ベルウッド
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バズケロ邸訪問記(前編 ――ハーベス部屋編)

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2018年12月09日

バズケロさんのお宅を訪問するのはちょうど1年振りになります。前回も大きな変化を遂げていたバズケロ・サウンドですが、この1年の間にもまた大きな変革を遂げられたとのこと。特に、JBL部屋のJBL足元についにウェルフロートを導入されたとのこと。これでどのようになったのか興味津々。

到着すると、家主にも断らず同行のパグ太郎さんにお宅の裏手にご案内して、専用電源の説明をしてしまいました。かつて知ったる他人の我が家。私のバズケロ邸通いも、数えること何回目でしょうか。今や観光ガイドも務めてしまうというわけです。バズケロさん、失礼しました。



まずは、恒例の癒やしのハーベス部屋で淹れ立てのコーヒーをいただきながら、さっそくの音楽鑑賞です。いきなり聴いたこともないオペラのアリア。これは、本日の主席鑑定官のパグ太郎さんを歓待する合図のようなもの。それにしてもマニアックな選曲だなぁと思ったら、これは先日亡くなった菅野沖彦氏選によるリファレンスのLP版。ステサンの追悼新盤だそうです。



一聴して、前回の癒やし系からマジ聴き系へのわずかなシフトがさらに一歩踏み込んだという感覚です。

ボーカルの柔らかい暖かみとオーケストラの包み込むようなハーモニーの雰囲気は出来るだけそのままに、ボーカルの声の芯がよりくっきりし、背景となる木管群などの細やかで精妙な内声が明瞭に浮かび上がり、より音楽のディテールや起伏、エネルギーのダイナミックスが楽しめるようになりました。

おそらく足元にさらに手を入れられたのでしょう。事実、アナログプレーヤーのトーレンスの足元はかなりの変更が施されています。それからスピーカーの前にあったコーヒーテーブルが、後方のダイニングテーブルに変身。スピーカー前のフロアが広々と開放。後ろ壁の左右上方にあった棚が取り払われたことも、響きのフローがすっきりしたことにつながっているのだと思われます。



バズケロ邸が初めてのパグ太郎さんにじっくりと聴いていただくことで、私は左側壁際の椅子にリラックスして聴いていました。その位置で聴いて「おや?」と思ったのはサブウーファーのバランスです。今回は、サブウーファーを効かす…つまり、低域の音調を補強するような一般的な使用法に変えられたのかな?と感じたのです。バズケロさんは自分のサブウーファーの使い方は、音を部屋に回し巡らせ全体的に音の濃淡をフラットに整えることだと…そういう趣旨のことを仰っています。それは、変わらないと…。

私が感じたことをそのまま申し上げると、「ああ…?!」と気がつかれたように、音場に分水嶺があってそれはちょうどハーベスのユニット正面軸ぐらいが境界なんだと仰います。それで身体と首をセンター方向へと伸ばすとなるほど、その前に感じていたサブウーファーの存在がふっと消えてしまいます。

おそらくサブウーファーの位置や角度も微妙に調整されたのだと思います。印象としてはミリ単位でわずかに内振りにしたという感じです。そのことによって壁際に沿わせていたサブソニックのバランスを少しだけ中央側に増やした。そのことで壁の響きがわずかに減少した。やや部屋の響きにマスクされていた中央リスポジの分解能がよくなったのはそのせいではないでしょうか。その代償として、左壁際の癒やしのスポットが犠牲になったということのようです。

その傾向は、プレヴィンのショスタコーヴィチ第6番も同じ。それにしても何ともマニアックな音源選択です。バズケロさんもパグ太郎さんをお迎えして相当に気合いが入ってますねぇ(笑)。パグ太郎さんが、ぜひ、バズケロさんの普段着の愛聴盤も聴かせて欲しいとのリクエスト。ジャズトリオから、80~90年代のJポップなどを聴いても、中央では中域の音の芯や背景の明瞭さが増したこととともに、低域も明瞭になり、ポップ・ロック系でも以前よりビート感が増したという印象です。

そのひとつがリンダ・ロンシュタット。



オリジナルのLPだそうです。これが、私のリンダの声の印象とちょっとだけ違ったのです。少し華やかで若やいだ明るい声質へシフトしているという印象です。私のCDも、中古で手に入れた(P)1986の表示のアメリカ盤。リンダがスタンダードに挑戦して歌手として確固たる地位を得た3部作の掉尾を飾るアルバム。後日、自宅のCDで確かめましたがやはりCDの方が40歳代を迎えた彼女の成熟味を感じます。デジタル録音だと思いますが、まだ、LPとCDの併売時代。アナログLPとCDとの間に微妙な音味の違いがあったかもしれないというのはちょっと興味深い。

最後は、バズケロさんに私の心内を見抜かれたように太田裕美で心を射貫かれてしまって、これはもう、ハーベス部屋の新境地に完全に降伏です。

音量を絞って、休憩を兼ねてワイワイガヤガヤと談笑しながら軽い昼食をとります。こんなひとときにもやはり昼下がりの明るい陽光に満ちた爽やか空気に満たされたハーベス部屋でのくつろぎは健在です。

さて、昼食休憩後は、いよいよ階下のJBL部屋へ移動です。


(後編・JBL部屋編へ続く)

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  1. ベルウッドさん
    こんばんは

    今回は1年ぶりということでしたので、随分と変化が大きかったかな?!と思います。

    オーディオ的にオーソドックスですが、難しいのがハーベス部屋です。
    少ない予算の範囲内で古い機器の個性を思い切り発揮させたいというのですから...

    その中でも難しさも楽しめるのがSWとハーベスのセッティング合わせです。
    オーディオ封印を解くということで、スペースをオーディオのために贅沢に解放しましたから好き放題やっています(笑)

    ベルウッドさんが寛がれた窓辺の壁際シートは読書&うたた寝シートです。
    低域が豊かな方がよく寝られますからね。
    あそこはアレで気に入っています。

    分離せずにふくよかな低域は対角線の壁際が楽しめます。
    低域は前と変わらず外回りから回していますが、波打つポイントが少しずつ前とズレています。
    その分、ハーベス周りでバランスがちょうど良くなるように調整されています。
    結果は聴いての通り、低域から高域まで出音は軽く弾むようなトランジェントで音の通りが良くなっていたかと思います。
    プレヴィンのショスタコなどは弱音のトランジェントを体験してもらいたかったのですね...
    オフ会ではこんな選曲する人はあまりいないと思いましたが。

    そんな音でお迎えるのはクラシックマニアのパグ太郎さんとベルウッドさんですから、そりゃ音源選びも気を使いましたねえ(汗)
    オペラは外せない(^^)
    ベルウッドさんの太田裕美も外せないけどね!!

    JBL部屋日記でレスは続きます(笑)

    では、では

    byバズケロ at2018-12-11 21:53

  2. バズケロさん

    先日はありがとうございます。

    バズケロ邸は、遠くて大変ですが(笑)いつもながら楽しいですね。

    ハーベス部屋はあまりガリガリ聴くオーディオでないという意味でとてもユニークな存在でいつも感心してしまいますし、お茶の間オーディオの私にとってとても勉強になります。

    そのひとつの肝が、部屋の響きの回し方とその要になっているサブウーファーの存在なのですが、今回は特にそのSWがポイントになりました。

    あの左テラス窓際の席に最初に座った時は、「おや?今までのバズケロさんのSWの使い方と違ったな?」と思ったのです。SWの存在を感じさせる《低音を意識して聞かせる》ウーファーでした。低域を欲しがるタイプ、SWから音が聞こえるタイプです。

    それが言われてちょっとだけセンター寄りに移動すると、ふっとSWの存在が消えてしまう。以前よりも奥行きや背景楽音をくっきりとさせる、いわば今までのゆったりとしたリラクゼーションにモビリティやアジリティといった「ムーヴメント(動き)」の要素をちょっとだけ増やしたという感覚。その「ムーブメント」を肩もみ的な低音の役割を意識しているのが、左窓側席(SW正面)ということなのでしょうね。

    その差はちょっと見ただけはわからない、おそらくミリ単位でやや中央側に振ったということだと推測しています。その憶測は間違っているかもしれませんがほんとうに微妙な調整でしょう。

    あのハーベス部屋のSWの使いこなしは、ほんとうに勉強になります。私もああいう風に使いこなせるならSWを使ってみたいです。

    byベルウッド at2018-12-14 11:29

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