ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

季節の変わり目

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2018年04月18日

寒暖差の激しい日々が続いています。こういう季節の変わり目にはとかく体調を崩しやすいもの。どうか皆さま風などをひかないように体調管理にお気を付け下さい。

…と、これは、オーディオ・システムにも言えること。

電波の整理をして絶好調が続いていましたが、先日、さらにオーディオ専用LANやWiFi子機の電源まで切るとどうなるか?という実験検証をしようとした矢先のことです。どうも急に音が冴えなくなりました。

原因をいろいろ探っていたところ、ハタと頭にひらめくものがありました。

プリアンプのオフセット調整のことです。

私の自作・金田式プリアンプは、OPアンプ(差動アンプ)が泣き所で、どうしてもオフセットがゼロにはなりません。デバイスには温度特性があって一対の素子が完全に同じ特性ではないからです。季節によって室温が変動するとどうしても狂ってきます。これをこまめに調整する必要があるということを以前に日記で書いたことがあります。

しばらく好調が続いていたので、そのことを忘れていました。やってみるとピンポンでした。それにしても、徐々に変化するのではなく急に変化したので、このことにすぐには結びつきませんでした。やはり、ここのところの行ったり来たりの寒暖の変化が大きかったのでしょう。単なる素子の温度特性ということだけではなく、トリマー(半固定抵抗)にも影響したのかもしれません。この抵抗での調性はとても敏感ですから。

最初に気がついたのは、このCDを聴いている時。



皆さんがよくお持ちのソフトなので、リファレンスとして私も買い求めたもの。出遅れで買うのでどうせならと、思い切って、シングルレイヤーのSACDを買い込みました。高かったです(汗)。

無伴奏なので、ファウストのストラディバリウス(“スリーピングビューティ”)の個性がとてもよく引き立ちます。ファウストが最初に鳴らし込むのに5年かかったというのも頷けるように、基音に対して高域倍音がとても豊かな独特の音色です。倍音成分が多いことでスピーカーなどオーディオシステムの音質に個性があると、かなりまちまちの再生音になってしまうところがあります。そういう意味でとてもシビアなレファレンスCDです。今回は、その高域成分がとても耳についてきつい音がするようになっていたのです。

もうひとつは、電波の影響を確かめようと、久しぶりに引っ張り出してきたこのCD。



ケーブルの選択時に使用したレファレンスで、再生上、最も難しい高域のハーモニーをチェックするには最適のCD。第1トラック(「序曲」)で、冒頭の清澄な木管の和音が聞こえてくると、もうそれだけで陶然としてしまいます。それに続いて森の中の妖精たちの精妙な細動が聞こえてくる。そこに突然、総奏(トゥッティ)のフォルテッシモが立ち上がる(1’12”)。暗い神秘の森が突然開けたような外界の陽に満ちた騒々しいまでの人間世界の闖入。ここがチェックポイント。かなり正直できつめの高域のとらえ方なので、ちょっとでも倍音再生に歪みがあったり、高周波ノイズがのっていたりすると、耳に刺さって痛くて聴いていられないのです。

どこか問題がある場合、こういうソフトをかけると、高域が目立つような帯域バランスになります。

これを帯域がフラットではないせいだと、EQやアッテネーターで高域を絞ってしまいがちなのですが、実は本質的な解決になっていません。いわば痛がる患者にモルヒネを打つようなものでほんとうの治療にはなっていないのです。そんなことを続けていると、それこそモルヒネ中毒になったり他の痛み止めを加えたりと、どんどんドロ沼にはまってしまいます。そういう痛み止め依存と同じで、辛い高域を抑えようとばかりしていると、本来の倍音が聞こえない活気のない退屈で沈んだ音になってしまいます。問題は他にあるのです。

私の場合は、このプリアンプの調性が季節の変わり目の注意事項ですが、よくあるケースは、スピーカーユニットのネジの緩みです。今年は、寒暖差に加えて湿度もかなり上下しましたので余計にネジが緩みがち。こまめにチェックして増し締めが必要です。私も、ここのところ、2、3日おきにチェックしています。わずかに緩んでいるところがあって、やっぱりというところでした。

冬場は、太平洋側では空気乾燥と静電気がオーディオの大敵でしたが、これから梅雨や猛暑の季節を迎えてオーディオにはますます厳しい季節となります。特に高温は、発熱するアンプなどでは故障にもつながりますので要注意です。

皆さまも、季節の変わり目には《オーディオの》体調管理にはくれぐれもご注意を。この数日、気候の大きな変動は続くようです。どうぞご自愛ください。

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  1. ベルウッドさん

    初期のES9018S DACはオフセットを自動で調整する機能が内蔵されていました。
     DUAL DACで8パラ/片Chのためオフセットが8倍?
    ただ何等かの原因で 1度狂うと数十分元に戻らなくなりますが・・・壊れたかと疑うほど

    TL0072でDC成分を検出して非常にゆっくりとバイアス電流を調整しているみたいです。(詳細な回路は不明)

    プリアンプもこの機能を検討してはいかがでしょうか?

    byhelicats at2018-04-19 09:16

  2. helicatsさん

    金田式では、ゲインの高いMCカートリッジ用EQアンプにはオフセットを自動補正する回路(AOC=Aouto Offset Control)がついています。金田氏は改良を重ね強力なAOCを開発したので、ついにEQアンプ出力のDCカットのための結合コンデンサを追放し、完全直結になりました。これでプリアンプからスピーカーまで直結という、メーカー製では考えられない《危険な》アンプとなりました(笑)。けれどもコンデンサの音色影響がまったく無いこと、高価なコンデンサが無用で大幅にコストダウンになった魅力は大きいです。

    私も、ゲインが比較的小さいフラットアンプにもAOCを付けようかと考えましたが、もう基盤配線の余裕もないのでやめました。ちょっと面倒なところもありますが、それもまた自作の楽しみだと割り切りました(笑)。

    市販のDAC、特にガレージメーカーの製品は音がよくともこのオフセット対策が弱かったり、DCサーボの影響で音がさえなかったりと、この辺りは気をつけた方がよいでしょうね。

    byベルウッド at2018-04-19 17:15

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