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ザクセンスイス (ドイツ音楽三昧 その6)

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2018年07月11日

ドイツ音楽三昧の旅。今日はベルリンからドレスデンへ移動です。

ベルリンからドレスデンまでは、列車で2時間足らず。ドレスデンはドイツの最東部にありドイツ連邦共和国ザクセン州の州都です。都市間の移動は、ICE(Intercity-Express)と呼ばれるヨーロッパ域内の国境と越えて走る高速列車に乗ります。私たちの乗った列車もはるかチェコのプラハを経てスロバキアのブラチスラヴァまで行く列車。

ICEは、特に指定席・自由席の区別はありませんが、どの車両にも指定予約があってうっかり空いているからと座るとあとで予約した客がやってきて立ちん坊という憂き目に遭ってしまいます。よく見ると席の上方にカードや電光掲示で予約が表示されているので、これが点灯していない席を見つけて座るのが要領です。列車はあっという間に満席になりましたが、私たちは、予約していませんでしたが、首尾良く座ることができました。何事も経験というわけです。



ドレスデンの駅に到着すると、ホテルのチェックインにはまだまだ時間が早いので、駅のコインロッカーに荷物を預け、切符を買い直してローカル列車に乗り換えてザクセンスイスのクーアオルト・ラーテンを目指します。



ザクセンスイスは、ドレスデンからさらに東へとエルベ川をさかのぼりチェコとの国境地帯に広がる山岳地域のこと。古い地層をエルベ川が鋭く削った河岸地帯には断崖絶壁の奇岩が林立し、そうした奇観を活用した城塞や古城もある観光地。断崖絶壁の奇岩の中を歩くハイキングはトレッカーたちの人気のコースになっています。

前日に見たカスパー・ダーヴィット・フリードリヒなどが代表的ですが、19世紀ドイツには産業革命の工業化進展と急激な近代化に対して自然主義の高揚があり、それがロマン主義と密接に結びついています。自然や田園地帯などを逍遥し漂泊の孤独を追求するなどの自然への愛着がこの時代の文学や音楽に大きな影響を与えています。



ワンダーフォーゲルは20世紀初頭にドイツで起こった野外活動運動で、ドイツと密接な関係を結んでいた日本にも伝播し文部省の後押しもあって普及し戦後も大学のサークル活動で盛んでした。戦前の旧制高校の、制服制帽にマント、いわゆる弊衣破帽、あるいは「バンカラ」スタイルとともにエリート意識丸出しの教養主義が引き継がれ、こうしたドイツ民族の自然称揚礼賛が、ベートーヴェンのみならずシュトラウスなどにもあって、おりからのクラシック音楽の普及とも結びついたという気がします。特にブルックナーは、聴衆が異様に中高年の男性に偏っているという日本の特異現象には、こうした歴史的背景があるのではないかと、個人的に勝手に想像しています。



いずれにせよ汗だく、息も絶え絶えに登ったバスタイ橋からの絶景にはちょっと驚きました。



午後からは天候が急変。風が強くなりドレスデンに戻る列車に乗り込む頃からは気温が空隙に低下し雨模様。ホテルにチェックイン。この日は特にコンサートの予定はありません。



ホテルから念のためゼンパーオーパーへの道筋を確かめただけで、ノイマルクト広場近くのケラーで豚肉の塊のローストを丸かじりしながらビールをたんまりいただきました。



翌日は、いよいよドレスデンの音楽シーンを堪能です。



(続く)

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