ガッツ
ガッツ
2000年頃から、この道に入っていました。 プロジェクター遍歴は、こんな感じです。 SONY  VPL-VW10HT SHARP XV-Z9000 VICTOR DLA-HD100 VICT…

マイルーム

ガッツシアター
ガッツシアター
オーディオ・シアター兼用ルーム / スクリーン~100型 / ~5.1ch
ガッツシアター(カーブドスクリーン編) ・4K HDR映像校正環境の構築完了 ・4K HDR環境の構築完了 ★★特徴★★ シネマスコープカーブドスクリーン+アナモーフィックレンズ(業務…
所有製品

レビュー/コメント

カレンダー

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

お気に入り製品

日記

カーブド視聴記(4Kシアター)CalMAN v5 Enthusiast 使いこなし

このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年09月30日

キャリブレーションソフトのCalMAN v5.03 RC2が発表になっています。

以前こちらに情報をアップした際、v4で可能だったInteractive機能が使えなくなってしまったということを日記に記載したのですが、その後の確認で、v5でも使用可能であることが判明しました。

以下のイメージは、PCモニター(MITSUBISHI RDT233WX-3D)を校正した際のイメージになります。

↑CalMAN v5 (その1)
Interactive機能が利用可能になっています。
これで、グラフ上のRGBと輝度をつまんで、調整が可能です。

↑CalMAN v5 (その2)
Interactive機能を使うためには、ガンマグラフの上で、マウスを右クリックし、プロパティから、gamma point/columnを選んであげる必要があります。
すると、Interactiveが活性状態になります。

↑CalMAN v5 (その3)Pre測定
Pre測定は、このモニターの設定の初期状態から各機能をOFF、LEDブライトネス、ブライトネス調整したレベルのものです。
この状態だと色温度は7200Kbぐらいですね。

↑CalMAN v5 (その4)Post測定
その後、ブライトネスを環境光の80cd/㎡付近と同等レベルに落とし込み、
GrayScaleのAutoCalを実施。
更に、モニターのOSDより色の濃さ、色合いを調整。
その後、再度GrayScaleのAutoCalを実施、Satulationの測定、Color Verificationをして終わりです。
RGB Balanceは±2%の範囲で収まっていますね。
AutoCal機能は、かなり優秀です。

↑CalMAN v5 (その5)Color Verification画面
私の使っているPCモニターはCMS的な観点での調整軸を持ち合わせていないため、色の調整はこれくらいが限界ですが、Post測定結果(その4)のSatulationを見るかぎり、まずまずです。
また、色確認ポイントも枠周辺に分布され、改善が見られます。

ちなみにGrayScale調整は面倒なのでAutoCal実施状態から無調整の状態です。
Interactive機能を使い、追い込めば、更に改善されると思います。

■最後に
この測定結果から導出される校正が必要と思われる箇所はどこでしょう。


あ、それと今回の測定より「i1Pro2」を導入しております。

ではでは。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. ガッツさん

    今更なんですが

    CalMAN 色域(調整編).MTS
    http://www.youtube.com/watch?v=qUWcexqoFFY

    このCalmanの色域調整ではカラーマネージメントシステムを使っておりますが、ガッツさんのVW1000ESではどのように調整されましたか?プロジェクターでカラーマネージメントシステムがあるのは確かJVC製だけだったと思いますが、ソニー製にそのような調整項目ってありましたっけ?

    byタカヒロ at2012-10-02 21:41

  2. あと、白レベルの調整項目ではカラースペースをRGBエンハンスにしないと正しく調整できないようですが、プロジェクターの調整項目でJVC機はRGBエンハンスに設定できるみたいですが、ソニー機はできましたっけ?
    また、再生機の方もRGBエンハンスにしないと正しく調整できないみたいですが、再生機によってそういった設定にできないものもあるんですかね?確かPS3だとRGBフルレンジ設定で出来るみたいですが、ガッツさんがお使いのVW1000ESと再生機の組み合わせではどのような設定にしているのでしょうか?

    byタカヒロ at2012-10-02 21:55

  3. タカヒロさん、どもです。

    残念ながら、VPL-VW1000ESには現在のところCMS的な調整軸はありません。
    なので、JVCのDLA-X90などは、家庭用PJの世界でCMSを用いたオートキャリブレーションという機能を取り入れた最先端PJといえます。

    なので、VW1000ESを利用しているユーザは、校正をやるとしたら、以下のような方法が考えられます。

    ■付属ツールでのガンマ調整+OSDでのホワイトバランス調整・・・
     ・目標とする色温度に近いprofileを探し、ホワイトバランス調整を行います。
     ・ホワイトバランス(2ポイント調整)である程度、RGBレベルが整ったら、付属のツールID3を用いてガンマを整えます。
     ・ガンマ調整後、OSDにて色合い、色の濃さで整えます。
     ・再度、グレースケール測定し、必要に応じてホワイトバランス、ガンマ、色合い、色の濃さ調整を実施という感じで落ち着くまで実施します。

     この方法である程度の改善は期待できますが、CMS観点でいえば、まだまだ校正が足りない状態です。
     セカンダリー系に焦点をあてて調整するとプライマリー系がエラーになるなど。どっちつかずになりますね。
    なので、現状はプライマリー/セカンダリカラーのどちらかで、ある程度のエラーがあるのは判りつつ使うことになるかと。

     補足:
      プライマリーカラー:RGB
      セカンダリーカラー:CMY
      エラー:基準点からのズレが許容範囲を超えている状態
          エラーレベル3以下:視認できないレベルでの誤差
          エラーレベル5以上:視認できるレベルの誤差


    ■外部プロセッサでのCMS調整
     こちらは、DVDO iScanDUOのようなプロセッサに搭載されているCMSで調整する方法です。プロセッサで直接調整することも可能ですが、DDCに対応したプロセッサを制御できるCalMANなどのソフトウェア上で調整するのが吉です。
    こちらの場合は、プロセッサ上のCMSでRGBCMYのレベルを調整した信号をVW1000ESに入力する方式です。

    補足:
    上記の方法は、共に測定器と、計測結果をモニターするためのソフトウェアが必要になります。

    私の場合、どちらの調整も実施しております。
    具体的には、OPPO機は素直な特性をもっているため、VW1000ESとは直接接続しています。
    よって、iScanDUOを用いたCMS的な調整は施しておりません。

    OPPO機以外は、暴れる傾向があるためiScanDUOのCMSを頼りにしています。
    具体的には、Panasonicのレコーダーやプレイヤーをさします。
    よって、Pana機の場合、接続は以下のようになります。

    VW1000ES←iScanDUO←Panaレコーダー/プレイヤー


    ■白レベル(コントラスト)の調整
    VW1000ESでは、HDMI信号のダイナミックレンジの選択が可能です。
    具体的には、リミテッド(16-235)、フル(0-255)という具合です。
    理想的なのは、再生機器からVW1000ESまでの信号は、途中で変換の入らないRGB4:4:4で統一されているのが望ましいです。

    最近のOPPO機、Panasonic機のモデルはともにRGB4:4:4に対応していますのでそれらの選択が可能です。
    Panasonicのちょっと古いタイプのレコーダーだとRGBの選択肢は無く、YCbCr4:4:4かYCbCr4:2:2の選択肢ですかね。

    どちらにしてもCalMANを用いて校正をする場合、ビデオ信号(16-235)のモードで調整しています。
    VW1000ESとPCとの接続の場合は、PC信号(0-255)での調整も可能です。

    ■CMSでの判定材料
     CalMAN v5から導入されたSatulation測定なるものが曲者です。
    こちらの測定は、色度図(CIEチャート図)上のRGBCMYの25%、50%、75%、100%レベルでの測定結果を表示します。
    各測定ポイントの箇所に□があり、このマスに「○」が測定された結果としてぴったりはまっていれば正しい色がモニターやスクリーンに表示されていることを意味しています。

    これは、優秀なモニターでないとぴったと合うことが難しいです。
    このため、お使いのモニターのレベルを調べる指標には使えます。
    いくら正しい方法で校正しても、ターゲットである□から測定結果の○がずれている場合はそのモニターやプロジェクターの限界といえます。

    これらモニターの限界を手助けするのが、プロセッサーの役目になります。
    最近、この分野に3D-LUTという技術が取り入れられたものが登場してきました。
    (実は、SONYの業務用マスターモニターにはすでにこれらの技術が導入されています。)

    この3D-LUTという技術がSatutationという観点で、CMSの今後を左右するキーワードになると思われます。



    ではでは。

    byガッツ at2012-10-02 23:25

  4. ガッツさん。

    丁寧なご解説ありがとうございました。

    CMS調整軸が無ければプライマリーカラーやセカンダリーカラーに
    ある程度エラーが出てしまう。つまり妥協せざる終えないと言う事ですね。



    ですが、先ほどavforumsでソニー機のプロジェクターの計測データを見てきたのですが・・・・


    95ES
    http://www.avforums.com/reviews/Sony-VPL-VW95ES-3D-SXRD-Projector-Review_252/Test_Results.html

    1000ES
    http://www.avforums.com/reviews/Sony-VPL-VW1000ES-4K-3D-SXRD-Projector-Review_295/Test_Results.html


    95ESの方がデルタH,C,L共にほぼすべての色が緑の線より下に来ており
    1000ESより優秀な値になっておりますが、これはどういった違いでこのような結果が生じているのでしょうか?

    byタカヒロ at2012-10-03 01:06

  5. タカヒロさん、どもです。

    95ESを持っていないため確かなことはいえませんが、CMS的観点の調整軸を持ち合わせていると思われます。
    きっと、RCPを持っているのではないでしょうか。
    VW100などに搭載されていたRGBCMY毎のColor、Hue、Brightnessを調整するこのRCP機能があれば、このレベルの調整は可能でしょうね。
    Satulation測定の結果は掲載されていないので、確かなことは判りませんが、良い線いくのではないでしょうか。
    95ESをお持ちの方で、CalMAN v5でSatulation測定をしてみたという方の測定結果画像付きのレビューを見てみたいですね。


    VW1000ESは、Hiviで本田さんにも調整しきれない色があるという点を指摘されていますからね~。
    この辺、気になる方は私を含め、結構いらっしゃると思われます。
    なぜ、ハイエンドモデルなのに・・・
    なので、辛口なVW1000ESユーザのとるべき道は2つに1つです。

    ・今は妥協して使うが・・・なんか気持ちよく楽しめないな~
    ・旬の作品を気持ちよく楽しみたいのに我慢ならん、高いけどプロセッサなどを導入して対策を講じる

    共通して言えるのは「ほんと頼みますぜ~、SONYさん」

    ってな感じでしょうか。

    ではでは。

    byガッツ at2012-10-04 00:18

  6. ガッツさん。
    やはり95ESはRCPと言うCMS的観点の調整軸を持っていたと言う事ですか。

    ところでなぜ廉価機である95ESがRCPを持ちながら最上位ハイエンド機である1000ESは持っていないのでしょうね。


    それにしても、レビューの最後のスコアの「Colour reproduction calibrated」

    95ESがReferenceなのに対して1000ESはExellentですね。


    キャリブレーションにおいて1000ESより95ESの方が優秀と言う事でしょうか。

    今後ソニーとJVCが4KのPJを出してきても、キャリブレーションにおいてソニーだけがこのような対応であれば、ガッツさん的にはまたJVCに戻っちゃうって事になりそうですね。

    byタカヒロ at2012-10-04 22:11

  7. タカヒロさん、どもです。

    VW1000ESは、各方面からCMS周りについて色々いわれてますね。
    こればっかりは、???となりますよね。
    これだけ指摘の声があがってきてますし・・・

    VW1000ESはいい物を持っているので、これからに期待しています。
    なので、なんとかしてもらいたい。
    というのが、偽りの無い正直な気持ちです。
    きっと、VW1000ESの辛口ユーザの皆さんも同じ気持ちのはずです。
    そのうち、リアル4K動画も楽しめるでしょうし・・・多分。

    95ESはCMS調整軸だけで観れば、間違いなく現状のVW1000ESより上です。
    Satulation測定の結果もきっと良いはずです。
    なので、測定結果を観てみたい。

    ただ、95ESの付属ソフトでのガンマポイント調整が何ポイントなのか知らないのですが、VW1000ESは60ポイント以上ですので階調表現は滑らかですね。

    校正作業は、プロジェクターの性能を引き出すためにはどうしても実施しておきたいです。
    ただ、現状の付属ツールレベルでは手間がかかりすぎるんですね。
    調整方法をマスターするためには、相当な時間を費やすことになります。
    校正作業はできるだけ、自動化されることが望ましいです。
    校正作業を経験されれば、きっとこの気持ちがお分かりになると思います。

    ではでは。

    byガッツ at2012-10-04 23:50

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする