のびー
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ロンドンに移り住んで25年目となりました。240V環境の恩恵に浴すも、やはりオーディオは日本がおもしろい。年に数回の帰国の際の物色を何よりの楽しみとしております。

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800D3を導入しました
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2018年3月、1986年から(32年間)一貫してJBLをメイン・スピーカーとしてきたオーディオ・ライフに別れを告げ、B&W党となりました。2015年のピアノ購入時にオーディオ部屋(約30畳)をピ…
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日記

音、音楽、オーディオ、いい音とは?(2)

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2020年10月17日

10月14日にアップした日記には、沢山のレスを頂戴しました。
スレが長くなったので、直近、戴いたにらさんとベルウッドさんへの回答も含めて日記の続編を記します。

> のびーさんの「非常にワイドレンジな英語の歌の再生」とは、具体例としては何だったんですか?

具体的にこの曲という一曲を対象とした訳ではありません。
でも多分、一番、意識したのは、エヴァ・キャシディの“Fields of Gold”。

エヴァ・キャシディはオフ会の定番ですから皆さんも馴染み深いと思います。

これはスティングのオリジナルで、ポール・マッカトニーをして「自分があの曲を書きたかった」と悔しがらせたという逸話付きの名作です。そのスティングもエヴァのカバーを聴いて「僕のより良い」と言ったとか。

この曲はスティングのオリジナルを聞いたのが最初でしたが、歌詞に興味を持ったのは、ゲオルグさんが2016年に書かれた日記で紹介されていたこのブログを読んでことがきっかけです。

https://lifestyle.at.webry.info/200907/article_21.html

詳しくはブログを見て頂くとして、スティングのオリジナルとエヴァのカバーは歌詞の一部が異なり、その違いにブログ主の石五郎氏は言及しています。その指摘の真偽は不明ながら納得してしまいます。

英語の歌詞は文法的に意味が理解出来ても、言葉が自然に体に入ってくるまで時間がかかります。私は最近ようやく意識せず入ってくるようになりました。

ここまでは歌詞の話です。

この曲はエヴァの幾つかのアルバムに入っていて、私が最初に聴いたのは“ Live at Blues Alley”に収録されているトラック。長らくこれが私の定番でした。

その後、ベルウッドさんが「エヴァ・キャシディ(“Live At Blues Alley”と“NIGHTBIRD”)」という日記を上げられ2018年に“NIGHTBIRD”を購入しました。実はその2年も前に先に触れたゲオルグさんの日記があり、私もレスしていたのに忘れていたのです。

そのベルウッドさんの日記にある通り、こちらのCDの方が確かに音が良い。

ということで、暫く“NIGHTBIRD”ばかり聴いていました。
でも私には、少なくとも“Fields of Gold”については、“ Live at Blues Alley”のトラックの方が心に沁みるのです。

どうしてかな?ということで、この2つのトラックを何度も聴き、この比較試聴で「音を聴く」ことを考えました。

Evaのサイトに「Live at Blues Alley – The Backstory」という録音譚があります。
これを読むと、オリジナル・テープの録音は結構ひどいもののようですから、響きに乏しくエヴァの声もドライな“Live At Blues Alley”の方が素で「鮮度の高い音」なのかもしれません。ボーカルと伴奏楽器とのバランスや響きもかなり違います。

「非常にワイドレンジ」では全くありませんが、この二つのトラックの再生もまた楽しいオーディオ体験です。

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レス一覧

  1. 今晩は

    “Fields of Gold”の歌詞についての石五郎さんの記事を読んだときは、やっぱり衝撃的でした。Backstoryも先に読んでいたので、EvaがChris Biondoの前で初めて披露したヴァージョンもスティングの原曲とは違う歌詞であったのでは。。。などと妄想しておりました。

    またおっしゃるように“NIGHTBIRD”のアルバム・ヴァージョンの音はそれまでのアルバムの音とは違いますよね。私はその違いにそれほど思い入れがないのだな~と、正直申せば、思いました。つまり“NIGHTBIRD”のあの日記をきっかけに、Evaの歌に対する理解が深まったので、そういう個人的な体験のほうに思い入れが強くなってしまい、認識として、あんまりオーディオ的な良しあしを気にするということが背景に引っ込んでしまっている感じがしているからです。虚心坦懐に音に向き合いたいのですが、なかなかそうもいかないのが音楽人生というものなのでしょうか。。。

    色即是空。空即是色。みなさんのいろいろなレスを拝見しながら、なぜかそんな言葉を反芻する自分がいます。でもなるべく浸透力のあることばで音楽やオーディオを語りたいという思いは、このコミュに参加してからより強くなっている気もするので、そこは当分の間、変わらないかな~なんて考えております。

    byゲオルグ at2020-10-17 23:01

  2. のびーさん
    ご無沙汰です。
    最近、他のことに興味の対象がシフトしており、コミュニティを覗くのも久しぶりです。
    のびーさんの前の投稿はとても興味深いのですが、出遅れてしまいました^_^

    Fields of Goldは多くのアーティストがカバーしていますが、恥ずかしながら、エヴァ・キャシディは聴いてことありませんでした。

    早速、TIDALで比較試聴してみました。
    どっちらもしっとりと歌い上げていますが、のびーさんコメントのようにLive At Blues Alleyのやや素っ気無い歌い方が好印象です。

    byvanilla at2020-10-17 23:15

  3. のびーさん

    わたしもエヴァ・キャシディの“Fields of Gold”が大好きでした。
    しかし、最近YouTubeでこの動画をみて、考えが変わってしまいました。

    https://www.youtube.com/watch?v=50vMS4DMyvc

    「非常に」丁寧に歌っている様子に強い感動を受け、早速CDを取り寄せましたが、CDの方がまた遥かに音かったです。

    “Fields of Gold”の曲は動画内で紹介されたアルバム以外では「Angel」にも収録されていましたが、こちらはより落ち着いたサウンドでした。

    同じ曲でもアルバム毎に音が違うことの方が多いので、そこで様々な意見が生まれるのかなと思いました。

    by試聴記 at2020-10-18 00:53

  4. のびーさん

    “Fields of Gold”の歌詞のEvaによる微妙な改変の話しは私も衝撃でした。その後STINGのオリジナルも何度も聴いてみましたが、やはり、そこに込められた「哲学」「思い」のようなものは全然と言って良いほど違うのだと悟りました。だから音楽もかなり違って聞こえます。そのことは歌詞の違いを知らなければ気がつかなかったことだと思います。


    “Live At Blues Alley”と“NIGHTBIRD”の違いなのですが、ごく最近、MFPCの構成を変えてみたときに試しに聴いてみて、ちょっと驚愕しました。

    この二つのアルバムの間に、編集作業のどのような違いがあったのかはまったくわかりません。でもかなりのマスタリングの違いがあることだけは疑いようがありません。

    このことについては、Harubaruさんのマラソンオフ会で、CENYAさんが音像定位の違いをずばりと指摘して、まさに耳の良さを披瀝されたことが記憶に残っています。“Autumn Leaves”でのボーカルとギターの位置関係が新版と旧版では左右逆になっているのです。

    旧版の方が音になじみがあるというご意見はよくわかります。新版は精緻によくまとまっているいわゆる「高音質」だが旧版の方が「熱」とか「情感」があるという意見など、これまでもそういうことはあるだろうなぁと思っていました。

    ところが、新MFPCで行き当たりばったりに聴いてみて、この“NIGHT BIRD”での奥行きの深み、距離感の自然な立体感のリアリティに驚いたのです。聴いたのは“Bridge over troubled water”です。あわてて“Live at ...”も聴いてみましたが、やはり、いざボーカルはリードギターとバックスとの奥行きの遠近が幾層にも感じ取れてしまうと、圧倒的に“NIGHT BIRD”の方が鮮度と実在感で迫真的なのです。不遜ですが、横浜のMさんのLPレコード再生をようやく超えたとさえ思いました。全くの自己満足でしょうけど。

    改めて歌詞に泣けてきました。コロナ禍のさなかに多発した有名人の突然の自殺が頭に浮かんでくる。どうして気がつかなかったのか、声をかけてあげられなかったのか、残された遺族や友人たちの心の悲痛な自責の念のようなもの。そういうことがなぜか胸に迫ってきます。S&Gのオリジナルとは違う、Evaの独特の心情が突き刺さってきました。

    「精緻」「高音質」で何が悪い?悪いはずがないではないか。

    「高音質」っていうのも人それぞれに解釈されるけれど、それはオーディオの難しいところです。

    byベルウッド at2020-10-18 00:55

  5. ゲオルグさん、

    早速のレスありがとうございます。
    ゲオルグさんのあの日記以来、エヴァが一段と好きになりました。

    >あんまりオーディオ的な良しあしを気にするということが背景に引っ込んでしまっている感じがしているからです。

    その通りなのですが、今回のように音の良さと曲の好みが同じ演奏なのに自身の結論が逆転してしまうと、より分析的に「音」を聴いてしまうオーディオマニアの癖が出てしまいます。

    それにしても「色即是空 空即是色」とは音とオーディオ仲間を表現するのにぴったりですね。さすがです。

    byのびー at2020-10-18 02:09

  6. vanillaさん

    こちらこそご無沙汰です。私もしょっちゅう他のことに目移りするのですが、オーディオはブランクがあっても戻って来やすいのが良いです。

    > Live At Blues Alleyのやや素っ気無い歌い方が好印象です。

    vanillaさんに一票頂いたのは嬉しいですが、まあ、「どちらのトラックが良いか?」というのは結局は人の好みで答えの無い問いなので、議論をするにしても過度に力が入り過ぎないようにします。

    byのびー at2020-10-18 03:43

  7. 試聴記さん

    こんにちは。レスありがとうございます。

    ご紹介のYouTubeを拝見しました。ケンリックの細井さんの嗜好は一貫していますね(笑)。

    この曲が描写するイングランドのカントリーサイドの風景は、ある意味でありきたりの風景です。私の自宅からもクルマで10分も飛ばせば一面が大麦畑の“Fields of Gold”が広がります。

    大麦畑が黄金色に染まるのは晩夏の頃ですが、その頃のイングランドは秋の気配を感じながらもまだ夏の暖かさも残る素晴らしい時期です。アメリカに居たエヴァがそのことをどれだけ知っていたのかは分かりませんが、彼女の“Fields of Gold”は私にとって違和感の無い温度感があります。 “Live At Blues Alley”の少し乾いた音が大麦のざくっとした触感を想起させます。

    その点で、試聴記さんおススメのYao Si Tingさんの歌唱は私には少し寒い感じが・・・

    byのびー at2020-10-18 04:06

  8. ベルウッドさん

    “Fields of Gold”以外はあまり真剣に比較したことが無かったのですが、あらためて聴いてみるとあらゆる点で相当違いますね。

    録音の経緯からすれば、このライブはアンプとスピーカーを通していて、またそれなりのマルチトラックからのミックスダウンだと思うので、原音というものも再生における絶対的な正解というものも無いと思います。

    “Autumn Leaves”のボーカルとギターは、新版の方が位置関係は自然な感じですが、私には旧版の方が彼女がギターを弾いている感じがしっくりきます。どうしてかな?と思いYouTubeで彼女の“Autumn Leaves”を見て気付きました。この音声は旧版のものに近いのです。

    https://www.youtube.com/watch?v=xXBNlApwh0c

    この映像を何度か見たことがあったのが影響しているのかもしれません。

    >「精緻」「高音質」で何が悪い?悪いはずがないではないか。

    勿論、それを否定する気は毛頭ありません。それでも、音の良さと個人的な好みは常に一致するわけでは無いのが、音楽とオーディオの面白いところです。

    byのびー at2020-10-18 04:28

  9. のびーさん、

    こんにちは。

    Eva Cassidy、Fields of Goldは永遠の名曲、名歌唱でしょうね。当方も昔から大好きです。いろいろなオーディオシステムで聴いてもやっぱりじ~んときますね。

    大元のオーディオの良い音、というテーマに戻れば、良い音楽(良い曲、良い録音)があってこそ。もちろん微妙な表現の差がシステムやマスタリングによってもあると思いますが。

    なお、この曲がお好きな方にはChantal Chamberland(シャンタル・シャンベラン)の「You're my hero」もお薦めさせてください。Amazon Musicなどのストリーミングで聴けますし、オフ会等の聴き較べにも使えると思います。

    byゴンザエモン at2020-10-18 15:26

  10. のびーさん、はじめまして。こんばんは。前回を含めて興味深く読ませて頂きました。 (変なスペルミスがあったので、修正して再投稿させて頂きました。失礼しました)

    Stingの曲は知っていたのですが、今回はじめてEva Cassidyの版を聴きました。 良いバージョンですね。 コミュを通しての新たな発見として有り難く思います。

    とはいえ、若干天の邪鬼なのかもしれませんが。。。脊髄反応的には、たぶん最初に知っていた/馴染んだバージョンのStingのものがしっくりきます。 これって、例えばJeff BuckleyのHallelujahが素晴らしいのは疑いようが無いのですが、Leonard Cohenの原曲のイメージ・面影を何処か音楽的に追い求めてしまう所があったり、Cowboy JunkiesがTrinity Revisitedなるアルバムを原作と同じ教会で18年後に録音しても原作との微妙な違いから妙にしっくり来なかったり、いわば慣れや最初に聴いた環境・時代背景だったりというので音楽における個人的な思い入れが影響するのだと思っています。

    更にオーディオ的な観点というのを被せると複雑になるのですが。。。こんなことを言うと「オーディオ趣味」失格なのかもしれませんが、個人的には一定レベル以上の音質の良さというのは加点であって、楽曲と演奏ありきだと思っています。 At BBC系とかKing Biscuit Flower Hour系のライブバージョンでもかなり感動的な演奏もありますし。

    byJoe Frazier at2020-10-18 19:55

  11. ゴンザエモンさん

    レスありがとうございます。いつもブログを拝読しています。

    Chantal Chamberlandは時々聞きますが、“You're my hero”聞いたこと無かったです。Qobuzにありました。じっくり聴いてみます。

    byのびー at2020-10-19 07:26

  12. Joe Frazierさん

    こんにちは。

    Hallelujahほど皆がカバーすると、完全にクラシックですね。

    それでも仰るようにオリジナルを超えるのは大変だと思います。ここで私が思う「オリジナル」とはリスナー自身が最初に慣れ親しんだもので、必ずしも作品としての「オリジナル」ではありません。

    クラシックの演奏でも最初に聴いたもので自分のスタンダードが出来てしまうと、他の演奏を受け入れるのは中々大変です。

    Cowboy Junkiesと似た例では、Glenn GouldのGoldberg Variationsが思い付きます。
    私は彼の1981年版を最初に聞き、ずっと愛聴していたので、彼が世に出るきっかけとなった1955年版は未だに違和感があります。

    >個人的には一定レベル以上の音質の良さというのは加点であって、楽曲と演奏ありきだと思っています。

    全く同感です。高音質盤や優秀録音盤も沢山持っていますが、結局よく聞くのは好きな曲です。ただ、好きな楽曲・演奏のリマスター盤が出ると、オリジナルを超えられないと分かっていても食指が動くのはオーディオ好きの性でしょうか(苦笑)。

    byのびー at2020-10-19 07:47

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