日記
TIAS2018の超個人的なメモ その3
2018年11月18日
2018.11.20 加筆修正完了
タイムロード
システム1
Chario Audio: Nobile?
Pathos Acoustics: ?

Chord目当てで入室したが、部屋の反対側に置かれたこのシステムが鳴っていた。
全く知らないスピーカーとアンプだったがなかなかの好印象。
つい足を止めて聞いてしまった。時間があればゆっくり聞きたかった。
システム2
Chord: Blue mk2, Dave, Etude *2
Magico: A3

時間を変えて再訪。角田氏の講演。
A3の低音の詰まりが気になって仕方がない。スピーカーのキャラクターかと思ったが、チラっと覗いたエレクトリでは詰まり感が無かったのでアンプか部屋かセッティングの問題か。多分アンプ。駆動力不足の感触。A3はマジコにしては安いけど、かなりのアンプ食いと見た。
esbjorn svensson trio: e.s.t live in london "Tide of Trepidation"
内田光子, Simon Rattle, BPO - Beethoven: Piano Concerto No.5
角田氏が激賞していた内田光子のピアノが素晴らしい!これは買う。
ナスペック
Roksan: Caspian CD, AMP
Monitor Audio: ?

音楽性がある。とても妥当に音楽が楽しめるバランス。音の厚みもよく、暖かみがある親しみやすい音。
Roksan is back のノボリにグッと来た。やっぱRoksan良いなぁ。派手さはないけれど。昔のQuadに似た感触がある。
Accuphase
Monitor Audio: PL500-2
Accuphase: ?

アナログでも音楽が平面的。感情の起伏を均した様な優等生サウンド。帯域バランスはこれぞフラットのお手本。だから何?上も下も伸びていて響きは綺麗で音に厚みもあり暖かみもある。だけど心は動かない。
CDだとそこから音の厚みと説得力が無くなり何も無い。アナログからCDに変わって10秒程度で席を立つ人が多かった。みんな正直。
ヨシノトレーディング
Ear: 912

パラヴィチーニ氏の講演というか演奏会
いつものヨシノトレーディング。
音の色彩感が段違い。
トランジェントがとてもいい
音楽が楽しい!
ユキム
Elac: VELA FS407
Audio Alchemy:

いつもそうだけどここはバランスがとてもいい音楽を聴かせてくれる。温度感がいい。肩肘張らない普段着の音楽。
ハイエンド
Mola-Mola: Makua, Kaluga

高snでありながら滑らかでどこかアナログを感じさせる肌触りもある。綺麗なだけには全く陥っていない。
やや粘りがなくサラッとしている。
表現はあくまでニュートラルだがあえてどちらかというと冷静な表現に寄る。
アッカ
Orpheus: ?
KRELL: ?
YG: Sogna 2.2

Chris Jones: No Sanctuary Here
大植英次, Minesota Orchestra: Exotic Dances "Dance of the Tumblers from the snow maiden"
Lalo Schifrin: Jazz meets the Symphony "Blues in the Bassment"
音楽とオーディオの高次の融合。オーディオ的にも音楽的にも楽しめる。
音楽4オーディオ6のイメージ。
再生してくれた音源もオーディオと音楽が楽しいもの。どの音源も良かった。かつYGのウリの一つである低域アピールにはもってこいの選曲。分かっていらっしゃる。
自分とは方向性が違うが、この音楽は素晴らしい。(私にはこの音は分離し過ぎている。もっと混ざり合ってハーモニーを奏でて欲しい)
厚みや艶はさほど無いが、有り余る鮮度と音楽のうねりがあり、表現も熱い。
歪みなく位相も合った広々としたステージが現れる。前後方向も深い。
何の混濁もなく音が混ざり合わない低域は現実にはあり得ないがオーディオという面では楽しい。とはいえ、こと更に分離せず嫌味にならない程度に纏めてある。
個人的には高域にYGのクセを感じるので好みど真ん中ではないが、ソーニャではそれもほぼ気にならない程度になる。小さくなるほどクセを感じる。(過去数か所でCarmel2を聞いたが私的に癖が気になり厳しかった。)
最大公約数的な現代のオーディオの指標で考えると、今日聞いた中では一番良い。しかも他を引き離している。頭一つか二つ抜けている感じ。
ああ、でも積極的な表現が好きという大前提での話かな。
レス一覧
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こんにちは、kanaraさん。
ぬ~、アキュフェーズのブース、駄目でしたか~
去年だか、一昨年だか、福岡のオーディオショーに行った時もアキュフェーズのブースは今一つだった記憶があります。
ショップなんかで聴くと悪くなかったりするので、もう少し来場者に良い音を聴かせるように努力しないとですね。
それと、最近、音楽再生ではなく、AV用途でオーディオ機器を使用することが増えてきたせいか、以前より装置による色付けを是とするか否かという問題を考えることが増えました。
ドラマ、ニュース、映画、ゲーム、色々な用途で違和感なく使えるようにオーディオ機器をセッティングしてみると、意外と音楽再生では今一だったりします(逆に自分の好きな音楽で調整すると、子供番組やドラマなんかで無駄に音楽性があり過ぎたりします(汗))。
私らオーディオマニアは、実際の録音以上に自分好みに脚色された音楽再生を求め、個性ある装置を愛でて、様々な装置遍歴を繰り返す生き物なのかもしれない、とか詮無きことを考える今日この頃です。
bykaku18 at2018-11-20 17:52
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こんばんは
YGの高域の癖ですがCarmel2とHaileyはツイーターがまだ旧型なので、新型を搭載したXV及びアップグレード済みのSonjaでは改善していると言うことでしょうか。あー早くアップグレードしたい・・・
byMSDK at2018-11-20 21:52
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kaku18さん、こんばんは。
レスありがとうございます。
あくまで私の個人的な感想ですが、アキュのブースの音はいかがなものかと感じました。驚くほど席を立つ人が多かったので同じことを感じた方も多かったのかなと思います。アレなら寧ろ出展しない方が…。あくまでちょい聞きの感想なので軽く読んで頂ければ。
色付けの是非について、これは目的によるとしか言えないですね。
私はオーディオは自分の好きな音楽(音源)を楽しむための道具として考えています。ですので音楽性のある=音楽を上手く伝えてくれると自分が感じる機器を選択しています。
他方、おっしゃる様にゲームやav用途についても考えると、選択は変わって来るかと思います。
色付けの是非云々よりも、いかに自分の求めるものを認識して(己を知って)、それに合致する機器を選択するかだと思います。
bykanata at2018-11-28 21:27
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MSDKさん、こんばんは。
レスありがとうございます。
なるほど。新型ツイーターの効果なのかも知れませんね。何にせよ、この日の音楽はとても良かったです。アップグレード楽しみですね!
Haileyですと、昨年福井の某店で聞かせていただいた音には私が思うYGの癖はあまり感じませんでした。dCS+FM+jormaが効いている様な気はしますが(^_^;)
bykanata at2018-11-28 21:38
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