ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
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日記

ダース・ベイダーはいい人だった (パグ太郎邸訪問オフ会)

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2019年08月01日

パグ太郎さんのお宅を訪問してきました。ご一緒したのは、いたちょうさん。

前回、お伺いしたのはもう2年前。中央線805友の会の相互訪問に便乗させていただいての訪問でした。その1年後、パグ太郎さんは、ジャーマンフィジックスに宗旨替え。B&Wからの変更は、まさに、オーディオとかラウドスピーカーへの信条(クレド)、つまりは宗教的な価値観の転向の宣言のようなもので、当時の私はとても驚いたものです。

なかなかお伺いする機会がないままに1年は過ぎ、同じくジャーマンとまだご対面されていないといういたちょうさんと誘い合わせ、ようやくお尋ねするという運びになったというわけです。

待ち合わせて、駅前の妖しげな雑居ビルの狭いお店のラーメン屋で先ずは昼食。主人ひとりのマニアックなお店で、あっさり系の鳥ベーススープのラーメンは、すごく美味しかった。



さて、さっそくのご対面。

パグ太郎さん自ら“漆黒のタワー”と称するHRS-130は、巷でも“ダース・ベイダー”などと呼ばれ、何やら威圧的で怖かったけど実際にお会いしたら“いいひと”でした(笑)。

パグ太郎さんらしい生活空間になじんだシンプルなセッティングはそのままで、少しも変わりません。そのことに何だかほっこり。ピアノフィニッシュの独特のフォルムのスピーカーは思ったよりは細身で小さくて、少しも威圧的なところはありませんでした。

そのサウンドも、聴かせていただくと、やはり、いかにもパグ太郎さんらいしい、飄々とした大人の風格はそのまま。少しも威張ったり、無理のない品位の高いバランスのとれたサウンドという印象はそのままです。

(私)「いろいろ言われていたけれど、そんな苦労は微塵も感じませんね」
(パ)「いやいや(と大きく首を振って)大変でしたよ」(とニコニコ)

…とはいえ、ちょっとこの日は、いろいろあったのも事実です。



というのも、後方に何やら怪しい「影武者」が…(!?)

(パ)「ちょっと、いろいろドーピング状態でして…」
(私)「それがほんとに『ドーピング』なら外さなきゃ」
(パ)「外すのはすぐできます」
(私)「じゃあ、まあ、このまましばらく聴いてみましょうか」

その事情や経緯は省略しますが、この日は、翌日のデモンストレーションのために、機器が付け加えられているのだとか。

ひとつはスピーカーの「影武者」。
ジャーマンフィジックスのDDDユニットだけがコーナーに置かれているもの。HRS-120のハイ側の端子に並列でつながれています。いわば、ダブルツィターとでもいうのでしょうか。

もうひとつは、ラックスのフラッグシップCDプレーヤーD-08uの横のDAC。何やら「必殺仕掛人」という風情です。

いずれも借り物というのか、ショップのディスプレイのように仮増設されているのだとか。外せば常態にすぐに戻せるとのことですが、まあ、有るものは仕方がないのでこのまま聴きましょう…ということで試聴に入りました。

1曲目を聴いたところで…

(パ)(ニヤニヤしながら)「やっぱり外します?」
(私)(困惑顔で)「いやまあ、このまま聴きましょう」

とそのまま二曲目。
この日のパグ太郎さんは、どういうわけかいきなり中森明菜。これにはすぐにいたちょうさんが反応。

(い)「お?竹内まりやですか?」
(パ)「いえ、中森明菜です」
(い)「ああカバーですね。このアルバムは山下達郎が酷評してましたよ」
   「うちのカミさんはこんなんじゃない…ということなんでしょうね」(一同・爆)

いたちょうさんならではのウンチクはともかく、ちょっとこの音には参りました。

(私)(たまらず)「これ、やっぱり外して聴いてみませんか?」

…で、外してみると、外した方が良いということで一同一致。パグ太郎さん曰く、クラシック系など自然に録れているのは良いのだけど、位相を弄ったような録音はかえって不自然さが増します。まあ、あれだけユニットが離れていてはしょうがない。昔の国立競技場のアナウンス放送みたいです。この音場空間が歪んで悪酔いしてしまいそうな感覚は、あのシューマン何とかとなぜか共通です。リバーブなど編集加工が強い録音ほど良くないということも共通です。不思議です。

…ということで、影武者は、即、退場(爆)。

DACの仕掛人の方ですが、これもつけたり外したりして比較しましたが、やっぱり仕掛人の方が情報量が多い。

(パ)「DACはやっぱり値段かなぁ(爆)」
(私)「でも、LUX D-08uもなかなかいいですね」
(い)「よくまとまってバランスがいいよね」
(私)「ケーブルじゃないかなぁ。ボーカルなど可聴帯域中央が引っ込みますよね」
(パ)「借り物だからありきたりのケーブルなんです」
   「すぐ返却するからセッティングに力が入らない(笑)」


さて、問題はここから。

実は、修理から返って来たばかりCDPがまだ本調子ではないようです。しばらく聴いているとちょっと音が堅くなるというのかきつくなるというか、その一方で音色が薄くなる。パグ太郎さんが、いったん電源オフにして、また、再起動すると良くなる。微妙な変化です。修理前はこんなものじゃなかったそうです。

…と

パグ太郎さんが「あ!?」と手を引っ込めました。ディスクをセットしようとしたら静電気の火花が!我が家でも、最近、キーポイントになっている静電気が何とパグ太郎さん宅でも!?かつては静電気は冬季の問題で、夏の蒸し暑い季節ではほとんど無縁だと思っていました。もしかしたら、CDPがだんだん調子を落とすのは、何らかの要因で筐体などに電荷が蓄積されるのかもしれません。

お伺いすると、アースは一切取っていないそうです。グラウンドアースにせよ仮想アースにせよ、もしかした電源問題もさることながらこの静電気対策という効果も大きいのではないかと思うようになっています。すぐに検証は可能なのですが、残念ながらアナログをやられていないパグ太郎さん宅には除電グッズがありません。あくまでも仮説ですが、除電グッズや仮想アースで検証は可能です。除電ならOA用の数百円のOA用で検証可能です。

そういう変調は、とても微妙ですが、やっぱりボーカル(特にクラシック系)だとかなり耳につきます。


これは難しいCDです。

いかにもライブらしい自然な音場音像の優秀録音でピアノとクラリネットは冴え冴えと鳴りますが、不調だとソプラノがキンキンしてきます。楽器に較べて人の声がいかに難しいかの証左です。



うれしかったのはこのCD。

確かメジャーレーベルへのデビュー盤だったと思いますが、ラヴェルのツィガーヌとかエネスクのソナタとか、そういうロマ系のヴァイオリンの私のリファレンスCD。その後の活躍は知りませんでしたから、うれしい再会です。パグ太郎さんは、ジャンゴ・レオンハルトとかミッシェル・ルグランとかばかりかけましたが、けっこうクラシック系でもドビュッシーなど尖った曲がふんだんに入ってます。さっそくポチってしまいました。



いたちょうさんと私が持ち込んだCD。

奇しくも諏訪内晶子のデビュー盤とデビュー第2弾。1996年の7月と8月の1ヶ月違いで、いずれもロンドンの録音。特にいたちょうさんのお持ちになったデビュー盤は、マリナー/アカデミー室内管という豪華メンバーで、これがまた豪壮に鳴りました。波打つように寄せてくるオーケストラも線のくっきりした諏訪内のヴァイオリンも素晴らしい。



この諏訪内さんのブルッフはもちろんデジタル録音ですが、アナログ録音のソフトがとてもよく鳴ってくれたような気がします。最新のデジタル録音を再生すると、高精細で音場深度が深いのですが、その分、センターのボーカルやソロが細身で、前に出ずに引っ込んでしまう傾向があります。好みの程度ですが、クラシックのボーカルをあれほどナチュラルに心地よく鳴らしていたパグ太郎さんだけに、まだ、セッティングの余地があるのでしょう。

試しにと、竹内まりやを、また、LUX D-08uだけで再生してもらったら、むしろ、こちらの方がしっくり来ます。D-08uとOCTAVEってやっぱりいいなぁ(笑)。解像度とか情報量というのだけではないですね。



急な暑さと夏バテで体調不十分でしたが、これですっかり生き返り、駅近くの割烹風の飲み屋さんでの懇親会では話が尽きずあっという間に時間が過ぎてしまいました。次回は、グランドオペラ・オフ会をやりましょうと三人で大盛り上がり。

パグ太郎さん、ありがとうございました。

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  1. ベルウッド さん こんばんは

    リバーブを良かれと思い、かけていた所全体が伸びるだけの
    酷い音になってしまっていた事に、最近気づきました。
    音源によっては良く聴こえるのもありますが、録音されたものは
    何も足さず素直に聴くのが一番なんだなぁと思います。

    byYuho... at2019-08-01 19:30

  2. ベルウッドさん、こんばんは。

    先日は、ありがとうございました。

    1点、訂正があります。
    バグ太郎さんのところにお伺いしたのは、2度になります。

    やはり怪現象の犯人は、静電気ですかね。
    それにしてもあんな激しい静電気見たの初めてです。

    今回の私の裏テーマは、クラシック通を唸らせるCDの持参でした。
    レギナ・スメンジャンカは、お二人ともご存知じゃなかった様で、ちょっとドヤ顔でした!
    諏訪内は良かったですね。多分、ご持参されると思っていました。
    10年前のリサ・バティアシュヴィリはダメダメでした。2016年版に完敗です。
    北欧の冷たさが全くない。伸びたラーメンの様でしたね。
    お昼のラーメンは絶品でしたけど。

    竹内まりあ「告白」は、前日、何回か聞いて耳に焼き付けて行きました。
    こちらで聞かせて頂いた瞬間、あ!、駄目だ。
    家じゃこんな高域出てない。完全に参りました。
    翌日、再度、家で聞いて、途方に暮れてしまい、結局、宗旨替えしてしまいました。
    (この件は後ほど詳しく)

    懇親会、2回目のお店ですが、美味しい物が多く、パグ太郎さんの音楽だけじゃなく、お店選びのセンスも流石だと思いました。

    パグ太郎さん、ありがとうございました。

    byいたちょう at2019-08-01 21:29

  3. Yuhoさん

    まったくもっておっしゃるとおりだと思います。

    byベルウッド at2019-08-02 09:57

  4. いたちょうさん

    そうでしたね。やっぱり夏ボケかなぁ。本文も訂正しました。

    あのポーランド録音のショパンの協奏曲よかったですねぇ。デンオン(日本コロンビア)やるなぁ。持参されたいたちょうさんにも、あの充実した再生音にも参りました。

    静電気については、また、レポートいたします。

    宗旨がえ?詳細レポート楽しみにしております。

    byベルウッド at2019-08-02 10:03

  5. ベルウッドさん

    静電気の影響ですか!?
    デジタル機器の静電気は特に意識したことがないものの、納得です。

    どうしてそんなに帯電するのかという謎は残りますが、除電で問題が解決すれば良いですね。

    byのびー at2019-08-02 15:55

  6. ベルウッドさん、こんばんは。

    楽しそうなオフ会記、ありがとうございます。
    パグ太郎さんのお宅は「伺ってみたいお宅」リストの1ページ目ですね。
    ちょっと濃すぎる会になる可能性が大ですけれども(笑)


    ローラン・コルシアは拙宅にもあります。
    また聴き直してみると新たな発見がありそうですね。
    問題はどこに置いてあるかなのですけれども(汗)

    byfuku at2019-08-02 20:59

  7. ベルウッドさん、いたちょうさん

    先日は酷暑の中、冷房の効きの悪い拙宅にお越しいただき、有難うございました。おまけに、聴いていただいたのが、自前システムでは病み上がりで万全ではないプレイヤーに、よそ様から拝借した機器を加えた状態で、何を聴きに来たのか分からないと言われそうでしたね。

    前回、いたちょう邸にお邪魔した時には、大変お気を使わせてしまって、クラシック縛りというプログラムだったのですが、後から皆様から伺えば前代未聞のことだったということでした。大変申し訳なく、今回は、大いに背伸びをして、中森明菜、ユーミン、マドンナ、、、、という無謀な試みをしたのです。が、いきなり、ご両名からバッサリ返り討ちにあってしまいましたね。やはり慣れないことはするものではない。その路線で一番受けたのが、クラシック畑のヴァイオリニストの演奏する、ジャンゴ・ラインハルトやミッシェル・ルグランだったというトホホな結果でした。

    いずれにしても「ダース・ベイダーはいい人」ということでめでたしめでたし。それはそうです。だってアナキン・スカイウォーカーは根は良い人で、最後はジュダイの心を取り戻すのですから、当然です!

    byパグ太郎 at2019-08-02 22:41

  8. のびーさん

    どうして帯電するのか、その原因とメカニズムがわからないですね。そこがないと、状況証拠だけなのでちょっとオカルトっぽい。

    これまでは、高速回転するディスクの除電は意識していました。ディスクは消磁とともに除電も心がけてきました。

    でも先日のLAN不通という怪現象は、PCオーディオで起きました。確かに、PCは、下流のアナログ系と違って、完全にアースから浮いているので、何らかの理由で帯電すると無防備なわけです。それで、除電ブラシでお清めをしたら音がよくなった気がしたというわけです。

    この辺りのお話しは、また、別途レポートいたします。

    byベルウッド at2019-08-03 10:10

  9. fukuさん

    こういう仲間との交流オフ会は楽しいですね。

    自分のサウンドに対してもよい刺激を受けますし、いろいろな気づきもあります。相互交流の素晴らしいところです。何よりも楽しいですよね。

    オーディオそのものだけではなく、音源ソフトというのか音楽そのものについてもいろいろ教えていただくことも、オフ会の楽しみのひとつです。オーディオは音楽と一体です。聴いて楽しいかどうかです。

    それからランチや懇親会も楽しい。それぞれの地元の【ラーメン食べ歩き】も楽しいですよね。【食べ歩き】評、サイコー!(爆)。

    byベルウッド at2019-08-03 10:18

  10. パグ太郎さん

    今回は奥様の留守をいいことに、奥様の愛聴盤の盗み聞きはちょっとエロかったですね(爆)。パグ太郎さんが、いきなり中森明菜というのはびっくりでした。

    いたちょうさんと被っていたというのもびっくり。カバーとオリジナルだなんて、偶然にしては、ちょっと出来すぎです。しかも、いたちょうさんは竹内まりやのサウンドにショックを受けられたようですよ。

    そのいたちょうさんが持ってこられた、ポーランド純正のショパンのコンチェルトは、エロサウンドと昭和歌謡のいたちょうさんらしからぬ…というだけでなく、そのサウンドも衝撃的でした。パグ太郎さんがかけたCDも、同じように1960年代半ばでみな同じ頃のアナログ録音。これがどれもよい音でしたねぇ。やっぱり「昭和」なんですかね。

    私がダース・ベイダーを初めて見たのは、昭和58年夏のNYで見た「ジェダイの帰還」でした。ダース・ベイダーがいい人になったのは平成になってからですね(笑)。

    byベルウッド at2019-08-03 10:32

  11. ベルウッドさん

    変なこだわりの再レス失礼します。

    ご覧になった「ジュダイの帰還」こそが、ダース・ベイダーが、ジュダイの心を取り戻し(つまり帰還)、息子ルークを自らの命を捨てて守ると言う、「いい人」の証となる作品なのです。いや、どうでもいい話なのですのですが。

    byパグ太郎 at2019-08-03 10:49

  12. パグ太郎さん

    こだわりの再レスありがとうございます。

    とても懐かしい思い出となった映画体験でした。英語もよく聴き取れないレベルでしたし、前編も知らない状態なのになぜか印象が強く残っています。自分の父が、ダークサイドに堕ちたダース・ベイダーだと知ったルークの衝撃と懊悩、激しい反抗への衝動に突き動かされるルークが印象的でした。

    byベルウッド at2019-08-03 13:55

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