椀方
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勤務の都合で長らく東京で単身赴任生活をしていましたが、2012年3月に漸く大阪に戻りました。 オーディオは結婚後、家族の次に30年近く大事に使用してきたスピーカーINFINITYのフロアタイプRS-…

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大阪のオーディオシステム
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持ち家(マンション) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
マンションのリビングにオーディオ機器を設置して音楽を楽しんでいます。 聴くジャンルはクラシック・ジャズを中心に気に入ったものならジャンルを問いません。 結婚以来30年余り、家族の次に大事に育て…
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洗足学園音楽大学ビギナーズオーケストラ演奏会

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2010年01月27日


定時に会社を飛び出して電車に乗って向かった先は、夕闇迫るJR川崎駅前にそびえ建つミューザ川崎シンフォニーホールだ。
駅から直結するエントランスをそのまま進むと、大ホールに向かうホワイエが続く。

ブログの方もご覧ください。


照明で照らされたガラスのエントランスの向こうに入り口へ登るエスカレーターが徐々に近づいてくる様が気分を高揚させてくれる。


今夜は洗足学園音楽大学ビギナーズオーケストラ演奏会を聴きにきた。
洗足学園は幼稚園から大学院まである音楽大学で、昨年4月に入学した管楽器、打楽器の学生が初めて経験するオーケストラとして、日頃の練習成果を発表する場として用意されている。
弦楽器パートは洗足学園内外からオーデションにて選考した学園所属のオーケストラで構成されているという。
今回の指揮者は炎のマエストロ「コバケン」こと小林研一郎氏であり、若い学生のエネルギーとが融合するとどうなるのか?いやがうえにも期待が膨らんでいく。


コバケンの指揮であるにも関わらず、このコンサートは学生の発表の場だから入場料は1000円と破格。
ワインヤード形式で低めのステージを螺旋状にグルグル取り巻くように配置された座席のため、指定された席は2階だったが1列目のやや右寄りのなかなか良い場所で、ここならステージにもずいぶん近くに感じられる。
この前の東京芸術劇場の席と比べると本当に前なのがわかるだろうか。


座席に座って上を見上げるとこんな感じで、天井の高さも座席周囲の空間も十分で、このホールが響きの良さで定評のあるのがこうしてみるとわかるような気がする。


演奏プログラムは、まずベートーヴェン作曲、エグモント序曲 op.84、2曲目がシベリウス作曲、交響詩「フィンランディア」op.26、そしてスメタナ作曲、交響詩「モルダウ」、休憩をはさんでチャイコフスキー作曲、交響曲 第5番 ホ短調 op.64という構成で、管楽器奏者の学生の演奏技量を披露しようという意図があるのだろう。

さて、演奏会の出来であるが・・・・・・

先ず第一に、観客が普通のコンサートとは違い学生達の親兄弟や親戚が多く、マナーが悪かったことは残念(-_-;)
演奏中にステージの顔見知りを探すのに必死でキョロキョロする人、イタイター!ドコドコー?と他人が迷惑していることに無頓着な人。

極め付きは、メインのチャイコ5番第一楽章の冒頭。

クラリネットの2重奏が重厚な響きを奏でて荘厳な空気にホール全体が包まれ、非常に良い響きがオーケストラから出だしたときに、突然鳴り響く携帯電話!!!
これにはたまらずコバケンもタクトを置くハプニング。

このように書くと、何だか酷い演奏会だったように思えるが、全体的には楽しめる演奏会だった。

1年生全員をステージに立たせるためだろうか、1曲ごとに管楽器、打楽器全員が入れ替わるし、2管編成のエグモントでさえ管楽器は4~5人とダブルキャスト並みにステージに並ぶので、弦楽器との音量バランスをとるのが大変だったろう。
その分、弦楽器も遠慮なく弾ききるために楽器の響きの乗りは最高で、フォルテッシモの場面では管楽器から発せられた音がホール全体に木霊する。

コバケンの指揮はエネルギッシュではあるが、演奏中の学生を指導する教官としての指示やOKサインを出す仕草が多く、演奏スタイルもいつものコバケン節よりも、合奏から生まれる共鳴の響きをオケから引き出そうと訓練を重ねてこられたことが見て取れた。

楽器演奏は流石に上手いが、まだまだ演奏家というには未熟な学生達をこれだけまとめあげて、一糸乱れぬ演奏を披露したコバケンに対し、最後は観衆からスタンディングオベーションが起きるほどの賞賛が与えられていた。

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  1. 椀方さん 音楽楽しんでますね~(^^;)

    やはりこうでないと、私のイメージに合いません。
    オーディオもコンサートも人によって見どころ聴きどころが違うので面白いですよね。何にしても見どころ聴きどころの切り口を沢山持ちたいものですよね。近視眼的な単一眼では、実際に見えているものも見えませんし、聴こえているものも聴こえないものです。

    あっ、これは決して椀方さんに言っているものではありませんので悪しからず。この日記を読んで、自分の演奏に対する視点の切り口の少なさを感じたものです(^^;)

    byヒジヤン at2010-01-28 01:55

  2. ヒジヤンさん、おはようございます。
    ヒジヤンさんを見習って、コンサート通いとオーディオ再生の両輪に精進します(^^♪

    ミューザ川崎シンフォニーホール、どの席で聴いてもステージとの水平距離がそんなに離れないので、視覚的にも指揮者や奏者の息づかいや表情まで読み取れる良いホールだと改めて思いました。

    今回の聴きどころは、コバケンさんの指揮で学生オケがどんな音楽を聞かせてくれるかでしたが、個々人の演奏技術は高いもののオーケストラでの演奏経験がほとんど無い学生達に対し、アンサンブルがピタッと合った時に出てくる独特のサウンドを実際に体験させることに主眼を置いた指導をされたのがわかりました。

    徹頭徹尾、楽譜に忠実に演奏する技術を基礎に叩き込んだ上で、楽譜に書かれている作曲家の意図を演奏家自身が解釈して表現することの大切さ、これを徹底して指導されているなと。

    アマチュアオケでもありますが、ともすれば楽譜に忠実であろうとして棒読みになり平板な演奏になってしまうところを、コバケンさんは、音符記号によって作曲家が意図した「であろう」音楽(響き)を意図的に強調し、その意図が聴衆に明確に伝わるような演奏を学生達に求めていました。

    ですから、シンコペーションはリズムに対してうねるように、クレッシェンド・デクレッシェンドは、ホールの音響の豊かさを活かした圧倒的なダイナミックレンジで。

    ややディフォルメ気味ではありましたが、とにかく個々人の楽器がそれぞれ豊かに響きあい、それがアンサンブルとして融合した瞬間に生まれ出る独特のサウンドを引き出し、それを演奏者自身の体に覚えこませようと。

    最後のチャイコ5番の最終楽章は、聴いているうちに体の中が熱くなってきて、演奏終了後実際に汗をかいているのにはびっくりしました。

    コバケンさんは、この学生達のオケを今年もう何回か振るらしいので、次回も機会があれば是非行きたいと思いました。

    by椀方 at2010-01-28 09:12

  3. クロ大好きさん、いつもコメントありがとうございます。
    先程大阪から戻ってきました。

    ミューザの天井は、音をしっかり反射・拡散する形状ですが、これが響きの良い秘訣でしょうか?

    土曜日は今年3回目のクラシックコンサート、レニングラードバレエのくるみ割り人形を観てきました。
    この日記はまた今度書きますが、天井もしっかり撮りましたよ(^^♪

    by椀方 at2010-01-31 23:32

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