ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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メインシステム
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

美しき天然

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2016年09月17日

ちょっと諸事情が重なり、間が空いてしまいました。アーシングへの挑戦で、球形受け台座の応用を思いつき、そのことで新たな発想がわいてきたというお話しの続きです。

その矛先は大きく進路を変えて、黒御影石ボードの導入で落ち着いたかに見えたスピーカースタンドのセッティングに再び向かったのでした。

実は、10日も前に書いたこの日記の原稿ファイルが壊れてしまって、もはや詳細は書けませんが、そもそもはGRFさんがスピーカーの脚に天然コルクを使ってとても音がよくなったということが発端です。GRFさんからもういちどTroubadour80+TW3を聴きに来いと言われて再び(四たび?)訪ねたところ、とても音がよくなっていたのです。それまでどうしてもひっかかっていた上下ユニットのつながりの違和感のようなものが解消して完成の域に達していたのです。それが、TW3の上に置くTroubadour80との間をフェルトからコルクに換えただけということなのです。

私も、スピーカー足回りにコルクを使うという発想があったのですが、サイドプレススタンドの脚がスパイクなのでコルクの出る幕がないと思っていたのです。そのスパイクを球形受けに換えれば、まさにコルク受けが使える…。これが新たな発想というわけです。



サイドプレススタンドの3つの脚のうち、一点メカニカルアースとなるスピーカー手前の一点は従来のスパイクのままにして、残りの二点のソフトタッチとなるほうのスパイクを球形受け座に換えます。



5㎜厚の天然コルクシートから円板を打ち抜きます。



この円形コルクをウェルフロートボード上に置いて球形受けの受け座としてセッティングして完成です。



これで、従来から気になっていたカーボン円板から解放されました。カーボンは硬いのでどうしてもその響きと接面の歪みが乗ってしまいます。また、スパイクは鋭い切っ先がかえって動きにくくこれがやはり接点歪みの原因になってしまうようです。受け側のカーボンとの耐貫通性にも限界があって先が刺さってしまいこれがより動きにくさを増して、三点ですと接点のストレスが高くなってしまう。これらのことが一気に解消されます。



もうひとつ、ウェルフロートボードと黒御影石ボードのあいだにも、2㎜厚のコルクシートをはさみました。

この効果も大きかったのだと思います。



従来は、ここにはウェルフロートのウェルディスクを挟み込んでいました。このウェルディスクは、本来はウェルフロートボードの上面の滑り止めとして、直置きの接触振動防止やボードへのスパイク直刺しの受けとして開発されたものです。これをウェルフロートボードの底面に敷いて滑り止めとすることも良いとの情報があったのであまり気にせず鵜呑みにして使っていたのですが、これが良くなかったようです。

やはり鉄製なので金属の響きが乗るようです。底面なのであまり大きな影響はなく、女性ボーカルの声の張りがぎらつくような感覚がある程度です。ところが御影石の場合は、金属と石という相性の悪さもあって附帯音が強くなるようです。他の部分が進化することで、よけいに目立つようになったということもあるかもしれません。

いずれにせよウェルディスクは要注意です。もしスピーカー本体を直置きするのならコルクシートなどをオススメします。コルクは、吸音・制振だけではなく滑り止めとしてもスグレモノ。スパイク直刺しであれば、サンシャインの超薄型制振シートがとてもピタリときます。いずれもウェルフロートボードの天板のMDFの鳴き止めとして機能します。ウェルフロートボードはこの天板の滑り、鳴きが泣きどころで、高グレード品として音の良いパーチ材を使用したものがリリースされましたが、従来品を手っ取り早くグレードアップする方法として、このコルクシート敷きを提唱します。

このセットアップで聴く音は、ほんとうに至極です。

弱音ですーっと上に伸びていく弦楽器群の高域は絹の細毛のように精妙ですし、アンサンブルでもひとつひとつの楽器の線だけでなくその震えるようなビブラートまでもが一台、一台分離して聞こえてちょっと怖いほど。



アナログ盤でも、スクラッチノイズが激減。おそらくフォノイコやアンプのSNや過渡特性がよくても、スピーカー周りの附帯音があるとかえってサーフィスノイズが浮き出すようなところがあったのでしょう。劇的に静かになり、アナログとは思えないようなステージの奥行きの深さが出て驚くほど。バルビローリによるシベリウスの雄大な自然とその幽玄さにしびれます。特に7番が素晴らしく、まさに「真にオリンピア的な静謐さ」。



ピアノが、くっきり、かつ、しっとりとして、あたかも弦を打つハンマーの左右前後の位置までもがわかるような気がするほどの立体的音像となってそのリアルさにぞくりとします。アンジェラ・ヒューイットの弾くスタインウェイが奏でるバッハのパルティータ。ひとつひとつのくっきりとしたクリスタルの音立ちで、しかも、木質と金属とが柔らかに融和した響きの余韻がどこまでも心地よく、バッハの暖かい揺らぎが癒しとなって心を包み込んでくれます。

ベルウッドらしい鮮度の高いサウンドのままに音を磨いてきました。ソフトによってはちょっと厳しすぎるかなぁというところもあるけれど、飛び出してくるような生気とか活気は削ぎたくない。まだ危ういところはあるかもしれませんが、そういう達成感は得られました。



季節もようやくオーディオにふさわしくなってきました。まだ、多少、プレーヤーにやってみたいところが残っていますが、これからは音楽鑑賞中心のオーディオライフに戻ります。夏休みの課題はこれで一段落ということにいたします。

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  1. ベルウッドさん、ついに一段落の完成形になりましたか。

    敷物は硬いものに柔らかいものを組み合わせるのは、サウンド・チューニングの常套手段でもありますね。自分のところでも、音にきつさを感じたら硬いものの同士の間にコルクや画用紙などを挟んで微調整したりしています。

    今回の球形受け+コルクや黒御影石+コルクシートとすることで、絶妙のサウンド・チューニングとなったようですね。元来、御影石は甲高い響きが乗る素材として敬遠されがちですが、コルクとの組み合わせで重く堅い素材のよさが活きたのだろうと拝読しました。

    ところで、なぜコルクシートを円盤打ち抜きにされているのですか?

    これからは音楽鑑賞中心のオーディオライフになるのですね。コンサートの回数も減るのかな?それとも相乗効果で増えるのでしょうか?

    byヒジヤン at2016-09-17 23:56

  2. ベルウッドさん、こんばんは。
    先日はお世話になりました。
    同じウェルフロート仲間の『赤バネ仲間』(笑)ですのでベルウッドさんの使いこなしは赤バネならぬ、赤マルで要チェックしております。

    ベルウッドさんもようやく、夏季宿題を終えたようで。
    硬いモノとクッション性のある柔らかいモノを上手く組み合わせて行くとお互い素材のデメリットを感じさせずにメリットだけが際立ちますね。

    此方もベルウッドさんの冬季宿題をお待ちしておりまm(_ _)m

    byニッキー at2016-09-18 00:12

  3. こんばんは

    見ていてやや不安になったのですが
    何となくちょっと大きめの地震が来ると
    コルクから外れて転がっていきそうな気もしますが、
    コルクの圧縮による沈み込みと
    ウェルフロートがあるから大丈夫なんでしょうかね。

    byHermitage at2016-09-18 01:25

  4. ヒジヤンさん

    硬いものに硬いものというのは要注意ですね。そこで柔らかいものということになりますが、これまた素材の選択が難しい。積極的振動体で振幅の大きいスピーカー周りは自然由来のものが良さそうです。天然がいいですね。石系は、そのカンカンした響きが嫌で敬遠していましたが、その重量を活かし響きをフェルトとコルクを使い分けて抑えることで上手く使いこなせたかなと思ってます。

    byベルウッド at2016-09-18 08:13

  5. ニッキーさん

    WBのバネは黒いですが、赤バネ…です。

    夏季集中セミナーの成果を聴きにきてください。ニッキーさんは、サブのほうに首ったけだそうですが、いよいよ夏が過ぎたところで進境ぶりを聴かせてください。

    byベルウッド at2016-09-18 08:19

  6. Hermitageさん

    東日本大地震の時は、805でしたが、右スピーカーだけボード上を滑って転落してしまいました。当時はスタンドのスパイク受けに黒檀ブロックを使っていましたが、これが滑りやすかったのですね。

    このスタンドは見かけによらず倒れにくいです。重心点の垂線がスタンド脚の外側にならない限りは復元力が働きます。耐転倒性はトールボーイ型スピーカーと同等かそれ以上です。

    byベルウッド at2016-09-18 08:35

  7. ベルウッドさん
    こんにちは

    遂に最終章も一段落しましたね!
    いやいや、焦らす事、焦らす事(^^)
    結局天然素材がマッチしたという落ちでしたか〜

    丸くくり抜いたのも、均質に振動が伝わるという所かな?
    余分なエッジには濁りや跳ね返りがあって、それが音に出る様な気がします。

    キツ過ぎるかもしれないという所は、バズケロの今の音でも感じる事が有ります。
    しかし、現実の楽器の音もキツ過ぎることもあるし、このキツさが無いと、絶妙な空気感が再現出来ないので、出音段階で消すのも惜しい。
    しばらく聴いて、システムも部屋も馴染んでこなれて来ると、聴き耳も同じ様に慣れてきて、実に自然に聞こえて来ます。

    また機会を得て、相互試聴会を企画したいですね!
    楽しみです。

    では、では

    byバズケロ at2016-09-18 11:45

  8. ベルウッドさん、こんにちは。

    先日は、お世話様でした。

    百聞は、一見にしかず。こう云う事だったのですね。
    早速、サイドプレスさんのHP、眺めてしまいました。
    拙宅のお嬢の脚元にも応用出来そうです。
    暫くしたら試してみたいと思います。

    何時もながら、貴重なアイデアの提供、ありがとう御座います。

    byいたちょう at2016-09-18 15:35

  9. バズケロさん

    そうです、そうでした。円形にしたのはそういうこと。もう何も考えていない、本能みたいなものでしょうか。ウェルフロートと御影石の間にはさむコルクシートもカドを面取りしています。

    キツさもその通りですね。初めて本場でシカゴ交響楽団を聴いた時、こんなに音がきつく聴こえるのかと驚きました。あの頃の日本のオケはヤワななまった音がしてました。それが心地よいとか、上品だとかカン違いしてました。以来、多少のキツさは耐えてます(笑)。

    また、相互交流いたしましょう。

    byベルウッド at2016-09-18 16:33

  10. ベルウッドさん

    こんばんは。
    音楽鑑賞中心のオーディオライフ、羨ましい限りです。
    迷いに迷いまくっている私には遠い西方浄土の様に思えます。そしてベルウッドさんは観音様、ただしそのお手に持っているのはハスの花ならぬ徳利…。(^_^;)

    脱線しました。実は私もスピーカーの脚の下には何か敷こうと考えておりました。このコルクシート良さそうですね。ネットで少しみましたがNo.26というのは見当たりませんでした。どちらのホームセンターにありますでしょうか?

    教えていただけますと幸いです。

    byLotus Roots at2016-09-18 23:51

  11. いたちょうさん

    サイドプレスのFAPSさんのスパイクはけっこういろんな応用ができます。M8とM6があるのがうれしいです。アマゾンでも注文できるようです。さらにこの球形受けも面白そうですよ。

    byベルウッド at2016-09-19 08:27

  12. Lotus Rootsさん

    赤羽駅のガード下のショッピング街の一番奥(大宮側)にビバホームというホームセンターがあります。その木工コーナーのところに何種類か売ってます。

    byベルウッド at2016-09-19 08:31

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