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日記

音切れと音質 (スイッチングハブ その2)

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2020年02月04日

新年早々の失敗の連続。

いまだに尾を引いているのがスイッチングハブです。

問題なのは《音切れ》です。

CDリッピングやハイレゾでは問題なく完璧なのですが、DSD256(11.2MHz)になるとどうしても不安定さが顔をのぞかせて時折起こる《音切れ》がどうしても解消できません。

改悪になってしまった電磁波吸収シートを剥がし、コネクタの銅箔テープ、レセプタ樹脂ケースのfo.Qと、接点の振動対策でかなりよくなりました。それで納得してしばらく聴いていましたが、どうしても《音切れ》が完全解消できません。

そこで…

またまた懲りずに、もしや?という思いで、再び、ハブの金属筐体内面に銅箔を貼り増ししました。貼り増し以前にはフタ部に貼った銅箔はそのままに残っていたのです。そこで、逆に筐体本体の底部内面とレセプタ周囲にも貼り増ししました。これで全面銅箔となります。

さっそく聴いてみると…

かえって《音切れ》が増えてしまいました。

こりゃあダメだと、すぐに貼ったばかりの銅箔をすべてバリバリと泣きながら剥がしました。それまで貼ったままにしていた底部の銅箔も一緒にすべて剥がしました。これで聴き直すと何と《音切れ》がほとんど無くなってしまいました。

これには拍子抜けというより、ショック。今までの仮説を覆せざるを得ません。

ところが、これでしばらく聴いていると、どうも以前の方が音がよかったような気がしてきました。もとのすっぴんに戻り、振動対策強化のおかげで《音切れ》は格段に減ったのですが、音がかさかさと乾燥した感覚があって、ピアノの低域の響きもつまった感じがして伸びが不足気味。

そこで、再び、電磁波吸収シートを取り出して、今度は単純にハブ筐体の上にポンと置いてみました。

やっぱり…

こちらのほうが音が良い。

でも、《音切れ》は増えてしまいます。そこで、思いついたのが、これ…



やはり引き出しの肥やしと化していたアクセサリーです。今ではCDPの電源ケーブルにしか残っていません。こちらのほうが、電磁波吸収シートよりも吸収周波数帯域のバランスがよくて効きがマイルドです。これを同じように筐体の上に被せてみました。

案の定、こちらのほうが好感度が高い。けれども《音切れ》は解消できません。

そこで、次にこれをハブの下に敷いてみました。かなり長時間、《音切れ》なしで聴くことができるようになりました。

またまた思いついて、このブツのアース線を筐体シャシーアースに落としてみました。ここはサテライトアースに直結しています。すると音がさらに静かになりました。《音切れ》には影響しません。

どうも、電磁波吸収材をハブの上部に置くのが良くないようです。電磁波に上下があるはずはないのですが、どうもそのようです。あるいは、基板の表裏ということかもしれません。デバイス側で電磁波吸収をすると《音切れ》が増えてしまいます。

ここで、ハタと考えました。どうもスイッチングハブのノイズというものには二つの要素があるようです。しかも、その二つが矛盾し合っていてなかなか折り合わず、時にはトレードオフのようになってしまう。

以下はあくまでも推測ですが――

スイッチングハブというものは電磁波ノイズを出しまくっている。ところがこのノイズを吸収しようと電磁波吸収材でカバーすると信号そのものを減衰させ反射干渉などで不安定にしてしまう。電磁波は閉じ込めずに出しまくりにさせた方がデバイスの動作と信号伝送は安定する。…これが第一のノイズ要因。ところが、一方で、出しまくりになった放射電磁波は、近傍のケーブルやDAC、アナログアンプに音質的に影響してしまう。…これが第二のノイズです。

その後、いろいろと試行錯誤しました。ここには書き切れないぐらいいろいろやって比較してみました。細かいことは省略しますが、要するに、電磁波吸収はハブ筐体の底部に置く、インシュレーターで本体をかさ上げし多少距離をとって設置するとよいということです。上部に覆い被せてはNGで、下に敷くのがよいということが肝心です。



電磁波出しまくりがよいということならと、最後にはケースのフタも取ってしまいました。青天井の基板むき出しです。フタなしが安定性ということではベストで、DSD256では音がよくなりますが、それだけでは全体的には音質がかなり後退します。やはり、電磁波吸収対策をするほうが音質がよくなります。

不安定になると音質も悪くなるようです。音が粗雑になり、伸びやかさに不足します。これはほとんどDSD256だけで感じることで、下位フォーマット、特にCDリッピングでは全く音は変わりません。一方で、電磁波放射ノイズのほうは、すべてのフォーマットで共通に音は悪くなります。高域がひりひりして刺すようで、高音が目立ちハイ上がりになったように聞こえます。

まとめると、

1.スイッチングハブは、電磁波放射が強く、音質と安定性に相反する影響がある
2.筐体はフタなし(ネイキッド)がよく、ただし、仮想アースによるFGをとる
3.電磁波吸収シートを敷き、その上に非金属製のインシュでかさ上げして設置する
4.コネクタ接点の振動対策が好結果
  ①プラグ(RJ45)の銅箔テープによる嵌合強化
  ②ジャックのケースにfo.Qを貼り付けて振動吸収


前回のまとめからの最も大きな修正点は、『筐体はフタなし(ネイキッド)がよい』という点です。前回は『金属製がよい』と書きましたが、金属製は放熱性ということでは優位ですが、動作安定性ということでは何もよいことはありません。ここが一番大きな修正点です。一方で、フタをとると電磁波放射がそれだけ強まりますので、音質面では悪影響が出てきます。スイッチングハブの設置場所、他のオーディオ機器との距離などの個別環境で違いはあると思いますが、何らかの対策は必要というのが私の結論です。

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レス一覧

  1. ベルウッドさん、こんばんは。

    あ〜開けちゃいましたね(°▽°)前回の記事でそれとなく唆したもんで。
    にしても音切れはしぶといようですね。
    如何にDSD256といえどビットレートは25〜50Mbps程度な筈です。
    ハブに何を御使いか存じ上げませんが、ネットワークのデータ量的には決して厳しいとは感じないのですが。
    sfzの小俣氏がお話されてましたが、コレを超える規格が出てくるとネットボードを1000M対応にしないといけなくなるし現実的ではないかな?と言われてました。

    ノイズは出さない・拾わない・無くすが理想です。
    同時に結果的に動作が不安定になってるという事は不安定な要素がある筈なのです。ノイズ対策をすると何故か不安定になる・・・不思議ですよね。
    ハブの使い熟しに関しては出来るだけハブにケーブルを沢山挿さない事でも変わります。それをするにはハブが増えたりするのでメリット・デメリットも出てくるので精査も必要です。

    色々な実験、検証、本当に参考になります。また進捗お聞かせください。

    byおいけ at2020-02-05 01:14

  2. おいけさん

    音切れはご経験ありませんか?

    音切れの原因、発生メカニズムはまったくわかりません。聴いた感じは、電車に乗っていてネットラジオを聴いているのと同じで中継局を切り替えるような感じです。感覚的には、宅配便などで手違いのために遅配とか宛先不明で滞留してしまうような感じでしょうか。ごまかしも通用しなくなって、ついに空白が生じるようなもの。

    ひどい時は、DSD256だけ切れて再生できなくなります。他のフォーマットは何の問題もなく再生できるのに、DSD256だけ再生できなくなります。こういう場合は、再起動しない限り復帰しません。このあたりまでくるとMFPCだけの現象かもしれませんが…。

    いずれにせよ、この《音切れ》があきらかにスイッチングハブに関係しているのです。ビットレートが小さいはずだから起こるはずがない…ではすまされません。もっともDSD256とか512とか、ほんとに必要なの?という気もしてきます。

    byベルウッド at2020-02-05 09:07

  3. こんにちは

    これは勘ですが、トラブルシューティングは難航しそう。
    そこで一つの提案ですが現在のHub、ローコストモデルから一つ上の標準モデルを購入して試されては如何でしょう?問題の切り分けにもなろうかと思います。

    NETGEAR「GS105E-200JPS」
    現在 Amazonで Amazon's choice となっている標準モデルで、
    ¥3,608 です。

    以下の宣伝文句が良い感じです(^^
    「すべてのポートが同時にギガビット送受信してもパフォーマンスが劣化しないノンブロッキング設計。」
    .

    bynightwish_daisu at2020-02-05 10:18

  4. 原因はMFPCかLANケーブルかハブかわかりませんが
    nightwish_daisuさんのお書きになった
    GS105E-200ならエラーが出ているか
    簡易的なログとしてみることができますよ。

    過去にGS105E-200のチップに電磁波吸収シートを貼り
    普段使っているパソコンのパケットと
    ネットワークオーディオでハイレゾファイル再生中の
    パケットにエラーが発生しないか見てみた結果を
    日記にしたことがありますがエラーは皆無でした。

    ご参考まで。

    byHermitage at2020-02-05 20:15

  5. ベルウッドさん 今晩は。

    苦労されてますね
    CDのリッピングはしておりますが
    DSDの信号ってオーディオを通り越して無線の世界の
    ような、インピーダンス整合のハブが出てくるとよいのですかね。
    素人考えですが。

    byいなかのクラング at2020-02-05 20:37

  6. ベルウッドさん、再レスです。

    音切れ起こる事あります。
    ただし、起こるのはTidal限定です。
    面白いのは、例えばTidalでStingのアルバムを聴いてて音切れが発生します。そのアルバムの他のトラックに変えても同様に音切れ。
    しかし、別のアーティストのトラックに変えると音切れせず。と言った現象です。
    Tidalは44.1kHz16bitのflac、レートでも1.4Mbps程度の話です。
    ですが、NAS音源で192kHz24bitでは一度も音切れを経験した事がないのです。

    仲間内では"Tidal病"と呼ばれてますが、サーバー若しくはネットワーク状況にも依るのでは?位にしか検討してませんでした。

    ディスクプレーヤーの話で恐縮ですが、TADはアップサンプルをあえて88.2kHzでやめていると話されていました。
    数値の大きさでなく聴感で決めたと。
    安定して音が出せるというのは音楽を聴く上で欠かせない要素です。

    PCゲームの世界ではネットワークの安定性が勝敗をわける程重要視されているそうです。
    "ゲーミングハブ"という物もございます。オーディオにも大変良好と密かにヒットしているとか・・・
    Philewebの特集で土方先生が記事を書いておられました。
    参考までに。

    byおいけ at2020-02-05 21:10

  7. ベルウッドさん

    こんばんは。
    私も以前、ネットワークプレーヤーの音切れに悩みいろいろ試してみましたが、結論はスイッチングハブを外してしまうことでした。
    ほとんどの無線ルータには有線ポート(HUB機能)が付いているので、それを使っています。最初は、高性能なスイッチングハブを間に使えば、データロンダリングの効果もあり、音質的に向上すると思っていましたが、実際に音を聞くと音飛びだけでなく、余計なノイズ発生装置が加わるだけで、百害あって一利なしの状況でした。無線ルータはアースが取れないので今でも不安なのですが、実際に音を聴くと何故かスイッチングハブが無いほうが良い音に聴こえます。
    構築されているネットワーク環境の事情もあるとは思いますが、スイッチングハブは使わないのも手だと思います。

    それと音切れについてですが、意外なことに再生に使用するコントローラが原因だったこともありました。
    コントローラ側の不具合(私の場合はIpodTatchが原因でした。)で、操作信号やタグ情報、再生情報信号等のデータがうまく授受できず無駄なやり取りが発生して音切れが発生していたように感じました。操作ソフトの処理の重さにも関係して音飛びが発生していたのかもしれません。
    コントローラを変更したら、音切れが無くなりました。

    byLocomo66 at2020-02-05 21:13

  8. nightwish_daisuさん

    なるほど上位機種を試してみることにします。

    私のようなIT難民老人にはちんぷんかんで、上位機種とローコスト機の性能上の違いがわかりません。通信速度が同じなら、余計な機能は無用だと思えていました。あらためて“ノンブロッキング”って何?的に勉強してみると、全てのインターフェースで最大転送速度が出るということなんですね。ということは、ローコスト機では最大転送速度が保証されていないというわけです。なーんだという気分です。

    これは上級機で具体的に比較してみる価値はありますね。

    byベルウッド at2020-02-06 10:56

  9. Hermitageさん

    daisuさんへの返レスにも書きましたが、IT難民老人には、これができます、あれに対応してますと言われてもちんぷんかんでした。ポートミラーなんて何よ?こっちがわかんないものなんていらねぇという状態です。

    仮にエラーの有無がログでわかったとして何ができるのでしょうか?音切れがするとエラーが出ている…としても、それなら当たり前。音切れがあってもエラーはありませんでした…ということなら、なんじゃらほいということになってますます役に立ちません。

    byベルウッド at2020-02-06 11:05

  10. いなかのクラングさん

    1bitΔΣ変調のDSDの伝送や変換は、PCMとは何やら違ったことをしていそうだという直感はあります。でも難しすぎてよくわかりません。

    デジタルとかネットワークとか言っても、中身は全然アナログです。特に多重伝送のネットワークは有線・無線にかかわらず、我々の世代にとってはアナログ無線通信とあまり変わらないような気がします。演算処理もミクロに見ればアナログ回路で成り立っています。

    ITの基本となっている情報理論は、確率や統計数学の世界で成り立っています。「大数の法則」なんて習ったときは、ダイス(サイコロ)の法則のダジャレだと教わった気がします。情報理論の数理は、それ以前に、熱力統計学で確立していた数学です。

    標本化定理(サンプリング定理)とかビットパーフェクトとかを振りかざし、私のようなIT難民を惑わすひとがよくいらっしゃいますが、こういう情報理論や通信工学をどれだけ理解しているのかはかなり疑問です。

    byベルウッド at2020-02-06 12:17

  11. おいけさん

    皆さん、音切れは経験されておられるのですね。それを伺って、決して自分だけのトラブルではないのだとわかってほっとしました。それだけでもこの日記を掲げたかいがありました。

    つい先日、TIDALの方がNASのデータ再生より音が良い…ということを実体験しました。別の方のオーディオシステムでは、真逆で、TIDALの音のほうが悪かったのです。何かありそうです。

    私は、アップリングサンプルをやっていません。オリジナルままの方が音が良いと感じます。私のK1では、ディスク再生もファイル再生もどちらもアップサンプリングなしです。

    ゲーミング用スイッチングハブは気になりますね。サイズが大きくデザイン性が高いので設置スペースの確保が難しいことと、電源のことで二の足を踏んだきりになっています。

    byベルウッド at2020-02-06 12:24

  12. Locomo66さん

    スイッチングハブは失くしたほうがよいというご意見にはすごく同感します。

    ただし、個人的にはスイッチングハブのカスケードによって音がよくなるという実体験をしたことがあります。私はロンダリング効果はあるのではないかと考えています。スイッチングハブを加えたらかえって音が悪くなったというのは、もしかして、スイッチングハブの設置場所がオーディオ装置に近かったせいではないでしょうか。

    日記本文では、インターフェースにおける伝送上のノイズと、機器が発生する放射電磁波ノイズとの、同時相反する二つの要素のことを書いています。なかなかこちらの電磁波ノイズのことについては、皆さんからの反響が聞こえてきません。

    携帯端末でのコントロールが音切れや音質劣化の原因になるというのは納得的です。私のMFPCでは使いません。

    byベルウッド at2020-02-06 12:35

  13. ベルウッドさん

    人気ユーザーランキング入りしてたんですね。
    おめでとうございます。

    なかなか悩ましいですね。類似の症状には遭遇したことがないので、お望みのアドバイスなどはできませんが・・

    DSD256の音源って、そんなにたくさんお持ちなのでしょうか?

    当面、DSD256だけ環境を変えて再生して凌ぐと面倒でしょうか。

    byよんまる at2020-02-07 21:58

  14. よんまるさん こんにちは

    こういう症状は私だけで、何かドジをやってるのかと不安になり日記にあげてみました。けっこう皆さん多かれ少なかれ同じようなお悩みのご経験はあるようでほっとしました。だけど、原因とその対策はあまりはっきりしていません。

    こんなんでいいんかいな…という気分です。

    おっしゃるとおりで、DSD256なんか再生しなきゃいいんです。今のところ2アルバムしか持っていません。こんなことでそればかり再生しているのでミミタコになっちゃいました。

    でも…

    やっぱり気になっちゃう。

    byベルウッド at2020-02-08 09:55

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