KYLYN(キリン)
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東京での単身赴任生活中。 小遣いをやりくりすることで、少しづつ増えていくソフトとAV機器たち…。 休日は秋葉原や新宿に出かけてハードとソフトを物色したりもします。 オーディオとは中学生の頃出会い…

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より深い感動を得たい!
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更新:2017.5 狭い部屋なのに、2chとマルチの両方をやっています。現状はセッティングに苦労しています(泣)ワケあってローボード使用が避けられないので… 厳しい環境ですが、ウェルフロートボ…
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日記

GRFさん邸を訪ねました

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2017年12月03日

先日、GRFさん邸を約2年振りに訪問する機会を頂きました。結果的に今回も多くの驚きと、得難い貴重な経験をさせて頂くこととなりました。


機器は以前からいろいろと変更や導入をされていますが、詳細についてはここでは触れませんので、GRFさんのブログや訪問された方の日記をご参照いただければと思います。



今回も最初は和室からでした。一曲目はジャズのJACQUES LOUSSIER「THE BEST OF PLAY BACH」でしたが、一聴してクオリティの高さに惹き込まれました。ベースの存在感、ピアノの音色、シンバルの伸び、いろんな要素のどれも素晴らしく、それらが一体となってオーディオ的にとても美味しいサウンドだと感じました。



それからヴォーカルのパトリシア・バーバー「ナイトクラブ」やクラシックのクラウディオ・アラウ「ベートーベン・ピアノコンチェルト5番」(このピアノの音に酔いしれました…)等、とても楽しく聴かせて頂きました。



前回は奥行方向に深く展開するサウンドでしたが、今回はもっと音像が前にくる、より積極的なサウンドに変化していました。このように洋室と違うサウンドを楽しめる方がより楽しいですね。音源はCDオンリーでしたが、そうとは思えない程、弱音や音の消え際、空気感の表現が素晴らしいと思いました。



次に洋室に移動して同じ音源も含めて聴かせて頂きましたが…和室のサウンドも素晴らしかったのですが、ここでのサウンドはリアリティが違いました。オーケストラでは時空を超えて、そのコンサートホールにワープする感覚でした。深い奥行をともなった音場空間が前方に現れ、そこに位置が見えるかのような定位で音像が配置されています。和室より情報量が多く、より高い解像度で一音一音が描かれているように感じました。
しかしながら、それ故に音源の質の差をハッキリ露にする厳しい一面もあるようです。



最初に聴かせて頂いたCDやSACDも素晴らしかったのですが、その後のアナログレコードのサウンドは更に素晴らしく感じました。内山田洋「クールファイブショー」や金子由香利「銀巴里ライブ いつ帰ってくるの」等、ライブ盤を中心に聴かせて頂きましたが、本物かと錯覚する瞬間が何度もあり、とにかく聴いていて楽しかったです。





それらを聴いている際、どうしてスペックで優れるはずのデジタルが、ある部分ではアナログを超えられないのか?という会話をさせて頂いたような気がします。
ですが、その後で聴かせて頂いたライブ録音のDSD5.6ファイル再生は、アナログとはまた違う質感ですが、こちらも本物かと錯覚するリアルさがあり、一概にどちらがとは言えなくなってしまいました。
それにしても音楽を聴いていて、ここまで生々しく感じる経験はなかなか出来ません。


アナログでは初盤と再発盤の音質比較もさせて頂きました。これは拙宅でも経験済ですが、盤によってはかなりの差が感じられます。確率的には初盤、本国オリジナルが良いケースが多いと感じていますが、本国以外のオリジナルや再発が良いケースもあるので、一概に言えないところが悩ましいですね。その点でご意見が一致したのは心強い思いでした。


デジタル音源の中での音質比較では、PCMとDSDでスペックを変えながらの同音源の比較もさせて頂きましたが、洋室ではそれぞれの違いがかなり感じられます。聴かせて頂いた中で一番リアルに感じて好みだったのはDSD5.6でした。


システムのクオリティが上がるほど、音源の質の差も浮き彫りにしてしまう様です。「なるべく最良の音源を求めたい」というご意見には、とても共感します。


限られた空間の中で近い距離感で音像が並び、低域の量感を引き出して響きに包み込まれるような和室。対して広い空間の奥深くに音像が配置され、より低い帯域まで見通し良く引き締まった低域の洋室。
ここでは味わいの違う二つの部屋、それぞれの魅力が楽しめるのですから羨ましい限りです。


GRFさん 今回もこのような貴重な機会を頂きまして、誠にありがとうございました。

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レス一覧

  1. キリン師匠こんばんは。

    GRF邸にお呼ばれですか。
    貴重な体験を二度も羨ましいです。
    キリン師匠をはじめ、皆さんの日記からGRFさんのこだわりとサウンドをひしひしと感じられます。
    私も精進あるのみです。(お金と相談しながらですが(笑))

    此方もレコードがようやく鳴って来ました。
    キリン師匠と比べるとまだまだレベルは低いと思いますが、
    年開け位にはよろしくお願いします。

    byニッキー at2017-12-03 19:34

  2. KYLYN(キリン)さん、こんばんは。

    お二人ともを、再訪のタイミングを狙っている2Hくんです(^_^;) 以前より更にブラッシュアップされた空間が展開されていそうで、想像が膨らみます。

    音源のクオリティ次第というのは大前提ですが、その先にちょこっと味付けが出来るのが妙技の領域な気がします。良い素材を美味しくいただく。まさにそんな感じでしょうか。特に和室はそんな風になさっているようですね。

    ところでジャック・ルーシェです。この人達のアレンジは好きです。原曲のイメージを楽しんで膨らませていると感じます。音も良い感じに聴こえるのですが、どうも人工的な音に感じるのです……オーディオ的に美味しいサウンドという表現をされているのが、そういう事でしょうか。

    by2Hくん at2017-12-03 20:47

  3. KYLYN(キリン)さん こんにちは。

    GRF邸に行かれたのですね。

    オーディオの事は余り詳しくないのですがジャズだけではなく歌謡曲も好きなので気になりました。

    生の感情をぶつけてくる歌謡曲は真摯な表現力と表情の豊かさが無ければ品性が無くなります。それだけ歌謡曲の再生は難しいと感じています。それゆえオーディオで再生される方で歌謡曲は疎まれる傾向にあるように思います。

    知と緊張の間に情念と感情を挟ませる そういうスリリングな歌謡曲の再生に 楽しさと心地よさがあったのではないでしょうか?

    そういう音を出せるのはGRFさんが「知」の人だからなんでしょうね。

    byキタサン at2017-12-03 21:20

  4. KYLYNさん ご無沙汰しております。

    GRFさんのお宅は空間表現が独特で、その空間の中で奏でられている音楽を聴くのが本当に楽しかったです。そのGRFさんが、素晴らしいと仰っていたKYNYNさんのお宅はどんななんだろうと妄想を膨らませています。

    byパグ太郎 at2017-12-03 21:28

  5. こんばんは

    あのビックリ箱のような和室も、トリップする大部屋も本当に超絶空間ですよね。
    自分のような凡人には到底到達できない、オーディオという手段で音楽を構築していくという術をまざまざと実感しました。
    ちなみにそれは私がGRFさんとKYLYNさん双方に感じる部分です。

    byにら at2017-12-03 22:00

  6. ニッキーさん こんばんは。

    レスをありがとうございます。

    GRFさんのこの趣味にかけてこられた情熱は凄まじいと思います。その年季に加えて、絶えず実験を続けておられますから、そのご経験値たるや…

    何より、意欲的に多くの良い生演奏を聴きに行かれたり、オーディオ以外の趣味や経験をたくさん積まれたりして、ご自身の耳と感性を常に磨かれているのだと感じます。おそらくオーディオで「精進する」上で一番大事なのは、そういうことではないかと思います。

    byKYLYN(キリン) at2017-12-04 20:58

  7. 2Hくんさん こんばんは。

    レスをありがとうございます。

    2年振りのGRFさん邸でしたが…もちろん核の部分は変わりませんが、絶えず進化を求められているのが凄いと思いました。

    音源のクオリティの先のわずかな味付け…その料理の例えは素晴らしいですね。それができるのはGRFさんを含む名人の域の方でしょうか。

    ジャック・ルーシェについては2Hくんさんと同じように感じます。ナチュラルという方向ではないと感じますが、オーディオ的な快感は得られます!

    ※最近、近隣からクレームを頂き、拙宅では音量を自粛しています。決して大音量では聴いていないつもりでしたが…受け取り方は人それぞれですし、ひとえに私の不徳の致すところです。拙宅オフ会の再開のメドが立っておらず、申し訳ない限りです…

    byKYLYN(キリン) at2017-12-04 21:35

  8. キタサンさん こんばんは。

    レスをありがとうございます。

    クラシックがお好きなGRFさんですが、昔から親しんでこられたであろう歌謡曲も、やはりお好きなようです。

    当日お聴かせ頂いた歌謡曲は、ライブ盤がほとんどでしたが、どれも魂に訴えかけてくるようなスリリングな再生でした。

    おっしゃるように歌謡曲が品性を感じさせながらも楽しく心地よかったのは、バックボーンにGRFさんの「知」があるから…かもしれませんね。

    byKYLYN(キリン) at2017-12-04 21:54

  9. パグ太郎さん こんばんは。

    レスをありがとうございます。

    私こそパグ太朗さんの素敵な訪問記を拝見し、GRFさん邸について妄想を膨らませておりました(笑)
    そうして結果的に素晴らしい経験をさせて頂きました…そのきっかけを作って頂き、ありがとうございました。

    拙宅にお越し頂きたいと思っていた矢先、諸事情により自粛を余儀なくされました…大変申し訳ありません。昼間の限られた時間の「極小音量オフ会」ならば可能かもしれませんが、それでは申し訳ないですし…悩ましいですね。

    byKYLYN(キリン) at2017-12-04 22:12

  10. にらさん こんばんは。

    幸運なことに、またGRFさん邸で勉強する機会を頂けました。
    伺う度に、いろいろな発見や驚きがあるのは凄いことですね。

    過分なコメントに恐縮の至りです…
    にらさん、あれだけのサウンドをつくられているのに、謙遜が過ぎますよ(笑)
    また伺う日を心待ちにしていますので、よろしくお願いします。

    byKYLYN(キリン) at2017-12-04 22:49

  11. KYLYNさん

    熱いレポートありがとうございます。あのうわさのオーディオGRF邸サウンドを目の当たりにするようです。

    >音源の質の差をハッキリ露にする厳しい一面もある

    >システムのクオリティが上がるほど、音源の質の差も浮き彫りにしてしまう様です。「なるべく最良の音源を求めたい」

    このあたりは、ヒジヤンさんのレポート「実験室」と相通ずるところがあると思いました。


    「最良の音源を求めたい」というところがいわゆる「排除の論理」になってしまうと本来の音楽を楽しむためのオーディオが主客転倒してしまいかねない危うさを感じます。

    個々の音源の良さをそのままにより良いものとして引き出すオーディオこそ理想だと思います。釈迦に説法ですが。


    >本国以外のオリジナルや再発が良いケースもあるので、一概に言えないところが悩ましい

    ここは全く同感です。同一メディアのオリジナル追求の狂想のみならず、アナログ録音のオリジナル盤よりリマスターCDの方がさらに魅力的だったりするケースさえあります。

    byベルウッド at2017-12-04 23:07

  12. ベルウッドさん こんばんは。

    レスをありがとうございます。

    「最良の音源を求めたい」には、「聴きたい音楽において」という前提が付きますよね。オーディオを趣味とされていれば、一つのアルバムが様々なフォーマットで入手できる場合、その中で自身が再生でき、入手できる中で一番の感動が得られる音源を選びたいと願うのは、自然なことだと思います。

    よく鳴る音源ばかり出番が多く、よく鳴らない音源はお蔵入りというのはありがちだと思います。お蔵入りになる音源がないシステムが構築できれば理想ですが、簡単ではありませんし・・・何を重視するかは各オーナーが決められることですね。

    おっしゃる様に、そこにアナログが絶対とか、CDはダメとか、DSDはダメ等の先入観は持たない方がいいですよね。一概に言えないと思いますので、聴き比べて判断するべきですよね。

    byKYLYN(キリン) at2017-12-06 21:52

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