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日記

スピーカーの内振り

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2018年08月15日

スピーカーのセッティングでまず最初に気になるのが、スピーカーの振り角。いわゆるスピーカーの内振りです。

セッティングの基本は、スピーカーの位置(壁との距離、高さ、ユニット間の幅)ですが、これらは部屋の制約やラックを始め他の家具との取り合わせがあってあまり自由度がありません。広い専用オーディオルームなど恵まれた環境の方はともかく、制約の多い一般的なセッティングでは視覚的な直感で決められることが多く、存外それほど迷わないというのが現実ではないでしょうか。それに較べると、スピーカーの振り角は、いざとなると「あれ?」と迷います。決め手がなくて大いに悩ましいということになります。

そこで、ちょっと今までの経験やそこから得た知識を備忘録的にまとめてみました。決して厳密な実験とか理論というわけではないということを最初にお断りしておきます。

さて…

そもそも「振り角」ということの定義です。

常識的には、スピーカーが正面を向いているところを基準にして《振り角=0°》ということでしょう。正面とはすなわち、左右のスピーカーのユニット中心を結ぶ面に対しての垂線、二次元的には直角線、ということ。長方形の部屋を前提とすれば、左右の壁と平行ということだと思います。

この《振り角=0°》《左右の壁と平行》という配置は、平行法と呼ばれています。これがスピーカー配置の基準だというふうに考えています。

ところが、この考え方は必ずしも絶対ということではないようです。振り角がゼロというのはリスナーの顔正面を結ぶ直線とバッフル面が垂直になることを言うという考え方もあるようです。この考え方によると、平行法は《外振り》だということになります。

この考え方の根底にあるのは、スピーカー配置の原点は、正三角形配置だという考え方です。左右のスピーカーの幅を一辺としてリスニングポジションは、正三角形の頂点となる位置であり、スピーカーはそのリスニングポジションに正対させる。つまり垂線に対してはそれぞれ30°内向きにする。これが《振り角=0°》というのです。

つまり振り角とは、リスナーに正対させる向きを原点とすべきだと言うわけです。この考え方にも一理はありますが、大概の方の理解は平行法≡《内振り=0°》だと思います。紛らわしいので、以下はそのことを基本として記述することにします。


1.平行法
《振り角=0°》《左右の壁と平行》の配置です。
私は、これを基本としています。まず、この位置にきちんと合わせ、そこから内振りを微妙に調整していきます。留意すべきは、左右のスピーカー間隔を常識より狭める(150~210cm)ことです。調整方法は、まずモノラル再生でセンターを合わせる。次にステレオ再生で聴感上の定位を確認しながら調整します。スピーカーの前後や振りの程度は、ほんとうにミリ単位です。左右の弱めの方を前に出したり、内振りを強めます。つまり音像が右に寄ると感じたら、逆の左側を内振りにするという要領です。さらに、左右交互にピンクノイズを再生し音色をそろえます。スマホのスペクトルアナライザーを併用し、左右の凸凹をそろえます。要領は同じで、特定の周波数が凸となる側と逆側を内振りにします。最終的には聴感でそろえます。全周波数帯域で均一なホワイトノイズよりも右下がりのピンクノイズの方が聴感的に自然なので合わせやすいようです。

メリット
1-a. 左右の広がりが大きく、音場(音のステージ)が立体的に拡がる
1-b. サービスエリアが広く、部屋のどこから聴いても音場が自然で左右に歪みにくい

デミリット
1-c. 左右の壁の反射の不均一の影響を受けやすい
1-d. 定位音像がややソフトになる
1-e. 左右の焦点をきちんと合わせる調整が厳密で熟練が必要なこと



2.正三角形法
《振り角=30°》正三角形の配置です。音響測定上の基本であり、最もステレオの方向感覚が得られることが確認されています。5chサラウンドの配置でも前方左右2スピーカーの配置の基本となります。ヘッドホンに比較すると左右の音を左右の耳でミックスして聴くのでマトリックス効果も得られます。

メリット
2-a. 正確な定位感(方向)が得られやすい
2-b. 左右の壁など間接音の影響がない

デメリット
2-c. リスニングポジションが限定される(「頭を固定」する必要がある)
2-d. 距離感(立体的な前後感)が得にくい



3.交差法
《振り角=45°》直角二等辺三角形の配置です。ただし、リスニングポジションは頂点よりも後ろ、すなわちリスナーの前方で左右ユニットの垂線が交差するようにします。左右両耳が三角形の内に入る位置では聴感は変わってきます。長方形の縦遣いで左右のコーナーに配置するのが理想で、ヨーロッパの名ホールのようなサウンドが得られます。横遣いではコーナー配置はリスニングポジションが三角形の内に入ってしまい左右バラバラの中抜けが避けられないようです。振り角に合わせた間隔設定は重要です。

メリット
3-a. 音場が前方に展開し立体感が得られやすく、定位も安定する
3-b. 輪郭がソフトで音が柔らかい
3-c. 左右の壁の不均一の影響を受けにくい

デメリット
3-d. 奥行き前後感が乏しい
3-e. 左右の広がりがスピーカーの外側に拡がらない


以下は、上記の3方法に較べるとやや特殊な配置となります。

4.逆オルソン配置
両スピーカーを極端に近づけて、振り角=30°で外振りに配置する方法。江川氏の提唱した配置法と言われ、氏はこれを「逆オルソン法」と呼んでいました。私自身は、この方法を試したことはありませんが、ステレオの立体感がさほど損なわれずに音のエネルギーが中央に集まりセンターボーカルが色濃く艶っぽく聴けるとのこと。



5.波動スピーカー
4.をさらに90°、すなわち背中合わせにする配置。エムズシステムというメーカーでは「波動スピーカー」と称して直径20センチ、長さ40センチぐらいの円筒の両端にスピーカーを取り付けた一体型のスピーカーを商品化しています。壁の反射による間接音をたっぷり聴かせて豊かで深みのある音場の立体感があります。BGM的な心地よさがあります。

6.対向法
5.とは真反対で、内振り角=90°、すなわち両スピーカーを向かい合わせに配置します。不思議ですが、5.とほとんど同じような音場感、聴感が得られます。狭い部屋でもどこで聴いても音像定位が立体的によく分離し、音の刺激がありません。ただし、輪郭がソフトで楽器の向き(ベクトル)が感じられず、音の強弱や音色の違いなどのニュアンスに乏しく音楽の印象が薄くなります。


4~6について、共通して言えるのは、左右の音像定位がきちんと得られることです。ステレオの方向感覚というのは、存外、スピーカーの振り角ではさほど変わらない。むしろ、両スピーカーの間隔を振り角に合わせて適正に調整することの方が大事です。そうでないと音像が左右に張り付いて、いわゆる「中抜け」「三点ステレオ」という平面的で立体感に乏しい音になってしまいます。


一般的には、1.か2.の配置が基本だと思います。面白いことにこの両者の考えはかなり互いに排除的なようです。正三角形法を是とする考え方は、平行法にしたらダメだったと言う人が多く、中には「平行配置は絶対にやってはいけない間違った配置」とまで言い切る人さえいます。その逆に、平行法信奉者は正三角形法は、拘束感が強く頭を振っただけで音場や定位が動いてしまい、自然な立体感が無いと言い切る人が少なくありません。

ポイントは、使用するスピーカーの水平方向の指向性の広さだと思います。昔のようにホーン型など指向性の鋭いシステムは2.正三角形が向いていて、1.平行法ではうまくいきません。中音、高音などのユニットがインライン(縦に一列)に配置されていないシステムは水平方向の指向性が悪く、帯域や位相の指向特性がユニットによって不統一でバラバラなので平行法は向いていません。

現代スピーカーは、たいがいがインライン配置でありキャビネットも水滴型や卵形、多面体などになっていて、水平方向の指向性が広く、音の回り込みもよいので、1.の平行法が正解となります。平行法の良さは、やはり、正しくチューニングできれば部屋のどこからでも3D的な立体感が得られることでしょう。正面はもちろんのこと、左右から聴いてもあたかもステージを左右の席から聴くかのような聴感パースペクティブが得られます。リスニングポジションのサービスエリアがとても広いのです。

特に、一般的なリスニング環境では、部屋の自然な反響特性を活用しますので、適度に間接音を活かす平行法が有利です。このことは、逆に言えば左右の間接音バランスを整えることがチューニングの大きなポイントになります。左右の微妙な振り角や位置の前後はその調整のキーになります。



また、本格的で大規模なリスニングルームで調音が徹底していると、左右の伝達特性が正確に一致するので音の高さもよく出ます。反面、間接音は抑制されているのでかなりのパワーとSN比の高さが必要ですのでセッティングのみならず機器性能の高さが求められます。こういう専用リスニングルームは、映像系のサラウンドと共存していることがほとんどでリスニングポジションも固定的なので正三角形法の方が正解なのではないでしょうか。

現実には部屋や機器特性によってまちまちだと思います。1.が絶対でもなく2.も絶対ではない。現実にはその両者の間の範囲内(二等辺三角形配置)にあるということではないでしょうか。ただし、正解がまちまちということは、正解がひとつではないということと同義ではありません。環境によって変わりますが、最適解はたったひとつです。それを追求するのがオーディオの楽しみのひとつです。

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  1. ベルウッドさん
    上手くまとめられましたね!

    バズケロは1.平行と2.3.の二等辺三角形(正三角形含む)の両方を日常で聴いていますので、感覚的にうん、うん、と読み進みました。

    特にJBLホーンのニアフィールドはピンポイントでほんのわずかな違いで奥行きや左右の外側に広がる部分が激変しますから、懲りずに時々トントンやってます(^^)

    このトントンで大切なのは奥行きがきちんと録音され、奥行きと広がり方向の幅広い定位がきちんと入っていて、それが客観的環境(複数のシステム)でも確認できている音源でないと、迷路に陥ることになるので、位置決め音源選びは数パターンを固定で良いものを使いたいですね。

    読まれた方々は、それぞれの目線で様々な意見が出てきそうで楽しみです。

    一つだけどうかなあ、、、って思ったのが最後の「最適解はたったひとつ」のところ。
    バズケロの好きな落とし所は、人の感覚も移ろうのだから、その時々のベストな周波数特性も移ろうという気まぐれさがオーディオは終わりのない旅路という主観的なところかな?!

    音楽は一つのホールでクラシックだけが演奏されるわけではないし、アコースティックだけが正義というわけではないですよね。
    クラブやラップやヘビメタとかPOPとかPAバリバリ爆音のジャンルもあるしね。
    様々です。

    とは言えバズケロは音色や音の広がりについてはアコースティックな演奏で決めますけど(汗)
    加えてJBLは切れ味キレッキレの音楽が大好物なのでこの上なく厄介者ですが(^^)

    客観的に何かを証明するための聴かせるオーディオもありですが、ベルウッドさん含めて概ねの大多数は、日常の生活の中で自分好みの音で楽しんでると思いますし...

    そんな多様性を楽しめるのがオーディオと音楽
    そして、とても楽しい!!!

    では、では

    byバズケロ at2018-08-15 12:37

  2. バズケロさん

    最適解は、あくまでもひとつだけです。

    ただし、環境によってそれは違ってくるので、機器を変えたり、あるいはインシュレーターなどちょっとしたアクセサリひとつ変えただけでもその最適解が微妙に変わってしまうので、再調整が必要です。

    ジャズ、ポップス、クラシックなどソフトのジャンルが変わっても最適解はひとつです。ソフトによって良し悪しが出るとか、気分によっていろいろ変えてみるというのは、まだまだ、システムとして不完全だからです。

    やはり自分が好きで得意な分野でいろいろなソフトを聴いて追求し、時々、違うジャンルをかけてみてチェックする。もしそういう異業種チェックでNGならば、もう一度、自分の得意分野に戻って追求を続けるというのが正道だと思います。

    一番良くないのは、お気に入りの数少ないソフトばかりをかけるということです。自分の思い込みに合わせてしまいがちだからです。

    byベルウッド at2018-08-15 15:40

  3. ベルウッドさん こんばんは

    私は ずっと 交差法を 使ってセッティングしております。
    録音された ソフトは とても いい加減で キチンと 位相管理されているものも 有れば そうでないものもあります。
    再生音楽は マトモなものと そうでないものを扱わなければならないので 大変ですね。


    交差法 メリット
    3-a. 音場が前方に展開し立体感が得られやすく、定位も安定する
    3-b. 輪郭がソフトで音が柔らかい
    3-c. 左右の壁の不均一の影響を受けにくい

    デメリット
    3-d. 奥行き前後感が乏しい
    3-e. 左右の広がりがスピーカーの外側に拡がらない

    とおっしゃられましたが 私のところでは ソフトによって 左右のSPの 外側にも 音は展開しますし,奥行きも それなりに感じることが出来ます。
    一概に 定義することは 難しいと思います。

    byX1おやじ at2018-08-15 16:49

  4. X1おやじさん

    写真を拝見するかぎりでは交差法(振り角=45°)には見えません。内振り角は何度でしょうか。

    byベルウッド at2018-08-15 18:59

  5. ベルウッドさんこんばんは。
    またまたアンプをバイアンプに戻してスピーカーも若干内振りにしました。
    B&Wというスピーカーは内振り角に苦労しますね。
    そもそも設計段階でモニター用途として内振り角があるのですが、設計通りの内振り角はスタジオでの使用を前提にしているので、家庭での使用では内振り角が変わるのでは?と推測しております。

    またベルウッドさんが仰る通り、機器やアクセサリーなどによる変更をした場合内振り角はその都度見直しておりました。
    キリンさんもCDPをSA-10にしたらスピーカーの振り角を変更しております。

    機会があれば拙宅にて実演していただけたら幸いです。

    byニッキー at2018-08-15 20:06

  6. ニッキーさん

    バイアンプに戻されましたか。そうするとスピーカー間隔を元に戻して広げられたということですね。それに伴って若干内振りにされたというのは理にかなったことだと思います。

    モニター用途だから内振りだということかどうかはわかりません。確かに私もN805を導入した際、取説通りに正三角形の内振りからスタートしました。でもだんだん時間をかけて次第に内振りが小さくなり平行法へと移行していきました。B&W800シリーズは指向性が広くキャビネットも水滴型ですので、むしろ平行法に適しています。

    また、ぜひ、訪問させてください。でも、私の上記整理は備忘録であって別にマジックではありません。各メソッドの違いはご自分で確かめてみてください。私は交差法の実験の時に腰を痛めて寝込んでしまいましたが…(笑)。

    byベルウッド at2018-08-16 07:04

  7. ベルウッドさん こんにちは

    そうですね。  正確にいうと 三角法+ 交差法ですね。

    視聴位置から 20cm 位 前の位置で 交差するようにしています。

    byX1おやじ at2018-08-16 11:08

  8. X1おやじさん

    浅い内振り角度でも前で軸が交差しているとしたら、リスポジがよほど後ろ過ぎるということではないでしょうか。音は広がり耳には優しいかもしれませんが薄くなるのではないでしょうか。まあ、お部屋が広すぎるということなのかもしれません。

    サラウンドと併存ならばリスポジは決まっているはずなので、そこに正三角形で合わせるのが最上だと思います。正三角形(二等辺三角形)法では、両耳にポイントを合わせるのが原則です。バズケロさんのJBL部屋はこの三角形法でした。

    音がきつい場合は、内振りを緩めてやや耳の外を抜けるように合わせるのがコツです。平行法との間をとるようなセッティングですので、内振りを小さくすればリスポジが広くなります。この調整は、スピーカー間隔も狭める方向で同時に調整する必要があります。

    byベルウッド at2018-08-16 17:11

  9. 少しだけ図と写真をつけ加えてみました。

    byベルウッド at2018-08-16 17:12

  10. ベルウッドさん、こんばんは。

    最近、やっと少し、セッティングが分かってきた気がします。

    アッコルドは、説明書で、正三角形か二等辺で、頭の中央か、前方で交差するセッティングを推奨しています。

    ずっと、これが正しいと信じ、セッティングをし、どんどん、交差位置を前え前えとなってきました。
    ところが、どうしても音が広がりません。

    ふと試しに、振りを弱める方向で調整を始めたところ、音が広がってきました。
    今は、かなり平行法に近くなって来ています。

    ただ、アッコルドは、台座を正面に向けるとユニットは内振りのため、今、台座は、逆オルソンになってしまいました。(笑

    固定観念に囚われず、いろいろやってみることが大事ですね。

    byいたちょう at2018-08-16 19:57

  11. ベルウッドさん、こんばんは!

    その人にとっての最適解は1つだけれども、
    人の数だけ最適解が存在する。
    と理解して良いのであれば嬉しいのですが如何でしょうか。
    私にとっての最適解は1つかと問われれば確かに1つなんですが、
    相反する要素を併せ持つような音を求めているので見果てぬ夢かもしれません。
    だからこそ趣味として長く続けられるのでしょう。
    やめられません。

    byCENYA at2018-08-16 20:43

  12. いたちょうさん

    メーカーの説明は、最初のセッティングの指標、いわば出発点ですね。何もないと困ってしまうから、先ずはこうしなさいというものが説明してあるわけです。

    最適点は、部屋の配置や壁や天井、ラックや家具などの周囲の状況や組み合わせる機器などの環境の違いで千差万別なので、後はアクセサリーも使いながら調整していくわけですね。内振り角度とスピーカー間隔は、その調整としてとても大事だというわけです。

    いろいろ聴いて、いろいろやってみることですよね。

    byベルウッド at2018-08-17 11:18

  13. ベウッドさん こんにちは 丁寧な図解 ありがとうございます。

    昨日 SP間隔(センター)を 測ったら 3.1mありあり増した。

    SPから 直線で 視聴位置まで 4.2M位 ありました。

    その状態で 耳の 2.30cm手前で 交差するようなかんじです。 
    SP間隔は スクリーン(170インチ)が ありますから 現状より 狭くすることは出来ません。

    サラウンドの 推奨の 設置位置を 少し 崩して, 少しでも 2CH再生を 有利に しようと言う 目論見です。

    バスケロさん ヒジヤンさん から 少しは うわさを聞かれていると思いますが  中抜けと 薄い なんてことは 無いと思います。  部屋も含め 人 それぞれですからね。

    いろいろな アクセスが あって しかるべきだと思います。 

    ぜひ 拙宅の 音楽を 体験されてください。

    byX1おやじ at2018-08-17 11:47

  14. CENYAさん

    ひとつの環境条件では最適解はひとつです。


    >人の数だけ最適解が存在する。と理解して良いのであれば嬉しい


    どうして皆さんは「人それぞれ」ということにしたがるのでしょう。

    詳しいお話しは省きますが、確かに人によって例えば音の方向認知にはばらつきがあることがわかっています。

    でも、例えそうであっても再生側には、忠実度と情報量の最大化を求めるべきであって、そのことで個人差も最小化されていくはずです。決して個人的なクセに合わせて再生を歪めるべきではありません。

    いくつも最適解との主張があるとしたら、どれかひとつが正解であるか、あるいは全部間違いかのどちらかです。だからこそいろいろやってみる価値があるし、人に聴いてもらって意見を聞いたり、こちらの感想をぶつけたりする楽しさがあるのだと思います。

    byベルウッド at2018-08-17 11:48

  15. X1おやじさん

    どうも少し誤解がおありのようです。

    私の上記日記は、最初にお断りしているように備忘録です。内振りについて、こういう原則的な方法論があるというご紹介や、内振りをこうするとこうなるというような傾向について、いままで自分がいろいろやってみた経験や体験知識を簡単に整理したものです。

    「交差法」とかそういう言葉に強く反応して、定義も食い違ったままにいろいろ意見を言う方が少なくないようですが、なかなかかみ合いません。

    今回の整理をしてみたきっかけは、実はあるSNSで、これは平行法ですねとレスしたら、別の方から、いや違う!これは外振りの逆オルソンだとコメントされたのでびっくりしたということがあったからです。なるほどよく考えると、定義次第では「外振り」と言えないこともない。

    話しをするときは、言葉の定義がちゃんとしないとかみ合いません。オーディオは、まあ、自己満足の趣味なので、用語についても思い込みが多くてかみ合わないことが多いですね。

    やっぱり「人それぞれ」ということなんですかね(笑)。

    byベルウッド at2018-08-17 12:12

  16. 拙宅ではSPの内振りとは、キャビネットのロードホーン開口部の振り角度のことになってしまい、今は話題についていけません(笑)

    百の議論よりも一聴が勝るとよく言いますが、聞くことに関してはマイクロフォンなら録音特性で測れるでしょうが、人間の耳はどこに意識を向けて聞いているのか?という脳の働き次第で聞こえ方感じ取り方が違ってきますので、同じ場所に何人かが一同に会して同じ音源を聴いたとしても、違う感想が出てきても仕方がないと思います。

    ですから最適解は理論上一つかもしれませんが、人それぞれれの持つ経験と好みによって人それぞれがいちばん心地良いと感じたのが、その人にとっての最適解と呼ぶものになっていると思うのです。

    コメントになっていませんね(笑)

    by椀方 at2018-08-17 12:39

  17. こんにちは。

    平行法で少々思う事がありコメントさせて頂きます。
    自分もその平行法を、スペシャリストであるGRFさん宅で体験させて頂いたり、自室であれこれ実践してきましたので、一般的なご意見として概ね同意します。拙宅ではまさにベルウッドさんの仰るやり方に準じてます。しかし、スペシャリストであるそのGRFさんの打ち出し方にはさらに上乗せがあるように思います。それは、部屋を左右前後とも最大限に使用したスピーカー配置をしてるのと、さらに壁や他の不均衡な影響をも相殺してしまうベストをコンマ単位で合わせており、むしろ不均衡をもろともしないメリットとして昇華させているようにすら感じます。
    言うならば、超・平行法でしょうか?

    byにら at2018-08-17 13:01

  18. 椀方さん

    ユニコーンは、ちょっと特殊なスピーカーですからね。シングルユニットという比類のない優位性を持っていますが、やはり全方位DDDユニットと方向性のあるロードホーンの取り合い(部屋・壁との関係)が難しいのではないでしょうか。

    仰るように同じ音を聴いても意見や感想が違うことは事実です。でもそれは意見の違いであって、セッティング(この場合は、振り角と間隔)の最適解はひとつです。誰かの意見が正しくて、他は間違っているか、あるいは全員が間違いということ。最適解から遠いセッティング(誰かひとりの主観が強い)ほど、意見がなかなかまとまらないことが多いようです。

    低音とか高域といった音色とかに較べれば、意見は比較的収束しやすいほうだと思います。いろいろ振り角に意見に分かれることは少ないですが、「平行法」だとか「交差法」だとか理屈みたいな話しでの机上の議論になると、いろいろイデオロギーがあるんでしょうね。なかには、何だか自分の音にケチをつけられたかのように思う人もいるでしょう(笑)。

    byベルウッド at2018-08-17 15:45

  19. にらさん

    失礼ながら、あのお部屋はそうとうにおカネがかかっていますからね(爆)。

    部屋は広いしオーディオ専用なので、スピーカーの置き方は自由自在ですし、反射波の伝播拡散までの時間が長いのでユニットやキャビネットとの干渉が小さいですし、部屋も黄金率かなんかでタテヨコばかりでなく高さも計算し尽くされているようです。構造が鉄筋で床も堅くてしっかりした材料が贅沢に使われていて、対する天井もしっかり吸音されています。別の収納スペースもふんだんに控えているので、オーディオ機器がたまって相互に干渉するということもありません。

    私も、平行法が絶対だと思い込んだ時期がありましたし、その頃は他の人のお宅をお邪魔すると平行法にすればいいのにと心の内で思っていました。けれども、部屋や配置、あるいはスピーカーの特性によってアプローチはいろいろで、その取り合わせで内振りというのは様々なんです。その環境によって最適解はいろいろです。

    そのことに気づいたのは、キリンさん宅とヒジヤン宅です。お二人とも、横長の六畳とか正方形の八畳間とか制約が多いのですね。そして二人ともけっこう内振りをつけていて平行法とは言えません。それでも口出ししようのない素晴らしい広い音場や自然な定位分離感があります。共通しているのは、部屋のアコースティックの調整に相当の工夫と試行を重ねられている。そういうチューニングとの取り合わせでスピーカーの配置も決められているわけです。

    オーディオは理想論では決められませんが、いろいろと原理とか方法を体験し、経験知を積み重ねるのは大事です。

    私のようなお茶の間オーディオは制約が多いので、なかなかいろいろなことには挑戦できませんけど、そうやって得た知識を参考に小さな工夫は重ねているつもりです。

    byベルウッド at2018-08-17 16:09

  20. ベルウッドさん、こんばんは。
    拙宅も部屋の形状の影響から色々制約があるのは事実で、今の配置が最適解だとは思ってもいませんが、ベルウッドさんが言われるように、それぞれの部屋ごとにいちばん良く鳴るSP配置を探っていく努力を積み重ねていけば、いずれひとつに収斂していくのだと思います。

    そして、その自分のオーディオ視聴環境における最適解を追い求めることこそ、オーディオの醍醐味なんでしょうね!

    by椀方 at2018-08-17 20:40

  21. ベルウッドさん、こんにちは。

    今回も興味深く読ませていただいております。
    いろいろと考えさせられる内容ですね。
    ここはあえてベルウッドさんのお誘いにのってみることにいたします。

    私的には「リスニングルームにおけるスピーカー設置の最適解は無限に存在するが、リスニングポイントを定めた時点で一点に収束する」と考えます(笑)
    「最適解」という言葉の定義も難しいところですが、「リスナーが再生する全ての音源に対して最も高い点が得られる」とするなら、設置についてはあまり「嗜好による選択の余地」は無いような気がします。
    キッチリと合わせていくと、外れている時との差が激しくてどうしても気になってしまいますね。

    残念ながら拙宅のような狭小環境に多すぎる機器を入れている場合、設置場所について選択の余地はあまりありませんから(それでもミリ単位の調整は試行しておりますが)、振り角で誤魔化しているわけですけれども(汗)
    現在の状況は、結果としてベルウッドさんの挙げられた三角法に近い状態です。
    スピーカー軸上正面の交点はリスニングポイントよりも若干後ろになっております。
    ちなみにサブシステム(PC用)は超ニアフィールドですが、平行設置ですね(笑)


    少々失礼にあたるかとは思うのですが、オフ会で他の方のシステムを聴かせていただいた時には、リスニングポイントをわざとずらしてみての変化を聴いてみたりします。
    ピンポイントで合わせていらっしゃる方、必ずしも最適値に拘っていらっしゃらない方、人それぞれですね。
    それもまた、オフ会の楽しい所でもあります。

    byfuku at2018-08-18 09:55

  22. fukuさん コメントありがとうございます。

    僭越ながら、fukuさんのセッティングも全く立ち入る隙のないものだと感服したお部屋のひとつでした。お椅子も納得でしたね(笑)。

    さて…

    「スピーカー設置」と「振り角」とを分けて考えて下さい。

    スピーカーの設置場所は、カルダスやノルドストでもかなり一義的に決めていてベテランの方でも最適解を主張する方が少なくありません。でも、これはがらんどうの広いオーディオ専用ルームに恵まれた富裕層のお話し。一般的には、狭小、兼用で制約だらけでそうは行きません。そこで「設置」には、無限(無数?)の妥協があるということになるわけです。

    ひとたび、設置場所が決まり、周囲環境が定まったら、「振り角」は一点に収束する、ということです。ただし、振り角とスピーカー間隔は一体として調整する必要がありますので、ここでも妥協が入り込む余地が出てきます。

    リスニングポイントをピンポイントに合わせるのは、スピーカーの指向性が狭かった70年代ぐらいの考え方なんだと思うのです。音響工学が発達し普及した時代でもあって、無響室での2点ステレオの測定が盛んに行われ、その基準ともなるセッティングだったこともあります。指向性が狭めでユニットをインラインにしないスピーカーシステムの代表がJBLです。これは三角法のピンポイントにしたほうがよい結果が得られるようです。

    でも、今はもっと特性のよいスピーカーがありますから、こういうリスポジを固定して、リスポジとの関係だけで位置や振り角を設定する方法にとらわれる必要はありません。むしろ、部屋の環境に合わせてできるだけ平行法に近いセッティングを模索すべきだと思っています。仰るように頭を振ると音像定位が動いたり、音場が歪んでしまうのでは最適点とは言えません。これは、部屋の反射環境とのマッチングが取れていないということも大いにあるからです。

    リスポジのやや後方で交差させる、あるいは、中心軸を両耳かややその外ぎりぎりにするということは、音響工学の専門書やベテラン諸氏が言っていることとも合致します。水平方向の指向性のよい現代スピーカーは、片chをそれぞれ両耳で聴くというマトリックス的なところに焦点があるのだということではないでしょうか。

    byベルウッド at2018-08-18 11:56

  23. 椀方さん

    ちょっと返レスが後先になって失礼しました。

    そうなんです。かならず収斂します。

    というより、トントンが最後に決まった瞬間にふっと視界が啓けるようなあの感動を体験すれば、最適点はひとつだと確信します。

    あまり設置を大きく変えたり、アクセサリーをあれこれ付け加える前に、とことん追究すべきですよね。最後は本当にミリ単位の細かい調整ですが、おカネもかからないし大きな力仕事というわけでもありません。

    byベルウッド at2018-08-19 01:42

  24. ベルウッドさん、こんにちは。

    平行法の調整手順を拝見して、とても再現性の高いノウハウをお持ちなんだなと感服しております。

    私は平行法でセッティングしておりますが、アクシデントなどでセッティングを崩してしまうと、元に戻すまで2〜3週間かかっています。

    スピーカーの外に定位する音の左右の音量差、定位する高さを手掛かりに、前後の調整・内振り角の調整をして一次反射とのバランスと左右の周波数特性を揃えるようにしていますが、いろんな音源をかけ続けて左右のアンバランスを発見するのにいつも時間がかかっています。

    ところで、、、トントンで調整が決まって3D音場が完成する直前、ごく近傍に、逆位相のような異様に音が広がるポイントがありませんか?
    そのポイントが見つかると、「あとちょっとでゴールだ!」と、セッティングの手掛かりにしています。

    byパパリウス at2018-08-19 16:08

  25. ババリウスさん

    平行法にされているのですね。

    私も、調整には1~2週間かかります。モノラルCDとステレオ定盤ソフトで合わせてから、いろいろソフトを聴くと気になって少しずつ調整し直す。そういうことが落ち着くまでそのくらいかかるという意味です。慣れてくるとそういう期間が短くなります。ピンクノイズを左右片ch交互に鳴らして左右の音色を整える方法に気がついてからは、ほぼ一発でどんぴしゃに合わせることが出来るようになりました。もちろんそれが本当の最適解かどうかは厳密にはわかりませんけど…。

    ご指摘の焦点が合う直前に「逆相のような…」というお話しにはちょっと感心しました。かなり焦点合わせを詰められておられるのですね。

    正直言って、私はそういう感覚を持ったことはありません。ただし、弦楽器の合奏が柔らかいハーモニーになるポイントと、楽器が一本一本見えるかのように分離するポイントとどちらがよいのか迷うことが多々あります。紙一重のところでそれが隣接しているのです。もしかしてそれはババリウスさんの仰る「逆相」のことだったのかもしれません。

    私は、付帯音のようなもの、SN比の追い込みの問題ではないかと思っていました。CDPなど上流のグレードアップ、それから特に最近スピーカー足下のウェルフロートボードのバネ強化で格段に聴感が改善し調整の決断が早くなりました。オーケストラのヴァイオリンの弦が一本一本見えるかのようになってもハーモニーが痩せたりせず、残響や反射音、リバーブが不自然になったりしないので迷いがなくなったのです。

    ワンポイント的な優秀録音での、ヴィヴァルディやバッハの2台のヴァイオリンのための協奏曲で、2つのソロが融け合い、同時にそれぞれの音色の違いみたいなものが聴き分けられるか…が、機器のクォリティや厳密なセッティング追い込みの確認にはよいようです。

    byベルウッド at2018-08-20 09:55

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