minormeeting
minormeeting
2011年、4年間の上海駐在を終えて東京に帰任。 東京の狭い部屋でLAT1と家族と同居。 2017年、10年ぶりに上海に赴任。 LAT1と逢瀬と一緒に暮らしています。 一生懸命に生きていれ…

マイルーム

LAT1 & 逢瀬の部屋
LAT1 & 逢瀬の部屋
借家(マンション) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
東京のマンションで、なんとかリビングオーディオやってます。 上海のオーディオ専用ルームが懐かしい! <現在のシステム 2017年7月~> Source: AUNE S5 …
所有製品

レビュー/コメント

カレンダー

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

お気に入り製品

日記

初めてのヘッドホン

このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年04月21日

ヘッドホンアンプ(以下HPA)を自作しようと思い、一気にディスクリートHPAとオペアンプ式HPAの2種類のアンプの製作を進めている。

しかし!

実はヘッドホン自体を持っていないである。

ipod用のイヤホンしかないので、これを期に少し本格的なヘッドホンを買おうと思った。通常とは全く順序が逆であるが、ヘッドホンがないのに、アンプがないのは、さすがに・・・。

ヘッドホンにはこれまで全く興味がなかったので、何が良いのか分からない。友人に聞くと、ドイツのSENNHEISERが良い。HD650が素晴らしいとのこと。
早速、秋葉原に行って、いくつか聴いてきた。
比較対象としたのは、オーストリアのAKG。バンドをやっていた時代にスタジオでよく見かけた。アーカーゲーと聞くと憧れを感じる。

Senheiser HD 650
AKG K701
Grado  などを聞いた。

良く言われることだが、HPはSPよりも個性が強いことが確認できた。

HPAは、運よくラックスマンP-1uを利用できた。ディスクリートの相当気合の入ったHPAである。かかっていた曲もDiana Krallで分かりやすい。

・彼女の曲で、以下のポイントを聞いた。
・ボーカルのリアルさ、年齢、タメ
・ピアノの音質
・聴感的な曲のテンポ(速さ)
・アクセントで入る、スネアの質感


<AKG701>


事前に特性の測定図を見たからか、非常にワイドバンドでフラットなバランスに聞こえる。高音域の情報量が非常に多く、初めてSTAXのHPを聴いて驚いた感覚が蘇った。高域に耳が行き、中域が薄いのかと思ったが、バックのスネアが今回の3機種中最もリアルであることから絶対的に薄いことはないだろう。しかし低域については、他の2機種に比べると包み込むようなボリウム感には欠ける。

総じて非常にレベルの高い音。モニター系の音で、脚色は極小であるが、そのかわりに音楽を楽しく聴かせる素養にも欠けるようだ。曲が最も速く聴こえ、ボーカルが最も若く聞こえる。声の質感は、他の機種に比べるとやや薄く、さらっと歌っているように聞こえる。ボーカルのコブシ、タメなどの表現は苦手である。


なお、デザインと造りの質感および装着感は申し分ないレベルであり、完全に好みだった。本皮のヘッドバンドに憧れのアーカーゲーと書いてある。

<HD650>

素晴らしい音である。K701から交換して同じ曲を頭から聴き始めた第一印象は「全然違う!明らかにこっちの方が音が良い」というもの。音楽はより遅く、ボーカルの年齢がグッと上がり、歌のコブシやタメが伝わる。全体を通じてクリーミーな音で包み込むような印象。音楽を楽しく聴かせる能力が段違いに高い。噂通り低域のバランスも良く、ウッドベースの諧調も明瞭である。それでいて解像度も申し分ない。

一旦、AKG701に戻した。大きな落胆があるかと思ったが、全体的に薄いという印象はぬぐえないものの、1音1音の質感は甲乙つけがたいことにも気づく。いや、1音1音でいうとAKGの方がよりリアルだ。しかし決定的な差は、リラックスして音楽を楽しめるかどうか。AKGがありのままの情報を伝える変換機であるとするならば、HD650は一歩踏み込んで演奏者の情感を伝える能力も与えられている。特にダイアナクラールのような少々暑苦しい女性ボーカルとの相性は非常に良いようで、この曲に関しては圧倒的に650に軍配が上がるようだ。

ただし、HD650にも弱点はある。それはデザインと質感である。デザインも質感も売価では1万円以上安いK701に負けている。

<Grado>

店員に上記2機種の音のベクトルが違いすぎることを伝え、中間に位置する機種がないのかと聞いたところ、「両方のブランドのもう1個安いのにすると特徴が弱まるので中間的な音になる」とのこと。納得のアドバイスであるが、さすがにこれより安い機種を買う気はないので、他のブランドも紹介してもらい出てきたのがGRADO。初めて聞くブランドだ。この機種の音が最も特徴的であった。

早速、聞いてみると今までになく音楽が遅くなって聴こえた。この現象はSPでも良く体験するが、原因はまだよく理解できていない。ともかく最も速く聴こえるAKG701に比べると遅すぎると感じた。HD650に比べてもさらに低域にバランスがよっており、ここまで来るとAKG701の高域の繊細さが恋しくなってくる。



かなり悩んだ末に、決めたのはコレ。


意外にもAKG K701。

もし家にクレルのシステムがなければ、間違いなくHD650にしたと思う。音楽を聴くためのHD650と、普通に音が良く、なによりかっこいいK701。

結局、今回だけはデザインに惚れました。
さらに、生産完了で安くなっていたこともあり、とても良い買い物が出来ました。

家で聞いた感想としては、テレビの音が非常にクリアに聞こえる!というもの。

今夜から子供が寝静まった深夜でも音楽を聴くことが出来ます。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. minormeetingさん

    やはりヘッドフォンにいかれましたか。お子さまがおられるので暫くはこれが正解ですね。

    ある程度音量がないといけないジャンルもあるのでこれなら深夜でもOKです。

    AKGは専門メーカーで装着感もデザインもいいですね。

    ウチはSTAXのオープンとオーディオテクニカの密閉ですが夏場と風呂上りの湿気がきになります(乾かせよ!ハイ!)

    SPのチェックとしても貴重ですね。

    おじさんとしてはAKB48みるとこのAKGブランドを思い出します(蛇足!)
    では良い週末をお楽しみください

    byオルフェのサンバ at2012-04-21 23:34

  2. akazuさん

    コメントありがとうございます。
    私もヘッドフォンは全然興味がありませんでしたが、赤ん坊が9時くらいに寝てしまいますので、それ以降はオーディオが使えないんです。

    普段音楽を聴く音量は、プリの表示20~30くらいなんですが、夜9時以降の音質は、なんと「3」。4にすると子供一緒に添い寝している妻から苦情が来ます。

    寝室が、リビングの隣という配置に問題があるんですが、引越しは簡単ではありませんので、しばらくヘッドホンで凌ごうと思っております。

    最後になりましたが、ウェストレイク無事に戻られたようでおめでとうございます。

    byminormeeting at2012-04-21 23:50

  3. オルフェのサンバさん

    STAXをお持ちですか、あれは本当にいいですね。SPでは出せないヘッドホンの魅力があると初めて知ったヘッドホンです。仲の良い友人も所有しているので、今回はあえてSTAXは外しました。テクニカもお持ちなんですね。買う前に聞いてみればよかったです。

    AKBは何かに似ていると思っていたら、そうかAKGでしたか!なんか変な感じがしていた謎が解けたような気がします。

    オルフェのサンバさんも、すっきり配置になった部屋でぜひ良い音楽を聴かれてください。良い週末を!

    byminormeeting at2012-04-21 23:55

  4. minormeetingさん
    今晩は。

    ヘッドホンアンプも製作されるのですか。
    本格的ですね。

    環境に合わせるオーディオ良いですね(^^)。

    byはやぶさ at2012-04-22 22:29

  5. はやぶささん

    ありがとうございます。
    ヘッドホンアンプは部品が少なく初心者向きですし、そのため安価で作れるので勉強も兼ねて進めています。

    音楽が聴けなくなってくると、良い音よりも、とにかく音楽が聴きたくなるものですね。いい音楽は音が悪くても感動します。もちろん音が良いともっと感動するんですが、何より聞き続けること、それが大切だと感じました。

    byminormeeting at2012-04-22 22:54

  6. minormeetingさん、こんにちは。

    ヘッドフォンですか?!
    私も似たような境遇なので移動用に買ったヘッドフォン(B&W P5)を自宅でも使ってましたが、直ぐにやめてしまいました(^◇^;)

    スピーカーで小音量再生か、ヘッドフォンで大音量再生か、悩ましいですね。。。

    自宅用の候補はULTRASONEのEdition8(Edition10?)ですね。
    AKGやSENNHEISERやbeyerdynamicの方がワイドレンジ&フラットだと思いますが何か気になるんですよね♬

    まぁ今ヘッドフォンを買うと姫(PL300)に怒られそうですけど(^◇^;)

    byちょびの飼い主 at2012-04-23 12:01

  7. minormeetingさん こんにちは

     ヘッドフォン懐かしいです、とは言ってもこんな高級品は聞いたことが有りません、昔話をするのは年を取ったと言われますが懐かしさにかまけて世迷言を少し、私の世代のオーディオはレシーバー(ご存知無いかもしれませんがアンプとチューナーが一体になっている物)とヘッドフォンを購入してFM放送(NHKしかない)を聴くのが標準的な事始めでした、ベニヤ板の様な仕切り壁のアパートでは当然SPから音等出したら隣人に怒鳴られるから必然的にヘッドフォンになる、しかもレシーバーを買うとサービスで付いてくる程度のもの、レコードはお金が無いから買えない、FM放送の予定をチェックしてN協の予定等が有れば残業などせずに帰宅する、こんな期間を2年程過ごしていました。
    貧乏オーディオも悪く有りません、私が音楽(特にオーケストラ)の音的バランスを覚えたのはヘッドフォンからです。
    他愛も無い話でした、ではこの辺で。

    byメグミチャン at2012-04-24 16:21

  8. ちょびの飼い主さん

    B&W P5 かっこいいですよね!最近フランスのFocalからもヘッドホンでましたが、そちらも良いデザインでした。

    私も、まずAKGを使ってみて、ヘッドホンにも拘るようになるなら、Ultrasoneなどにたどり着くような気がします。

    ヘッドホンでいろんなジャンルの音楽を聴いて思ったのは、「確かに音は良い!でも何か足りない」ということでした。

    原因として思い当たったのは、ヘッドホンでは「肌で音を感じない」というものです。純粋に耳だけで聴くヘッドホンと、体中で音圧を感じるスピーカーでは、やはり感動のレベルが違うんじゃないかと思った次第です。

    というわけで、今のところヘッドホンは、代替的な手段という領域を抜け出していませんね。

    byminormeeting at2012-04-24 19:04

  9. メグミチャンさん

    良い話をありがとうございます。そのような時代は誰しもあるんじゃないでしょうか。私も、もっとも長時間音楽を聴いたのは、小学校の時に親に買ってもらったラジカセだと思います。

    ラジオやCDをカセットに録音するのが日課で、朝もCDをかけて目覚めていました。あの頃は、音質の良しあしなんて考えたこともなかったです。ただただ音楽しか見えてなかったです。

    不思議なことに、そのころの音楽を聴くと今でも良いと思いますね。当時は小学生~中学生にかけてビートルズやDeep Purple、Jaco Pastriosなどを聴いていました。非常にマセガキだったと思いますが、邦楽はほとんどまったく聴いていませんでした。

    当時の自分にAKGをプレゼントしたら、泣くほど喜んだと思います。

    byminormeeting at2012-04-24 19:10

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする