ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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メインシステム
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
スピーカー:    PSD T4 Limited Special-ネットワークレス・マルチアンプ駆動 調音パネル:    Escart Ventoスクエア パワーアンプ:   金田式DCアンプ…
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日記

午後のひとときを音楽と珈琲で (珈琲好きさん邸訪問記)

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2019年11月06日

久々に秋らしい好天に恵まれた週末を北関東へと出かけてきました。

台風やそれに伴う強風や大雨が関東を次々と襲いましたが、そのことがまるで嘘のような穏やかな天候です。珈琲好きさんのお宅は、ずっと平野が広がる市街から少しだけ離れた閑静な住宅街にあります。少し小高い地形なので、元来、水の心配は無かったので全市に避難命令が出た時は驚かれたそうです。



ちょうど昼前に駅についたので、行きつけのラーメン屋さんでつけ麺をいただきました。こしの強い太麺です。濃い魚介系スープによく絡んで、こってりとした味わいですが、しつこくなく完食です。この地域はほんとうにラーメン激戦区ですね。

珈琲好きさんは、CD世代。リアルにはかすかにLPレコードを覚えている程度。それにもかかわらず熱心にアナログに取り組んでおられます。

聴かせていただくと、そのディスクはほとんどが真新しいプレスのもの。



もともとはジャズ系ではないそうですが、声域はいかにもジャズ向けで、その中にちょっと爽やかな可愛さがあって心地よい。



こんな最近の新譜でも、LPレコードで出ているのですね。映画音楽というジャンルから歩み寄ってみればその甘味が気品よく抑制されていて、クラシック音楽から歩み寄ればどこからかほんのり香ってくるバニラ系の香水にふと秋の深まりを感じるような気分です。



こんなものもあるんですね。グリューミオは60年代初頭に立て続けに全曲録音をしているようですが、これはマーキュリーのアムステルダム録音ではなく、ライナー・マイヤールによるベルリン録音のほうでしょうか。いずれにせよグリューミオの美音とバッハの峻厳さがほどよいバランスで、就寝前にブランデー片手にふと一日のほとぼりを鎮めるように聴き入るのにふさわしい音楽。



そうこうしているうちに、渋滞に巻き込まれて遅れていたくーちゃん3003さんがお見えになりました。ちょっと聴き直しをしている間に、珈琲好きさんがゴリゴリと珈琲豆を手回し式のミルで挽いてます。入れていただいたコーヒーをいただきました。豆の銘柄はちょっと忘れてしまいましたが、酸味が少し強めなのは好みで、優雅な香りとコクとのバランスがとてもよい。こんなよい日和りの午後にゆったりと過ごす時間は至高のひとときです。



珈琲好きさんのシステムは、ソナスファーベルのグァルネリをオクターブV110で鳴らすというもので、いかにもそういうリラックスした小春日和の午後にふさわしい。

ご自身によれば築何年という古い平屋だそうですが、そのひと続きのリビングスペースの一角を粋なオーディオスペースにしつらえています。ソナス遣いということでくーちゃん3003さんと共通ですが、オートグラフミニがあるのまで同じです。

そのくーちゃん3003さんご持参のCDも聴かせていただきました。



CDプレーヤーは使い込んだアキュフェーズで、ちょっとSACDが読みにくくなってしまているようですが、いい音をしています。

私が持っている「ブエノスアイレスの四季」は新しいディスクで、新イタリア合奏団で弦楽合奏版。聴かせていただいたのは、旧・イタリア合奏団のピアノも交えたオリジナルに近い版。南半球の四季は日本と逆ですが、春を迎えた心のときめきが、こういう小春日和の気分を引き立てるのは、コーヒーの苦みと酸味のバランスみたいなものでしょうか。

私の持参した太田裕美もかけていただきました。



こんな声だったかなぁ…という、くーちゃん3003さんの何気ないひと言で、ちょっといたずら心が目覚めて、カートリッジを換えていただきました。

フェーズメーションPP-500に換えていただくと、全体に口当たりの良い音ではんなりした音味になります。声質はあまり変わらず、やはり、太田裕美の若い声だったんだと納得しますが、そういう若さのストレートさが不足するように感じてしまうのです。

珈琲好きさんは、ジャンルによってカートリッジを使い分けて楽しんでおられるそうです。オートグラフミニとソナスとの相性もあるんだとか。私は、DL-103一辺倒でジャンルも何も無く徹底的に使い倒していますが、こうやって聴かせていただくと、そういう原理主義が信条の私のやり方はちょっと窮屈なオーディオかもしれないなぁという気もしてきました。PP-500はよいカートリッジでスペックも明らかに高いのですが、必ずしも万能ではない…そういうふうなしなやかなこだわりがオーディオの楽しさでもあるようです。



新しく入れ直していただいたコーヒーは、また、違う種類の豆で、こちらは酸味は抑えられて少し苦みが勝った旨味のあるコーヒーです。気持ちのなかの時計が少しずつ遅れ出すようなコーヒー。

そうこうしているうちに、辺りはすっかり暗くなっていました。秋というよりも、もうすぐそこに冬の気配さえ感じさせる季節の深まりを感じさせます。帰りも珈琲好きさんに車で宇都宮駅まで送っていただきました。珈琲好きさんも市内に約束があったそうで便乗させていただいたのです。

オーディオというのは、こうやって日々のゆっくりとした時間の流れを取り戻す大切な楽しみなんだということを教えていただいたように思いました。

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  1. ベルウッドさんがお持ちになった田部京子のアルバム「ロマンス~ピアノ小品集~」の中の、プーランクの「即興曲第15番」(エディット・ピアフへのオマージュ)に思わず胸キュンしてしまいました。
    このCDは私の愛聴盤になりそうです。
    良いアルバムを教えていただき、ありがとうございました。

    また、珈琲好きさんに入れていただいた1杯目のコーヒーは、特に私好みの味でした。
    珈琲好きさん、ガルネリの美音と美味しいコーヒーをご馳走さまでした。

    byくーちゃん3003 at2019-11-07 20:59

  2. くーちゃん3003さん

    先日はありがとうございました。グァルネリよかったですね。私も1杯目のコーヒーが好みです。酸味派なんです(笑)。

    田部さんのあのアルバムは良い曲ばかりで愛聴盤です。田部さんはその語り口がとても優しくて、しかも、情感が豊かなので大好きです。なかでも、あのプーランクは大のお気に入り。ほんとうに胸キュンですね。

    byベルウッド at2019-11-08 09:13

  3. ベルウッドさん

    レスが遅くなりました。
    日記の投稿を拝見させていただき、オフ会の様子を事細かにまとめられており、私自身微笑みながら読ませていただきました。

    コーヒーミルの写真からレコードジャケットなど多くのお写真を撮られておりましたのは全く気づかなかったので投稿を見た時は驚きました。

    その節はアドバイスもいただき、電源周りはノータッチでおりましたが、以下に重要かを知る事が出来て勉強になりました。
    今後は電源周りの改善を目指したいところですが、現状の古い平屋に投資するにはあまりにも無駄が多すぎると思い、取り敢えずは現状維持で行きたいと思います。

    次回ベルウッドさん宅でのオフ会の際は宜しくお願い致します。

    高久

    by珈琲好き at2019-11-16 17:39

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