ベルウッド
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日記

MF PCオーディオ導入

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2018年10月07日

いよいよPCオーディオを本格導入しました。

この夏に2ヶ月近くにわたって、MFさんからそのプロトタイプをお借りして試聴を続けてきました。それを踏まえてMFさんと念入りに情報交換しながら仕様を詰めていき最終形に到達しました。試聴期間中にもMFさんの追究は続いていましたので、最新のノウハウを取り入れつつの最終形となりました。いずれにせよMFさんにすべておんぶにだっこ状態です。

MFさんのPCオーディオは、過去5回にわたって自宅オフ会でその実力を目の当たりにしてきました。回を重ねる度にその音質向上に刮目、最後の第5回ではついに拙宅のファイルオーディオのスタンダードSONY HAP-Z1ESを超えたと確信し、また、その利点と基本構成についても理解が進んだので、本格導入を決意した次第です。

その概要については付図をご覧いただくとして、以下はその考え方のようなものをご紹介します。



基本構成は、以前ご紹介した「2 Box Push System」です。UPnP技術を基盤とするDLNAネットワークオーディオによる、レンダラーとサーバー/コントローラーのデュアルPCです。理想は機能をできるだけ分散することなので、トリプル、クヮッドまで考えられますが利便性やスペース性などを考慮してデュアルとしました。音質的にもレンダラーが圧倒的に重要で、次いでサーバーとなります。コントローラーは相対的に軽く見たということになります。

もちろん、PCそのものはWindows10PROをOSとしてMFさんの奥義を究めたプロセスカットを施していただきました。その根底にある基本は、できるだけCPUの負荷を軽減し、リソースの競合を徹底的に低減することが音質のレベルアップのキモだということです。Windows10は、リソースマネージメントに優れた最強のOSです。プロセスカットによってリソースを音楽情報の処理に集中して割り当てるというわけです。同じWindows系であっても、serverOSは多数のOSを仮想してあらかじめリソースを構成しているので始めからリソースを分散しておりプロセスカットしても音楽情報処理に割り当てられるリソース幅が限定されてしまいます。

ネットオーディオ機器に対するWindowsライセンス供与の実態はわかりませんが、オーディオメーカーはOSに膨大な開発資源がかかると信じ込んでいて、これがネットワークオーディオの高音質化のハードルになっているのではないかと想像しています。

Windows10は優れたOSですが、音楽以外のタスクを膨大に抱えているのでこれを徹底的に削減していくプロセスカットが必須です。また、外部ネットワークとのインターフェース・タスクを止める必要があるのでグループポリシー機能のあるPRO版がどうしても必須となります。この辺りの詳細は私の能力外のことなのでMFさんに丸ごとお任せしています。

PCオーディオの、もうひとつのキモはノイズ対策です。

このためにサーバー/コントローラーとレンダラー間の送受信は、無線方式として両者を完全に分離して独立させています。音楽信号そのものは伝送情報量は少ないので軽小安価な無線ルーターで十分であり、むしろ、電力消費が最小で済むバッテリー駆動が可能な機器が選択できました。スイッチングハブも同様です。決して高価なハブは必要ありません。

さらにノイズ対策を徹底しているのは、オールバッテリー駆動の実現です。

レンダラーは、単機能なので5V/USB給電でWindows10が搭載可能なLattePandaがいまや唯一無二のPCとなります。私が切望した省スペースと高音質の両立はこれなくしては実現できなかったでしょう。

サーバー/コントロール用のPCは、パワフルなCPUを必要としているのでそうはいきません。しかし、こちらも日本トラストの19Vの給電が可能な充電池とHDPLEXの給電ユニットによってバッテリー駆動が可能になりました。これで小型PCによるサーバー/コントロール・ボックスが実現しました。ディスプレイやキーボードは別電源の外付けとなります。ファン付となりますが起動時以外はほとんど停止状態です。プロトタイプではノートPCを使用していましたが、これによりはるかに省スペース、高音質で高静粛性、しかも、省コストのPCが実現しています。

日本トラストの充電式携帯バッテリーは、非常に優れもので、これ1台で9V/12V/16V/19V/20Vの選択可能なプラグ式出力と1Aと2.1Aの5V/USB出力を備えています。ACコンセントに常時接続して充電していますが、聴く時だけコンセントタップのスイッチをオフにしてACとの接続を切断しています。レンダラー側には、さらにiFi Audioのmicro iUSBとiDefenderを加えてノイズと相互干渉の低減を徹底させています。

これによって、我が家のオーディオは、アナログ系、デジタル系のほぼ全てがバッテリー駆動となりました。例外は、アナログプレーヤーとCDプレーヤーのメカ部と、内蔵のDACのみとなりました。

利便性ということではタブレットによるリモートコントローラーにこだわりました。これによる音質低下は極小と言えます。とはいえセッティングを詰めていくと、当初は皆無と思われた音質差でしたが、リモートコントロールではわずかに音にくもりのようなものを感じるようになりました。サーバー側のDLNAタスクが付加されてしまうからでしょうか。ここは利便性と音質との折り合いなのでしょう。日常的にはリモートコントローラーは圧倒的に気楽で便利です。

HAP-Z1ESとの比較では、特に、DSD再生が格段に音質向上したと感じています。

経緯と内容の詳細は申し上げられませんが、個人的に60~70年代のアナログ音源からデジタル化した膨大なDSD5.6アーカイブを入手し所有しています。これが、自分としてはもうこれ以上はないというほどの音質で聴けるようになりました。ここ1~2年、ファイルオーディオの音質向上にこだわったのは、このアーカイブの音楽鑑賞にあったと言ってもよいでしょう。このことで、アナログLP、CD、ハイレゾに加えてこのアナログ/DSD音源という私の音楽資産全てが聴けるようになりました。金田アンプの金田氏は「究極のハイレゾはアナログだ」と仰っていましたが、デジタルとアナログはそれぞれに高めていけば同じ音がすると信じています。今回、アナログ/DSD音源という形でそれを目の当たりに実感できるようになりました。

もちろん、細かい周辺の詰めや、セッティングなどの課題も残ります。プレイヤーソフトは聴き較べてみてfoobar2000が明らかに音質がベストでしたのでこれを使用していますが、コントロールソフトとしてはあまり洗練されているとはいえず、DSDのアルバムアートも表示されないなどやりにくいところが多々あります。

そういった細かいことの取り組みについても、おいおいご紹介できればと思っています。

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  1. ベルウッドさん こんばんは

    MF PC導入おめでとうございます。
    ネットワーク機器が増えると、音が遅くなりそうで
    私はwifiで全部親機に繋げて使っています。

    DSDのライブラリーが多いと、 PCオーディオは避けられないですね。
    再生に意外と回線速度が必要で、NASのシステムを最近作り直しました。
    私の所ではプレイヤーソフトが、巻き戻しに完全対応してないせいか
    高周波ノイズが停止時に入ったり、切り替えポップノイズが少し
    回線速度は上がったので、再生時のノイズはほぼ無くなりました。
    CDリッピングが基本なので、困ってはいませんが
    普通に再生可能なのは羨ましい所です。

    byYuho... at2018-10-07 21:22

  2. foobarは、フォルダー内に「cover」という名前が付いた画像データをアルバムアートとして認識するようなので、名前を変えると表示されるかもしれません。

    by試聴記 at2018-10-07 22:52

  3. ベルウッドさん、こんばんは。

    今の構成になるのに1年半ほど掛かりました。
    デスクトップPC3台にリニア電源2台にモニターと、思い返せばよく運んでたなと今では良い思い出です(笑)
    ちょうど今くらいですかね、PC3台を置き去りにしてお預かり頂いたのは(笑)
    USB接続によるPCオーディオの、一つの完成形に辿り着いた感じではないでしょうか。
    ベルウッドさんのシステムをベンチマークとさせて頂き、オーディオについて学んだ事は数多くあります。
    その中で思い浮かんでいた目標が、ベルウッドさんが導入したくなるPCオーディオでした。

    これで目標達成です(笑)

    ファイル再生を存分に楽しまれて下さい。

    byMF at2018-10-07 23:22

  4. ベルウッドさん こんばんは。

    PCオーディオの実戦稼働誠におめでとうございます。先般お聴かせいただいたときには、アナログ、CD、ファイル再生が音楽を聴く中に自然体で溶け混んでいるように感じました。
    それにしてもキーデバイスの一つであるバッテリーが入手困難になってきましたね。日本トラストは販売終了、Poweraddも風前の灯火。当方ではmini-itxサーバー機の導入に備え、aceyoonの50000mAhのを試してみようかと。

    byそねさん at2018-10-08 00:30

  5. rabbit_yuhoさん

    Wifiで接続する機器が増えると動作が遅くなるかも知れませんね。これはWifiに限らずUSBで接続する場合も同じようです。

    いずれにせよ、オーディオ用のネットワークは独立させ、外部ネットワーク(インターネット)につながないことが高音質再生の原点です。音質よりもネットサービスなど利便性を求めるのであれば、それはまた話しは別ですが。

    byベルウッド at2018-10-08 00:58

  6. MFさん

    すっかりお世話になりました。場所をお貸しするだけの立場でしたが、私自身もとても勉強になりましたし、それ以上にPCオーディオに対する認識が大きく変わりました。思えば、最初の頃は「PCオーディオって何?」などと公言して、皆さんのヒンシュクを買ってしまいました。でも、あれは素直なありのままの疑問だったのです。この1年半でずいぶんと知識も増え、頭の整理もできてきました。何よりも自分自身がPCオーディオオーナーになるなんて、あの当時は夢にも思っていませんでした。

    一方で、オーディオ業界は何一つ進化していないような気がします。

    byベルウッド at2018-10-08 01:05

  7. 試聴記さん

    やってみました。

    仰る通りでした。ありがとうございました。

    実は、配信ダウンロードしたファイルで二つばかりアルバムアートが表示できているものがあります。そのひとつは「Cantate Domino」なのですが、いずれも画像ファイル名とフォルダー名が一致しているのです。そこでそれも試してみましたがうまくいきません。字数制限ということでもなさそうです。依然、そちらの方はナゾです。

    byベルウッド at2018-10-08 01:08

  8. そねさん

    日本トラストは、最初に買ったものと、その直後、もう1台必要なことに気づいてあわてて買った2台目とでは値段が倍近く違います。それでもすぐに販売終了してしまったので良かったとは思いました。

    北海道の地震による大規模停電の教訓で、こういう充電池式のバックアップバッテリーの需要が急激に伸びたという事情も重なって、今はちょっと極端なことになっていますね。

    私は、金田式アンプでオールバッテリー化してから、かれこれ6年になります。オーディオもバッテリー時代だと信じていますが、こういう趣味の世界は保守的なものでなかなか動きません。

    byベルウッド at2018-10-08 01:23

  9. ベルウッドさん、こんにちは。

    いよいよですね。

    計5回の勉強会、どんどん進化して行き、やっとあるところまで来た感があります。とういうか、ベルウッドさんが認めるところまで来たのですね。

    私の場合、ちょっと早まった感もありますが、暫く、自力で楽しんでみます。

    と言う事で、windows10が大型updateして、3連休、windows10との大格闘です。

    byいたちょう at2018-10-08 13:23

  10. ベルウッドさん、こんばんは。

    MFPCの導入、おめでとうございます。

    MFPCの進化はここで拝見していましたが、とうとうベルウッドさん宅のアナログやK1の音に追いついた(超えた?)ようですね。

    専用無線LANを使ってノイズカットするのが良いということで、拙宅でも真似をしてラズパイとコントロール用スマホ間に入れてみました。

    これによりラズパイ+Volumioも良い音になったので、今度の岡山オフで聴いていただこうと思っていましたが、ちょっと次元が違うようです。(どうしよ~。)

    byED at2018-10-08 20:32

  11. ベルウッドさん、こんばんは。

    まずは、ご導入おめでとうございます。
    MFさんのPCオーディオ、良さそうですね。

    いつの日記か忘れましたが、PCを使ったオーディオの可能性について、「録音の現場でPCが使われているのだから、PCでの音楽再生は高い可能性を秘めている」のような趣旨で発言したことを思い出しました。
    まあ、PCの作り込みが(ハードもソフトも)大変なことは知っておりましたので、自分では手を出そうとは思いませんでしたけれども(汗)
    私自身はまだ当分の間HAP-Z1ESを使用するつもりですが、将来は分からなくなってきますね。
    どうしてもデジタル出力がDOPの分だけ不利なのかもしれません。


    DSD128の再生はHAP-Z1ESにおいてもDSD64はもちろん192/24とも別格な気がします。
    DSD256ならもっと…とも思いますが、データの大きさは無視できませんし。


    次回以降の日記を楽しみにしております。

    byfuku at2018-10-08 22:57

  12. ベルウッドさん、おはようございます。

    PCオーディオ、遂に正式導入されましたか。おめでとうございます。利便性を損なわずに、かつベルウッドさんの音への要求を満たすシステムが成ったわけですね。MFさんの貢献を考えると人的ネットワークの大切さも伝わってきます。システム構成はとても参考になります。また、情報交換させて下さい。

    by横浜のvafan at2018-10-09 06:47

  13. いたちょうさん

    LattePandaの採用は画期的でした。私にとってはあれが大きな転機となりました。運命の出会いみたいなもんでしょうかね。

    自力でやられているいたちょうさんはさすがです。Winsowsのアップデートは、えええ?やられたぁという感じですが、今は、MFさんの入院予約待ちです(笑)。

    この3連休は周辺がためです。

    byベルウッド at2018-10-09 10:39

  14. EDさん

    ラズパイオーディオとは低消費電力ということで共通しますね。そのメリットは手軽さということだけではなく高音質化ということに確実につながっています。あとは軽いOSから出発していかに軽い動作でやるのか、フル装備の重量級OSから装備を徹底的に取り外して軽量化し動作能力を上げていくのか、そういうアプローチの違いでしょうか。


    今度の岡山オフ会はPCオーディオ談義で盛り上がりそうですね。

    byベルウッド at2018-10-09 10:48

  15. fukuさん

    HAP-Z1ESは大変なスグレモノだと思っています。だからいまだに手放せなくて、どうやったらPCと併用できるかなと思案中です。SONYはあれだけの技術(放送施設など業務用を含めて)を持っているのだから、音質面でも革新的な次世代機器を出して欲しいですが、なかなか登場する気配がありません。やっぱりウォークマンこそ事業の中核だと考えているからなのでしょうね。

    そのZ1ESへの不満はデジタル出力ですね。ファームウエアのバージョンアップでのUSBデジタル出力は大きかったですが、やはりDSDがDopということには限界を感じてしまいます。今回、DSDの音質に最もメリットを感じているのもそのせいだと思います。

    実は、DSD256の再生にちょっと引っかかってしまっています。DSDというのはアプリからみるとちょっと扱いが難しいようです。foobarもK1もDSD256に対応しているはずなのにうまくいきません(汗)。いまのところ実用的には支障はないのですが聴いてみたいですよね。

    byベルウッド at2018-10-09 10:57

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