さんもその下の機種のアピールをさかんにしておられましたが(笑)。

    モデルのグレードによる音の差はあるにせよ、インパクトがあって、
    なおかつナチュラルなサウンドがどのモデルにも共通しているとなれば、
    大きな魅力ですね。

    byたくみ@深川 at2009-01-18 20:55

  3. たくみ@深川さん 

    本当に精力的な活動に脱帽します。ヤマテツを超えているかも知れません。

    OCTAVEのJubilee Lineはネットでは見ていましたが、何か高そうなアンプだな~との印象を持っていましたが本当に高いんですね!

    >もう少し低域の沈み込みが欲しいかなという部分がありました。
    これは、真空管アンプゆえの特徴でしょうか。

    良いものを沢山聴かれているので耳が肥えていらっしゃるのでしょうね。

    byヒジヤン at2009-01-18 21:00

  4. ヒジヤンさん こんばんは レス有難うございます

    実は、今日の試聴会は、厚木店長様からメールを頂いたんです。
    UNIDISKの5万円連絡メールと同時に です(笑)。
    それに加えて、今日は私の所属する某団体の新年会が九段であったので、
    上手くスケジュールをハシゴすることが出来ました。

    低域の沈み込みについては、真空管アンプだから というのではなく、
    やはりプリヒート不足だからではと思います。
    文中でも書いたように、他の長所が際立っているので、余計目立つんです。

    代理店のフューレンの方も「三日ぐらい置いておけば大丈夫」と
    おっしゃっていました。
    まぁ こんな電気代がかかりそうな代物を三日間付けっぱなしに
    出来る人はよほど豪気な御仁だとは思いますが。

    私は、あまり耳には自信がありませんが、結構簡単に感激してしまう
    単純な人間であることには自信があります(笑)。
    だから、どこへ行っても楽しめるのではないか と。

    byたくみ@深川 at2009-01-18 21:10

  5. たくみ@深川さん
    あ、その通です。5人もいましたか!!
    というか、何人かはよく見掛ける方でした。なので、ここのコミュの方もいるだろうなと思っていました。

    by試聴記 at2009-01-18 21:12

  6.  本日はありがとうございました。黒川です。
     偶然とはいえ、同席させていただき、お話までさせていただき、とても楽しかったです。

     試聴会の件、私も記事にしようかなぁと思っていたのですが、たくみさんの記事を読んだら、私が書こうと思っていたことが全部書かれていたので、それに乗っからせていただくことにしました(笑)。

     低域に関しては、おっしゃるとおりだと思います。ゲイリー・ピーコックのアルバムで、シンバルが鳴り出した途端、スピーカーが甦っていくような感覚を受けました。中高域の反応の速さと、滑らかさはさすがと思わせてくれただけに、低域は「う~ん......」という感じでした。3日おかれた後の音をぜひ聴いてみたいですね。

    by黒川鍵司 at2009-01-18 22:03

  7. 黒川さん 今晩は 本日は有難うございました。

    あのジャック・デジョネットのシンバルレガートは素晴らしかった。
    巷間言われる「シンバルのどこを叩いてるかが見えるような」再生でした。
    ああいう音は、残念ながら、自分のスピーカーのツィーターではまず出ません。

    ゲイリーのベースも、量感があるのですが、それはやや沈みきる手前で、
    膨らんだ感じの量感になっているような気がしました。

    厚木店長も、「今日のデモでは、このアンプの潜在能力の
    3~4割しか出ていないと思います。」と言っておられましたが、
    あのアンプが潜在能力を出し切った時の、エヴェレストでの音を
    是非聴いてみたいですね。フューレンさんはしばらくダイナ5Fに
    あのコンビを貸し出してくれないかしら。

    あ、蛇足ながら後ろのピエガでもちょっと聴いてみたかったです。

    byたくみ@深川 at2009-01-18 22:18

  8. たくみ@深川さん、はじめまして。7と申します。

    Jubileeセット聴いてみたかったです。オクターヴのHP500SEを以前自宅試聴してそのポテンシャルの高さに驚いたので、さらにその上はどんなものか聴いてみたかったですね。
    僕は土日は必ず仕事なのでいつも試聴会には行けないんですよね。
    エージングがすんでおらず本来の能力を発揮していなかったというのはとても残念でしたね〜。

    と、実はオクターヴとあまり関係のないことなのですが、クレーメルのピアソラへのオマージュがベスト再生だったとのことで、懐かしく思いレスさせてもらっちゃいました。
    実はこのディスク僕が自分の意志で買った最初のCDだったもので。
    もしクレーメルの録音がお気に入りでしたら、ピアソラ本人の演奏も聴いてみてもらいたいなと差し出がましいことを言ってみたり。
    それでは失礼いたしました。

    by7 at2009-01-18 23:21

  9. 7さん レス有難うございます。

    いやいや、残念どころか、とても貴重な体験でした。
    この先、このセットで聴ける機会なんてまずなかなか無いでしょうし。
    いい土産話になりました(笑)。

    ピアソラがお好きなんですね。
    私も、この「ブエノスアイレス午前零時」は彼自身による
    ライブのCDを持っておりますです。
    「レジーナ劇場のアストル・ピアソラ 1970」というCDで、
    ここでの演奏がまた素晴らしいですね。
    ヴァイオリンのアントニオ・アグリの澄み切った音色も
    忘れられない一枚です。

    byたくみ@深川 at2009-01-18 23:31

  10. ピアソラ狂と言っても良いかもしれません(笑)。
    アナログ、CDとで100枚くらいあるかもしれないです。
    レジーナ劇場のアストル・ピアソラはとても良いディスクですね!
    ブエノスアイレス午前零時はあれが一番良いかもしれないなあ〜。
    アントニオ・アグリは本当に良いバイオリニストでした。
    来日公演のチケットを買って、来日直前に亡くなってしまい非常にショックを受けたことを思い出します。

    ジュビリーセットどこかに常設してくれると嬉しいんですが(笑)。
    きっと素晴らしかったんでしょうね〜。また機会があったらどこかで聴いてみたいものです。
    ピアソラの話にお付き合いいただきありがとうございました。
    良かったらこれからもよろしくお願いいたしますね。

    by7 at2009-01-18 23:54

  11. たくみ@深川さん今日は
    当日ここの関係者の方がおられたので、びっくりしました。私の方は自分のブログを書くのに忙しくて、今この日記を見てたくみさんの早業に驚いています。オクターブのアンプはこの下のクラスを含めて、ほとんど癖が無く使いやすいアンプだと思います。ジュビリーも余りに自然であっけないほどだったと思います。これから時間をかけて鳴らし込めばもっと深みが出てくると思います。
    ハイエンドでありながら非常に素性が良くて、ソフトを選ばず使いやすいアンプだと思いました。日本でも何台かは売れると思います。それにしても最近のハイエンドは、システムで家が1軒建ってしまうわけですけど、妥協無く音量を出せる環境の人はどれくらいおられるのでしょうか。

    by山田野案山子 at2009-01-19 11:14

  12. 案山子さん 今日は 昨日はお世話になりました。

    まぁ、昔はハイエンドの蓄音機で家が一軒立つと言われたぐらいですから、
    オーディオの値段も昔に戻ったと言うことでしょうか(笑)。

    冗談はさておき・・・

    私にとっては、昨日の音量は、厚木さんのデモとしては
    「まぁ普通かな」という感じでした。案山子さんのおっしゃるように、
    音色がナチュラルで、尖ったところがないので、聴きやすかった
    のかもしれません。

    少なくとも、大分前のデモでのジェームズ・カーターの
    「A列車で行こう」のような、頭が吹き飛ばされるような爆音で、
    終わった後は放心状態 なんていう感じは今回無かったので、
    「厚木さんも丸くなられたのかな?」なんて思いました。

    あまりこんな事書くと、次のデモに参加したときに、
    また目から火が出るような思いをすることになりかねませんので、
    これくらいにしておきます(笑)。

    byたくみ@深川 at2009-01-19 11:51

  13. たくみさん度々で済みません。
    厚木さんの音量はあれで仕方がないと思います。なにせ下ろしたてで、SETで800万もして、おまけにオクターブの社長まで来てしまったのでは、リスクは冒せないでしょう。
    やはり厚木さんの思う存分の試聴会を企画してもらうしかないと思います。10月のマラソンでは会心の出来だったそうですから、それを聞き損ねたのは残念だったのかも分かりません。

    by山田野案山子 at2009-01-19 13:20

  14. クレーメルの「ピアソラへのオマージュ」は、私も持っていて自宅でよく聴きます。

    色々な楽器が登場して楽しませてくれますね。真夜中に小音量で楽しんでいます。

    本当にそんなに高価で取り扱いの大変ななアンプが必要なんでしょうかしらん??

    byしき at2009-01-20 16:24

  15. しき さん 今晩は
    レス有り難うございます

    しきさんもお持ちでしたか。今回はかなり大音量の再生でした。

    このクラスのアンプが必要か?と言われれば、
    それはそんなこと無いんじゃないかと思いますね。
    あくまでもフラッグシップのお披露目ということだと思います。

    厚木さんのフロアでも、エヴェレストは普段はアンプジラ2000とかで
    鳴らしていることが多いですし、十分鳴っていると思います。

    byたくみ@深川 at2009-01-20 17:13

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