日記
久しぶりのセッティング見直しに着手しています
2021年01月11日
コミュの皆さん、明けましておめでとうございます。
コロナ禍の新年を迎えた途端に感染者数の大幅増加で自主的にステイホームを余儀なくされ不安に満ちた中、オーディオで音楽を聴けることが知らず知らずのうちに蓄積しているストレスを癒してくれることに感謝する毎日です。
ステイを続けていると運動不足になりがちですから、早朝日の出前の人影が少ない時間帯の散歩&ジョギングと、室内での腕立て伏せや腹筋にスクワットとストレッチで体力を維持しようとしている中で、オーディオでも運動が出来るとばかりにユニコーンの位置の見直しに着手し始めました。

ここ数年は壁際に横置きする置き方で聴いていました。
小さな孫台風を避ける為もあったのですが、ユニコーンの低音域をバックロードの開口部を壁に近づけて増強する効果も狙っていました。

それより以前のユニコーン導入当初はDDDユニットの360度放射という特性を活かして部屋の中ほどに設置したホログラム再生を目指していました。
その当時はある程度狙い通りのホログラム再生は出来たのですが低音域の不足感に我慢が出来ず、部屋の使い勝手の悪さを解消する目的と相まって横置き配置に移行して、今年までユニコーンの基本的な配置をイジることはありませんでした。
その数年間に音源送り出し部分からのフルデジタル化などなど細かなブラッシュアップを行ってきたことや、ユニコーンのキャビネットが乾燥により響きが豊かになって来たことから、このステイホーム期間に再びホログラム再生と豊かな低音域の両者のバランスが取れた配置を見出すべくチャレンジを開始しました。

ということで、先ずは再び縦型配置に変更した上で少しずつ動かしては、様々な音源で形成される音場の形を整える作業を繰り返しています。
部屋の形が左右対称でない中では、メジャーで左右対称に置いて出来上がりという訳にはいかないので、ひたすら耳で聞こえてくる音場のイメージを頼りにするのですが、池に投げた石の波紋が干渉して打ち消しあうような場所にスピーカーが入ると音の精気が抜けたようになり、そこからホンの僅かに位置が変わるだけで打ち消されていた音が聞こえるようになります。
まだまだ始めたばかりなので思い描いたイメージ通りにはいかないのですが、コツコツと続けていればいつかそのうちにと取り組んでいます。
現段階では横置きの頃と同じ程度か少しだけ低音域の出方が改善されてきて、コントラバスがステージの床を這うような音はまだですが、ティンパニの打撃音は随分改善されてきました。
機器やケーブルの類には一切手をつけず、ただひたすらセッティングを詰める作業ですが、やった分だけ改善されたりやり過ぎてイメージから離れたりの繰り返しを今は楽しんでいます。

先週FMで放送された昨年8月のザルツブルグ音楽祭、モーツァルト劇場でのダニール・トリフォノフのピアノリサイタル、ピアノの響きは格段に良くなったと自己満足しながら聴いています。
レス一覧
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椀方さん
何か気になっての見直しでしょうか?それとも筋肉トレーニングのためのお試し実験でしょうか。
今後のフォローアップレポートを楽しみにしております。
トリフォノフは正月のどさくさで取り損ねました。20世紀音楽中心でかなり凝ったプログラムだったようですね。
彼はアンコールで即興演奏をやってのけたりして、単なる超絶技巧だけではない新しい世代の演奏家ですね。その即興では、ヤンソンスと共演したラプソディー・イン・ブルーのカデンツァのフレーズの断片が出てきたので、思わずのけぞってしまいました(笑)。
byベルウッド at2021-01-13 13:41
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ベルウッドさん、今年もよろしくお願いします。
ユニコーンを再び縦型配置にしてみるキッカケは色々あったのですが、ひとつは孫台風1家が尾道に転居したので、当分は台風襲来の恐れが無くなったこと。
もうひとつは浜松で同じユニコーンをお使いのプー博士から、セッティング位置を地道に詰めてみたら、コントラバスがよく鳴る位置があったというのを聞いたこと。
今までの横置きにこれ以上の改善に手詰まりを感じていたので、ステイホーム状態が当分続くならセッティングを詰める時間は幾らでもあるので、取り組んでみる価値は有ると考えたのです。
特にこの時期は寒いので二重窓をキッチリ閉めているうえ、夏場のようにエアコンの騒音も無く一年中で最も室内が静かなこともあって、やるなら今しかないね!?という経緯なんです。
まだまだ始めたばかりなので、これで上がり!という状況ではないのですが、以前の縦置きのホログラム再生にフルオケの低音域改善という二兎を追う取り組みを楽しんでいます。
ダニール・トリフォノフのリサイタルは、今までリリースしたアルバムに収録されたようなショパンやリストではなく、ベルクから始まりプロコフィエフ、バルトークと休憩なしで連続演奏するなど意欲的なプログラムでした。
録音もよくて当分ヘビーローテーションになりそうです。
by椀方 at2021-01-13 18:46
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椀方さん
今がピークであって欲しいですね。 でも海外の様子を見るとマダマダって感じも… 今は個人的には 其れほど困ってはいませんが ケガや病気は成りたくて成るもんじゃないし コロナだけが病気じゃないからね。
セッティング(移動)は大変そうなスピーカーですね。 想像して動かすのが方法でしょうか? まぁ- 先ずは大胆に動かして 調整ですかね? やり出すと答えが見つからず(泣) でもちょっとづつ 何かが見えて来たりしますから ジックリと取り組んで下さい。
夏は汗カキカキで大変さも疲労度も高いですが 寒い今は案外楽ですよね。 私は先日、寝室のTVを壁掛けしたくて 壁に穴開けてアンテナ線とコンセントを作りました。 金具の調達はこれからですが 完成が楽しみです (笑)
byアコスの住人 at2021-01-14 07:37
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アコスさん、コメントありがとうございます。
そちら方面と違い関西の冬の寒さはたかが知れてますから、日中日が室内に射しこめば暖房無しでも22〜23℃になりますから。
ユニコーンにも付属品のスパイクが6本ずつ有るのですが、フローリング上を滑らせて移動させやすいようにスパイクを外し、フェルトのスペーサーを底面に貼り付けてからローズウッドの板の上に載せて、ソリほように滑らせて移動させています。
DDDユニットは360度放射で水平方向の指向性が無いので、中高音域では向きを気にする必要がなくこの点は楽ですよ。
ただキャビネットが重いのでチョット動かすだけでも汗をかきます。
壁掛けTV取り付け穴開けですか。ご苦労様です。
拙宅も壁寄せセッティング用のアングルだけ調達しているのですが、導入はいつになるやら?
by椀方 at2021-01-14 08:34
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椀方さん、遅れましたが明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
全方位に音を出すユニコーンは部屋の影響を受けやすいのでしょうね。
部屋の広さもありますから、設置位置については、これからまだまだ調整ですね。
仕上がった日記が楽しみです。
拙宅は逆に狭すぎますから置き場所はほぼ固定です。
こうなるとモノの追加で何とかするしかないのですが(笑)
byfuku at2021-01-15 22:41
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fukuさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
コロナ収まったらまたコンサートオフ会したいですねー。
スピーカーはどんな方式形状であろうとも部屋の影響を受けますから、皆さんセッティングには苦労されているんでしょう。
実のところここ数年はエアチェック音源にハマっていてコンサート通いも充実していたこともありオーディオ再生についてはそれなりに満足していたのですが、昨年はコロナ禍でコンサートはほとんど行けなくなりオーディオ再生が唯一の楽しみになったので、現在使用している機器を充分使いこなしているのかを自問自答していました。
そうなると、横置き配置ではPAC小ホールの室内楽の雰囲気は再現出来ていたのですが、大ホールで聴くフルオケの重厚な響きに物足りなさがあるので、まだまだ試してないことが沢山あると思い立ったのです。
重いスピーカーを数ミリ単位で位置を移動させるのは、大きく動かすのに比べて格段に体力を使うのでステイホーム期間中の全身運動にもなりますしね(笑)
by椀方 at2021-01-16 08:58
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