ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

マイルーム

メインシステム
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

朝令暮改

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2013年10月17日

緊急レポートです。



先日のマグネシウムスパイク受けレポートですが、訂正いたします。NGです。

最初の瞬間はともかく、その後、特段の違和感もなくなったのでそのまま週末のオフ会に臨んだことは前回レポートで書いたとおりです。その後も、聴き続けていたのですが、昨夜、突然、気がつきました。やっぱりダメでした。

台風一過の昨夜、久しぶりに静かな音楽鑑賞の時間に恵まれました。まずは、アナログLPでロストロポーヴィッチ/カラヤンのドボコン。それから、マリナー/アカデミー室内管でシベリウスの「悲しきワルツ」「トゥオネラの白鳥」を聴いて、その流れでカラヤンの「トゥオネラ…」も聴いたのです。ここまでは特段の違和感はなかったのです。

その後、ヴァイオリンが聴きたくなって、CDに切り換えて庄司紗矢香のベートーヴェンを久しぶりに聴いてみました。



これがどうもしっくりこない。庄司紗矢香の、あのすっと伸びて空間に浸透していく高音域が聞こえてこない。全体的に彼女のヴァイオリンにかすれたような鈍さがあって、しかも、キンキンとしたちょっとディレイのかかった付帯音が聞こえるのです。こんなこと以前あったかなぁと疑問がわきました。

それでも第2番のソナタを全部聴いてしまいました。微かな疑問もあって、庄司のバッハ無伴奏も聴いてみようとCD棚に手を伸ばしたのですが、五嶋みどりの無伴奏のほうをつい取り出してしまいました。



この録音は、バッハとバルトークとでは明らかに録音セッションが違っていて、バッハのほうがやや遠い音像で、最初はこちらがやや訴求力に劣るような気がしたのですが、システムのグレードアップが進みにつれて演奏のよさはもちろんのことその録音の素晴らしさにも目覚めてしまったというCD。ソナタの第2番を通して聴いてみて、あらためて演奏には感銘を受けたものの、録音はもっとよかったはずだとの微かな不信感が芽生え始めました。。

さらに3番のパルティータも聴いてみようと取り出したのがこのSACD。



これも通して聴きました。半分寝ながら聴いていたのですが、聴き終えて「あっ?」と心にひらめくものがあって、スピーカーに突進。マグネシウムインシュを外して、元の黒檀ブロックに交換するまでには5分とかかりませんでした。

最初の2楽章を聴いて、「やっぱり」とうなずく。五嶋みどりのCDもかけてみて確信しました。違和感はマグネシウムインシュのせいだったのです。


高域にディレイのかかった付帯音があります。これが先日のH氏来訪オフ会で幸田浩子さんの「アヴェ・マリア」でボーカルの定位を不安定にしていたようです。無伴奏ヴァイオリンで聴くとこの反射音とも共振音ともつかぬ反響音がとても耳につきます。

逆に、中低域では響きの浸透が無くなっていました。おそらくこの音域では吸音が過多なのでしょう。弦が振動して、それが駒を通じて胴の響きに浸透していく…その、1/2倍音とでもいうべき低域方向への響きが感じられなくなっていたのです。黒檀ブロックに戻すと、音に芯が出てきて、聴いている自分の胸にまで響きが浸透してくるのです。五嶋みどりの、太さと透明さが両立する、奇跡のような音が戻ってきました。

この現象は、量感にも作用するようです。先日のオフ会でH氏が、「低域の量感不足」をしきりに指摘されていました。小型の805の宿命のようなものだからと聞き流していましたがそうではなかったのかもしれません。定点観測者のスゴ耳には無意識ながらもこの量感低減作用を感知されていたのではないでしょうか。

前の日記にも書きましたが、スピーカーのように能動的に振動するトランスデューサーは一筋縄にはいかず、それぞれの環境の違いもあって一律に語るのは難しいのですが、私の結論は、やっぱり『金属はだめ』…です。



マグネシウム・スパイク受けは却下します。

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レス一覧

  1. ベルウッドさんおはようございます。

    MS1を以前使っていて、その時の印象からすると、響くSPの直下はNGな製品ではないかと思います。
    兎に角このインシュレーター、一聴して、非常に音が整理される製品だと思います。ともすれば「削ぎ落とされる」嫌いすらあるでしょうか。悪影響だけ羅列すると、高域は痩せ、低域の量感は減り、情報量も減ります。ことにベルウッドさんは、SPを響かせる向きで鳴らしておられる様子ですから、最も合わない組み合わせだったのかもしれませんね。

    振動遮断効果は確かな様子ですので、機器そのものにあてがうより、周囲から振動を受けると困るところ(ケーブルとか)の支えとして使ったりしています。
    耐荷重がないので限定されますが、オーディオボードのさらに下などであれば、振動遮断効果を享受しつつ、音楽のうまみの削減なく利用できるのかなぁ……なんて考えています。
    最近は機材の天板に置いてみて、鳴き対策の気持ちを味わっています。マグネシウムは軽いので、音像が重たくなる副作用はないようです。良いか悪いか、今のところ効果は不明ですが(笑)

    少し触れられている付帯音については全く気がつきませんでした(^_^;) うちでもあったのかなぁ……??


    ただ、E7200OCさんは非常に良好な結果を得られたそうですし、使いこなしにコツがありそうですね。良くも悪くも効能は抜群ですから、向き不向きがはっきりするのかもしれませんね。

    by2Hくん at2013-10-17 11:16

  2. ベルウッドさん、こんにちは。

    ハハッ…失礼ながら多分こうなると予想しておりました(笑)
    2Hくんさんもおっしゃっていますが、この製品をSPインシュに使う事はいつもの日記等から推測するベルウッドさんの求める方向性とは合わないように思っていました。
    このままお蔵入りももったいないので他にマッチする箇所があるかもしれませんね。

    しかしこういうものは試してみなければ分からないもの。積極的なベルウッドさんの探究心に共感を覚えます。
    結局は外すことになった様ですが、その経験値の積み重ねがオーディオでは大切なものの一つだと思っています。

    bykanata at2013-10-17 12:46

  3. ストラさん

    Mgの制振性は抜群です。強度(耐荷重性など)さえあれば何も制振合金の開発の必要はなかったでしょう。

    ゴムなど粘弾性系とハイブリッドにするのがよいようです。解像度はアップしても音が痩せることがなくなるそうです。ただ、プレーヤーなどとは違ってスピーカーは振動することが仕事ですから、使いこなしは複雑ですね。

    byベルウッド at2013-10-17 13:40

  4. 2Hくん

    スピーカーは難しいですね。

    付帯音に気がついてびっくりするとともに、ああ、やっぱり金属はだめだという気もしました。よくわかりませんが、吸収されずに透過してしまう振動が、スパイク接点やボードとの界面で反射してスタンドやキャビネットに帰還されているのではないでしょうか。

    マグネシウムの制振性を否定するつもりは毛頭ありませんが、スピーカーにはよくないと思います。

    byベルウッド at2013-10-17 13:48

  5. nagiさん アドバイスありがとうございます。

    一種のハイブリッドの使いこなしですね。

    ただ、エラストマー系の耐震ゲルは、以前、黒檀ブロックの下に使ってみたことがあるのです。音がつまらなくなったのでやめました。ゲルの変形係数や弾性値をカスタマイズする必要があるようで、一般に市販している耐震ゲルを音響用にそのまま流用してもよい結果が得られないということのようです。

    byベルウッド at2013-10-17 13:53

  6. kanataさん

    CDPやHDDプレーヤーにでも使ってみます。でもそうなるとスパイク側も買わないといけなくなりそうだなぁ~。

    まあ、経営学的に言えば、松下さんの『やってみなはれ!』の精神ですね(笑)。一方で『撤退する勇気』も必要です。

    byベルウッド at2013-10-17 13:57

  7. ベルウッドさん、こんばんは。

    環境の差か?経験の差か?はたまた、その両方か?
    ベルウッドさんの好みには合わずでしたね。

    私も少々残念です。ただ、自分的にはマグネシウムは合格だったので、求める音の『方向性が違うだけ』かもしれないと思っています。

    上級者に酷評される事も時には必要かも・・・
    と思うニッキーでした。

    byニッキー at2013-10-17 20:01

  8. こんばんは、ベルウッド様。

    あー、合いませんでしたか。
    Mg、というよりサンシャイン製品は効果が劇的である反面、方向性の定まった完成度の高いシステムには劇薬になり得るようですね。

    ちなみに私のスピーカーの足回りの場合は革をインシュの間に挟んで、コンクリートブロックを間に合わせのスタンドとしている以外は全てサンシャイン製品です。初心者同然の私のセッティングですが参考までに書いておきます。

    byE7200OC at2013-10-17 20:30

  9. ベルウッドさんこんばんは

    アクセサリーはやはり難しいです。トレードオフのような感じがあって判別に時間もかかりますし、私の場合時間は音楽鑑賞に集中してしまうのでなかなか手が出ません。副作用の認識、自覚がスタートラインな気もしますので、こなれる使用箇所が見つかるとよいですね。

    私事でまだ未定ですが今使っているパワーアンプの脚が見た感じあまりよさげでなく、爆熱なので放熱を兼ねるような少しでも高さのあるインシュレーターを検討中です。

    byMagicMusic at2013-10-17 22:04

  10. ベルウッドさん、こんばんは

    やっぱり、ですね(^。^;)
    使い方もあるのでしょうけど、SPは厳しいなと思ってました。
    アンプとかにはまだいいんでしょうけど、仰るように若干の付帯音は乗りますよね。
    SPの足元は難しいです

    byデーンちゃん at2013-10-17 22:32

  11. ニッキーさん

    同じ805愛好者として『音の方向性』が違うとは思えません。やはり、スタンドの違いが大きいのではないでしょうか?

    byベルウッド at2013-10-18 09:27

  12. E7200OCさん

    スパイク受けの下にセーム皮をはさむというのはアリだと思います。けれども私の場合は、黒檀に戻す方が早い。マグネシウムに固執する意味が見いだせないのです。スピーカーというのはむしろ振動するのが正解なので、マグネシウムのような制振金属は、音を選別し過ぎて人間の耳にとって自然なスペクトラム分布を損なってしまうような気がします。

    byベルウッド at2013-10-18 09:35

  13. MagicMusicさん

    音楽鑑賞というのが、私にとっては、実は、一番の判別タイムなのです。

    チューニングなどに集中するときは、いくつかの定番ソフトみたいなものをかけますが、じっくりと聴き込んでいくときは、まったくの音楽鑑賞タイムとなります。今回もそうですが、いろいろなものをかけているうちに何となくしっくりこないという感覚が募ってきて、突然、「あ?」とひらめいてチューニングタイムに化けてしまうのです(笑)。

    byベルウッド at2013-10-18 09:40

  14. デーンちゃん

    お見通しでしたか(汗)。

    >アンプとかにはまだいいんでしょうけど、仰るように若干の付帯音は乗りますよね。

    やっぱり「付帯音」感じますか。よかった。同じことを感じておられる方がいたというのは心強いです。

    byベルウッド at2013-10-18 09:43

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