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日記

ヤニス・クセナキス著「形式化された音楽」

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2017年10月05日

クセナキス(1922-2001)の考案した作曲法がつまびらかに書いてある。スケール、機能和声やソナタ形式といった伝統的な作曲の語法を捨て、代わりに数学を中心に据えて曲の構造を作るのだが、人間が耳で聴いて音楽として楽しめる譜面を生成するためには追加の工夫がいると思う。音楽の継続の駆動力、律動、緊張と弛緩による揺れ、高揚、終止感をどう作るかといった問題が綺麗に解決されていない感じがする。

次にどうなるか予想できず常に唐突な感じがして緊張が途切れないために疲れ、しまいには不安な気分になってきて再生停止ボタンを押してしまうような曲が多いと思う。数学(とコンピューター)を作曲に応用するという発想自体は興味深い。プログラムはFORTRANやCで記述されている。

個人的には「Metastaseis(1953-54)」「Nomos Alpha for cello(1965-66)」「Tetras for string quartet(1983)」「Persépolis(1971)」は楽しく聴ける。

「Metastaseis」を聴くとLogistic写像を連想するが、特に関係はないようだ。

「Nomos alpha」からは何かユーモアのようなものを感じる。

「Tetras」は、弦楽四重奏からこんな変な音が出るのか!という驚きがある。

「Persépolis」は何か神々しい感じだ。Ryoji Ikedaによるリミックス「Per Se」はデジタル的激烈感が増していて、より楽しい。

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  1. 「形式化された音楽」は読んでいないのですが、私もXenakisには西暦2000年ごろから、6、7年はかなり、はまりました。当時は、pcで情報資料をかき集めていました。

    「形式化された音楽」を手に入れる事ができれば是非、読んで見たいです。
    Xenakisにはもっと早く出逢っていたら?と思っていました。
    cdを見つけてはひたすら聴いていました。
    Eonta,Akanthos,Precto,Polytope de montreal,Nomos Ganma,などのアンサンブル、hana hibiki ma などが入っているエレクトロミュージック、ほぼノイズと言っても良いようなPersepolis、Politope、
    パーカッション ワークのPleiades など、好きな作曲家、ピアニストの高橋悠治のEontaなど当時は、Xenakisに関するcdをかき集めどっぷり聴いていました。現在でも20枚以上のcdの中でAuturo Tamayoのオーケストラ ワーク、大井浩明の10段楽譜のシナファイも入っている3枚のシリーズは思い出したかのように聴きたくなります。 高橋アキのXenakis Piano Worksも好きです
    是非、聴いて見て下さい。
    当時は殆どcdは売っていませんでしたが、Amazonで調べてみると211枚も出ています。久しぶりに色々聴いて見ましたが,中毒の様に吸い込まれます。

    高橋アキさんは大阪音大で音大の学生とXenakisのコンサートがあり、アンサンブルやPreiadesなど音大の学生さん達の演奏の聴いて衝撃を受けたのも記憶に新しいです。特に音大生によるPreiadesが素晴らしかった。
    これを機会にこれからも聴き続けたいと思っています。

    どうもありがとうございます。
    何か情報があれば教えてくださいね。

    AmazonでBOULEZ XENAKIS Selected Piano Works と言うものを2016年に出していたので買っちゃいました。

    byavidoso at2017-10-06 14:46

  2. avidosoさんこんばんは。

    コメントありがとうございます。

    私もCDを20枚くらい持っております。この本はなんと先月25日発売の新刊で書店で見つけ購入しました。クセナキスの曲は好みのものが現代音楽の平均よりは多いように思います。

    大井浩明のシナファイはニコニコ動画に映像があり昔に拝見しました。画面に流れるコメントは意外にも(失礼)聴き所を示すものがあって参考になるものがありました。皆さんよく聴きこんでいらっしゃるようでした。

    クセナキスは古代ギリシャの哲人の語録を引いて説明します。ギリシャ人は学校の歴史の授業でギリシャの歴史をじっくり教わるのでしょう。日本よりも歴史が長いので量が多くて大変そうですね。

    byyamamoto2002 at2017-10-06 20:12

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