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子供のころからの鉄道ファンだったのが、鉄道の「音」に興味を持ついわゆる「音鉄」にハマり、更に鉄道の「音」をよりよい音で残すためにオーディオに興味を持つようになり今ではすっかりオーディオの世界にハマって…

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MS227CでRCAケーブルを作ってみた

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2019年09月24日

MS227Cをスピーカーケーブルとして使い始めた直後から温めていたのが、

手持ちのWBT-0101を使ったRCAケーブルの自作。

半年以上にわたってテストを続け、音質に関する結果がまとまりました。

半年以上かけたのは、MS227Cに使われている導体(PC-TripleC)がエージングに時間がかかるのと、ハンダの分子が安定するのを待ったためです。

・今回の自作ケーブルにおけるハンダの組み合わせ

通常ハンダは1種類しか使わないのですが、私の場合はホットとコールドでハンダを変えることが多く、いつも2~3種類のハンダを使います。
今回使ったハンダは以下の通りです(いずれも生産終了)。

・ホット側
上流:HOZAN HS-374(旧型)※現行品はニッケルを含まないため音調が異なる
下流:KOサウンドラボ ゴールドニッカス101

・コールド側
上流下流とも:日本スペリア SN100C-040

この組み合わせにした意図は、WBT-0101は全体的に力強い音が出て音調がウォームかつ低域寄りである反面、音の抜けに若干難があるため。
ホット側の片方を解像力が高くクールトーンなHS-374(旧型)にすることによってニュートラルな音調に調整しました。
ゴールドニッカス101は音が非常に力強い反面、一音一音が硬めなのでそれを緩和する狙いもあります。

なお、銀入りハンダは高域が歪んで位相が狂うなどさまざまな悪影響があるので、私のシステムで使用する自作RCAケーブルに銀入りハンダは使っていません。

今回使ったハンダはすべて鉛フリーハンダで、WBT-0101は鉛入りハンダの使用を推奨していたようですが、瞬間的に出力を130Wまで上げられる加熱スイッチ付ハンダコテ「HAKKO PRESTO No.984」が円滑な作業を可能にしています。

・実際の音質、音調
MS227CはSPケーブルとして使ったときから、音場が下に位置する、とよく言われますが、自作RCAケーブルにおいてもその傾向があります。
とくに電源ケーブルの影響が大きく、プラグの片方を銅メッキレスプラグ(フルテックのFI-15(Cu)やFI-15M(Cu))にするとその傾向が顕著で、低音が勢いよくドバーッと出てくる傾向があります。
低音がそれほど必要がない場合はロジウムメッキプラグを使った電源ケーブルで調整するのも一つの手です。
ボーカルについても男性、女性ともにしっかりと定位していて勢いよく主張してくるので、聴く側も「受けて立とうではないか」という気にさせてくれます。
音の立ち上がりや反応も非常に速く、一音一音の音離れも滑らかなので汎用性も高く、再生ソースやジャンルは選ばない、という印象を受けました。
実際私のシステムではクラシック音楽とアニソンを同じケーブルセッティングで再生しているのですが、何の違和感もなく再生できていました。
ジャズやロックについても同様です。

普段使いの自作RCAケーブルである、

キンバーの8TC(旧型)と台湾aecoのARP-4045R(アマゾンで買えるが在庫切れの場合があるので注意)を使った自作RCAケーブル(ハンダの組み合わせはMS227Cと同じ)と比べても、音の立ち上がりや反応、一音一音の音離れとはほぼ互角(強いていえば8TCのほうがわずかに速い)
低域の質感や量感はMS227Cのほうが勝り、音の切れ味は8TCが勝る、というのが私的な評価。
とはいえ、その差はわずかで、使われている導体の量や価格を考えればMS227Cは相当いい線をいっているといえます。

現行品のRCAプラグのなかで、MS227Cにあてがうプラグはどれがいいかといえば、

現時点ではフルテックのFP-110(G)がベターかと。
実際に同じハンダの組み合わせで自作し、試聴しましたが、低域は少し控えめであるものの、ボーカルは非常によく伸びます。
それ以外の部分に関してはWBT-0101のときとほぼ同じ傾向です。

導体が固めなので引き回しには注意を要しますが、工作がしやすいうえに聴き心地のイイ音を出してくれるので、自作向きであるのは確かです。

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  1. 8050Aさん、ご無沙汰しています。

    MS227CのRCAケーブル試聴レポート、ありがとうございます。
    今年2月のhigh speedさんのMS227C SPケーブル日記に対する8050Aさんのレス以来、楽しみにしていました。
    また、ハンダの組み合わせのテクニック、感服しました。

    やはり、MS227Cの自作でのコスパは非常にいいですね!
    ところで「音の切れ味は8TCが勝る」とありましたが、8TCに使われているARP-4045RをMS227Cに使った場合、切れ味はどうなるかが興味あります。もし、試されていましたら教えてください。今回のMS227Cの試聴プラグは、2種とも金メッキでしたので、印象が変わるかと思いました。

    byもろこし at2019-09-26 00:10

  2. もろこしさん、コメントありがとうございます。

    RCAケーブル自作におけるMS227Cの費用対効果の大きさには驚かされますよね。

    ARP-4045RとMS227Cの組み合わせについては、構想はあるものの試してはいません。
    aecoのロジウムメッキプラグは低音やニュアンスが少し弱く、MS227Cと組み合わせると帯域バランスが高域寄りになって神経質な音になってしまい、MS227Cの良さが生きないのではないかという懸念を実際に使って感じたためです。

    ただ、aecoのロジウムメッキプラグはケーブルさえマッチすれば驚異的な瞬発力があり、現に8TCとの組み合わせではハイエンドケーブルでもそう簡単には聴けない凄まじいまでの瞬発力と切れ味に度肝を抜かれたのは事実です。

    それだけに、写実調の音質を好む人ならARP-4045RとMS227Cを組み合わせたうえでハンダをSN100C-040だけにした「直球勝負」のケーブルも十分アリかと。
    SN100C-040は生産終了品ですが、オヤイデのオンラインショップではデッドストックがまだ買えるので上記の組み合わせを試すことができます。

    それとaeco製RCAプラグをハンダ付けする際には金属製の洗濯バサミが必要で、これがないとハンダ付け作業に苦労させられます。

    by8050A at2019-09-27 00:07

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