日記
2008年11月03日
自作自演 その2
「自作自演」の第2回は、大ヴァイオリニスト
フリッツ・クライスラー(1875 - 1962)です。

20世紀前半を代表する名手であり、気品と格調の高さで世界中の音楽愛好者に敬愛された巨人です。
『愛の喜び』『愛の悲しみ』『ウィーン奇想曲』などの名曲を作曲し、優れた作曲家としても知られています。
また、第一次世界大戦にオーストリア軍の陸軍中尉として従軍し、負傷帰還後に著した「塹壕の四週間」がベストセラーになるなど本業以外でも多方面で活躍しました。
クライスラーには、「自作を『過去の知られざる作曲家の曲』として発表していた」という大変有名なエピソードがあります。
他人の作品を「盗作する」「パクる」「リスペクトする」「インスパイアされた」というようなことはありますが、自分の作品を他人のものだというミュージシャンはなかなかいないでしょう。
それでは、クライスラーの自作から「中国の太鼓」「ウイーン綺想曲」をお聴きください。
「中国の太鼓」→こちらから
「ウィーン綺想曲」→こちらから
レス一覧
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NEKOMARUさん、今晩は!
クラシックほとんど聴かない小生でも、このお方の
「ロンドンデリーの歌」(そんなタイトルだったか?ダニーボーイの焼き直しね〜いや、その逆か?)は大好きで、所有してます。
この曲の入ってる小品集みたいなやつ。。。輸入盤で購入しました。
何かで読んだ記憶がありますが、クライスラーは「現在のクラシック界では最も、嫌われる弾き方」だということです。
たぶん、大衆の心に直接訴える「芸能」の世界に近い存在なんでしょうな。(だからこそ、小生でもOKなんでしょうね。)
byウラキンスカイウォーカー at2008-11-04 18:03
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ウラキンさん
レスありがとうございます。
以前ご紹介したパデレフスキーやストコフスキーもそうですが、昔の演奏家は「○○節」といわれるような独特のスタイル、独自の曲の解釈で演奏をする人が多く、それが人気につながっていたように思えます。
私見ですが、クライスラーの演奏はどことなく辻音楽師の風情が漂っているように感じます。
先日掲載した、ジャンゴ・ラインハルトの相棒ステファン・グラッペリのヴァイオリン演奏は、クライスラーの雰囲気に似ていると思いますね。
そんなところが、正統的なクラシック音楽では余り好まれない一因のような気がします。
byNEKOMARU at2008-11-04 23:00
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