ベルウッド
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マイルーム

メインシステム
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日記

FMエアチェックの愉しみ

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2017年09月06日

FMデジタルチューナーを新規に導入したことをきっかけに昔懐かしいFMエアチェックにハマっています。



エアチェックそのもので大活躍なのはデノンの業務用デジタル・レコーダーDN-700Rです。

タイマー付なので、あらかじめ予約をセットすれば後は留守録は自由自在、TVのサッカー中継だろうがお構いなし。昔のようにテープレコーダー(カセットデッキ)の前に陣取ってハラハラドキドキ…というようなワクワク感はありませんが、とても便利です。



録音したものをHAP-Z1ESで再生して楽しんでいます。これもファームウェアのバージョンアップでUSBデジタル出力が可能になり、さらに加えてK1を導入したことによりUSB入力→内蔵DACでFMエアチェックとは思えないような高音質再生となりました。



このデジタルチューナーは、FM変調波の復調をFPGAに組み入れた最新のアルゴリズムで行うという一種のADCで、出力はPCM。そのサンプリングレートも量子数も切り替え可能です。いろいろ試行錯誤しましたが、ハイレゾが良いわけでもなく録音容量との兼ね合いから、今では48KHz/24bitで定着しました。

普段はUSBメモリに落としたバックアップ音源をサブシステムで流し聴きしていますが、さらに気に入った音源は編集して曲毎にファイルを分割、アナウンス等をカットし、アルバムアートや曲名などをタグ付けし、最終的にflacの非圧縮に変換してからHAP-Z1ESの内蔵HDDにコピーして聴いています。編集は多少手間ですが、気に入った音源だけですので、昔でいえばケースにタイトルのラベル貼りをしたようなウキウキ感を楽しんでいます。

これで、生々しいコンサートライブ音源をCD超えの音質で楽しめるのです。



以下にちょっと流れを整理しますと…

FMチューナー:C-FT50 (港北ネットワークサービス)

↓48KHz/24bit(AES/EBU 平行伝送XLR端子接続)

デジタル・レコーダーDN-700R (DENON)

SSDカード

PC上で編集(KORG AudioGate) ファイル分割・アナウンス等をカット

↓ファイル変換エキスポート (BWF(wav)→FLAC)

↓タグ付け (DBpoweramp)

↓圧縮展開 (DBpoweramp Converter)

↓(ファイルコピー)

HAP-Z1ES

ということになります。


最近のお気に入りをご紹介します。


★ アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン デュオ・リサイタル
モーツァルト「バイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376」 ほか
~東京・王子ホールで収録~ (2015年10月2日)

オールモーツァルトソナタ全曲演奏プログラムの一夜で7曲のソナタを演奏。イブラギモヴァとティベルギアンのデュオの神髄がモーツァルトを通じて全開。まさに「ヴァイオリンのオブリガート付きのピアノのためのソナタ」。二人のやり取りは極上の愉悦。


★ イザベル・ファウスト 無伴奏の夕べ
「パッサカリア ト短調」( ビーバー)「無伴奏バイオリン・ソナタ」 (バルトーク)ほか
~東京・王子ホールで収録~ (2016年1月19日)

オール無伴奏プログラム。ファウストがオリジナルやモダンを持ち替えながら次々と古今の無伴奏ヴァイオリン曲を弾いていく。その技巧と張りつめたテンションの高さは圧巻。


★ アンジェラ・ヒューイット ピアノ・リサイタル
バッハ「2声のインヴェンション BWV772-786」「3声のシンフォニア BWV787-801」ほか
~東京・紀尾井ホールで収録~(2017年5月29日)

オールバッハプログラム。第1曲目「幻想曲ハ短調」の途中で、台風情報が容赦なく闖入。聞き惚れていたさなかの無神経な中断に地団駄踏んだのですが、編集ではやむなくカット。ピアノは聴いた限りではファツィオリに間違いない。


★ コンスタンチン・リフシッツ ピアノリサイタル
ラフマニノフ「前奏曲 嬰ハ短調 作品3 第2」 ほか
~東京・紀尾井ホールで収録~ (2016年2月23日)

ラフマニノフの24の前奏曲全曲演奏。最初の「鐘}からもうスピーカーの前で全身釘付け状態。よい録音を聴くとコンサートに行かなくてもいいやと思うのか、あるいはますますコンサートに行きたくなるかはケースバイケース。これは後者のほうで、リフシッツをよく知らなかった私は、このコンサートを見過ごしてしまい行かなかったたことを思わず悔やんでしまいました。


★ 2017-プラハの春オープニング
スメタナ「わが祖国」 全6曲
ダニエル・バレンボイム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
~チェコ・プラハ スメタナ・ホールで収録~
(2017年5月12日)(チェコ・ラジオ提供)

プラハの春オープニング恒例の「我が祖国」ですが、毎年チェコ・フィルだけとは限りません。それでも恐らくウィーン・フィルの登場は初めてのことだと思います。これはもう極上の演奏で、ウィーン・フィルの天国的な弦楽器の美音が聴けます。

FM放送は、国内の電波規制によって実は16KHz以上はカットされています。かつてCD規格が検討された際に大がかりなリサーチがなされ、16KHzでカットされてもほとんどの被験者はその違いは聴き取れなかったという結果となったそうです。西洋音楽の録音としては周波数帯域上限は16KHzで十分なのです。

へたなシステムやリスニングルームでは、むしろ可聴帯域限界近くの周波数がよけいな干渉を起こしてせっかくの高域が濁ってしまったり刺激的で不自然になってしまいます。かつての某メジャーレーベルの裏話として、オーケストラの弦楽器を美しく再生させるために巧妙に高域をカットしていたとか…(?)。

このウィーン・フィルの美音を聴いてしまうとスーパーツィターがどうのこうのというマニアの話しがほんとうに虚しく響きます。そんな余計な話しをせずにこれを聴いていただくと皆さんほんとうにいい音だと仰ることでしょう。

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レス一覧

  1. ベルウッドさん

    お早うございます。例に選ばれたプログラムといい、ばりばり文系にも絶対に理解できるハード・ソフト構成に作業フローといい、強いメッセージを感じる日記ですね。

    完全にLocked On状態ですが、「うーん、悩ましい」。
           ↑

    byパグ太郎 at2017-09-06 07:49

  2. ベルウッドさん
    エアチェック楽しいですよね!
    タイマー録音出来るレコーダーは便利ですね。
    拙宅では未だに手作業で録音開始と終了ボタンを押す必要があるので、録りたい放送と出張が重なると悔しい思いをすることが多いです。

    by椀方 at2017-09-06 09:49

  3. ベルウッドさん

    こんにちはFMエアーチェックですか
    その昔ゴールデンウィークにW.A.M特集番組で一日釘付で

    テープ交換しながらた録った覚えがありますよ
    DATテープで5本位カセット交換で途中は抜けてますが
    時々懐かしく聴いてます。

    最新のデジタルチューナー性能よいのでしょうね
    予約しながら出来る時代なのですね。

    byいなかのクラング at2017-09-06 12:43

  4. パグ太郎さん

    FM放送(=地上アナログ波)と、エアチェック(=録音)という二つの時代遅れを、デジタルで行うと何となく今のファイルオーディオにフィットするニッチの不思議さです(笑)。

    特定の番組の照準を定め(=ロックオン)て、録音する!?

    byベルウッド at2017-09-06 17:54

  5. 椀方さん

    このDN-700Rはなかなか優れものです。ネットワークでつないでPCから操作できるので、録音のプログラムの設定も簡単です。

    タイマーの時計が遅れるのが気になります。二三日で5秒ぐらい遅れます。再生のクロック精度とは関係ないのでしょうけど(笑)。

    byベルウッド at2017-09-06 18:00

  6. いなかのクラングさん

    レスありがとうございます。

    昔はテープ長さによる時間制約がネックでしたねぇ。番組をチェックして、どこでテープ(カセット)を置き換えるか作戦を練ってました。

    時間切れで途中で切れてしまった録音でも、好きで何度も繰り返して聴いているうちにそれが刷り込まれてしまった曲もいくつかあります。

    その曲を聞くと、その箇所に切るとここで途切れると感じてしまいます。時には、テープが無くなってリールがくるくる空回りするという情景まで頭に浮かんでくることさえあります(笑)。

    byベルウッド at2017-09-06 18:05

  7. 私の歳だとFMは音のまさに玉手箱!!!

    ラジカセにヘッドホン使って一発勝負に賭けていましたねぇ~

    終盤ではオープンリールデッキで丸録りしてカセットにコツコツとダビングしてました。

    デジタル録音機が出てきた頃にはエアチェックは卒業してしまいました (º_º)

    FMは今では車中で聞くくらいですね。 当時と違って今はアイテムが多く色々な媒体が多過ぎて(笑)

    先日、偶然付けた車中でのNHKーFM。 tokyo jazzが生放送中でした。 仕事中だったのですが数時間、聴き入ってしまいました (^-^)/ まだまだFMって新たな音楽との出会いの場でもあるんですよね。

    byアコスの住人 at2017-09-07 15:11

  8. アコスの住人さん

    あけてビックリ?あけたらたちまち浦島太郎はおじいさん??

    いつもながら意味不明のレスをありがとうございます(爆)。


    要はエアチェック=「ナマ放送の録音」の楽しみが、新しい形で復活したということです。映像放送でも、ライブ録画や、「SONGS」「ミュージックフェア」などスタジオライブもののサラウンド・高画質の放送がいくらでもあります。誰もその録画を試みようとはしないのですかね。

    byベルウッド at2017-09-08 00:38

  9. ベルウッドさん、こんばんは。

    K1導入でPC系に移行?と思っていたらまさかのFMとは驚きました!

    FMはパッケージ化されない貴重なライブ音源の宝庫ですから、音楽愛好家の方々には正に宝の山ですよね!

    FM放送が16kHzから上がカットされているといのは知りませんでした。
    最近、針廻しをして気付いたのですが、レンジが狭い事と音楽の充実度は比例しないという事です。
    ベルウッドさんの記事を読んでウンウンと思わず唸ってしまいました!

    しかし、人間とは欲深き生き物。もう少し高域が〜とか、ローレベルの解像度が〜と泥沼に勇んで足を突っ込んでしまうのも事実であります。

    音楽を心から楽しめる、謂わば悟りの境地にベルウッドさんは立たれたのかも知れませんね!

    byおいけ at2017-09-08 01:11

  10. おいけさん

    そうなんです。ファイルオーディオは、パッケージからフリーになれるということですよね。FMのライブ番組は、だからこそ、ファイルオーディオとすごく親和性が高いのです。もはや時代遅れと思われたFM放送ですが、このデジタルチューナーのおかげで意外な展開となりました。

    byベルウッド at2017-09-09 09:58

  11. ベルウッドさんこんにちは

    以前、YLの吉村社長と食事しながらの談話で、私が”どうも市販のテープやレコードよりもFM生放送の方が音が良いようですね”と言ったら“ステージが少ないから当然だよ”と言われたのを覚えています。
    私はFMチューナーを処分してしまいましたがチューナーも進歩しているようですね。又FM生放送に興味をそそられました。

    byどんぐり at2017-09-09 11:59

  12. どんぐりさん

    “ステージが少ない”というのは、編集・加工とかマスプロダクションまでの工程が無い、という意味でしょうか。そのことについてはいずれちょっと書いてみたいテーマがあります。

    私も一時期、ネットラジオなどの世界に行きかけました。ヨーロッパやアメリカのFM局は、地元でのコンサートなどをひっきりなしに流していて、インターネットのおかげでそれをそのまま日本でも楽しめるのです。

    でも、それを取り込んで自分のアーカイブに加えるという仕掛けにはなっていません。ところがNHKFMでは今も盛んに生録音を流しているし、海外放送局からの提供テープも流しているのですね。生々しい演奏記録をしかもCD超えの音質で楽しめるようになりました。

    どっこいFM生放送は生きていましたね。

    byベルウッド at2017-09-10 11:55

  13. ベルウッドさん

    氏が仰ったのは工程数が少ないという意味だと思います。

    私も工程数が少ない方が音質劣化は少ないと思います。
    FM生放送、CDその他の音源の工程数については知りませんがFM生放送が最も工程数が少ないのではないかと思っていますが。。。

    byどんぐり at2017-09-10 12:09

  14. どんぐりさん

    FM生放送というのは、生中継放送のことですね。

    デジタルチューナー導入初期にNHK交響楽団の生中継を録音してみたのですが、電波状況が悪くてあまり良い音ではありませんでした。タイマーのセッティングも不慣れのせいで失敗し頭が切れてしまいました。

    このチューナーで聴くと放送局の違いや、送り出しシステム(?)の違いなど音の良否がよく出てきてしまい面白いです。

    生放送の録音は、またトライしてみます。

    byベルウッド at2017-09-11 12:56

  15. ベルウッドさん

    そうですね、当時37~38年前は一度録音した放送を流した時も“生放送”と称していたようですね。私が録音に奔走していたのは“衛星生中継”の方でした。演奏前の会場の雰囲気(ざわめきや空気感の拡がり)がだいぶ差があったのを記憶しています。
    当時ソニーST5000Fでエアーチェックしていました。録音デッキはデノンDH710FとソニーTC9000F-2を使用していました。
    今でも当時録音したテープが60巻程あります。今はデッキが壊れ聴く術がありませんがこの先聴くチャンスが来たらと思い保管してあります。
    先ほど調べましたら、バイロイト音楽祭(録音生放送)、生中継版はカラヤン/BPO来日公演、ベーム/ウィン国立歌劇場のフィガロの結婚、その他などが出てきました。

    でも今はCD、LDで十分音楽が楽しめ、満足出来ていますので他に興味が湧きません(笑)

    byどんぐり at2017-09-11 16:31

  16. どんぐりさん

    私がかつてエアチェックしたテープは全部捨ててしまいました。デッキを維持するのは大変で、カセットデッキに移行してから友人にダビングしてもらったのですが、ピッチが合っておらずめちゃめちゃになってしまいすっかり落胆してどちらも捨ててしまったのです。

    その後、復刻音源のCDなどが一部見つかるものも出てきましたが、テープで聴いたエアチェック音源のあの感動はなかなか再現できませんね。

    同じライブの中継放送と市販盤との違いについては、現代の視点で思うところもあり、別の機会にちょっとまとめてみたいと思っております。

    byベルウッド at2017-09-12 09:08

  17. ベルウッドさん、こんにちは。

    FMエアチェックと聞いて思わずレスしてしまいました。

    最近は多忙でFMエアチェックをやる機会がないのですが、5年ぐらい前まではお目当ての演奏会のたびにFMエアチェックをしてました。

    30年、40年前のFM/AMチューナーから(10年ほど前まではハードオフなどで格安で買えたがいまはそうはいかない)、プロ用のパライコとADコンバーターを通してデジタル変換し、ヤマハのCDR-HD1300内のHDDに録音してました。
    録り直しのきかない1発勝負、どんな演奏がきけるのかのドキドキ感はFMエアチェックでならでは。
    ライブ音源だけに「こういう演奏もする人だったの!?」と驚かされるのも、FMエアチェックの楽しみだったりします。

    FMエアチェック音源の魅力は何といっても豊富なニュアンスと余韻、そして一音一音の生々しさ。FMエアチェックで聞いた演奏会の音源が後日CD化され、実際に聴き比べたところ、余韻やニュアンスの少なさにガッカリさせられた覚えがあります。

    KORGのDS-DAC10Rを入手したので、ノートPCでFMエアチェック、というのもやってみたいと思っています。

    by8050A at2017-09-15 21:29

  18. 8050Aさん

    FM放送という息の長いメディアが、かえって最新のライブ音源の宝庫ということがちょっと皮肉な感じがしますね。おかげさまでエアチェックのあのときめきが復活しました(笑)。

    ライブでの演奏、録音の生々しさと情報量の豊かさと、CD化(商品化)されたものとの違いはその通りだと思います。このことについては私も思うところがありますので、後日日記にしたいと思っています。

    byベルウッド at2017-09-17 16:46

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