日記
カーブド視聴記(4Kシアター)4Kいろいろ
2014年01月09日
CESで4K関連の発表が相次いでいますね。
今年は映像に関してメーカーが本格的にメスを入れてきているなぁ~と感じています。
■プロジェクター
SONYが長短焦点レーザー4Kプロジェクターシステムを発表しましたね。
これならランプ交換やキャリブレーションのことを考えずに済みますね。
もちろん壁ではなく、スクリーンへの映写が前提ですがね。(笑)
さて、これのレーザー技術を取り入れた4KSXRDプロジェクターが、いつ出てくるのかが今後の話題になりそうですね。
また、高価なシリンダー型アナモフィックレンズが無くてもカーブドスクリーンに対応するような映像補正機能を搭載したプロジェクターが出てくると面白いでしょうね。
■モニター
PANASONICから発表された4Kモニターの試作機で採用されている以下の技術に注目です。
・4K PURE DIRECT
・Studio Master Drive
これを搭載した4Kテレビが出てきたら面白いですよ。
上記の技術のうち、後者に関しては以前から話題に取り上げている3D-LUTが採用されています。
この3D-LUTを用いた調整軸が用意されれば、鬼に金棒です。
これならばBT.709のリファレンスレベル映像が出力できるのではないかと思われ、期待できます。
因みに3D-LUT技術を取り入れたモニターの実力を確認するには、CalMANでサチュレーション・ユニフォミティ測定、ルミナンス・ユニフォミティ測定をすると明らかになります。
詳細は、過去の私の日記を参照いただければと存じます。
■VW1100ES
鴻池さんがtwitterでVW1100ESのデモ機測定結果について続報を語ってくれています。
どうやら、VW1100ESの出荷時プリセット状態は良さそうですよ。
鴻池さん、お疲れ様でした。
情報提供ありがとうございます!!
これでVW1000ESのバージョンアップに期待がもてそうです。
私を含め多くのVW1000ESユーザが心配していたと思いますので、参考にさせていただきます。
あとは、鴻池さんからのご指摘の通り、経年劣化していくランプを考慮したCMS観点での調整軸だけですね。
さすがにこれがないと初期だけ良くてもランプの使用時間が進むにつれて劣化した映像をみてしまうことになりますので。
SONYには2年越しの宿題となっているCMS観点での答えを早々に案内してもらいたいですね。
■PANASONICのモニター
店舗で液晶モニターを確認したのですが、較正機能が更に充実しているようですね。
ホワイトバランス調整軸や、ガンマ調整軸だけではなく、グレースケールトラッキング調整軸も搭載しているじゃないですか。
しかも10ポイント調整が可能。
これは上位機種だけなのかは不明ですが、WT600には搭載されていますね。
できれば、スマートキャリブレーションというスマートフォンから調整するアプリだけではなく、PCからも調整可能なソフトウェアを提供してくれると良いですね。
ではでは。
レス一覧
-
ガッツさん、毎度です。
私は4Kテレビは4K放送規格が決まって、4Kチューナーが載ってからと思っているので、当分様子見ですが、有機ELがトーンダウンしてしまっているのが気になりました。一方でパナの「本気の」液晶はなかなか良さそうですね。DCIカバー率98%だそうで、これを生かせるコンテンツの登場が待たれます。
VW1100は、ランプの経時変化に対する対策が入っていることを期待します。VW1000は暗くなるだけでなく、どんどん特性がドリフトしていっていたので。調整のしやすさと同時に特性を保つ工夫もお願いしたいものです。
あとはソニーの小型4Kカメラ。これは発売されたらすぐ買います。
by元住ブレーメン at2014-01-10 10:21
-
元住ブレーメンさん、どもです。
メーカーの本気度が見えてきましたね。
これからのAVの新常識として調整軸が必須になってくるでしょうね。
おっしゃるとおり、VW1100ES(VW1000ES)に関しても経年劣化に関する手立てが必要ですね。
いかにランニング状態の映像品質を保つのか、という観点もメーカーが気に掛けなければならない点ですよね。
ではでは。
byガッツ at2014-01-10 18:01
レスを書く