ベルウッド
ベルウッド
クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

マイルーム

メインシステム
メインシステム
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
所有製品

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最新のレス

日記
製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

日記

マグネシウムスパイク受け

このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年10月15日

注)本日記には続編があります。
10月17日 「朝令暮改」
続編では、結論が大きく変わってしまっていますので併せてお読みください。




スピーカー・スタンドのスパイク受けに、サンシャインの純マグネシウム・スパイク受けを使用してみました。

スタンドのスパイクは、これまでショップ指定の黒檀ブロック製で受けていました。硬質の制振ゴムは音が鈍くなり、石のボードなどは音が甲高くなるうえに上面反射で異質な響きが乗りがち。金属系も鋳鉄材などは音が鈍く平板になる傾向があり、結局は楽器に使われている黒檀がいちばん無難で、ボード上板とのなじみもよいので頑なに使用し続けてきました。



ところが、黒檀ブロックはボード上で滑りやすく、スピーカーの微妙なセッティングがしやすい反面、地震などで知らぬうちに動いていることもあります。滑るということは、スピーカーの振動やストロークの反作用を支えきれていない可能性が大であるとも言えます。耐震グッズを使って横滑りを止める工夫をしたところ、音もよくなったような気がしました。

そうしたところへ、このコミュでニッキーさんのマグネシウム製インシュレーター紹介記事が目に止まり、興味を持ちました。ことさらに金属インシュを嫌っていましたが、この記事に触発されて、一度は試してみようと思い立ち、会社帰りに立ち寄った有楽町の量販店の店頭でさっそく購入。



パッケージも、見た感じも、ハイエンドとはほど遠い安っぽさ。軽いうえに酸化しやすいので、コーティングなしの無垢の地肌の仕上げが粗っぽく、しかも薄黒くまだらに変色しているというシロモノ。見映えも音のうちというオーディオ趣味の世界からすれば、どうかなぁ…という感じでした。



直後の試聴は「う…?」という感じ。


音が軽くなり、中高域に寄りがち。ピアノの音がひどく平板で安っぽくなってしまいました。

第一感は「即、却下」。

しかし、まあ虫の知らせというのか、短気・短慮は禁物、しばしエージングを待とうとの気もして、しばらく音出しを続けました。すると、1時間もしないうちに、音が落ち着いてきたのです。これならこのまま試用継続の価値ありと、さらに試聴を続けるとなかなか悪くない。しかも、黒檀ブロックよりもはるかに滑りにくく簡単には動きません。

純マグネシウムの内部損失(振動減衰特性)は、金属系では抜群で、木材などと比較しても遜色はないようで、しかも、剛性が高く質量が小さいのでフォステクスなどがスピーカーの振動板に採用しているほど。酸化しやすいことと、成形加工が難しいのが難点ですが、インシュレーターであればあまりハードルは高くありません。そこが、メーカーであるサンシャインの目のつけどころだったのではないでしょうか。



当初、倍音が無くなって平板になったという感覚がありましたが、二、三時間のエージングで解消に向かい、スピード感が増して鮮度が上がった感覚があります。高さが変わったので、スピーカーの仰角を再調整。これでも帯域スペクトルがやや中高域にシフトした感覚は残りますが、これ以上の調整はせずにこのまま週末のオフ会に望むことにしました。

スピーカーの足元というのは、振動の遮断と制動性(=高い剛性)という相反する特性が求められ、それぞれの環境の違いもあって一律に語るのは難しいようですが、なかなかやりがいのあるところです。ちょっと目覚めてしまいました。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. ベルウッドさん、こんばんは。

    文章の序盤を見ると明らかに私の感想文が不味かったのかな?(汗)と思いましたが、根気良く使ってみようと思われて良かったです。

    結果はベルウッドさんの理想までは行かないとは思いますが、まずまずで良かったです。

    それにしても木材、金属、ゴム系と様々な素材を試してきたんですね。各素材の特色も単純かつ、明解大変参考になりました。
    そして、経験の差を改めて感じました。

    オーディオに熱を入れだして2年くらいの私の記事に目を通して試していただき、ありがとうございました。

    byニッキー at2013-10-15 17:59

  2. こんばんは、ベルウッド様。

    先日はニッキー様の記事に書いた長ったらしいレスを読んで頂いて、ありがとうございます。

    木材や真鍮などの楽器に用いられる素材は心地良い響きを付加する、所謂美音系のモノだと思います。
    それに対してMgは良い響きであろうが悪い響きであろうが徹底的に除去してしまうモノです。
    こうした方向性が真逆の素材に変えればベルウッド様が戸惑われるのも当たり前の事でしょう。

    木材などはハマれば気持ちいい物だとは思いますが、どうしてもソースを選ぶ傾向になりがちだと考えています。
    Mgとどちらがいいかは当人のオーディオに求めるものによるかと思いますので、どうかじっくりと見定めて下さい。

    byE7200OC at2013-10-16 01:36

  3. ベルウッドさん、おはようございます

    マグネシウムは色付け少なく振動を吸収してくれるのかクリアになるので、以前はSP、ラックのスパイク受けに使ってました。
    ただ使いすぎると響きが抑えられるといいますか、音が死んでしまうのでウチでは最近使ってません。
    あと、酸化が酷いと真っ白な粉が厚く付着し、触るとボロボロ落ちるぐらいになります。
    現在トラポはシナ・アピトン、ラックはフィンランドバーチ合板にスパイク直刺し、SPはスパイク無しでウェルフロート+コーリアンです。
    部屋や好みで違うとは思いますが、ウチでは今の方が素直に鳴ってくれます。

    byデーンちゃん at2013-10-16 08:14

  4. ベルウッドさん、おはようございます。

    スピーカーの足元は特に音に対する影響が大きいですよね。
    私も最近ウェルフロート下に定評のあるボードを試しましたが、音を吸いすぎて音楽が死んでしまい数時間で撤去してしまいました。ここまで酷い効果は初めての経験で驚きました。

    マグネシウムも振動を吸収する方向なので注意深く効果を見極める必要がありそうですね。人間の慣れは怖いですから知らない内にデメリットを感じなくなってしまっていて、外すと驚く事もしばしば経験します。
    なんにせよ良い方向に行くと良いですね。

    P.S.
    週末はよろしくお願いします。楽しみにしています。

    bykanata at2013-10-16 08:53

  5. ニッキーさん

    いやいや、よいものを教えていただきありがとうございました。

    最初すぐは、こりゃダメだぁ~と思ったのですが、すぐに音が変わっていきました。スパイク接点のなじみなのでしょうか。こういうものにもエージングがあるとは思いませんでした。それにしても速い変化でした。

    しばし聴き続け、なじんだところでまた元に戻してみるなど、根気よく比較してみます。即断はよくないですね。

    byベルウッド at2013-10-16 09:16

  6. E7200OCさん

    こちらこそありがとうございました。

    マグネシウムの振動減衰性については勉強になりました。

    そういえばチタンワッシャーの件でもお世話になりました。日記にはしていませんが、基板固定とシャシー上下のネジはすべてチタン化しています。

    byベルウッド at2013-10-16 09:22

  7. デーンちゃん ありがとうございます。

    私の場合、スタンドにFAPSのサイドプレスを使用しています。スピーカーの振動吸収というのではなくスタンドとボードとの振動伝播遮断ということが主な機能になります。そのせいで色づけという要素はもともと少ないようです。これがよくないということになると、あとはウェルフロートボード直置きでしょうが、仰角がつけられないので二の足を踏んでいます。

    このスパイク受けは黒ずんでいて光沢もなく美麗肌ではありません。おそらくうまく不動態酸化皮膜ができているのでしょう。おそらく白化することはないと思います。

    byベルウッド at2013-10-16 09:29

  8. kanataさん

    おっしゃる通りですね。なじんだところでもう一度もとの黒檀ブロックに戻してみるつもりです。引き算する時にこういうアクセの真価がわかりますね。

    byベルウッド at2013-10-16 09:31

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする