田舎のおじさん
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長崎の片田舎でひっそりと暮らしている「オーディオ大好き」のおっさんです。オーディオは大学入学直後からですので、もう25年以上やってます。 しかしマニアには程遠く、ライト・オーディオ・ファンといった所に…

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モメンタム絶好調。。。後はフィニッテのラックかな?
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他の方々の素晴らしいお部屋を見る度に、自分の部屋どうにかならないかなあと思いつつオーディオしております。汚くて恥ずかしい(変形12畳=L字型)、、、H25/3,19時点のセッティングがこれです。 相…
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日記

DG-48導入記、アキュ社W氏来る

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2010年10月24日

 先日10/22(金曜日午前11時30分~午後1時15分)、アキュフェーズ社からW氏が長崎の我が家にDG-48の調整に来て下さいました。
  DG-48を導入して1ヶ月ちょっと、この強者(DG-48)相手に悪戦苦闘していた私にアキュフェーズ社の中でもエキスパートとして全国各地で調整を行ってきたW氏が直接指導&調整にやって来てくださったのです。

 この1ヶ月とちょっと、自分なりに試行錯誤しながらですが「なんとか音楽が聴けるかな?」くらいのレベルになりそうでしたが、到底満足できるレベルでは無く、、、このタイミングでのW氏の訪問は大変有り難く、またその成果は目を見張るもの、まさしく私のDG-48使いにおける「ブレイクスルー」記念日となりました。

 以下大変長くなりますが、どうかお付き合い下さいませ。


 まず私がW氏に聞きたかったのは、DG-48を使う上でどの様な接続が良いのか?という事でした。
以前の日記でHS-Linkがオススメという記述をしていましたが、訂正です。
W氏によると「アキュフェーズ社としては、プリ~パワー間にアナログバランス接続でDG-48を挿入し、プリに繋げてある全てのソースをDG-48経由で聴いて欲しい」との事でした。そして「DG-48は、全てのオーディオシステムに必要不可欠のアイテムであり、自室の音響特性に起因する問題を抱えている方々にとってマストアイテムである」とも仰っていました。

 さてこれからがW氏による指導&調整になりますが、その前に

0)CONFIGURATION(コンフィグ)設定の確認です、

①MODE→VOICING&EQUALIZERにチェック

②SAMPLING FREQUENCY→176,4kHzにチェック

③GAIN→0dBにチェック(SPの能率が低い時は+6dBにチェック、今回アマティは0dBにチェック)

④SIGNAL LEVEL→AUTO ADJUSTにチェック(クリッピング防止のため)

⑤BALANCE→通常はCENTERで(定位がずれていたらここで調整しておく)

1)EQUALIZER(以下EQと略)画面に入る→FLATをチェックしてEQカーブをFLATにもどしておく。

2)マイクセッティング→マイクの高さを耳(外耳孔)に会わせる、マイクはリスニングポジションの頭の位置に厳密にセットする(イスが邪魔なら、イスを移動させてからマイクをセットする)
 これでVOICINGの下準備は完了です。

ここからがVOICING(以下VOと略)の本番ですが、W氏曰く「DG-48はカスタムVOで使う事を前提にしていますから、シンプルVOは、あくまでとりあえずフラットにしたい場合に使います」との事。

 しかしカスタムVOの始めは、シンプルVOからなのです。

3)ヴォイシング(VO)画面に入る
    ↓
 シンプルVOを行う(目的はリスニングポジションにおけるSPの裸特性を計測する事)
    ↓
終了後、RESULT画面に入り特性のチェック

    ↓
 一応メモリーしてデータ保存。

いよいよカスタムVOへ、、、

4)REFERENCE画面に入る
   ↓
RECALLをチェックして3)の測定結果を呼び出す
  
   ↓
この結果を元に目標カーブをスタイラスペンで描く


5)MEASUREMENT画面に入る
   ↓
  STARTをチェックして測定&補正を行う
 終了したら、、、

6)RESULT画面に入る
   ↓
 結果のチェック(一応比較の意味で目標カーブをもう一度提示します)


   ↓
 3)の場所とは別の所へメモリーしてデータ保存

7)EQ画面に入る
   ↓
ソースを再生しながらEQを行い、自分好みの音に仕上げていく


以上がカスタムVO&EQの手順でした。


8)まとめ

 アキュフェーズ社W氏のカスタムVOは、上記の手順に従いシステマチックに淡々と行われました、その間僅か40分程、唯一時間を掛けたのが、目標カーブを描く時でしたが、それは極端な凹みを補正しながら、また極端な凸は無視し、なだらかな曲線で全帯域のカーブを繋ぎ合わせて描くという手法でしたが、これだけは自分には無理と感じた事が一つ。

 それはW氏がペンで目標カーブを描いている時、アマティの2,5kHz付近の凹みを見て「これはソナス特有の音作りですから、この僅かな凹みは、あえて目標カーブに取り入れておきましょう」と言われ、結果素晴らしい音質にして下さった事。そして気になっていたヴォーカルの定位もセンターにビシッと決まり、ステージ上の音の密度が格段にアップしました。これはどう考えても経験を積んだプロにしか出来ない技でして、自分でこの事に気付くことがはたして出来るだろうか?、、、否。ですね。
 それと測定中ですが、マイクとSP(スピーカー)間の測定エリアにさえ入らなければ、会話しても構わないとの事でした(ちょっとビックリした事の一つでした)。

 最後にW氏はDG-48の取説の解りにくさをも自覚されていて「DG-48について解らない事が有れば、遠慮無くメールして欲しい、DG-48はオーディオシステムにとって必要不可欠なアイテムですから、ご購入されたお客様には、ぜひ使いこなしていただきたい」そして「本当なら自分がDG-48ユーザー宅を全て回って直接指導をして差し上げたい」とも言われて拙宅を後にされました。

 VO&EQ中、殆どクラシック&ジャズボーカルもののCDを再生していましたが、ポップスで唯一再生した山下達郎の RARITIESのMISTY MAUVE を「これ良いですね~」とノリノリだった事がとても印象的な好々爺?でした。平日の午前~午後、忙しい中わざわざ長崎までお越し下さり本当に有り難う御座いました。機会が有ればどこかのオーディオフェアのアキュフェーズブースでお会いしましょう!

 あっ!皆さんにW氏から吉報です「来年の春をメドにSACDプレーヤーを発売します、楽しみにしていて下さい」との事でしたよ!! では!

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レス一覧

  1. こんばんは。

    専門家の知識には、感心する事があまりにも多すぎて、ついていけない事がありますが、ここまで丁寧な説明と今後のフォローは、力強いですね(難解な部分も残るでようけど)。

    素人は、普通自動設定しか使わないですからね・・・。

    byおっさん at2010-10-24 23:24

  2. おっさんさん レス有り難う御座います。

     そうなんです、私も最初はシンプルヴォイシングがメインなのかな? と思っていたのですが、世の中そんなにうまい話は無いようで、、、W氏もDG-48は当然カスタムヴォイシングで調整するモノであると強く仰っていましたから、世の中に存在するDG-48がどれだけ真価を発揮しているのか疑問です。

     自分の場合、シンプルVOで調整した音があまりに酷く、ショップの社長に相談した所、たまたま社長とW氏が懇意であった事が幸いしたようです。調整の過程を間近で見ることが出来れば、少なくともカスタムVOへの敷居は下がりますし、ひいてはユーザー自身も私のようにDG-48の性能を誤解せずに済むのになあと思います。

     なのでW氏にも言ったのですが、DG-48の調整のノウハウDVDを添付したら、もっとこの製品の価値が高まるのでは?

     今回の調整を経て、私のアマティの音色は、あたかもマッキンの純正セパレート(プリ+パワー)で鳴らしているかの如く、コクがあり、低域の存在感が増しています、ほんとDG-48って面白い機械ですよ、皆さんもぜひシステムに組み込んでみて下さい、そこには新しいオーディオの世界が広がることでしょう。

    by田舎のおじさん at2010-10-25 00:22

  3. 初めまして、SHERRYと申します。

    私もDG-48を使用しています。
    今春、再調整しましたが、最後まで迷ったのが2500Hz±300Hzでした。

    その帯域を「ソナス特有の音作りですから」とさらりと言うところは、さすがと思いました。

    もしよろしければ、今後よろしくお願いします。

    bySHERRY at2010-10-25 07:16

  4. SHERRYさん こちらこそ宜しくお願いします、すでにお気に入りに登録させていただきました。

     SHERRYさんはKINGDOMなんですね! 私もタンノイは大好きなSPの一つです、多分ソナスに出会わなければタンノイに行っていたと思います。

     やはりカスタムVOのキモは、如何に目標カーブを適切に描くかにかかっているのではないかと思っています、もしかしたらカタログのSPの周波数特性データか何かを参考に、実際の計測データと見比べながら、どのようなカーブを描くのかを考えないといけないのかな? 

     私の日記の画像をご覧になればおわかりの通り、部屋の影響で、低域がスカスカだったためDG-48導入まえはC-3800のコンペンセータを+2で使って、ようやくバランスをとっていましたから、VOの恩恵がとても大きかったです、ちなみにアキュフェーズW氏によると、低域は出ていない方が調整はし易いとの事。出過ぎている低域を押さえるのはDG-48でも難しい事があるそうです。

     目標カーブの書き方ですが、何度でもやり直しはききますから、大胆にカーブを描いてVOを行い、またその繰り返しにて、好みの音質に近づけて行くしか方法は無いのかな?いずれにしても私は10/22以来既に20回以上VO行っています、なかなか楽しい作業ですよ、ぜひ、お互いDG-48を使いこなしていきましょう!!

     今後とも情報交換ヨロシクお願いします、では!

    by田舎のおじさん at2010-10-25 08:33

  5.  はじめまして、ゆうけいと申します。DG-38を使っておりますので、大変参考になりました、ありがとうございます。特にSPの特性も考慮すると言うところはなるほどなあと思いました。

     私はDP-700にHS-linkをデジタル・イン&アウトで使っています。デジタルの領域での補正の方がシンプルで音がなまらない気がするのですが、プリとパワーの間でA/D,D/A変換をかける方法を推奨しておられるんですね。これはちょっと予想外でした。

     そう言えばDG-38も解説書はかなり読み込まないと分かりにくかったですが、48もそうなんですね。それに中古で買ったためご指摘の

    >SIGNAL LEVEL→AUTO ADJUSTにチェック(クリッピング防止のため)

    は、自分で発見するまでクリッピングが度々生じ、不良品を買ったかのかと随分悩みました。

     それでも海外製の某グライコの解説書に比べれば親切だと思いますし、分からないことは遠慮なく聞いてほしいという姿勢はいかにもアキュらしくていいですね。

     長文失礼しました。

    byゆうけい at2010-10-25 15:00

  6. ゆうけい さんレス有り難う御座います、早速ですがお気に入りに登録させていただきました。

     しかしすんごいシステムですね~、おまけにお部屋も広いし、羨ましい限りです、さてDGシリーズは多分、28→38→48とモデルチェンジしてきたと記憶していますが、先日kf6gtkさんのお宅でOFF会をさせていただいた時、28→38のモデルチェンジの時の音質向上には目を見張ったが、38→48のモデルチェンジでは、ごく僅かの違いであったとkf6gtkさんは仰っていました。

     ゆうけいさんもアキュフェーズのファンなのですか?今後もDGシリーズの使いこなしについて情報交換していけるのではないでしょうか?私はDG-48を導入してまだ1ヶ月ちょいの素人ですから、今後ともヨロシクお願いします。では!

    by田舎のおじさん at2010-10-25 16:24

  7. メッセありがとうございました。
    私もこの日記を参考に再VOしたのですが、とても良くなりました。
    それに、前回の写真と違い(失礼!)、ピントがドンピシャで凄くキレイに撮れていますね。この写真からもサウンドの変化が伺えるようで、面白かったです。

    それと是非、この日記の内容をDG-48の製品レビューに転載、またはリンクしていただけないでしょうか?
    日記ですと、目に触れる機会が日に日に減ってしまうので勿体ないです。レビューですとDG-48に興味がある方に読まれる機会が格段に向上すると思うので、より多くの方の手助けになると思いますので・・・

    by試聴記 at2010-10-26 22:54

  8. 試聴記さん またまたコンバンワ!

     ハイ!!頑張って製品レビューの方にも転載して、少しでもDG-48ユーザーの方々の参考になればと思います(私も視聴記さんのレビューが大変参考になりましたから、、、)。

     ただ、もう一寸時間下さいね、なにしろmixiにもほぼ同じ内容の日記をアップしていて、少し混乱気味なので、、、

     では!

    by田舎のおじさん at2010-10-26 23:35

  9. ああ~~、また間違えてしまった!!

     視聴記→試聴記さん、ゴメンナサイ。

    時々変換ミスを見落としてしまうのです。

    by田舎のおじさん at2010-10-26 23:40

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