kanata
kanata
<最新自己紹介> 2019.7.20 ようやく一山超えました。 2019.6.8 色々あってなかなか大変な日々です。 日々成長する息子と遊ぶのが一番の楽しみです。 2018.8…

マイルーム

家族で音楽に浸れる空間を目指して
家族で音楽に浸れる空間を目指して
持ち家(マンション) / リビング兼用 / 16畳~ / 防音なし / スクリーン~100型 / ~2ch
<最新マイルーム> 2019.7.20 まだまだ状況は落ち着かないものの、交流の予定もあり、現状をさらっと晒します。 <現有システム> [Transport] Marklevinson …
所有製品

レビュー/コメント

カレンダー

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

お気にいられユーザー

日記

DAC比較試聴会の個人的な感想

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年06月08日

皆さんご無沙汰しております。

今日行って来たはDAC試聴会の個人的な感想を挙げます。
ぶっちゃけこんなことしている場合では無いのですが、たまには息抜きということで。この日記も息抜きです。いつも通り当たり前ですが個人的な嗜好からの感想なのでそこのところご了承下さい。

(取り急ぎアップしますが多分加筆修正すると思います。また、例によってレスポンス悪いと思いますので悪しからず。)




全体を通して(システム的な感想)





DAC+088+911mk3+800D3

システムとして高域が勝っていて、ややフラッターエコーも聞き取れる。ピラミッド型のブルメスターを入れているが800D3のキャラクターが優っている感じ。クラシックでは自分の好みから言えば響きや場の雰囲気成分を削ぎ過ぎ。とはいえ、この構成・音作りは今のオーディオのトレンドの範疇という意味では頷ける調整。

会の進行は
最初に各DAC15分ずつ説明と楽曲鑑賞。
休憩を挟んで3曲を順に同一音源でDACを変更して比較試聴。
という流れでした。

後半の比較試聴での使用音源は
女性ボーカル:Gabrielle Chiararo “night day”よりYesterday once more
クラシック:Juria Fischer “Mendelssohn-Birthday”よりpiano trio no.1
スタジオ系:Steely Dan “Gaucho”よりGaucho



Chord Dave

以前自分で使用していた時は、適度に柔らかく、温度感が高く、やや大きめの音の粒がカラフルに飛んで来る印象だったが、今日は落ち着いていて音の粒が飛んで来る印象はない。自分が使っていた時はspectralと合わせていたからだろうか。

相変わらず独特の音世界に連れて行ってくれる。巷ではここ何年か代表的なDACという扱いだけど、私にはリファレンス性があるとは全く思えない。メインを持っている人がサブとしてその独自の表現力を愉しむ使い方が妥当だと思う。

クラシックは一番妥当性から遠く、デフォルメを感じた。音色も生のものから離れていて独自色が強い。音楽としての纏まりにかけ、それぞれの楽器の奏者がハーモニーを頭に入れず、それぞれ主役を張るつもりで演奏している感じ。

ガウチョはdaveの音としての面白さがよく出る。こういう曲を独自の解釈で魅力的に聞かせるのがDaveの真骨頂だと思う。




MSB discrete DAC

daveに比べて音がやや細いが骨格がしっかりとしている。またdaveに比べて音は硬い。音場にかっちりとした揺るぎない構築感がある。音場はdaveより広い。音の歯切れがよく、特に低域の締まりが良い。
音が立ちつつも音が各個体に留まらず、音楽として繋がる所が面白い。こういう音が立つ傾向のものは音楽としての繋がりはイマイチなものが多いが、見事に両立している。

クラシックの音場の構築性が非常に妥当。前後方向のレイヤーの数が他のDACより数枚多い。場の雰囲気成分はやや削りすぎ。音楽表現はdcsに比べてやや直線的。
ガウチョでは音像の骨格が良く、音が強く、倍音も聴こえ易くうまく耳に乗って来てオーディオ的な楽しみと音楽的楽しみを両立している。



dCS Bartok

滑らかで中庸。音の骨格はMSBほど提示しない。音楽のまとめ方が上手い。鮮度感は落ちるが相変わらず化粧が上手い。音が束となって厚みが出る。クラシックはコンサートに近い雰囲気が出る。ホール的に音場が広がる。明らかに音場成分を足している。
音楽を作るのが上手い。演奏が上手くなった様に感じる。ピアノはピアノで、フォルテはフォルテで、緩急をつけて音楽が淀みなく流れる。分かっている。
記憶の中のVivaldiとは傾向は同じ。音作りはニアリーと言ってもいい。ただ、Vivaldiの方がよりダイナミックに、より厚く、よりオーディオ的な要素も高く音楽を聴かせてくれた記憶がある。ただ、音楽を愉しむという向きには、オーディオ的な要素を殊更に提示しないBartokはとてもいい選択だと思った。

ガウチョはAsoyaji DACより音が太くなる。管楽器は伸びるスピードがやや落ちて作為感が現れるけど、比較しなければほぼ気にならない。やはり音楽の聞かせ方が上手い。



Asoyaji DAC

再生時のプチ音が大きく気になる。これはdsdのミュート回路を付けていないためとのこと。
鮮度が高く温度感も高く暖かい音色。音作りをしていないそのままのdacチップの音と言うのも頷ける。もぎたての果実の様なフレッシュな音。やや乱暴に言えば傾向的にplaybackのdreamシリーズと同じ方向性に在る。しかしdreamと比べてどこかピーキーで音楽が落ち着かない。多分電源が原因で、音にややどっしりとした腰を据えたものがない。
トランジェントがとても良い。直球勝負の豪速球投手。

クラシックは室内楽という小世界を演出感なく一番そのまま表していた。良くも悪くも音源ダイレクト感が高い。この傾向は多分ワンポイントやライブ録音が得意だろう。
ガウチョはやや線の細さが気になる。管楽器の音色はdaveより妥当。ここはトランジェントの良さが音色に効いている。



Esoteric N-01

Asoyajiと比べてガクッと鮮度が落ちて明らかに音作りをしている音になる。グランディオーソシリーズと同傾向でゴージャスかつ押し出しが強い。この音作りならGrandioso N-01を名乗っても良かったのでは?
鮮度感はこの中で一番落ちるが。音楽としてどっしり安定していて聴いていて安心出来る。しかしAsoyajiの後だからだろうか、音が遅くリズム感が悪い。つまりはトランジェントが良くない。音楽がヌルい。音像がやや肥大している。

しかしそれがクラシックではそれが功を奏して、響きが豊かに雄大にゆったりと音楽を提示する。

ガウチョは一番マッチョでノリが良く聞こえた。管楽器も音色の艶が乗って作った音だけれどウットリする音色だ。忠実性ではAsoyajiだけど、楽しさならEso。忠実性≠楽しさだからオーディオって面白い。ロックっぽい太い鳴り方。

S氏の提案でネットワークも試すことに。ネットワークだと音像の曖昧さ、膨れがなくなりとても良くなった。代わりに音像がやや細くなり音楽の説得力と楽しさが減った。気分により使い分けを考えた方が良い程キャラクターが違った。



おまけ
比較試聴の進行について、1曲目は上記の順に、2曲目は逆に再生し、3曲目はS氏がシャッフルして「Dave アソヤジ dCS Eso MSB」の順に再生した。

この順番はS氏の狙いがとても良く分かった。後で狙いを語ってくれたがその意図にいちいち頷いてしまった。やはり良い耳と営業的センスを持っておられる。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. kanataさん こんばんは

    kanataさんの流暢な文章を読んでいると妄想を掻き立てられいつも良い刺激になります。某所でPlaybackとWeissとMergingを聞いた時のことを思い出しました。

    byhigh speed at2019-06-08 23:31

  2. おはようございます

    このネタで浮上するとは相変わらず読めない人です笑
    あまり試聴会には足を運ぶことはないのですが、こういう話を聞くと行ってみたくなります。プレゼンのやり手側と受け手側の意思の相通が図れるなんて、主催側からすれば成功でしょうね。あとはkanataさんが判子さえ押してくれれば・・
    試聴ソフトを事前に知らせてもらえれば予習していけますし、ありがたいかもしれません。

    byにら at2019-06-09 06:56

  3. kanataさん

    私も参加したかったのですが、気が付いたときは満員御礼でした。
    ここはDAVEをリファレンス的に使っていて、アキュフェーズも扱い始めたので、所有者としては試聴にはお気に入りのショップです。

    Bartokはまだ聴いていませんが、dCS製品としては、かなりコスパが良く、クロック注入でさらにポテンシャルを発揮してくれそうな印象です。

    discrete DACもMSB製品としてはお手頃ですが、上位機のインパクトが強く、どこまで価格差を埋められているのか興味あります。

    Asoyajiは既メーカーにはない個性的な製品のようですね。
    この先日本のガレージメーカーとしてどこまで健闘していけるか、これも注目していきたいと思います。

    byvanilla at2019-06-09 06:58

  4. kanataさん こんにちは

    音源(フォーマット)とトランスポートはどのようなものを使っていたのでしょうか?トランスポートとDACの相性ってないですかね?

    最近、デジタルトランスポートが大いに気になっています。アナログでいえば、プレーヤー/カートリッジとフォノアンプみたいな関係でしょうか。けっこうトラポお奥が深いかも??

    byベルウッド at2019-06-09 09:36

  5. お?
    ちょっと戻ってきましたね。(笑)
    良きかな。

    今回の日記とはかんけいないですが、
    最近よくヨルシカの「言って!」を聴いています。
    これ、何か良いです!

    byCENYA at2019-06-09 19:43

  6. kanataさん こんばんは,

    行って来られたのですね。いいですね。
    私も既に満席で行けなかったのですが、AsoyajiDACを所有している身としては、その場では客観的に聞けなかったかもしれませんので、kanataさんの日記は冷静に読むことができますのでいいですね。

    kanataさんらしい鋭い切り口で、いつも文章が上手いなと感心してしまいます。

    DSD音源再生時のプチ音ですが、これは音の鮮度を優先してとのこと、何とかして欲しいという思いはあるのですが、先日導入した新しいMFPCではこのプチ音が出る回数がかなり減りましたのは朗報です。

    byHarubaru at2019-06-09 21:54

  7. high speedさんこんにちは。レスありがとうございます。

    刺激になりましたか!ではそのまま逝ってしまいましょう(?)

    比較試聴は楽しいですね。オーディオの醍醐味の一つだと思ってます。
    その3メーカー共私は大好きです。Mergingもいつか使ってみたいなぁ。
    価格帯性能では抜群だと思うのですが、何故かあまり話題になりませんよね。メーカーがオーディオ的な値付けを覚える前がチャンスだと思います。

    bykanata at2019-06-10 07:21

  8. にらさん、こんにちは。レスありがとうございます。

    行き当たりバッタリ、その日の気分で書いているので私にも読めません(笑)
    試聴会面白いですよ。自分だけでお願いする試聴と違って購入プレッシャーもないですし(・∀・)

    自分のハンコは見当たらないのでちょっと貸してくれませんか?それでReference DACフルオプション逝かせていただきます!(=´∀`)

    bykanata at2019-06-10 07:26

  9. vanillaさん、こんにちは。レスありがとうございます。

    このところ色々と精力的にコメントされておられ、いつも楽しく拝見しております。Isotekの弩級電源、一度聞いてみたいです。機器の設置問題が解決されると良いですね。

    Bartokは出来が良かったです。紛れもなく最新のdCSの音・世界観です。オーディオ3割音楽7割といった音楽寄りのオーディオファイル向けとしてはこれで十二分かと。自分が新規でたった一つだけ選択しろと言われればこれですね。

    MSBは上位を聞いたことがなかったので今回は新鮮な経験でした。上位も気になりますが、オプションの電源で十分のレベルに到達するかという予感はあります。今の自分が追加で一つ選択しろと言われればこれですね。

    bykanata at2019-06-10 07:37

  10. ベルウッドさん、こんにちは。レスありがとうございます。

    書き忘れました。ご指摘ありがとうございます。
    全て一貫して上流はfidataのフラグシップでそこからusb接続です。DAC機器も基本的にusb関係以外のオプションなしの構成です。usbDACの比較試聴という趣旨に拘ってのものだと理解しました。

    プリとの接続はxlrのないAsoyajiのみrcaでその他はxlrです。試聴時には該当機器以外の接続は外していて、その都度ショップの方がつなぎ変えてました。ボリュームも事前にテストされており、ほぼ全機聴感上同程度でした。

    ただ、音源の情報については、駆け足の試聴会だったためかフォーマットについての紹介があったり無かったりでした。
    個人的には音源に拘りがあるので、詳細を知りたかったのですが、そこそここちらで購入しているものの常連ではない客なので、空気を読んであえて質問しませんでした(笑)多分殆どがハイレゾとDSDだと思います。

    ともあれ、こんな貴重な比較試聴をさせていただき、お店さんにはとても感謝しています。

    bykanata at2019-06-10 07:52

  11. CENYAさん、こんにちは。レスありがとうございます。

    まだ戻って来れるのかな〜って感じですが、息抜きです(´∀`)

    まさかのヨルシカ!!なんか嬉しいです。
    「言って」いいでしょ。「あの夏に咲け」もイイっすよ。

    ヨルシカ気に入ったのであれば、"ずっと真夜中でいいのに"もオススメです。結構な低音も入っていたり、位相も弄っていたりとオーディオ的にも楽しめます。「ヒューマノイド」と「サターン」が好きです。

    ちなみに、Asoyajiさんのプレゼンでニルス・ロフグレンの例の曲が流れてニヤニヤしてしまいました(笑)

    bykanata at2019-06-10 07:58

  12. Harubaruさん、こんにちは。レスありがとうございます。

    行って来ました。二週間前にアポを取った私で14人目だったので、結構競争率高かったみたいです。

    所有者だと冷静には聴けませんよね( ̄▽ ̄;)
    プチ音はAsoyajiさんも音質優先の思想のためやむなしと考えていると話しておられました。S氏が補足されて、自宅試聴も準備する方向とのことですので、気になる方はご自身の環境で試されると良いのでしょうね。
    そもそもあの音をあえて選択される方は音質のためならプチ音など気にしない剛の者と思いますが(笑)

    意外でしたが、AsoyajiとPlaybackが同じではないけれど、歩いている方向は似てるかなと思いました。

    bykanata at2019-06-10 08:12

  13. kanataさん、こんばんは。

    AsoyajiDAC、スタンダード版ですが、使ってますよ。

    DSDのブチ音、気になっていましたが、
    最近、再生ソフトをRoon+HQPlyerにしたら、全く気にならなくなりました。
    DACの仕様もあるかもしれませんが、DSDはDopとかネイティブとかあるので、再生ソフトの問題も大きいかと思います。

    byいたちょう at2019-06-10 19:40

  14. いたちょうさん、こんばんは。
    レスありがとうございます。返信が大変遅れまして申し訳ありません。

    いたちょうさんもユーザーなのですね!
    MFさん御指南のPCといい、Asoyaji DACといい、以前聞かせていただいた際からの音楽とは結構方向性が変わっている様にその構成から予想してしまいます。
    ちょっと今は色々あってアレですが、また落ち着いたらお会いして一緒にお酒を呑みたいですね。

    bykanata at2019-06-25 00:09

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする