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パイオニアはCDリッピングの救世主なのか?(後編)

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2020年09月13日



新たに導入したパイオニア製内蔵ドライブユニット(BDR-S12J-X)は、防振対策がしっかりとされオールブラックの外観にも高級感があふれていて、RATOCケースともあいまって重厚そのもの。今までにない強力なリッピングドライブの完成です。

このドライブには、CD品質チェッカーというのが付属しています。



これで件のディスクをチェックすると、トラック1と2は最悪のDランク。実際、プレーヤーで再生してみると、途中で他のトラックに飛んでしまって再生が出来ません。

ところが…

2トラック目は、何と訂正が効いてsecureモードでの読み取りができました。



1トラック目は相変わらずです。やはり、dBpowerampのCD Ripperでは延々と読み取りが続きほとんど先へ進みません。

こりゃあ、さすがに無理かなと思いましたが…



CD Ripperのエラー復元オプションを一切外してみました。Burstモードでの読み取りです。

パイオニアのドライブの最大のウリは、「ピュアリード」機能にあります。これは、オーディオディスクの音楽データを、汚れ、反り、偏芯などにより読み取れなかった場合に、様々な読み取り方法で、正確に読み取ろうという機能です。

言い換えれば、PureReadのパーフェクトモードで読み取れたならば、データ補完は働かないということになります。

実際のところ、PureReadモードも外してしまうと、簡単に読み込むことができました。1トラックだけなので、あっという間です。

それならばとPureReadモードをオンにしてみると、時間はかかりますが読み込むことに成功しました。

つまり、リッピングソフト側のエラー訂正機能を外し、パイオニアの最強ドライブの読み取り精度にすべてをかける。そうやってみたら、経年劣化で読めなくなってしまったディスクのリッピングに成功したというわけです。

ところが…

この音楽ファイルを再生すると、3ヶ所ほど音消えが発生してしまいました。CDプレーヤーでのように他のトラックに飛んでしまうとか、再生がストップしてしまうということはありません。音が瞬間的に聞こえない箇所があるということです。

さすがに、失われた情報までは修復できません。読み取り精度の高さは、キズも極めて正確に読み取るということなのでしょう。


以下に要約してみると…

1.リッピング対象のディスクは「オーディオCDチェック」の判定はで最悪のDランク
   (”CDプレーヤーによっては再生できない状態”)
2.トラック2は、dBpoweramp CD Ripperでリッピング完了
  トラック1は、リッピング不可(secureモードでエラー、リッピングが進行しない)
3.CD RipperのBurstモード("no Error Recovery")ならトラック1もリッピング可能

しかし

4.そのトラック1を再生(roon+HQPlayer)したら音飛び(音消え)が発生
  キズは復元はできなかった

ということになります。



もう1枚のCDは、全トラックがDランク判定となりましたが、こちらもCD RipperのBurstモードにすればリッピングできました。完了までには約2時間かかりました。同じように再生してみると、あちこちで音飛びがあります。問題なく再生できたトラックもありました。

まとめると…

確かに、リッピング用途といえどもドライブの読み取り能力の優劣はあるようです。特にパイオニアのプレミアムドライブとその"PureRead"は強力ですし、徹底した防振対策は特に有効です。一部には読めなかったトラックも読み込むことができました。

しかし、さすがに劣化により失われた情報までは救済することはできません。まあ、当たり前と言えば当たり前のことです。

リッピング品質はどうかと言われると、やっぱり、CD RipperでAccurateRipあるいはSeccureが成立しているものとの差異は感じません。ただし、リアルタイム再生には効果があるのではないでしょうか。

使用感ということでは、とても満足しています。リッピングスピードも心持ち速くなったような気がします。動作音もとても静かですし、トレイの開閉にはハイエンドプレーヤーの風格さえ漂います。

おそらく画像などのリアルタイム転送には質的な向上を発揮するのではないでしょうか。その意味では、現状、最高峰の光学ディスクドライブだと思います。ただ、RATOCの放熱ファンはかなり音がします。リスニングルームに置くにはちょっとファン音が気になるのではないでしょうか。


パイオニアのプレミアムドライブとRATOCケースの組み合わせはアマゾンでもセット販売されています。

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レス一覧

  1. ベルウッド様

    ご無沙汰しております。
    私も随分前からハード・ソフトともに同じ組み合わせのリッピングシステムを利用してございます。
    読めないディスク、またはエラーの出るディスクってありますよね。

    私の場合、リッピングエラーが発生した場合は、エラーが出なくなるまでディスクを水で洗浄致します。
    3度洗ってもエラーが消えないときは、dBpoweramp CD Ripper secure モードでのリッピングは諦めています。

    その代わり、邪道かも知れませんが、PowerDVD を利用し、リッピングを試みることにしています。
    理由は不明なのですが、これでリッピングできなかった記憶がないのですよね。
    粗悪なリッピングが行われているのかもしれません。(いえ、多分間違いなく、です.....。)

    タグ情報などは当然 dBpoweramp とは異なり、日本語になってしまいますから、これを dBpoweramp で編集し直しています。

    ちなみにラトックシステムの制震構造は、発売当初オリオスペックさんが考案したものを断りなく利用していたという裏情報付きです。現在もそうなのかは、自信がありません。
    私はオリオスペックさんで制震作業を施して頂きました。
    作業完了後の完成度には驚いたものです。

    蛇足ですが、私はこの筐体に更にジェル製のインシュレーターを付けて、ボードに固定して使用しています。
    電源ケーブル、USBケーブルもフルテック製のものを使用しています。
    凝り過ぎですよね。(*^^*)

    byPolarBear at2020-09-13 02:19

  2. ベルウッドさん こんにちは

    我が家でも、パイオニア製ドライブを長年リッピングに利用していますが、レンタルCDを利用することも多いので、PURE READのパーフェクトモードでは、読めないものがたまにあります。
    そこで、「マスターモード」を利用しています。
    このモードでは、パーフェクトでは読めないデータの補間を行い、音飛びは無いようです。(劣化はしているのでしょうが。)

    byスイートサウンド at2020-09-13 05:15

  3. おはようございます。

    CDディスクの経年劣化、気になりますね。原因はケース内のスポンジと、あとディスクの中心と外周に銀色部分があるやつ(80年代後期から対策されて透明に)らしいですが、いずれにせよやはりものには寿命があって当然でしょうし、、社会インフラの老朽化並みに切実です。

    ところで、前編の都市伝説の解明はされないのですか?

    byにら at2020-09-13 08:00

  4. PolarBearさん

    RATOCの制振対策はなかなかのものですね。1.6mm鋼板の重量もさることながら、ユニットを挟み込んでいるイノアック製ウレタンエラストマー「セルダンパー」がひとつのキモのようです。

    私も、ドライブユニットとRATOCには、fo.Qやレアルシルトなどでさらに制振対策を加え、全体をαゲルのインシュレーターで浮かせ、下にはサンシャインの制振シートを敷いています。

    パイオニアの最新プレミアムドライブは、さすがに手を加えるところがなくてそのまま装入しました。

    USBケーブルはULTRAVIOLETを使用しています。

    byベルウッド at2020-09-13 10:00

  5. スイートサウンドさん

    なるほど「マスターモード」とは補完を許容するということなのですね。「パーフェクト」との違いがよくわかりませんでした。

    確かに救済できた2トラック目は「マスターモード」を適用していました。「パーフェクト」ではどうしても音飛びが残ったトラックについては「マスター」でもう一度トライしてみます。

    ありがとうございます。

    byベルウッド at2020-09-13 10:03

  6. にらさん

    怪しくなったらとりあえずであっても、リッピングしてデータ保存するなりCDRに焼いておくとよいですね。CDの寿命はLPよりむしろ短いというべきでしょうね。

    ちょっと舌足らずのところがあったかもしれませんが、絶対的な救世主は現れないということと、リッピング環境によって音質そのものが変わるというのは都市伝説だと今も思っています。今回も、その場で音質に差があるとは感じられませんでした。

    CD RipperのAccurateRip、もしくはSecureRipが成立している限りはデータとしては保証されているわけです。よほどいい加減なリッピングならエラーだらけということなのでしょうが、やるべき基本をある程度やっていれば、例えiTuneでリッピングしても音は変わらないというのが私のこれまでの実感ですし、デジタルとはそうものだと思っています。

    byベルウッド at2020-09-13 10:17

  7. ベルウッドさん

    商品届きましたね!
    まさか、上位機種があるとは知りませんでした!!!
    知っていればこちらにしたのに(苦笑)

    ドライブ変更による音質の変化ですが、
    拙宅では同じNASに以前からの物、
    再度リッピングしたもの
    同じCDを2枚入れていますが、後者の方が鮮度が上がりました。

    以前からあるものはDELAにコピーしたものなので、
    コピーにより劣化!?したのかもしれませんね・・
    (当然コピーすればするほど、ファイルのパスが変わるので、ファイルが大きくなります。2,3回のコピーでは変わらないと思ってましたが、見事に変わりました)

    その為、お気に入りは再度リッピングしなおそうと考えています。。原因は断定出来ませんが・・

    byにゃんす at2020-09-14 00:01

  8. にゃんすさん

    思ったよりも早く届きました。

    もともとRATOCケースを使っていましたので、必然的に内蔵ドライブの選択ということになりました。

    この強力コンビは、光学ディスクをソースとしてハイスペック映像を楽しまれる方にはかなりの武器になるのではないでしょうか。

    プロのマスタリングエンジニアは、音源ファイルの世代管理を重視しているようです。コピーを重ねると音質が劣化するという考え方です。私も、その教えを守るように心がけています。リッピングやダウンロードのマザーを第一世代とすると、マザーからトランスポートにコピーした第二世代か、せいぜい第三世代までしか使わないようにしてきました。

    また、階層はできるだけ増やさないということもあるようです。階層管理は便利なのですが、せいぜい三層ぐらいにとどめるようにしています。これはトランスポート側のOSにもよるようですが。

    NASはよくないですね。これは一種のコンピュータですので、通信伝送やプロトコル上いろいろ阻害要因があります。もしかしたら、リッピング品質云々というのもNASのせいかもしれません。私は、ファイル再生を始めてこの方、ピュアオーディオのメインにはNASは使ったことはありません。すべてトランスポート直付けのHDDです。

    byベルウッド at2020-09-14 09:58

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