ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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メインシステム
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

バズケロ邸訪問記(後編 ――JBL部屋編)

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2018年12月10日

JBL部屋のほうは、これはもう激変と言ってもよいほどの変化でした。



先ずは、スピーカーを目覚めさせるためにとバズケロさん本来の爆音系のソフトをいくつか。こちらでも、先にパグ太郎さんに中央の正規の席に座ってもらい、私は右横のバズケロさんのご指定の位置で待機。以前は、中央を外すと音場や定位が崩れてしまい、それがJBLの指向性や内振りのスピーカーセッティングのせいだと信じ込んでいたのですが、何と今回は右横の位置でも立体感がそのまま。いわゆる“どこでもセンター”が実現しています。これにはびっくりしました。



その大きな立役者は、やはり、新たにJBLの足元に導入されたウェルフロートのクァッドに間違いありません。バズケロさんは、さらにスピーカー底面中央の重心に束のような金属製の棒が立ててあります。バズケロさんは、ヴァイオリンの“魂柱”に例えていましたが、私にはチェロやコントラバスのエンドピンのように見えます。これが大地の不動のパワーをスピーカーに伝えるのだとか。この発想がなければウェルフロート導入はなかったとニヤリとされていました。これもバズケロ流の「タテ・リジッド、ヨコ・プリン」の原理なのでしょう。



それにしても、そのことで音場立体感や音像定位の有り様が一変したことには改めて驚きました。音場や定位は、もっぱらスピーカーセッティングの焦点合わせだと思い込まされていました。スピーカーの向きや位置をミリ単位でちょっと動かしただけで、ちちんぷいぷいと言わんばかりに一変してしまうというマジック。けれども、こういう振動対策の徹底的な追い込みや上流機器のSNなどのスペック追求こそ、その原点だということに、私もようやく最近気がついたばかりでした。

その成果は、大音量でのスピード感のある迫力やクリアな分解能だけでなく、小音量での精妙な表現力や音の浸透力でも素晴らしい成果を感じます。つまりダイナミクスの大小の両端の延び、そして、SNの向上は特に小音量再生時に発揮されています。

そのことは、ミンシュ/パリ管の「幻想交響曲」で圧倒的に印象づけられました。大音量派のバズケロさんなら、第4楽章の「断頭台への行進」や圧倒的なフィナーレをかけるのだろうという予想は見事に外されてしまい、かかったのはB面冒頭・第3楽章の「野の風景」。この1960年代末の旧い録音から、驚くほどリアルでナチュラルな《静寂》と《孤独》を聴かされて、ちょっと痺れてしまいました。

そのことはCDでも同じです。

パグ太郎さんお持ち込みのCDで印象深かったのがグンドラ・ヤノヴィッツ/アーヴィン・ゲージによるシューベルトの歌曲。ヤノヴィッツと言えば、クレンペラーやカラヤン、ベーム、クライバーといった大指揮者たちのオペラの大役のイメージ、あるいはヨッフムの「カルミナ・ブラーナ」など、とにかくスケールの大きな大歌手というイメージが強い。けれどもリート歌手としても卓抜した芸術性を示していたということに、あたらめてこの場で目が醒める思いがしました。

それはとても小さな音量。よくオーディオマニアにもてはやされるポップス系のささやき系のボーカルではなくて、クラシックの声楽は大きなホールの隅々にまで届くようにきちんと発声しています。マイクをなめるように近づけてささやくように歌うというのではなくて、そうしたきちんとした発声であって音価としてpp(ピアニッシモ)。そのヤノヴィッツの歌唱が見事な美声でした。これも70年代後半の決して新しくないアナログ時代の録音です。それが心に染み入るように聴けるのは、これもやはりJBL部屋のSNの高さと精妙な細部までの表現力なのだと思いました。

一方で、ダイナミックレンジの両端まで保たれている高い分解能は、音源の持つあらゆる情報もさらけ出してしまうようなところがあります。パグ太郎さんのお気に入りの2台のピアノ連弾のCD。組曲「シンデレラ」の第9曲フィナーレで、時計の場面で第2ピアノが最低音を11回鳴らすところ。その低域に妙な音が混じるのが聞こえてしまいます。大きなマレットで太鼓の皮か木の反響板を叩くような音で、フェルトのハンマーが金属弦を叩く音には聞こえない。あまりに気になったので、後日、このCDを入手して我が家で聴き直してみました。残念ながら国内盤のSHMCDですが、我が家の12cmφのつぶらな瞳(笑)のウーファーでもやはり聞こえます。一度、気になってしまうとやはり聞こえる音です。私にはとてもピアノの発する音には思えず、なぜあのような音が混じるのかナゾです。バズケロ邸JBL部屋で聴かなったなら、私もそのまま聞き過ごしていたのでしょう。  ―― オソロシイ。



新境地JBL部屋の主役はやはりアナログでした。



改めてアナログプレーヤーを拝見すると、これもまたバズケロさんのセッティングへのこだわりが見えてきます。2階のハーベス部屋と同じトーレンスですが、こちらはあまり見かけることがないフロート式ではないリジッドな機構のトーレンス。SMEのアームはおなじみですが、やはりよく見るとその調整が実に精密でよく行き届いています。インサイドフォースキャンセラーだけでなくラテラルバランスにも綿密な調整が施されているようで、その静かで流れるような安定度は見ていても惚れ惚れ。SMEは、見かけほどには神経質ではないとよく言われますが、ここまで調整が行き届いていると、やはり別格の音がします。

私も、これを予想して、今回は張り切って何枚かのLPを持参しました。


「シンデレラ」の余韻があるうちにとかけたアルゲリッチ。



ありきたりの名盤でリアルタイムで買った国内盤ですが、ピアノのタッチの音色の色彩感や細やかなテクスチュアは、飛ぶ鳥も落とす勢いだった当時だけではなく、CD以上の繊細さピアニズムのリアリティを伝えます。


うれしいほどに鳴ってくれたのがシャイー。



パグ太郎さんがジャケットを見て「若い!」とにやついたシャイーは、録音当時、まだ30歳を超えていませんでした。録音はデジタルですが、分厚い金管の音と歌心が満ちる木管群、しなやかな美音の弦楽器群などはアナログの愉悦でいっぱい。ロンドンのオーケストラの選りすぐりを集めたレコーディングオーケストラを駆使しての「運命の力」は最高でした。その快心のサウンドを聴くと、演奏や録音もブランドではないなぁとつくづく思います。


少し弦楽器の音の魅力に不足を感じたのがクァルテット。



やはりヴァイオリンなどの線がやや太めで色艶とか色気のようなものに不足します。JBLという大型システムの苦手なところがこの辺りかも知れないと思いました。

また、この辺りから若干疑問符がつき始めたのが、2階から越してきた中央の置物。響きや音像を中央に集めて立体感や分解能を鈍らせる傾向があるようです。パグ太郎さんのクレスパンが横で聴いているとモノーラルのように何もかも中央に凝ってしまったのも、あるいはこのせいだったのかもしれません。


素晴らしかったのがフィッシャー=ディスカウ。



これも1960年代半ばの旧い録音で、ジェラルド・ムーアのピアノにテープ由来のワウのようなものを感じます。ありきたりの国内ベストセラー盤です。今、デジタルで聴くディスカウに較べると、ディミニエンドの消え際のソットヴォーチェのコントロールの巧みさや、その一方で不条理への怒気を含むような声量の豪放さが絶頂期のディスカウを目の当たりにする感動にあふれています。それがこれほどにまで芸術的に鳴ってくれると、心の奥底までわしづかみにされた気がします。パグ太郎さんが「完璧過ぎる」と言ったのはディスカウの歌唱のことですが、ここまでパーフェクトに歌われると他の歌手はどう歌ってよいのかわからず、聴き手にとっても何か自由を奪われてしまうような束縛すら感じてしまうのかも知れません。

パグ太郎さんも、ヤノヴィッツの他にクレスパンとかお好きな声楽ものを持ち込まれましたが、私もディスカウ、フォン=オットー、シュトゥッツマンなどいくつか声楽ものを持ち込みました。そこにはクラシックの声楽がどのように鳴るのかチェックしようという下心があったことは確かです。それを、意地悪ディスクと言えばその通りかも知れません。「いやあ、声楽ものは見事に返り討ちに合ったねぇ」と帰り道で二人で大笑いしていました。


最後は、オーディオファイルには知られた「火の鳥」。



この曲は、「春の祭典」などとは違ってピアニッシモの場面が延々と続き、システム(特にアナログ)にとってはそういう意味でダイナミックレンジの実力を試される過酷なディスクです。もちろんフィナーレの大団円ではグランカッサも入った大音響ですが、そこだけではないという意味では、大砲をぶっ放すという類いとは対極にあるディスクです。

これが新JBL部屋のデモとしては最高でした。ちょっと遠慮すべきだったのかもしれませんが、思わず聴きほれてしまいB面を通しで聴いてしまいましたので、時間が押してしまいこれが最後の再生となってしまいました。

実は、この盤は「菅野沖彦 セレクション&編集」。



今回のバズケロ邸での鑑賞会は、菅野沖彦氏の追悼に始まり、そして最後も菅野沖彦氏追悼で終わったということになりました。


バズケロさん、パグ太郎さん、ありがとうございました。

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  1. このコリン・デイヴィス指揮の火の鳥はアナログレコードで持っていました。
    今は同一版でCDを持っています。

    静かなのですが終盤の激しい感じもまたいいですね。

    残念なのはこのアナログレコードはお母さんに捨てられて今はありません。残念です。

    byうつみくん at2018-12-10 21:12

  2. うつみくん

    えええ?捨てられちゃったの。それはほんとうに残念ですね。

    この私のLPは、オリジナル原盤、ドイツプレスの180g超重量盤。ディスクユニオンで買った中古です。

    我が家にもやたらと捨てるのが好きな同居人がいるので気をつけなきゃ。

    byベルウッド at2018-12-10 23:05

  3. ベルウッドさん

    先日は「勝手知ったる他人の裏庭」のご案内まで頂いてしまい、ありがとうございました。

    ハーベス部屋の印象はベルウッドさんと殆ど同じでしたが、不思議なことにJBL部屋は微妙に印象が異なっていますね。低域にエネルギーがバランスしている様に感じられたこと、空間表現もソフトによって変わること(例えばクレスパンがモノラルに聞えたりするというベルウッドさんの感想)は、当日も申し上げたことではありますが、他のソフトで問題がなかったので、持ち込み音源のせいだろうと安易に考えていました。ところが、ピアノの2枚は、自宅で聴いても問題再現できず(そりゃ機器のせい?)、あの音源はそういうことはないと他の方々からも当方日記にレスを頂き、訳が分からなくなり、更にバズケロさんからは実は低域を厚めに調整してあるということも教えて頂き、そのせいかもと思いましたが、そういう調整のないベルウッドさんのお宅では問題再現されたとのこと、もっと分からなくなりました。((続く)

    byパグ太郎 at2018-12-11 09:13

  4. (続き)

    私にとっては初めての体験でしたが、オフ会経験豊富な皆様の日記を拝見していると、こういう不思議は日常茶飯事のようです。同じ音源でも、どこを聴いて良しと感じるかも十人十色で、同じ演奏を聴いているようで、実は同じものを聴いていないのかもしれません。そうなると、議論の共通のベースがないので、こういう不思議が起きるのも腑に落ちます。そのベースを合わせること(すなわち嗜好を調律して合わせること)自体は、全く無意味ですので、分からないことは、これはこれで良し、つまり、「この方はこういう音楽をこういう再生で楽しむ方なのだ」と敬意と尊重をもって聴かせていただくのが一番だと、自分は思いました。そういう意味で、先日のバズケロ邸訪問は大変楽しく刺激的でしたし、逆に「診断」なんて飛んでもないと思った次第です(理詰めで行っても、情に流されても、持論を振り回しても、碌なことはないという草枕の冒頭の感想です)。

    byパグ太郎 at2018-12-11 09:15

  5. ベルウッドさん、おはようございます。

    進化し続けるバズケロ邸の訪問は刺激的だったのではないかと思います。私もバズケロさんがJBLにフルコンQuadRingを導入したいと言われるとは夢にも思いませんでしたが、その出音に納得した次第です。バズケロさんならではの調整の仕方も勉強になりますね。

    ハーベス部屋も進化が止まらないですね。次は何をされるのかまたまた楽しみです。

    ベルウッド邸もかなり進化したと聞いています。そのうちにお伺いさせていただきたいと思いますので、ご都合の良い時にでもお声をかけてください。

    byHarubaru at2018-12-11 10:27

  6. パグ太郎さん

    某SNSで、ポリーニの録音はエコーがかけられているというレスがあって、思わず持っているCDやLPを軒並み聴いてみたことがあります。好きな演奏家とかソフトのことには思わず反応してしまいます。ましてや、クラシックの演奏家にとって録音に加工があるというのはある意味で侮辱のように感じてしまいますからつい反発してしまいますね。

    「シンデレラ」の音は、パグ太郎さんから「弦を素手で叩くような特殊奏法ではないか?」との話しがあって、その場ではそれで納得したのですが、プレトニョフがそんな奏法を取り入れるとは思えなくて後々とうにも気になってしまいました。

    確認してみましたが、普通に弾いてます。テクニックはすごいですが(汗)。

    https://youtu.be/jNT1YX_wOoY

    あの音は、20Hzまで伸びているからとか低域を持ち上げると聞こえるとかそういう音ではないです。多分、低域(300Hz以下)の分解能がよくなると気になってしまうというような音のように思えます。

    ペダルを踏み込むとかの勢いが床に伝わった衝撃音でしょうか?

    byベルウッド at2018-12-11 16:23

  7. もうひとつの方は、kanataさんのところでも聴かせていただきましたね。あの時は「ポリーニよりスゴイ。もしほんとうにこの通り弾いているのなら…」と申し上げました。kanataさんのところも、バズケロさんのところも帯域バランスはとてもよかったです。どこかを強調しているとかいうことななかったです。そして、あのCDの感想も共通しています。

    やはり、聴く側の感じ取り方、その演奏家への思いの違いなのでしょうね。

    byベルウッド at2018-12-11 16:38

  8. Harubaruさん

    すごい刺激的でしたねぇ。

    バズケロさんのところは勉強になるし、考え方とかアプローチもけっこう被ったりする(笑)ので、こういう交流がとても楽しいです。

    拙宅にもぜひお出でください。年末はいろいろお忙しいでしょうから、年が明けたらということで、また、ご連絡いたします。

    byベルウッド at2018-12-11 16:52

  9. ベルウッドさん
    レスが遅くなりました〜(汗)

    今回のオフ会ではクラシックをJBL部屋で楽しめるの?!
    というのがテーマでしたので、本日記のように音楽鑑賞記が綴られていたのが嬉しいですね〜
    クラシック愛好家にも響く何かがJBL部屋で表現できていたのだな〜という安心感があります。

    お二人のマニアックな聴き方はとても参考になりました。
    色々な知識と経験に裏付けられたコメント一つ一つが深い...
    バズケロは感心するばかりでした。

    >2階から越してきた中央の置物

    これは当日も話題になりましたが、JBL部屋の音響設計で狙いを外してしまったフロントセンターの吸音部分が色々と悪さをしていることの対策なんですね。
    直接音では出ていてもリスニングポイントに届かない領域があって、和心の反射板は壁と水平に調整され仮想壁として無理やり届かせている訳です。

    そのデメリットとして音場展開を犠牲にしているのですが、それでも欲しかったのは高域のテクスチュア領域なんです。
    オーディオは時に何かを得るために、代わりの何かを失うという選択が迫られる状況がありますね。

    完璧は現実にはあり得ないのは自然なことですが、ベクトルとして目指したいものです。

    今回は菅野さんに始まり、菅野さんに終わる。
    偶然でしたが、良い思い出になりそうです。
    あの「火の鳥」は名演で、バズケロにも深く刻み込まれました!

    この度はパグ太郎さんともお会いできて、とても充実して楽しかったです!
    お付き合いいただきありがとうございました。
    また来年にも箱根越えをしてみたいです。

    音楽もオーディオも、夢中になれて楽しい!

    では、では

    byバズケロ at2018-12-12 22:24

  10. バズケロさん

    ほんとうにJBL部屋は激変でしたねぇ。

    何が激変かというと、クラシック系のソフトを聴いても音場展開と正確で安定した音像定位が実現していることで、しかも、それが最初に私が聴いていた横の控え席でも実現していたことです。いわゆる「どこでもセンター定位」ですね。以前は、リスニングのサービスエリアが狭くて、スイートスポットが中央のしかもごく狭いエリア(リスニングチェア寝そべりポジション-笑)でしか成立しないので、ちょっと窮屈でした。それが、JBLで特にスピーカーセッティングの基本も変わらずに実現したことに驚いたわけです。平行法だとか交差法だとか、本質はそうことではなかったんですね。

    おそらくバズケロさんは、ジャズなどご自分の好きなジャンルでそういうことを追求していて、普段はクラシックはあまり聴いておられない(少なくともクラシックで調整しているわけではない)のだと思います。やはり自分が普段聴いている自分の好きなジャンルでチューニングするのがよいと思います。それが正しい調整に仕上がっていけば、他のジャンルを聴いても間違っていない。JBLはジャズ向きだ、クラシックに不向きだ…とか、そういうことはないのでしょうね。おかげさまでパグ太郎さんと大いに音楽鑑賞を楽しませていただきました。

    中央の「和心(?)」については、日記で述べたような疑義が残ったということです。本当は、外したりしてみなけれがその本当の効果、長所短所はわかりません。せっかく『外してみようか?』と仰ったのに時間が無くて手をつけなかったのは申し訳ありませんし、ちょっと心残りでした。クレスパンが横ではモノラルに聞こえたことの犯人もよくはわかりません。これは次回の宿題ということにさせてください。

    我が家も、この1~2年でずいぶんと変わりました。箱根越えの遠征時にはぜひお立ち寄りください。

    byベルウッド at2018-12-14 11:49

  11. ベルウッドさん こんにちは。

    相変わらず読み応えのある記事で皆様がどんな音を聞いたか想像しつつバスケロ邸の記憶を反芻していました。

    さて和心が話題になっていたので遅ればせながらレスさせていただきます。

    > 響きや音像を中央に集めて立体感や分解能を鈍らせる傾向があるようです。

    和心に音が吸い寄せられるという点は同意します。立体感や分解能は中央ではむしろ向上しているのではないかと感じました。

    この辺りはボーカルものが中心でセンター定位命の私の聞き方と、ワイド方向の質的統一感が重要視されそうなクラシック系音源の聞き所の差なのでしょうか。

    和心は確か板一枚ずつ個別に角度を変えられたはず。音の集め具合も微調整が効きそうです。例えば両端の板を斜めにして凸の円弧にするといったような。

    byhigh speed at2018-12-14 14:07

  12. high speedさん

    おっしゃっていることはその通りだと思います。

    和心は、本来は中央にTV の大型ディスプレイを置いている場合にピュアオーディオ鑑賞時にだけその画面の前に置くことを目的に開発されたようです。そのことはシルヴァン・アンクⅢでも同じようです。さらにスピーカー間左右広くセッティングしたり、中央正面の壁面が平坦だったりして、中抜けや、センター音像が奥まったり不安定だったり、あるいはセンターと左右だけのいわゆる三点ステレオで立体感が乏しくなったりという場合にその対策的にも使われるようになったようです。

    一般論として反射面やシャープな端面(回折)により音が寄ったり引き寄せられるようです。拡散反射物をセンターに置くと中央音像はしっかりして安定します。クラシックは、そういう左右モノミックス的な中央音像はないので、聴いていると不自然になります。立体感は高域の微細な反射や残響、倍音などの位相が正確に合成再現されることによって感知されるので、かえってこういうものは阻害要因になってしまいます。

    対策の適否や調整の適否は、やはり、部屋の形や壁面、ラックなど家具類の置き方でまちまちです。

    そのあたりはやはり聴いているジャンルの違いは出てしまいますので、ジャンルを超えて相互にチェックした方がよい結果が得られると思います。

    byベルウッド at2018-12-14 16:28

  13. ベルウッドさん、こんにちは!

    内振りセッティングでも定位がブレていない事に驚かれた様ですが、それは平行法の方がブレにくいというのが根底にある訳ですね。
    私のシステムでは音像がちょいと右に寄りがちで悩んでいますので、いったん平行法にしてみようかしら。って思いました。
    パズケロさんのシステムにおいてどの視聴ポイントでも音像が崩れないのはウーファーが床から離れた事も要因ではないかと何となく推測します。
    セッティングは奥が深すぎて掴めません。(泣)

    ところで、スピーカーの後ろがパープルに照らされているのはエロいですねー。
    私もこういうのは大好きです、次回の訪問までにウイスキーのカウンターを置いて頂きたい!
    もっとも真剣な部屋にアルコールはダメですかね。

    byCENYA at2018-12-15 10:58

  14. CENYAさん

    以前にスピーカーの振り角について書きました。

    http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20180815/60148/

    平行法のメリット・デメリットとして

    メリット
    1-a. 左右の広がりが大きく、音場(音のステージ)が立体的に拡がる
    1-b. サービスエリアが広く、部屋のどこから聴いても音場が自然で左右に歪みにくい

    デミリット
    1-c. 左右の壁の反射の不均一の影響を受けやすい
    1-d. 定位音像がややソフトになる
    1-e. 左右の焦点をきちんと合わせる調整が厳密で熟練が必要なこと

    といったことを挙げました。右に寄りがちとのことですが、左右の壁の材質の違いとかが原因ではないでしょうか。そうだとすると壁の影響を受けやすい平行法はかえって仇になるかもしれません。


    セッティングの自由度が高いお部屋ですし、CENYAさんの好みからすると、逆オルソン法を試して欲しいなぁと思います。


    あの青はエロいです。マッキンのメーターのイルミネーションともマッチしてますしね。マジ聴きのJBL部屋でウィスキーグラスを片手に女でも口説いてるんですかねぇ。バズケロさんも隅には置けないですねぇ。

    byベルウッド at2018-12-16 01:24

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