日記
Ceasの2Wayスピーカ
2018年10月11日
SEASの15cmマグネシュウームコーン紙のEXCELシリーズを使った2Wayスピーカを作りました。
(下のグレーは別スタンドです)

CENYAさんの同じシリーズの16cmを見て、作りかけのスピーカ急遽まとめてみました。
ウーファはW15CY001でCENYAさんのと同じかと思いましたが、そちらは16cmで良く見るともう一つ上の18cm(W18X001)に振動系等は近いようです。
ツィータもCENYAさんの改造版と同じ系列でTymphanyのOT19NC00です。このシリーズのリングツィーターは安価にもかかわらず2ランクぐらい上の性能(音質)でお買い得のシリーズだと思います。
エンクロージャは30cm径のボイド管に前後MDFバッフルを付けた物で容積は約14L、各ユニットは独自のフローティング構造になっています。
これを2kHzのクロス(LR-24dB、FIRorIIR)でマルチアンプ駆動をしています。周波数特性(1m)は

のようで、赤がウーファ、青がツィータ、黒は合成で、灰はバックノイズです。周波数特性は補正込みです。
流石に15cmでは30Hz以下は無理ですが、ここまで出れば通常は特に低音は問題にはならないでしょう。オルガンでも何でも部屋の空気を震わせるように鳴ります。

この特性は余り見慣れないかもしれませんが、ウェーブレットというものです。ユニット間の時間軸(アライメント)を視覚的に解り易く表示してくれます。
理想的にはこの図の様にロウトがたの三角に成るのが理想的で、各ユニットが前後すると、この赤い線が曲がったりずれたりしてくるので解り易いです。
クロス点でのリバースヌルなども重要ですが、ピンポイントではなく全体が見られるのが利点ですね。
アライメントが合うと音場の広がりがキッチリと出ます。
音質的にもスッキリとした音調はCENYAさんの所と通じるものがあるかと思います。
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ケンさん、
こんばんは。
素晴らしい特性のスピーカーですね。
ウェーブレットは20KHzまでフラットなフルレンジスピーカーのように見えます。
ウェーブレットも1mの軸上で測定されたのですか?
byK&K at2018-10-11 21:35
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K&Kさん、しばらくです。
ウェーブレットも1mでの計測ですが、この項目にはEQ flatというチェックボックスがあってピークを揃えてくれるのでレベルは周波数特性で見ています。
ウェーブレットはアライメント(位相)を見るのが主目的ですのでマルチをフルレンジのように鳴らす様に調整するにはとても便利です。
周波数特性の仕上がりはグラフの様に20kHz辺りまではほぼフラットですが、ユニット自体素の特性は6~10kHzあたりが数dB高いので補正をしています。これで大分素直な音調になった気がします。
byケン at2018-10-12 08:46
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ケンさん、こんばんは!
レスが遅くなりましてゴメンなさい!
※夜が忙しくて(笑)
デジチャンで全てを調整してから一括でDA変換させるのが正解ですね。
私のシステムではタイムラグがある様な気がしてしょうがないです。
最終的にはデジチャンとDAC基盤を買って組み合わせた物を作ってみたいです。
その時はご教示お願い致します。
byCENYA at2018-10-14 19:22
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CENYAさん、こんばんは。
お勤めご苦労様です。仕事優先は当然ですから気にしないで下さい。こちらはリタイヤ組ですので暇に任せて書いています。
マルチのタイムラグ(アライメント)はともかく、データを見た時にフィルタリングを確認した方が良さそうでしたので、ひょっとしたらまだまだ化けるかもしれませんよ。
byケン at2018-10-14 20:10
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