日記
miniSAHRKデジチャン
2018年07月23日
相変わらずのDIYで余り皆さんお役には立たないかもしれませんが、デジタルチャンデバの製作報告です。
今まではBEHRINGERのDCX2496を改造して使用していましたが、若干不具合も見られるようになってきたのでminiDSP社のminiSHARKに変更しました。

こちらは基板レベルの販売なので、カスタマイズ前提の私用には好都合です。実際にはフルに使用していませんが、これ1つで4chステレオまで対応できます。
結局構成の違いで最終的に2セット作ることになりました。
1.SPDIF仕様
1台目はminiSHARKの使い勝手などを短時間で検証する意味も有り、SPDIFがメインとなりますが純正オプションボードを利用して簡単に音出しができるシステムとしました。

入力インターフェースには同軸、光、AES/EBUがあるDIGI-FP(写真下)を、コントロールには デジタルVRやセレクターのVOL-FP(写真右上)を使用しました。
それぞれ専用ケーブルも付いていてつなげれば機能的にはほぼ完成と楽です。
出力はデジタルアウトとしたかったので同じくオプションにある専用DACは用いず、miniSHARK基板からのI2S出力をSPDIF変換基板を用いて同軸出しとしました。その後こちらもI2Sのまま出せるHDMI変換基板も増設しています。

完成品は3chES-9023DACも内蔵させアナログ出力も取り出せるようにしました。機能的には入力セレクタ、プリセット切替、デジタルVRなどのリモコンも内蔵されています。
2.HDMI仕様
2台目は少し高級版として入力もI2S仕様としてHDMIでの接続が可能、かつminiSHARKの入出力クロックをルビジュームを使ったクロック(写真左の放熱板に付いている)に同期させるスレーブ動作をさせています。

具体的には miniSHARKのBCK、LRクロックとしてルビクロック出力12.288MHzを分周した6.144MHzと96kHzを使用しています。
そのため入力側には外部デジタル入力をルビクロックに同期させるためCS8421を使用したSRCを入れ、内部のminiDSP処理に合わせるよう、外部入力を一旦96kHzfsにサンプルレートを変換しています。
出力にもI2SのHDMI接続を使用していますが、後に使うDACがMCK(24.576MHz)を使わなないタイプなのでその代わりデータを1本で2ch送り、4chだとHDMIケーブルが4本必要な所を2chづつ2本のHDMIケーブルでステレオ4chが送れるようにしています。
写真のはまだ電源等が仮なのですが、最終的にはトランス使用のリニア電源に置き換える予定です。そして4chDACも内蔵したいところです。
コントロールはいずれも基板からのUSB接続による専用ソフトを使用します。それぞれ癖はありますが、機能的には充分で使用していませんがFIRも組めるとか。勿論音質的にもIIRでも問題ないレベルだと思いますし、使用トラブルも無く快調に動作しています。
レス一覧
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ケンさん、こんばんは。
あいかわらずアクティブですね。
私はここ二年ほど仕事が忙しすぎてちょっとしたプログラム以外何も作れてなくて、
とても自作派を名乗れない状況です。
帯域分割するだけならラズパイなどのワンボードコンピュータで簡単にできるのですが、
映像と合わせたりリアルタイム性が必要ならばDSPボードのほうが有利だと感じてます。
8月後半からは余裕ができるので是非聴かせてください。
byassi at2018-07-25 23:16
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assiさん、こんにちは
こちらはソフトはまるでダメなのでハードで頑張っています。映像とのリップシンクもminiSHARKでは考えたことも無かったのですが、FIRでも数千タップですからね。逆にラズパイだとついタップ数が増えてしまうからではないですか。
来訪お待ちしています。その時にはメッセージまたはメールでご連絡ください。
byケン at2018-07-26 07:40
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