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くさいものにフタ

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2019年10月11日

あなたは、フタをする派? それともフタをとる派?

アンプやプレーヤーなど機器のフタ(天板)のことです。ホコリの問題もあるし、メーカー製品では、なかなか純正の天板を外すということはないかもしれませんが、自作アンプ(特に真空管アンプ)などでは、外した方が音が伸びやかに開放的になると主張する向きが多いようです。

私は、やはり、ホコリや安全性のことや、天板には電磁シールドの役目もあるので外すことはどうしてもためらわれます。以前、アンプのネジをチタン製に交換したのですが、へっぽこハム太郎さんから、天板のネジは電気抵抗の大きいチタンでは筐体アースと切り離されてよくないと指摘されて、真鍮ネジに交換してみると、なるほどこちらの方が音がよいと実感したことがあります。

そこで、天板のフロートということを試してみました。

これは、SONYのHAP-Z1ESの天板を外してみると、筐体との間に粘弾性樹脂のクッションが挟んであることにヒントを得たものです。その後、このクッションをαゲルのテープに交換し好結果を得られました。そこで、同じ工夫を自作の金田式プリアンプにやってみることにしたのです。うまい結果が得られれば、同じようにタカチのオールアルミ製のアルミサッシケースのパワーアンプにも応用しようと思っていました。

天板の四隅に、αゲルの薄手のチップを貼り、ネジで適当なトルクで締め付けます。ネジは導通して天板のアースは確保されますが、振動的にはフロートされて縁切りされます。ネジのトルクの具合とか、何点止めがよいかなどを試行錯誤しました。

聴いてみてすぐには効果を感じられず、じっくりと聴き込んで判断することにしました。そんなこんなで2ヶ月近く経ってしまいました。

その間に、fo.Qの再ブレークが起こったというわけです。それからは振動対策に明け暮れることになります。特に、プリアンプのRCAジャックの防振が有効だったことはショックでした。やはり、振動は接点部がとてもクリティカルで電気信号にも大きな影響を与えているということは、大きな発見でした。

fukuさんとパグ太郎さんをお迎えしてのオフ会では、このプリアンプの入力端子の防振対策で好結果を得ていたので自信満々でしたが、それを終えてみるとどうも今ひとつのところを感じてしまいました。案の定、fukuさんからは「元気がない」とのご指摘も。



どうも、何だかクサイ。



何かが臭うのです。それで、ハタと思い出しました。例のフロート天板が何となくひっかかっていたのです。いったんやめてみようとも思いましたが、あまりオフ会直前にイジるのも危険だと思ってそのままにしていました。オフ会も終えたので、思い切って手を入れてみることにしてみました。αゲルチップは、粘着剤がついているので、剥がすと元通りに戻せません。いったんやめるのは勇気がいるのです。

元に戻してみると…

思わず「う~ん」と唸ってしまいました。ドンピシャでした。

音像の形の立体感が出てきて、トゥッディの大音量の足元がしっかりします。低音もぐっと低いところまでしっかりと音が出ます。もちろん、ベースでそれを実感しますが、ピアノのハイレゾソフトで特に顕著です。まさにこれが低音の沈み込みということでしょうか。全体的に音の深みが増して、何となくつきまとっていた不安感がなくなり、特定のソフトで感じていた、以前のように屈託無く鳴ってくれないという不満がすっかり解消しました。

これは明らかに、プリアンプの筐体の振動です。今までの流れからすると、背面のパネルが犯人です。ここに入出力や電源の端子が取り付けられているのですから。



タカチのケースは、サッシが四方にありますが、基本的には六面のパネルで構成されています。つまり、建築で言えばツーバイフォー工法(「木造枠組壁構法」)と同じでパネルで全体の強度や剛性を支えている構造になっています。従って天板を外したり、フロートしてしまうと、ケースの強度や剛性が低下してしまいます。特に、私のアンプでは、各種コネクターを直付けしている背面パネルの支持が弱くなってしまったのでしょう。



ここまで来たら、毒を食らえば皿まで…と、さらにコネクター周りを制振材で固めました。いつものレアルシルトです。積水化学の自動車用制振材でカーオーディオマニアにはよく使われているドア内面の音質改善デッドニングシートです。質量もある程度あるので、こういうケースやキャビネットの振動対策に重宝しています。見映えは悪いですが、フタをしてしまえば見えません(笑)。

ちなみに信号ライン(ホット側)内部配線に巻いたfoQは、その後、剥がしました。なぜかNGでした。音が乾いてカサつきます。オーバーキルの症状です。

ライン入力以外のRCAジャックも全てfoQを貼り付けました。パワーアンプもチャネルデバイダも全て同じようにfoQとレアルシルトで固めまくりました。



ボリューム本体にもべったりとfoQを貼っています。何しろ、可変抵抗器というのは電気的接点のかたまりですから。金田式アンプは、ゲインコントロールアンプで、ここはNFBのラインに入っていますのでとても大事です。

foQをジャックに貼った当初は、聴感上、ハイ上がりに感じる傾向がありましたが、それも対策を追加徹底することですっかりバランスを取り戻しました。


再び、音量を上げることの快感がよみがえってきました。最近、システムのバーンインに愛用しているのはこれ。



こちらも、長らくお蔵入りになっていたCDです。



どちらもヘタをすると、再生中に気絶してしまいます。アンプやスピーカーよりも先にCDプレーヤーのほうが途中でショックで読み取り不能になってしまうのです。GRANDIOSOの名が泣きますが、そう決めつける前にちょっと電源周りを再点検したほうがよさそうです。

こういうことはここ数年はなかったことです。固体伝達の振動対策は、自分なりにかなり完成度が高いと思っています。どうも、システムが進歩してスピーカーからの出音が強くなったことが原因だと思われます。空気振動で機器類が直接揺すぶられてしまっているようです。それほどアンプが強烈にスピーカーをドライブしている。それは、どうも、出川式のLCM+キャパシタ回路が大きな要因になっているようです。

アンプ天板のフロート化は大失敗でした。

でも、そのおかげで、背面パネルの弱点とか電気接点の振動がいかにクリティカルかということに気がついたのです。そこを対策して天板を元に戻したら、以前では考えられなかったサウンドが得られました。

まさに「一歩後退、二歩前進」というわけです。

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  1. ベルウッドさま

    こんにちは♪
    お邪魔いたします。

    2x4工法、なるほど。。。
    そうしますと、底板が物量投資されたダイキャストフレームとかですと、
    状況が異なる可能性が高くなるかもしれないのですね。
    勉強になります。ありがとうございます♫

    ぶろんぼだ。。。
    すっとんでくる音、久しぶりに聴きたくなりました^^

    byMotoko at2019-10-11 19:07

  2. Motokoさん

    その通りです。ケースバイケース(ニッキーさん、ここつっこんでね!)。

    筐体がモノコックになっていたり、削り出しになっていて、天板だけが薄い板になっているとか、通気のためにパンチングメタルのペラペラだったりと、振動に弱いタイプだと、また、違うでしょうね。

    byベルウッド at2019-10-11 20:59

  3. ベルウッドさん

    私もひと頃foQシートや御影石ボードを制振対策とし、機器の天板に乗せたりしてました。

    今日のような日は外出できないので、お掃除兼ねて、コネクタ類の制振対策にfoQ 貼りに勤しむのも良いかもです。

    台風被害が最小限であらんことを祈り、一日音と戯れる。

    byvanilla at2019-10-12 09:59

  4. vanillaさん

    そう、“漬け物石”派というのもありましたね(笑)。


    私も、今日は日がな一日、ひたすら無事を祈りながら、FMエアチェック音源の編集にいそしむことにします。

    byベルウッド at2019-10-12 12:34

  5. ベルウッドさん

    紆余曲折のチューニング道中だったのですね。電力機器の背面パネルへのfo.Q貼りは驚くものではありませんでしたが、拙宅でも効果がありました。

    お題のフタをする派? それともフタをとる派?ですが、
    スピーカー逆起電力対策の金属たわし入りステンレスマグカップはフタをしました。ぎゅうぎゅうのステンレスたわしでフタが閉まらなかったのですがテープで貼りました。フタで音は変わりませんでしたが、見栄えと埃対策です(笑)

    byヒジヤン at2019-10-12 15:27

  6. ヒジヤンさん

    背面パネルにはfo.Qではなく、レアルシルトを貼りました。筐体パネルの場合は、ある程度マスもあるレアルシルトの方が向いているようです。デッドニングも兼ねてということでしょうか。

    HAP Z1ESでは、トランスにfo.Qを貼っていました。

    あと、ぜひ、お試しいただきたいのは、正面パネルのボリュームや切り換えローターリースイッチ類に直接fo.Qを貼ることです。内部の本体に貼るのが効果的で、しかも、外からは見えないので見映えも良いです。

    フタは、やっぱり大事ですね。その機能を活かしつつ、機器筐体の構造を吟味しながら、ひと手間加えて細かな手直しをするのが良いようです。

    byベルウッド at2019-10-13 14:28

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