ベルウッド
ベルウッド
クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

マイルーム

メインシステム
メインシステム
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
所有製品

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最新のレス

日記
製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

日記

PCオーディオに見て、触って、聴いてみる-Ⅳ (MFさんをお迎えして―その4)

このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年12月24日

MFさんこん身のオーディオ用PCを持ち込んでの拙宅オフ会も会を重ねること4回目となりました。今回の立会人は、常任のいたちょうさんに加えて、KYLYNさん、ニッキーさん、KM1Vさん。ついに我がお茶の間に5人のゲストをお迎えすることになりました。もちろん新記録で、椅子が足らなくなりました(汗)。

このオフ会は、PCオーディオを我が家に実際に持ち込んでいただき、我が家のシステムに接続して聴いてみようという趣旨で始まりました。一部に大きな反響があったJPLAYによるPCオーディオですが、実際には普及はまだまだでコミュでの議論もどこか実体感の薄い仮想のやり取りばかり。音がよいと言っても、オーディオの中でどのくらいの位置づけになるのか、そういう実感が欠けているなかでの記事が多い。そういう現実を打破して、とにかく聴いてみようじゃないかという思いがありました。表題の「見て、触って、聴いてみる」というのはそういう思いを込めたつもりでした。

それがついに第4回目。前回は、PC3台(Triple)によるしかもハブレスでの再生ということで、JPLAYに取り組んでいる方でも、まだまだ1台(Single)、あるいは、せいぜいが2台(Dual)というところが一般的ななかで、究極とも言うべき構成での試聴でした。これ以上何があるのかというところまで来た観があります。

実は、12月初頭に準備ということで、ミニオフ会をやっています。第4回の準備ということでOSをwindows fall creatorにアップデートし、さらにプロセスカットを極限まで進めたMFさんから、ドライバの認識等を事前に確認しセットアップを完了させてからオフ会に臨みたいとの申し入れがあり、立ち会い人としてそねさんをお招きしてのオフ会だったのです。オフ会後、3台のPCと外部電源2台をお預かりすることになりました。PC3台というのは、オーディオにとってもかなりのボリュームです。これをいちいち持ち運びするのは大変というわけです。初めはミニPCを1台とか2台とかというところから始まりましたから、あっという間に恐竜のように大進化しているのです。

それまでの間はどうするのですか?とお聞きすると、家ではノートPCがあるのでHugoⅡにつなげてそれで楽しんでいますとのこと。正直言って、4回目を迎えてPCオーディオも煮詰まってきたかなぁという感想でした。ここからは、筐体や接続ケーブルなどの防振とかアイソレーターとか、ノイズや振動対策といった周辺の詰めだろうかと思っていました。

ところが、このたった2週間あまりの間にあっと驚くサプライズを準備しておられたのです。それがいきいなりオフ会の最初に紹介されました。

それは、ミニPC再生。

たったこれだけの構成。



最初にお目見えしたミニPC・LIVAの再登場。ネットワークに一切つながないネットワークレスでOSはWindows10ですが再生ソフトはJPLAYではなく、何とフリーソフトのfoobar2000です。DACは、MFさん持参のHugoⅡです。PCもDACも、それぞれ手のひらに載ってしまうようなサイズです。そしていきなりかかったソフトのサウンドに一同驚愕してしまいます。





正直言って、こんなに生々しくリアルなサウンドは初めての体験です。このクォリティの音が自分のオーディオセットから再生できることに半ば有頂天でもあり、半ば信じられないという気持ちです。しかも、自作のバッテリー駆動の金田式プリとパワー、そしてブックシェルフ2ウェイのT4というだけの構成。



768kHz/32bitというハイスペックの配信音源。こんなものが世の中に存在していたのかというちょっとした驚きもさることながら、録音もデモ用にありがちなケバケバしさは一切ない自然なサウンドで素晴らしい。ここまでのハイフォーマットとなると、HAP-Z1ESはもちろんGRANDISO K1の内蔵DACも対応していません。



DSD11.2MHzによる寺井尚子も素晴らしい。私は初めてこのひとの演奏に感心してしまいました。やはりケバケバしい厚化粧もないサウンドで、ひどく扇情的に感じて好きになれなかったボーイングにもバランスのとれた情感を感じます。こちらもHAP-Z1ESは対応していませんし、USBによるDoPでは伝送できずNative再生のみが実現できるフォーマットです。



クラシックのピアノも素晴らしく生々しい。e-onkyoとカワイのコラボで実現した録音なのだそうですが、単なる再生音像サイズというだけでなく音のダイナミックスや音色や響きのリアリティというあらゆる点でちょっと未体験のサウンドです。これはHAP-Z1ESとK1とのコンビでも再生可能なDSD5.6MHzですが、後日聴いてみたところやはりDoPよりもこの日のNative再生に一日の長があるように感じました。


いままでのMFさんのアプローチからすればとんでもない逆行です。

これまでMFさんは、JPLAYの良さをさらに活かすAO(AudiophileOptimizer)でOSの最適化をはかり、PCの構成もシングルからデュアル、さらにはトリプルと高度化が図られてきました。それが、すでに広く普及しているフリーソフトfoobar2000への回帰です。しかもPCオーディオとネットワークオーディオとはほぼ同義と思われる常識を打ち破るネットワークレス。暴走と言ってもよいほどの突然の逆走です。

しかし、ここにはMFさんなりの合理性・必然性があるというのです。

JPLAYとは何か?それは音楽再生ソフトの立場から、OSに対して音楽再生関連のタスクの優先順位を徹底的に高めるというソフトです。加えてAOを使うことでプロセスカットを行いさらに再生音質を向上させます。MFさんはAOでは手をつけていないプロセスをさらにハンドでカットしていく。この辺りは相当に危ない領域ですが音質向上の追究は極限まで進みます。ここで、もともとプロセスはカットするのですから、OSはサーバー用途よりもより機能がシンプルなWindows10で十分というパラドックスが生じ、それが逆走のきっかけになったようです。AOやハンドでのプロセスカットによる音質向上の追究という手法は、シンプルなfoober2000でも可能で同様に高音質に化ける!?…そういうことになるのです。PC自体も拡張機能は不要で、むしろ、最小限のシンプルな方がよいし、圧倒的なスペース性の改善がもたらされる。電源強化策も、外部供給用の重量のあるリニア電源の力も借りず、iFi Audioのコンパクトで軽いバスパワー対策だけでここまで大化けしました。


この後、もともとのトリプルPCによる再生も行いました。参加者の印象として、これはこれでよい…というものだったと思います。もはや、HAP-Z1ESからの再生と遜色ないレベルまで来ています。ハイスペックフォーマットではない常識的なレベルの再生では、それなりの音の厚み実在感ということではミニPCより地に足がついたサウンドとの実感さえあります。それでもミニPCのウルトラハイレゾ再生の衝撃の余韻は残ります。

一方でK1によるディスク再生にまだ一日の長があるようにも思います。オフ会第二部では、拙宅システムでさんざんCDやSACDを聴いていただきました。フォーマットの違いを超越した音の優劣はやはりあるのです。恐らくその理由には、ミニPCの良さと同じで音楽信号の読み取り、送り出しのシンプルさがあるのだと思います。

CDトランスポートは読み取りだけで、双方向のデータ照合による訂正も無くメモリバッファの助けもほとんど無い単純なストリーミングという一発勝負です。それだけにドライブメカの筐体剛性強度、振動対策、回転精度、果てはVRDSのような回転ディスクをクランプして回転振動や偏心を抑制したり、アナログプレーヤーのようなベルトドライブなどいささか時代がかった重厚長大なあらゆる強化対策が音質のカギとなっています。

けれどもDVD用やあるいはデータCDRの読み取り用のディスクドライブは全く考え方が違います。少々の読み取りミスやノイズ混入があっても、適宜照合し訂正していけばよいのです。DVDオーディオやブルーレイなどの映像系はその延長上にあります。重厚長大なドライブメカの強化策よりも、回転速度(=読み取り速度)の高度化が優先されます。そういう考え方のドライブメカでCDを再生しても、CDの本領発揮は難しいのだろうと思います。ディスク再生には早々に見切りをつけて、リッピングや配信によるファイル再生のほうに切り換えるということもアリなのだと思います。

先日の日記「メカの違い」では思わぬ反響がありましたが、私が言いたかったのはそのことです。

MFさんのミニPCオーディオは、もちろんネットワークレスということで操作性に相当の課題があります。PCオーディオとネットワークオーディオとは同義のように扱われるほど、音源のストレージやそのデータ運用、携帯端末での操作の利便性がやはり分かちがたく結びついています。JPLAYは一般的なwindowsユーザーのネットワーク環境でそういう利便性を保ちながら安全に高音質化する優れたソフトです。ネイキッドともいうべき実験的なMFさんの今回のトランスポートシステムは誰にでも真似できるというものでもないし予期できないシステムリスクも伴います。ですが、それはPC再生による音質のクォリティがどのような因子で左右されるのかの謎の解明にかなりのレベルで迫るものでした。今後は、その素裸な状態から、音に影響させずにネットワークのタスクをどう取り込むかなどの追究も含め、また新たな展開があるのではないかと期待はますます膨らみます。来年は、新シリーズということでさらなる企画を考えましょうとMFさんとの意見が一致しています。


さて、以下は余談になりますが…

後半の第二部ではちょっと面白いことも実験してみました。それはUSBケーブルによる音の違いです。

私が従来から使用していたWireWorldとUSBアイソレーターとの組み合わせに対して、日本オーディオの天然素材(無染色)絶縁素材、独自構造によるUSBケーブルの比較です。

これは参加の皆さん、ほぼ一致して日本オーディオ製のUSB-1WDの方が音がナチュラルで音に深みと厚みがあるとの好評価だったと思います。

ちょっと驚きの結果でしたが、これほどUSBケーブルで音が違うのかということもさることながら、さほど高価でもないヤワな外見のケーブルがあっさりと凌駕し、アイソレーターも不要というのは不思議です。このことはHugoⅡでもK1内蔵のUSB-DACでも同じでした。そもそも最新のHugoⅡの内部基板も、K1のUSBインターフェースもきちんとしたノイズアイソレーションが施されています。もともとアイソレーターは屋上屋だったのだと思います。認識エラーや同調の不安定さなどが克服されれば伝送特性の優秀さが優先され、ダイオードやファインメットビーズなどのノイズフィルターはかえって音楽情報も吸収されてしまう弊害が浮かび上がってくるのでしょう。

このケーブルを紹介してくれたのは、今回の参加者のひとりKM1Vさんでしたが、KM1Vさんが持参したお余りのケーブルを他のどなたかが早速お持ち帰りになりました。私もすでにこのケーブルを標準にしています。JCATのアイソレーターは再び無用のものと化しました。



さて、この後は、オフ会参加の皆さんに加えて、現地集合の横浜のvafanさん、にらさん、パグ太郎さん、キタサンも参加しての赤羽・大忘年会となりました。おあとがよろしいようで…(笑)

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. ベルウッドさん、先日はお招きいただきありがとうございます。

    ベルウッドさんがCDPを更新したので、以前とは音色が大きく変化しているだろうと思っておりましたが、良い意味で音色はCDPがDENONの頃と変わらず音質は段違いに進化しておりました。

    K1を導入後もアンプの電源の増強に更なるルールチューニングとシステム全体が大きく向上しているのには驚きました。

    私はMFさんにお会いしたのは初めてでしたが、MFさんのPCオーディオに熱心に常に新たなやり方をする姿勢は素晴らしいと思います。

    ベルウッドさんもMFさんをはじめ色んな方々と一緒になってオーディオ趣味を楽しんでいるんだな〜と赤羽の居酒屋でお酒を飲みつつそう思った1日でした。

    byニッキー at2017-12-24 20:25

  2. ベルウッドさん、様々な経験や仮説と検証がありますね。

    先日のOPPO.205の日記で意見が合わなかったので、さっそく本日自分の仮説の検証をしてみました。

    ヒジ仮説:映像系主体のトランスポートでも使いこなし次第では、CD再生もよい再生が可能である。

    この仮説を検証するために、下記の自宅システムで同じ条件で比較しました。

    A:CD/SACD再生を実施しているDENON-SA1出川式電源他チューニングCDPからのレギュラーオーディオシステムでのCD再生

    B:映像系のブルーレイ/DVD再生を実施しているバッファローのブルーレイ~CD再生まで可能な外付けドライブから、PC経由~DDC~SA1のDACに入れたシステムでのCD再生

    Bの経路でCD再生をしたのは始めてだったので、ドライブの設置に対してのチューニングのやり直しは免れませんでしたが、1時間ほどの追い込みで完了しました。

    リファレンスとしている聴きなれたCDで比較しました。結果はやはりAのレギュラーオーディオシステムでのCD再生の方が上ですが、映像系ドライブからのCD再生でも、「これで何の不満がある!」と言えるレベルの音が出たと思います。

    自分の仮説が検証されたと自己満足していますが、やはり個人的な判断です。ですので、年末にバズケロさんが来られたときに比較を聴いてもらおうと思っています。

    今日のお試しで、やっぱりオーディオは使いこなしが大事と思った次第です。

    byヒジヤン at2017-12-24 21:01

  3. ニッキーさん

    先日はこちらこそありがとうございました。

    音色は変わりません。あくまでも今までやってきたことの延長です。そのなかで解像度だとか輪郭の立体感とかより自然なサウンドなどのレベルアップです。電源のダブル化はそういう音質にはいっさい変化がなかったのですが、安心感というものが得られました。

    MFさんのアプローチは、直接触れることができて、私にとってあらゆる意味で刺激になりました。

    ニッキーさんも来年は地道に行かれるとのこと。ぜひ、アクセサリーの音ではなくて、ニッキーさんの音を目指してください。

    byベルウッド at2017-12-25 00:49

  4. ヒジヤンさん

    そねさんもメインはPCトランスポートで、サブとしてCD用の小さなディスクドライブを使っておられました。ちょっとしたセッティングでなるほどと言えるクォリティで、持参したCDを再生してくれました。そういうことは十分に可能ですね。

    どのようなセッティングの工夫をされたのかレポートしていただけると面白いし、皆さんの参考になるかもしれませんね。PCオーディオの楽しみのひとつに、安価なコンポーネントやボードなどのパーツを組み上げて高級機顔負けの音を出すという、自作の趣味を楽しまれている方も多いのだと思います。

    単体のディスクドライブなら身軽なので、むしろ無体策のビフォーと対策後のアフターの比較試聴のほうが面白いかもしれませんね。

    byベルウッド at2017-12-25 00:56

  5. ベルウッドさん、こんにちは。

    MFさんの今年のご活躍には私も驚いています。最後はミニPCでしたか。トリプルより持ち込みのハードルが下がるので、来年はあちらこちらで話題になりそうですね。K1導入された年に並行してPCオーディオの深化に触れられて、ベルウッドさんにとっても、さぞ刺激的な1年であったと想像します。

    あの日はやはりPCオーディオに舵を切られた、いたちょうさんの洗練されたサウンドを楽しみました。JPLAYとasoyaji DACの合わせ技によりアッコルドの良さが引き出されていたように思います。

    忘年会含めて楽しい時間を赤羽で過ごすことができました。

    by横浜のvafan at2017-12-25 11:42

  6. 横浜のvafanさん

    先日は、こちらこそ楽しいひとときをありがとうございました。

    私はまだいたちょうさんの最新の音を聴かせてもらっていないのです。いずれDAC対決なんてのもやってみたいですね。そういうDAC比較ということでも、いろいろアブナイ情報を風の便りに聞いています。

    byベルウッド at2017-12-25 14:54

  7. ベルウッドさん

    先日はありがとうございました。
    とても興味深いオフ会でしたね。
    持参したUSBケーブルが届かないと、長いケーブルが出て来た時はビックリいたしました 笑

    byKM1V at2017-12-25 16:59

  8. ベルウッドさん、こんばんは。

    先日はありがとうございました。
    また、PCオーディオ講座、4回ともお誘い頂き、大変感謝です。
    お陰で、今年は、PCオーディオ沼に浸かってしまいました。

    そういえば、定点観測、LINN DS引退式以来、お誘いしてませんでした。LINN DSは、越えたと思っていますので、来年になりますが、聞きに来て下さい。

    byいたちょう at2017-12-25 17:54

  9. ベルウッドさん

    先日は盛りだくさんの楽しい一日を企画して頂き、ありがとうございました。

    この日記を拝見して、ビールで怪しくなっていた当日の記憶が蘇ってきました(汗)同じく飲んでおられたベルウッドさんとの記憶力のあまりの違いに愕然とします・・・

    ミニPCのハイレゾ再生での驚きから始まり、K1でのファイル再生、ディスク再生まで、素晴らしい音楽体験をさせて頂きました。K1導入の効果はもちろんですが、その他の練り上げとの相乗効果なのだと思います。

    以前から大切にされているSNや解像度の高さだけでなく、力強さや低域の伸びや音場の広がり等、全体として大きく進化されていると感じました・・・

    忘年会もいつもながらの楽しい時間でした〜おかげで、また飲みすぎてしまいました(笑)

    byKYLYN(キリン) at2017-12-25 19:07

  10. ベルウッドさん、こんばんは。

    私のお伝えしたい内容満載の素晴らしい日記を、ありがとうございます。
    そしてお手間を取らせてしまって申し訳なかったです(大汗

    来年は何も気にする事なく、大いに活動したいと思います。
    あ、今年も大して気にせず活動していますね(汗

    来年は色々な事が覆されるかもしれませんが、ご協力お願い致します(笑

    byMF at2017-12-25 22:15

  11. ベルウッドさん こんばんは。  私がMFさんに初めてお会いしたのは半年前のベルウッド邸ででした。この度の日記を拝見しながら、少しく感じるところがあったので、中身のない長文で誠に恐縮ですがレスさせていただきました。スルーのほどお願いいたします。


    MFさんは、心からPCオーディオの普及を、その素晴らしさを皆に知ってもらいたいとの願いをお持ちであると思います。願いの実現のためには、まずもってPCを使うことが良い音で鳴らすことに繋がらなければいけない、皆が納得できる機器と環境で、ピュア・オーディオ機器に負けない凌駕できる可能性を示せることが必要。そしてそのような評価が独りよがりに陥らないようにするため、その評価の試金石として機材・環境・評価力とそろったベルウッドさんにご協力を求められた、のだと思います。
    ベルウッドさんもMFさんも、音楽に良い音を通じて奉仕できるもの、何故良いかが科学的裏付けを持って説明できること、が重要との価値観をお持ちだからだと思います。

    PCを使い良い音で鳴らすためには、とにかくノイズとジッターの抑制。これには、ノイズの発生源での発生量を抑える、ノイズの発生源から伝わる量を抑えるの大きく2通りのアプローチがあると思いますが、MFさんは、発生源での発生量をいかに抑えるかに注力することをご自身が最も貢献できる道として選ばれた、伝播量の抑制はその分野の達人に任せるのがよい、とされたと思われます。

    ですから、音の良いハード、ソフトを選んだらそれで御終いとはならない、仮説の構築と実証実験を重ね、いかにしてノイズの発生量を減らすかに全力を尽くされる。ときにそれまでご自身のやってきたことを覆すことも躊躇わない、まさにPCオーディオの求道者の姿を見る思いがいたします。

    (続く)

    byそねさん at2017-12-26 02:28

  12. (続き)

    そのために、PCはどこをとってもノイズの発生源なので、排除・回避・代替・軽減を基本に音楽再生に的を絞り、不要なハード・ソフトまた機能は使わない、負荷を軽くする(全体であったり、単位あたりであったり)、よりノイズの低いもので代替、また変動を避け安定させる。
    この観点ではハブレスtripleePCで骨格は完成したものと思っています。
    ・オンボード機能・統合グラフィックをPCIeカードで代替、SATAも止める
    ・ネットワークブリッジでHUBに代替
    ・キャッシュの大きい高速CPUでCPU使用率の低減・安定化とアンダークロック
    ・serverPCも分ける(dual→triple)ことでログイン前再生を実現し不要なwindowsプログラムの起動を回避
    ・AOを利用し不要なwindowsプログラムの徹底的な手作業無効化


    ベルウッドさんが仰るように、残るは細部の練り上げ。第4回ベルウッド邸PCオーディオオフ会では、千葉方面遠征の成果を踏まえたノイズ伝播対策をオフ会当日に施し完成形宣言がなされるものとばかり思っておりました。
    ところが、お披露目されたのは、オフラインでJPLAYすら使わないミニPCだったというのですから魂消ました。

    前兆はあったんですよね~、ノートPCとか。
    真にPCオーディオの普及との志を抱き、音の良いハード、ソフトを選んだらそれで御終いとはならない、仮説と実証実験を重ね、いかにノイズの発生量を減らすかに全力を尽くされる。ときにそれまでご自身のやってきたことを覆すこと・自己否定も躊躇わない、PCオーディオの求道者の姿を見る思いがいたします。

    byそねさん at2017-12-26 02:34

  13. (またまた続き)

    ですが、私には、今回のミニPCという提案がこれまで押していたJPLAYを使っていないからと言って、JPLAYを否定しているとは思えません。
    そうではなく、これまでの取り組みの中で着想した、まさにベルウッドさんのご指摘されているPCオーディオの音質のクォリティを左右する因子を検証するのに、今のままのJPLAYでは試せないということではないかと。
    試せる構造ならば、あの、あのMFさんですよ、やっていない筈はないですよねェ~(笑。それが出来ないJPLAYなので、ご自身の仮説を立証するためにfooverをお使いになられたのではないかと。

    JPLAYはもっと音質が良くなる使い方をできるのではないか、そういった改善をして欲しいとのメッセージをミニPCに託したのではないか、と思います。

    改善は例えば、JPLAYをコンポーネントに分けてJPLAYstreamerをもっと軽いものにできないか、とか、使用メモリーを減らせないかとか…(省電力CPU組込みマザーでPCを作ったことがある、という程度の素人の想像可能な範囲での戯言ですので、大人の皆さまのご寛容に縋ってのたとえ話です)

    (おわり)

    byそねさん at2017-12-26 02:38

  14. KM1Vさん

    先日はありがとうございました。

    おかげさまで、日本オーディオのUSBケーブルは拙宅でもすっかり定着してしまいました。

    このメーカーは「我々はあくまでも研究所。量産する気はありません」とのことで、あまり見かけにはこだわらないし、価格もリーズナブルですね。

    受注生産、ユーザーの環境に合わせてケーブル長さや導体などで多少のカスタマイズには応じてくれるそうです。とりあえずUSBケーブルはこれでよしということになりそうです。

    byベルウッド at2017-12-26 10:56

  15. いたちょうさん

    PCオーディオの浸透が目にもとまらぬあっという間の出来事で唖然としました(笑)。ぜひ、MF-PCとasoyaji-DACの音をお聴かせください。

    byベルウッド at2017-12-26 10:59

  16. そねさん

    詳細で興味深い考察をありがとうございました。

    MFさんがJPLAYを否定しているわけではない…というのはその通りですね。ただ、これからもJPLAYをベースにしていくかどうかは疑問だと私は見ています。もちろん、また、劇的にJPLAYに戻ってくるかもしれません(笑)。新年からの新シリーズがどのように展開するかは予断はできません。

    JPLAYは優れたソフトだと思いますが、いろいろと煩わしいところがありますね。それはソフト自身の問題というよりも周囲が何かと煩わしい。ユーザー・非ユーザーとで極めて閉鎖的、分断的に運営されていて非公開だから外から見えにくいし、過度に干渉的です。

    例えば、flacとwavの音の違いについて、前々回でしたか実験しましたが、やはり違いが出るのはJPLAYがwavを前提にしているせいで、トランスコードでの影響が出てしまうせいではないかと推測していますが、外部からは推測する以上の確証は持てません。ところが、インサイダーからはそれは「falcよりもwavの方が音がよい、その違いがわかるのはJPLAYが優秀だからだ」というふうに主張されます。言ってみれば、製品の個人崇拝です。

    とはいえ、改造とかリエンジニアリングによるコピーや技術回避などによる商業活動の阻害、妨害は、ネット社会ではますます深刻な問題にもなってきています。有償ソフトの内容詳細の公開は制限されて然るべきですし、運営販売側が過度に神経を尖らせるのも当然なのでしょう。

    そういったことは音質向上追究の自由を抑制してしまうということでとても煩わしい。かなりのことがわかってくれば、もっとずっとオープンなフリーソフトの方が自由な追究が可能です。それこそがPCオーディオの面白さなんだと思います。

    ものづくり=アナログやCDの時代と、PCオーディオの時代とはかなりパラダイムが違うと感じます。

    byベルウッド at2017-12-26 11:44

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする