ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

マイルーム

メインシステム
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

2016 今年のマイベストCDs

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2016年12月30日

私が今年買ったものから選ぶ“マイ・ベスト”CDです。今年はやや不作だったかもしれません。昨年に増して「何を今さら」感がありますが、あくまでも私が今年買ったもののご紹介ということでお許しください。



1.アンコール! ヴァイオリン愛奏曲集

もともと私は五嶋みどりのファンのつもりですし、尊敬してやまないヴァイオリニストのひとりです。それでもこのアルバムは、いわゆるアンコールピースを集めた名曲集ということで軽く見ていました。ところがKYLYNさんのお宅でエルガー「愛の挨拶」を聴かせていただいてすっかり痺れてしまいました。これは数あるアンコールピース・アルバムのなかでも傑作のひとつだと思いました。おそらくチョン・キョンファの“スーヴェニール”以来の名盤だと思います。

名盤であり五嶋みどりのCDのなかでも抜きん出た存在のロングセラーだけに、国内・輸入CD、ブルースペックやSACDといくつかのメディアによって再発が重ねられていますが、SACD盤が最も音がよいと思いました。これに次ぐのが最新のブルースペックCDです。



2.FEATHERS Janette Lindsrom & Steve Dobrogosz

おそらく今年前半にもっとも活躍したソフトだと思います。そもそもは、昨年のHarubaruさんのマラソン・オフ会での出会いでした。その時のそねさんの鋭いコメントにちょっとどっきり。ボーカルとピアノのデュオというシンプルな構成で、ボーカルの発声や息づかい、ピアノの繊細な高域の音色などが、ストレートにシステムの細かな欠点を露わにするところがあるので、ウェルフロート導入以来、一点アースにたどり着くまでの一年がかりの過程で試聴頻度が最も高いソフトとなりました。HDCDなのでリッピングすると24bitになるという点でも大いに重宝しました。

さて…

今年は、ウィーンでオペラ三昧を楽しんだこともあって、その予習用にオペラのCDを買い込みました。今まではオペラを聴き通すことなんて滅多にないからと、何枚組にもなるオペラのCDやDVDを買うことはほとんどありませんでした。それだけに、以下は、「何を今さら」度が満開です(笑)。



3.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 カラヤン

このCDには心底ぶっ飛びました。カラヤンの残したオペラのなかでも、…というよりカラヤンの残した全録音のなかでも指折りの名盤・名録音だと確信します。デジタルだからこそのアナログ超えの豪華絢爛たるサウンド。何よりプラシッド・ドミンゴの輝かしい歌唱が素晴らしい。

こういう録音をオーディオで鑑賞することは、ある意味で生演奏を超える体験、あるいはリアリティとは別世界のオーディオならではの興奮かもしれません。幸い、ウィーン国立歌劇場で聴いたドゥダメル指揮の演奏は図抜けて素晴らしい体験で、大興奮でしたけれども。

なお、オリジナル輸入盤(西独製)がお薦めで、たとえ中古であってもこれを求めるべし。特に最近のハイビット・リマスター盤はひどくて、もう別物というしかありません。



4.ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 バレンボイム

楽聖ベートーヴェン唯一のオペラだけに古来幾多の名演・名盤が目白押し。実は、予習に当たってはズボラして図書館から借りてきたCD。ベームとかがお目当てだったのですがこのCDしかなかったので《仕方なく》聴いたCD。ところが聴いてみると素晴らしい演奏。緊張感が漲る力強い音楽で、しかも俗っぽい勧善懲悪に堕することなく知的で鮮烈なドラマ。解説によるとシカゴ響による新・オーケストラホールのこけら落としのために企画された演奏会形式の渾身の新プロダクションがもとになっているとか。

ここでもプラシッド・ドミンゴの存在抜きには語れません。本来の輝かしさに円熟味を加えた迫真の歌唱を披露。そして、ドミンゴに負けず劣らず素晴らしいのが ヴァルトラウト・マイヤーの理知的で精緻な情感描写で歌い上げるレオノーレ。

序曲としては最近の慣例通り「レオノーレ第2番」が使われ、最後に他の「レオノーレ序曲」2曲と「フィデリオ序曲」もまとめて録音されているのですが、これらもバレンボイムの気合い十分、ベルリン国立歌劇場オーケストラの充実したドイツ的サウンドが素晴らしい。ウィーンでの演奏があまりにつまらなかったので、帰国後にたまらずこのCDを買い求めたのでした。



5.モーツァルト:歌劇「魔笛」 エリオット・ガーディナー

そもそもは、八ヶ岳高原音楽堂でのダイナミックオーディオの試聴会。立体的な拡がりとボーカルのリアルな力感には感嘆させられました。

その直後に訪ねたヒジヤンさんのお宅でもこれがリファレンスとしてかかりました。オリジナル楽器によるいわゆるピリオド様式による演奏なのですが、キレのあるサウンドと溌剌とした音楽が湧き上がり聴いていてとても斬新で、わくわくしてしまいます。これで、たちまちにして購入を決意しました。

歌手陣もガーディナー手兵の古楽系の人々なのでこれという名の通った大物がいるわけではありませんが、いずれも生々しい存在感としっかりとした技巧に支えられたピリオドスタイルのリアリティと躍動感にあふれています。



今年のマイ・オーディオは、ウェルフロートのインパクトが余りにも大きくて迷走を重ねてしまいました。かてて加えて昨年末から2度にわたったドイツやハンガリー、オーストリーの本場の音楽に生に触れていささか虚脱状態ということで、音楽ソフトにはいささか不感症気味になってしまいました。今はマイオーディオは絶好調。むしろ、古いLPやCDを引っ張り出してきてはこんなによい音だったのかと感嘆し、新たな音楽を発見することしきりです。来年は音楽鑑賞にどっぷり浸かってしまいそうです。

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  1. ベルウッドさんこんばんは。

    今年は色んな機会にお世話になりました。
    調整の極意は良い音源からだと日記をみて改めてそう思いました。
    私も来年はもう少し音源収集に力を入れたいと思います。

    其れと赤羽の居酒屋では大変お世話になりましたm(_ _)m
    熱燗片手にウェルフロート談義は楽しかったです。
    が……私は弱いので『俺の酒は飲めんのか?』は少々キツかったです。
    帰宅まで一時間半かかるので今後はお手柔らかにお願いします。


    それでは、来年もよろしくお願いしますm(_ _)m

    byニッキー at2016-12-30 19:12

  2. ベルウッドさん

    今年はオペラにはまった1年でしたね〜
    怒濤の訪問記は楽しく読ませていただきました。

    今年はベルウッドさんとヒジヤンさんがご一緒に遠州まで遊びにいらしたことから、アイデアの交換に拍車がかかり、その後もメカニカルアーステクニックも発展していまして、年末もさらに進化を続けています。
    あれから、すっかりJBL部屋も脱皮して別の世界を楽しませてくれる様に成りましたので、次回の訪問をお楽しみに。

    バズケロも、古いアルバムにはまだまだ自分の知らなかった素晴らしい音楽が埋もれている事に気がつかされています。
    来年も相互訪問を実現して、楽しい音源の幅ももっと広げて楽しみましょうね!

    では、では

    byバズケロ at2016-12-31 00:14

  3. ベルウッドさん、今年の“マイ・ベスト”CDの紹介ありがとうございます。

    全体的に発売年月は以前からのものが多いようですが、よい盤と思うものは共通することが多いのだなぁと思いました。

    上から、五嶋みどりヴァイオリン愛奏曲集はベルウッドさんのオフ会で聴かせてもらってよいと思い購入しました。選択したのはSACD盤です。その後、通常CD、ブルースペックⅡ、SACDと比較して面白かったですね。

    次のFEATHERSは以前から所有していて、ボーカルのリファレンスとしても使用していた盤です。

    最後のエリオット・ガーディナー「魔笛」は拙宅のオフ会時に、八ヶ岳高原音楽堂で鳴らされたことをお聞きしましたね。

    三番目と四番目が心当たりのないものでしたので、三番目のプッチーニ:歌劇「トゥーランドット」カラヤンを、この日記を見てポチりました。示唆いただいた通りに輸入盤にておきました。

    この日記の副題とも思える、
    「よいソフトの発掘はオーディオ交流のご利益」と言えますね。

    byヒジヤン at2016-12-31 10:47

  4. ベルウッドさん こんにちは

    今年は たくさんの情報,ありがとうございました。

    来年は ぜひ オフで お会いしたいですね・

    よろしくお願いします。

    byX1おやじ at2016-12-31 11:34

  5. ベルウッドさん、こんにちは。

    五嶋みどりの「愛の挨拶」、KYLYNさん邸で聞かせて頂きましたが、びっくりですね。
    演奏(テクニック)、微弱な音の再現が凄く、拙宅でもあの音が出ることを期待してCDを入手(拙宅ではSACD再生出来ないので)したのですが、駄目でした。
    機器ではなく、盤のせいだと思いつつ、ブルースペック入手したいと思います。

    来年もサウンド、お酒、よろしくお願い致します。

    byいたちょう at2016-12-31 12:39

  6. ニッキーさん

    赤羽会を盛り上げてくれてありがとうございました。ニッキーさんは弱い弱いと言いながら、けっこうお酒が強いですね。軌道を外れて遠くの方へ行ってしまったりする師匠よりもお強いかと(爆)。来年も自白薬をかねてお酒を進めまくるので、「注がれたら拒まない」という覚悟でよろしくお願いします。

    byベルウッド at2016-12-31 15:51

  7. バズケロさん

    今年もお世話になりました。バズケロ邸はアイデアの宝庫、知識の泉です。行き詰まることが多かった今年は前年を上回る聖地巡礼の回数でした。バズケロさんとの交流で得られる新しい発想がなければ今年の迷走は果てることがなかったかもしれません。

    来年もよろしくお付き合いください。箱根越えを待ってますよ~。

    byベルウッド at2016-12-31 15:53

  8. ヒジヤンさん

    >よいソフトの発掘はオーディオ交流のご利益

    まったくその通りですね。最近のソフトの購入は、実際にコンサートに行ってみて気に入った演奏家、気に入った曲、それと、交流を通じて知ったソフト、この3つにほとんど限られてしまいます。雑誌評は参考にはなってもあてにはならないです。


    ただいま新年第一回のオフ会に向け準備中です。よろしくお願いいたします。

    byベルウッド at2017-01-02 11:30

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