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カーブド視聴記(4Kシアター)VPL-VW1000ES プリセット校正後の視聴比べ その3.いろいろ
前回のプリセットDIGITALモードの校正結果の続きの話になります。 今回のサンプルは、劇場アニメ作品、デジタル撮影作品を扱っています。 プリセットのランプ設定ですが、以下のような設定を使っております。 ・REFモード:低(BT.709 D65 G2.2用) ・TVモード:高(BT.709 D65 G2.4用) ・DIGITAL:高(DCI DCI G2.6用) ■劇場アニメ作品 ↑「となりのトトロ」より(その1)(D65 G2.4) ↑「となりのトトロ」より(その1)(DCI G2.6) ↑「となりのトトロ」より(その2)(D65 G2.4) ↑「となりのトトロ」より(その2)(DCI G2.6) ■デジタル撮影作品 ↑「スカイライン」より(D65 G2.2) ↑「スカイライン」より(DCI G2.6) ↑「バーレスク」より(D65 G2.2) ↑「バーレスク」より(DCI G2.6) ↑「スターウォーズ ep.3」より(D65 G2.2) ↑「スターウォーズ ep.3」より(DCI G2.6) 比較してみますと、プリセットDIGITAL校正後のものだとプライマリ系(RGB)の 色味がよく出ているのがお分かりかと思います。 色の飽和(サチュレーション)具合の按配についてはBDソフト化時のカラースペース(YCbCr4:2:0)に圧縮する前の劇場公開時のオリジナルと比較してみたいですね。 ■グレースケール調整 HD環境の場合、BT.709の色域で色温度D65を指定した校正作業を行うため、 それようのソースソフトを用います。 SuperHiviCast、AVSHD709 1.2bやDVE HD BASICSなどが該当します。 今回のケースでは、ソースをこれらではなく、iScanDuo内部のソースジェネレータを使っています。 校正後に行ったSuperHiviCastの11ptグレースケール画像確認で、 ピンクがかって見えるという結果になったのは、HD環境用ソースソフトだから? という疑問が残っています。 CalMANを使った「D-Cinema v1.2」での校正作業について、突っ込んだ解説が無いので、今回の取組みも仮説の域を出ず、やきもきしています。 正しい校正方法がAV誌やネット上で答え合わせ出来ないかな~・・・ ■今回の感想 プリセットDIGITALの校正後の視聴ですが、良い塩梅にクロマがのり、 これはこれで凄みがあります。 録画タイトル、BDソフトなど視聴してみましたが悪くない!! BDソフト「バーレスク」ですと、G2.6設定というのも大きいのでしょうが、 プライマリ系(特に赤)の表現が素晴らしい。 他のセカンダリ系(CMY)も嫌味のない表現で、プリセットのREFモードからさほど変化が無いのが特徴に思えます。 皆さん、今回の実験、どのような感想をお持ちでしょうか。 VPL-VW1000ESにはDIGITALモードのプリセットがあるので、いろいろと弄ってみると面白いですよ。 AV各誌でも、カラーリマスターがこの辺に該当すると思うので、 リファレンスとは何かから始まり、リファレンス校正後のBD再生、 カラーリマスター後のBD再生など、 実際のオリジナルとの違いなどを映像を含めて、取り扱ってくれないかな~。 ぶっちゃけた話、一番良いのはDCI規格のソフト、再生機の登場なんですがね。 ではでは。
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写真だけだとカメラの特性もはいるので判断しづらい(してはいけない)ですが、DCIはガンマが立ち気味のせいもあって、テレビっぽい絵のように見えます。はっきりくっきりで色乗りも良いのかもしれませんが、フィルムっぽい軟調な絵作りのD65がやはり安心できる感じです。「グレースケールに赤味がかる」とのレポートもありましたが、絵も確かにそういう感じですね。この二つでハイライトとローライトの階調の再現性はどうでしょう。DCIの方が潰れやすいのではないでしょうか。一方で、こないだのロンドンオリンピックの中継のような、D93前提ではないテレビ放送を見るには、このDCIセッティングは良いかもしれません。
by元住ブレーメン at2012-08-28 21:57
元住ブレーメンさん、どもです。 DCIのガンマは2.6ということもあり、暗部階調は立ち上がりが遅く、かなり暗めですね。なので、ガンマ2.2で観ることが前提の作品がほとんどのはずなので暗部はつぶれ気味ですね。 なので、本当のDCIコンテンツが出てこないとガンマ2.6の実力は活かせないでしょうね。 ただ、コントラスト感は半端ないのでドキッとします。 現在、このDCI設定はiScanDuoから削除して、 プリセット「DIGITAL」の色温度はDCI→カスタム5に変更し、 iScanDuoでOutput Setup>Chromaticity>Userを外し(Autoまたは、RGBs/709を選択)、CalMANでD-Cinema v1.2指定で校正しなおしております。 後で判ったのですが、iScanDuoで上記User指定をした上で、校正したことが原因で、グレースケールから赤みがかっていたようです。 結論としては、iScanDuoでUser指定はしないで、校正するのが正しいようです。 User指定なしでAVSHD709のIRE100ソースで計測すると6300kbとなりますが、 iScanDuoでUser指定を被せて、測定すると6600~6700kbの値となっておりました。 ■今回の実験でわかった事 iScanDuoでUser指定をしても、 iScanDuoのテストソースを使った測定では、User指定が反映ない。 そのため、CalMANの計測結果が6300kbとなっていても、実際にはUser指定を被せた分だけ色温度が測定結果からずれてしまう。 今回の場合、300kbほどずれて6600kbの色温度で表示されていたというオチです。 なので、DCI設定(User指定あり)の戦火の馬はリファレンスに近い色合いで表示されていたようです。 ピンクがかっていたので、赤だけは色伸張されたというオチかと。 ■再校正後のプリセットの映像はどうなの? 色度図の6300kbの座標どおりの階調が表現できております。 グレースケールが赤みがかることはないです。 この設定で、何本かBDを再生したのですが、これはゾクッとする映像がでますね。 オペラ座の怪人などはため息もんで、楽しめました。 ではでは。
byガッツ at2012-08-30 00:32
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