日記
『AKG K172HD』 導入しました♪
2012年08月04日
皆さんこんにちは。 m ( _ _ ) m

夏を期にヘッドフォンを購入しました。日記の主題の通り、AKGのK172HDです。
DAW等でのモニタリングをメイン用途に、通常のリスニングでも使おうと思い、
購入を決意。先週末より使い始めました。
聴き始めて最初に驚いたのは、能率の低さです。購入以前に分かってましたが、
これまでの環境で聴いていたボリューム位置から角度的に90°近く移動しました。
具体的に言うと、これまでモニター用として使っていたSONYのMDR-Z900HDは、
ボリュームの位置を9時の方向にセットして聴いていたんです。
でもAKG K172HDを使う時は、12時に近い位置にボリュームをセットしないと、
十分な音量を得ることができないんです。MDR-Z900HDの感度は107dBですが、
K172HDは94dBなので13dBもの差があります。出力差で言えば20倍もの差です。
また、インピーダンスはMDR-Z900HDが24Ωなのに対し、K172HDは55Ωです。
しかし能率が低い分、周波数特性はほぼ平坦な特性が得られているように
聴覚上は感じられます。ここが次に驚いたところです。ドライバー口径が
小さめで遮音性が若干低いので、超低域の沈み込みはちょっと望めませんが、
その帯域を除けばフラットな特性になっているように思います。
イヤーパッドはベルベット調なので耳当たりは良いです。締め付けは強めで、
それ故に遮音性は高めです。(前述通り、特定の帯域の量感が若干落ちる程度)
メガネをかけている人はヘッドフォンを付けてから、メガネのツルの部分を
イヤーパッドの上に乗せるような感じでかけ直すと、耳が痛くなりません。
その次に驚いたのは、解像度の高さ。ローエンドを除けば低域はしっかりと
出ています。でも他の帯域をマスクすることはなく、細かい音もよく拾い、
低域の量感と解像度とのバランスがかなり良い塩梅になっています。
自分の追い求めてた方向性にかなり近い音質傾向です。これは気に入りました。
ヘッドフォンのケーブルは直出しタイプ。結構柔らかく癖が付き易いです。
もう少し硬めにして癖を付き難くした方が取り扱い易かったですね。
プラグは3.5mmのミニプラグで標準プラグへの変換アダプター付きでした。
この変換アダプタ―は、MDR-Z900HDと同様のネジ回しタイプだったので、
抜き差しをする際にミニプラグだけ抜けるということは起こらないですね。
良い買い物をしたと思ってます。次のターゲットは業務用のパワーアンプか、
レコードプレーヤーにしようかな... と考えていますが、興味はコロコロと
変わっていくのでどうなるかは分かりません(笑)
◆上から見たところ◆
◆左側から見たところ◆
それでは皆さんまた明日~♪
レス一覧
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箱庭さん、こんにちは。 m ( _ _ ) m
レスありがとうございます。
繊細さと力強さって相反する要素ではないかと思うのですが、
それを感じさせないどちらも高度な水準の絶妙なバランスが
秀逸なヘッドフォンです。上手く両立させてるなと思います。
「二兎追うものは一兎をも得ず」という諺がありますが、
このヘッドフォンは「二兎追って二兎とも得る」ような機種です。
幸い虫歯とかは現在無いですね。社会人になると職によっては
通院の為の時間確保が難しいでしょうね。心得ておきます。
byYonechi at2012-08-05 09:49
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