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NEKOMARU
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使用蓄音機 HMV130(英国グラモフォン社製) HMVの卓上モデル。上級機種と同じ2丁スプリングモーターです 。上級機と同じNO.5Aサウンドボックスを備え、生々しい音楽を楽しめます。 HMV…

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日記

「モリスの夢見た日々」~メルシャン軽井沢美術館にて~

7月13日まで開催されている「モリスの夢見た日々」について雑感を書きます。

19世紀イギリスの思想家、詩人、そしてデザイナーとして活躍したウィリアム・モリス(1834~1896)の壁紙やテキスタイルなどを展示したこの展覧会。

会場のメルシャン軽井沢美術館は、

ウィスキー蒸留所に併設されており、

ウィスキーやワインと美術と
高原の四季が一度に楽しめるありがたい施設です。


キリンビールの傘下に入ったメルシャンで、キリン色が強まるかと思いましたが、試飲や販売は、この蒸留所で作られたウィスキーとメルシャンのワインだけ。

キリン製品は、キリンの御殿場蒸留所で作られたウィスキーが隅の方に少しおいてあるだけでした。メルシャンの歴史や企業としての価値が尊重されていることが感じられ、非常に好ましく思えます。

また、ウィスキーも有料の試飲になると、15年、20年ものの試飲もできますし、おみやげにウィスキーケーキやウィスキー風味のチョコレート・トリュフなどもあります。

しかし、なんですね。
クルマで行くとこれほど悲しい場所はありませんね(泣)

さて、モリスの展覧会の方ですが、


いささかキツい私見を申し述べさせていただくと、「軽井沢くんだりまで行って見る価値があるのでしょうか?」ということに尽きます。

まず、ステンドグラスの展示ですが、液晶テレビのようなバックライトフィルムに写し出されたものを鑑賞するもので、本当のステンドグラスの持つ質感や光が織り成す美しさが全く伝わらない代物です。
こんなカラーコピーみたいなものを見せてステンドグラスを語るのはいかがなものでしょうか。

あとは推して知るべしで、テキスタイルや壁紙の展示も額の中に入れたものを壁に吊るして絵画のように見せていますが、何とも薄っぺらで、モリスのデザインの素晴らしさが分からない状態です。
モリスデザインの家具なども展示してありましたが、中途半端な薄暗いスペースに寂しげに佇んでいました。

美術館も監修の方も何を勘違いしたのか、大変残念な展覧会だと思いました。

これに比べると、美術館のミュージアムショップは、「遠路はるばる出かける価値のある商品の展覧会」でした。
期間中、モリスのデザインに基づくカーテンや各種商品が一同に会し、生き生きとモリスの魅力を来館者に伝えています。こちらの方が「ウィリアム・モリスの生活芸術展」の名にふさわしいと思います。

7月13日までに軽井沢に行かれる方は、是非ミュージアムショップと蒸留所に足を運んでみてください。
美術館の方は..ま、お好きでしたらどうぞ。

モリスが亡くなった1896年は、蓄音機の黎明期で、モリスが自らの生活に、蓄音機を取り入れることはなかったようです。彼の没後、蓄音機はトーンアームの発明などがあって、音質が向上し、急速に普及していきました。

もし、モリスにあと10年の寿命が与えられていたら、「ウィリアム・モリスがデザインした蓄音機」が存在したかも知れませんし、今日のオーディオ機器にまで影響を及ぼす「何か」を残したかも知れません。

その「何か」のヒントは、この展覧会では...見つかりませんでした。

本日の蓄音機(HMV102)の演奏は、ウィリアム・モリスに敬意を表し、イギリスの天才ホルン奏者デニス・ブレイン(1921 - 1957)の演奏です。

曲は、最近NTTのCMでも使われていた、モーツァルトのホルン協奏曲です。

では、こちらからどうぞ

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