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マグネシウム・ナゲットとカーボンブラックラビオリ (導入編)
Ⅰ.マグネシウム・ナゲット デーンちゃんの発案によるマグネシウム・インシュを加えた金属たわしアース。 これは行けそうだと直感しました。 問題はどこから手をつけるか?ということ。そこで以前、マグネシウム粒を加えることでかえって悪くなったパワーアンプのサテライトアースに導入してみました。 何しろ、マグネシウム・スパイク受けなら、引き出しの肥やしとしてゴロゴロしています。以前に導入してみて即却下したもの。一聴静かになったようで実は音が死んでしまい、逆に粉っぽい付帯音や響きがのってしまいます。 おそらくマグネシウムの振動吸収が、振動に繊細な金属たわしアースには、好結果につながるということなのだと推察します。それなら、以前に粒状でNGだったパワーアンプで試してみれば、バラバラの粒の振動が悪影響を与えていたという仮説の検証になります。 かなり長くほったらかしになっていたので表面は汚れています。導通しません。そこで事前に表面処理をしておきます。 以前に、マグネシウム粒でご紹介したように、クエン酸で表面に沈積した酸化皮膜を取り除いておきます。よく乾燥させ無水エタノールで拭いておくことが、経時劣化防止のために肝心です。ピカピカになったインシュですが、一応、念のためにテスターで導通を確認しておきます。 これを、金属たわしアースの底に一個置きます。このスパイク受けは自重30gとちょうど以前に装入したマグネシウム粒の量と同じです。まったくの偶然ですが、実験にはまことに好都合。 やってみたら… 大成功! マグネシウム粒の時のように悪いところがありません。2週間以上経ちましたが、音は滑らかで落ち着いたもので、中音域が厚みを増し低域の量感や沈み込みが充実しました。不思議なことにデジタルよりもアナログ再生のほうが効果が顕著です。 マグネシウム・ナゲット、大成功です。 Ⅱ.カーボンブラックラビオリ これと並行して進めているのが、炭素繊維の織布で作った袋に詰めたマグネシウム粒。 名付けて、カーボンブラックラビオリです。 これは、アルミフォイルで包んだマグネシウム粒がNGだったので、いろいろ検討して考えついたアイデアでした。 恐らくアルミフォイルはガサガサしていて振動面で悪影響を与えたのではないかと考えました。もっと柔らかい、織布のようなもので包めばよいのではないか。しかし導通しなければせっかくの金属アースとしてのマグネシウム粒は機能しません。ならば包む織布も、アルミフォイル等と同様に電導しなければならない。それで電導するものとして炭素繊維生地に行き当たりました。 ところが、すぐにアマゾンに発注したのになかなか届きませんでした。問い合わせると中国・済南の税関で原因不明で止まっていたとか。まったくサイナンです。1ヶ月かかってようやく届きました。 繊維自体はもちろんのこと、マグネシウム粒を介しても導通を確認できました。ただし数Ωの抵抗値を示し若干不安定ですが、細い繊維原糸を平糸にして平織りにしているので当然のことです。 こちらは、効果が顕著だったプリアンプのダブル・アースに装入してみることにしました。その効果の程度がわかりやすいだろうと考えたからです。 炭素繊維の平織生地はほつれやすくて、まとめるのが大変。両面テープで何とかそれらしい袋になりました。エポキシ硬化接着剤で接合する手もあるのですが、エポキシの音がのるのを嫌いました。 いささかだらしない袋になりましたが、何とかもともと入れていたものと同量(33g)の粒を押し込みました。 これを、またまた、アルミケースの底部に押し込んで完成です。これで内部で粒がチャカチャカ音をたてることもなくなり、粒同士がぎっしり詰まることによる「砂箱」効果で振動吸収効果のアップも期待できます。 現在、絶賛検証中です。 カーボンブラックラビオリの評価結果はどうでしょうか。マグネシウムナゲットとの比較では、どちらがよいのでしょう。 それは「評価編」にて… (続く)
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