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日記

軍門に降る (Diretta Target導入しました)

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2020年10月23日

私も、ついに、Direttaを導入することになりました。

コロナ禍で試聴する機会がなかったのです。幸い国内では種々の制限が緩和され、GoToキャンペーンなどもあって、我が家のお茶の間オーディオにもお招きする時間が少しずつ取れるようになってきました。そこで、さっそくMFさんにお世話になることにしたのです。

Direttaのデモを兼ねたオフ会はとても興味深いものでした。

特に、いくつかの仕様での聴き較べには、単なる音質の違いだけでなく、いろいろと面白い現象も体験させてもらって新たな発見もありました。ちょっとした設定・構成の違いでこれだけ、再生音の様相に影響するのかということを目の当たりにしたという思いです。

そもそも、従来のroon+HQの構成での再生音質にも十分満足していて、Direttaによってさらに向上があると言われても実感がわかなかったのですが、確かに効果はあるのです。

デモを終えて、デモ機をしばらくお借りすることになりました。それで聴き込んだり、使い勝手や、システムの安定性などを検証して、ついに正式導入を決意したというわけです。



さっそくDiretta Target PCとやらをショップのサイトから通販で購入しました。

Direttaといっても本質はNetwork protocolですから、すでに組んであるPCがあるのに、なんで追加でこんな図体(といってもMini Desktopですが…)のPCを買わなきゃならないのかと、まだ納得はしていませんが仕方ありません。



全体ではPCの台数がひとつ増えますが、何とか今までと外観上はさほどかわらずに、スタンド棚やラックなどのなかに押し込むことができました。

Target PCとのEthernetを裁ち切るために入れてあった無線ルーター親子機はルーター機能のみとなり、そのスペースが空いたり、その分のバッテリーが流用できたりしたからです。超長大LANケーブルも退陣しました。このことも省スペースで大いに貢献しました。

スペースの問題は、音質とともにお茶の間オーディオの最大の関心事ですから、収納ができたことは大いに喜ばしいことです。



音切れなどの不安定性がまったく無くなりました。roon+HQでは、サイズの大きなファイルでは音切れに悩まされ、DSD256の再生は諦めていましたが、Direttaでは全く再生に問題ありません。ハブも逆に10/100Mbpsのものにしました。5Vの超省電力です。

操作性という点でも、以前はネットワーク上の認識のため起動のシーケンスが厳格で、時には始めからやり直しということもしばしばで、とても煩わしかったのですが、今回のバージョンではそういうことはなくなりました。うっかりDACの入力をCDから切り替え忘れて、始めから起動のやり直しということも無くなりました。


さて、肝心の音のほうですが…

まず特筆すべきは、奥行き、遠近感の音場再生が特段に進化したことです。

単に奥行きを感じるとか、スピーカー後方にステージが展開するとかということにとどまりません。遠近の距離の違いが鮮やかに描出されるのです。デモでの比較でもこのことに一番驚きました。楽器の配置の奥行きの距離階層がとても具体的で明瞭です。ブースで分けてパンポット的に左右配置を作りこんだた音源はともかく、ワンポイント的にステージを同時収録したものでは響きが回り込んで音像定位があいまいになりますが、奥行き階層表現ができるので音楽の声部はとても捉えやすい。ハーモニーの融け込みも多声的な絡みもとても自然で心地よい。

これらのことは前述のように仕様のわずかな違いで変化することを実際に体験させてもらったのです。その正確な立体描写力はまさにDiretta効果なのだと思います。

一方、ここからは、サテライトアースの進化のこともあって、やや判然とはしないのですが…

というのも、Direttaの貸し出し試聴、正式導入と前後して、マグネシウム・ナゲットの本格導入も進めていたからです。スピーカーのマイナス端子側の金属たわしアース4台にすべて入れました。これが同時進行でしたので効果の切り分けができにくいのです。

でも…

まるでデジタルがアナログのように鳴ります。一方でアナログがデジタルのように鳴る。

分厚い重い音で、低域が沈み込む…というより、地底から湧き上がるように鳴る。こんな音がT4のような小型スピーカーから出るのです。それでいて音程やリズムがかえって明瞭なのはやはりデジタル音源だからでしょうか。その一方で、アナログからは、音色の輪郭や重畳が鮮明で、とても鮮度の高い音が出てきます。低音も量感ばかりでなくゴリゴリっとした触感やふわっとした軽快な弾力が出てくる。しかも昔のアナログ音源に、こんな立体情報も入っていたんだと信じられないほどの奥行きや左右の拡がりです。

音質向上が進むと、音源のアラも見えてくるということがあります。

ところが今回は、どんな音源であっても良い音だと感じてしまいます。

手元には、LPや4トラテープ再生からADCを通してデジタル化した、いわゆる「板起こし」のハイレゾ音源や、デジタルチューナーのデジタル出力を録音したエアチェック音源があります。編集などで、ふだん使いのデスクトップPCとヘッドフォンDACアンプでモニターすると、中には捨ててしまおうかと思うほどの粗さや、スプリアスやヒス、転写などノイズまみれの再生音のものがあります。それが、MFPC/Diretta版に移し替えてメインシステムで再生すると、驚くほどのSNと鮮度で再生されます。このからくりはちょっと理解を超えています。

いわゆる名盤的な録音にも、様々なキャラクターがあって、いきなり聴くと最初は違和感を覚えるものも少なくないのですが、しばらく聴いているとそのそれぞれの世界に引き込まれてしまっている自分に気づいてはっとしてしまいます。人間にはもともと耳の対応力、脳内補正力のようなものがあるわけですが、MFPC/Direttaのそういう力を引き出す促進力のようなものが半端ありません。

ファイル再生がいよいよ楽しくなってきました。

パソコンショップからPCオーディオを購入するのは、オーディオを長年やってきたという誇り高い旗を降ろしてしまうような気がしないでもありません。どなたかが、人様に言われるままに同じ機器を後追いで導入する――ひとの『軍門に降る』――ことはしたくない、と言っていましたが…

音がよければいいんじゃないかな?

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  1. ベルウッドさん、こんばんは。

    久々の渾身デモでした(笑)
    Direttaを使うにも色々な構成が可能ですが、普段使いノーマルPCに導入してもかなりの音質向上になりますからPCオーディオのLVが底上げされた事は事実かと思います。
    しかしそれでも送り出しの質はそのまま音となってDACに送り込まれる事を音の違いとしてお聴き頂きたかったので、複数の構成でのDirettaを試聴して頂きました。


    >まず特筆すべきは、奥行き、遠近感の音場再生が特段に進化したことです。

    これはDirettaの特徴の一つですが、DirettaのASIOドライバ設定でまた大きく変化するので数多くある設定数値の中でおそらく大半のDirettaユーザーが使用しない設定となっております。
    それとDAC以降の下流が最終的に音を出すわけですから、上記のような特徴が聴こえてくるかはまた別問題とも言えるかと思います。

    それにしてもroonを利用したDiretta bridgeは大当たりで自画自賛です・・・(笑)
    最高のDiretta hostだと思います。
    このような分散構成が可能なのはroonのみなのでroonに感謝です。

    とにかく音楽を聴くのに安定性は何より重要ですから、それだけでも良かったと思います。

    byMF at2020-10-23 20:35

  2. ベルウッドさん こんにちは

    遂に、Diretta導入ですか!?

    以前から、MF PC導入と伺っていたので、てっきり、導入済みと思っていました。
    Diretta導入の方が、どんどん増えているようで、とても気になります。
    立派なSACDプレーヤが有っても、手持ちのCDもファイル形式で聴くのでしょうか?

    我が家のDACは、USB入力が無いので、少し考えないと・・・
    ターゲットPCは、僅かに販売されているようですが、上流の違いも大きいとなると、悩みますね。・・・・

    byスイートサウンド at2020-10-24 14:13

  3. MFさん

    今回もまたいろいろとお世話になりました。

    奥行き、遠近感はDirettaの特長だったんですね。それにしても、遠景から中景、近景、接写と、そういう距離のレイヤーというのか、距離感の描写には感銘を受けました。音色表現にもそれが繋がっていて、色彩の濃淡とか重なりが鮮やかですね。

    当方は自分では手が出ないPCの世界なので、まったくのユーザーという立場になります。その点で、安定性がよくなり、起動などの取り扱いの敷居が低くなったのはとてもうれしいです。

    byベルウッド at2020-10-24 16:29

  4. ベルウッドさん こんばんは
    Diretta導入に踏み切りましたか。 英断ですね。 良いものは 良いものですね。
    >音がよければいいんじゃないかな?

    そうです!!! 楽しい,感動できる音楽が 自分のシステムから 奏でられるほど 幸せなことは ありません。

    私は MFPCは Diretta仕様から 使っておりますので とても快適です。 全く トラブルなぞ ありません。現在の ペンタ仕様は 全ての表現力において 素晴らしいですね。

    近いうちに P1Xを 抜いてくれることを 願っているのですが...

    進化する MFPCに 乾杯ですね。
     

    byX1おやじ at2020-10-24 16:40

  5. スイートサウンドさん

    はい、Diretta始めました。

    何事も慎重な性格で、実際に比較試聴したり使い勝手を確認してから導入したいと思っていたのですが、新型コロナで自宅でのデモ試聴ができなくなり延び延びになっていたというわけです。

    特に、TargetPCの追加購入とかBridgePCの導入など台数が増えるとかで収納スペースのこともありましたし、roon+HQでは音切れや起動の煩わしさなどがあって、そういうハードルの高さも感じていたのでよけいに慎重になっていました。

    ところが、いざフタをあけてみると、スペースの問題もなさそうですし、安定性や使い勝手の点でも大進歩で、いささか拍子抜けです。

    上流は大きいですよ。

    DACはもはやUSBが基準となってきました。昔のUSBへの悪いイメージは解消しました。オーディオ用のインターフェースが充実してきたからでしょうね。あとは使いもしないタスクのためにリソースが競合しないようにすればよいわけで、もはやS/PDIFの時代ではないようです。LAN(イーサネット)はあくまでも通信ですから、DACとのインターフェースが必要で、LAN-DACというのは外形的なことに過ぎないとのこと。今や、結局はUSB-DACなんです。

    DACの刷新はぜひ悩まれてください。

    byベルウッド at2020-10-24 16:46

  6. X1おやじさん

    P1Xを抜いてませんか?何ででしょうね。

    抜いてないなら導入する意味合いはあまりないですね。パッケージソフトもなかなかのものですからね。

    byベルウッド at2020-10-24 16:50

  7. ベルウッドさん
    こんにちは。

    まず日記のタイトルに笑いました。かつてはMFPCの最新仕様はHarubaru邸とベルウッド邸に在るという認識だったのが、Diretta導入までこれほど時間を要した訳ですから。

    Direttaはまず接続性の良さと安定性の高さが魅力ですね。「今日は何故か認識しない」ということはまずありません。

    ただ、ベルウッドさんがこのまま手をいれずにMFPCデフォルトで聴き続けるとは思いません。また尽きないチューニング・アイデアとトラブル譚を楽しみにしています(笑)。

    byのびー at2020-10-24 20:42

  8. ベルウッドさん、こんばんは。

    Diretta導入おめでとうございます! 前のroon+HQとLANのトラブルで相当悩まれていたのを知っておりましたので、これですっきりと音楽そのものを楽しめそうですね。

    今回の仕様はすばらしく、私はバッファーPC 2台のヘキサ仕様(オール出川式リニア電源)ですが、トラブルらしきトラブルに出会ったことはございません。また機会がございましたら相互オフ会をしたいですね。

    byHarubaru at2020-10-24 21:20

  9. のびーさん

    生来の鈍重さにコロナ禍に加わって遅れをとりました(笑)。

    今回は、音は悪くならなければ音切れなどのない安定再生、特にDSD256が支障なく再生されさえすれば…という気持ちで臨みましたが、接続性が大幅に改善され起動時の煩わしさがほとんど無くなったことは存外の成果です。スペース的にも元通り収まりましたし。

    手を入れることはないと思いますが、日々、ファイルを増殖中です。

    ファイルを新たに登録すると、それはそれでPCが裏で動きまわることになりちょっと落ち着かなくなります。そのことが、今の懸念材料です。

    byベルウッド at2020-10-25 09:26

  10. Harubaruさん

    電源ということでは、私は筋金入りのバッテリー派です(笑)。

    でも、出川式リニア電源にも心が動きます。

    まずは聴き較べてみてからと思っています。それとお茶の間オーディオはスペース性が重要です。いずれも実機で自宅デモをやってからと思っているのですが…

    ただ、ヘキサですとバッテリーも数が多く、その充放電のマネジメントもけっこう手間です。足もとではそのことが課題となっていて、ちょっとひと工夫を進めています。

    交流オフ会も、ぼちぼち緩和です。ぜひ、GoToオフ会キャンペーンをやりましょう。

    byベルウッド at2020-10-25 09:35

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