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マーサ君さん、はじめまして
3回に及ぶ超長文のレポ、おつかれさまでした。
プロの評論家さんも真っ青じゃないでしょうか?
アキュは良くも悪くもこのような音を高い信頼性、
アフターサービスを添えて作り続けているのは
立派なことだと思います。
この音を好まれる方も確かに居るのだと思いますし、
音も聴かずに予約が入ったりするのはオーナーさんからの
厚い信頼を得ているからに他ならないでしょう。
でも、音楽を聴くことが好き、オーディオが好き
という方なら時々アキュ以外の音も味わって本当に
自分が好きな音はアキュで出ているのかな? と
偶には浮気して欲しいですね。(笑)
筐体の作りや重量、デザイン等伝統になっているので
この先も変わらないでしょう。
音も含め日本を代表するメーカーさんなので今後も
しっかりと生き残っていって欲しいです。
MJ 無線と実験 誌9月号、10月号に
アキュフェーズ40年の歩み
「ケンソニック」の誕生とデビュー作の3モデル
がまとめられています。興味が有られたら読まれてみてください。
お気に入りに登録させていただきました。
今後ともよろしくお願いします
byKurashiki at2012-09-08 17:05
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マーサ君ご機嫌いかがでしょうか?
創業
者出原真澄先生が死んでからアーキュフェーズは好きでは無いです
私が二代目にかったE-305は十年以上使いつ続使けました
力強くそして繊細感を両立させるぎゅじつが有ったんですよ今の
アキゥフェーズはプリアンプやプレーヤーは良いのですが
パワーアンプは買う積りは有りません
byJAZZLAND at2012-09-08 19:06
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マーサ君さんこんばんは!お疲れ様でした~
この3回でアキュについてより深く知れた様に思います。
>細かい音が「不自然に聞こえすぎて嫌になる」と言う
うわぁ。私もお父様と一緒ですね^^;
高解像度過ぎる「不自然」これが一番耐えられません。
私はそういった時マイクの音聴いてるみたいだと感じてしまうのですよね・・こういう音は不安で落ち着いて座ってられなくなります。
不自然な良い音よりやや不満のあるまあまあ音の方が音楽的には聴きやすいですね。オケは特に・・
それでも撮れている音が出来るだけ満遍なく生かせるようにはしたいと思っています・・
イイねテストの件からずっと横山剣さんが浮かんじゃいました・・ スイマセン。
byナポリの6 at2012-09-08 22:26
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マーサ君さん、おはようございます。
熱いレポート、お疲れ様でしたo(^▽^)o
アキュフェーズに限らず、国内メーカーのハイエンド機にはだいたい似たような傾向がありますよね。
要するにHiFi傾向(高解像・低ノイズ)が進み、今まで自分が好んで来た旨味が、実は余分な脂身、雑味だと気づかされる結果になったんだと思います。
今まで低音の余韻だと思っていたモノのがただのノイズだったり。。。
今まで空気感だと感じていたモノがただの雑音だったり。
今まで音の厚みだと好んでいたモノがただのノイズによる膨らみだったり。
この辺りを旨味(視聴のポイント)としていると、それらが一切合切スポイルされてしまう…
聴いている側としてはたまったもんじゃありません(^_^;)
個々の感性の問題なので一概には言えませんが、無駄を全て省いてしまうのが良い結果には決して繋がらないと言うのがこの趣味の難しいところなんでしょう。
この辺のバランスを取るのが国内メーカーは苦手なのかも知れませんね。
個人的には、、、
アンプ(パワーアンプ)に着眼してのレポートでしたが、
アンプだけでそこまで決定的に音(キャラクター)に影響を与えるとは思わないので、もしかするとB&Wのキャラクター(HiFi調)が悪目立ちしたのかもと思います。
相性が悪いのかも?
いずれにせよマーサ君さんのレポートでA200に興味が湧いてきました♬
今年のハイエンドオーディオショーでも披露されるでしょうから、真面目に聴いてみようと思いますo(^▽^)o
byちょびの飼い主 at2012-09-09 11:32
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マーサ君さん、こんにちは。
全3回に及ぶアキュフェーズレポート、大変勉強になりました。そしてお疲れ様でした!
私が1番気になった点は、田部京子のPコンと、ステサンリファレンスの評価の差です。
文章からは、録音の優劣に対してアンプの音楽点な表現力が違い過ぎるように感じました。
アキュ側の曰く、「当時の音楽は、当時の機材で聴くのがベスト。しかし最新機もそれ以上の発見を伴う何かを持つべきである。」
というものは言うは安し、行うは難し。ですねw。少なくとも、今回のレポートからは
A200で有言実行されているようには思えませんでした。
(ダンピングファクターの話しもそうです。メーカー側は理解しているのに、いざ製品が出てきたら数値競争。)
私も、聴いている音楽の80%くらいが60~80年代の録音ですので、機材選びには、これらの表現力を重視しております。
しかし、これは本当に難しいです。アンプ一つとっても「真空管であればいい」なんてものではありませんからね。
例えば、昨今のネルソン・パスのFirst Wattの製品は、現在のスペック信仰という主流に、新たな布石を打ち込んだ意欲的な作品だと思います。
これからのオーディオに求められるものは何なのか?これを今一度見つめ直す時期に来ているのかも知れません。
by裏庭の英雄 at2012-09-09 16:18
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マーサ君さん、レポートありがとうございました。
小生もアキュのユーザーといふこともあり、興味深く読ませていただきました。
つまらないオーデオ雑誌に小一枚出すのであれば、このレポート3回分に代わりに出しても良いと思いましたよ。(笑)
「オーデオとしての面白み」と「理論とテクノロジーを究極まで突き詰めて純度を高める」のと両立するのかってことですよね。
多分今回のA200を購入される方は、おそらく純度を極限まで高めた上で、ご自分の色づけを為さるのだろうと思います。当然、一緒にクリーン電源も購入されるのでしょう。
「このCDの本来の音を知っているのは私だけ」
これは凄いことですよね。
でも、本来の音楽を楽しむことからは一旦遠ざかることになるのでしょう。
粗を探して、そのお気に入りにCDから離れるかといふと、そうはならないでしょうし。素の音を確認したところで、絶対色づけに走ると思ふなぁ。
小生、ここまでヤルなら、これを購入できる経済力あれば、海外へ定期的に「生音」聴きに行くけどなぁ。(笑)
あぁ、それはそうと〜THE HUNTERの24KCDとクリーン電源の記事には購買欲を沸々と刺激いただきました。ちょっと考えてみます。(笑)
byウラキンスカイウォーカー at2012-09-09 17:41
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kurashikiさん、こちらこそはじめまして!
コメント有り難うございます。
>アキュは良くも悪くもこのような音を高い信頼性、
アフターサービスを添えて作り続けている
この部分はアキュフェーズが最も重要視している所ですし、ユーザーもそれを大切にしていて、それに最も重きを置く人が使うべき製品なのではないでしょうか。
安心感も音の内だというのはある意味、正論なのかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。
byマーサ君 at2012-09-09 18:59
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akazuさん、こんばんは。いつもコメント頂き有り難うございます。
なにせこのファイルウェブの日記は全公開型ですし、グーグル検索等でヒットしやすいですから、スペックばかり評論しているプロの記事よりも影響力大なのかな!?と勝手に思っております。
私のレポは独言ばかりですが、少しは参考になりましたでしょうか?
akazuさんは私と同じマッキンユーザーですから、A200の音が少し眠たく感じるかもしれません。耳のエージングも必要になるアンプです。数時間A200の音を聴かれた後で、ご自宅のマッキンアンプの音を聴かれると、きっと「ああ〜なるほどね。そういうことね(笑)」とお分かりになると思いますよ。この辺が面白いです。
もし自宅試聴ならば本領発揮させるのは至難かもしれません。いわんやショップ試聴をやですが、およその傾向は分かると思います。
第一回のレスでも書きましたが、オススメはクリーン電源PS-1220です。大きさはさておき、あの「音作り」は多くのマッキンユーザーも喜ぶと思います。
byマーサ君 at2012-09-09 19:08
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JAZZLANDさん、こんばんは(*^_^*)
こちらでもお世話になります。
出原真澄先生の時代のパワーアンプは今からすると「別のメーカー?」と思えるほど違いましたね。ただ歪みを無くしてゆくという点ではあの時代から一貫していると思いますが、音作りの方向が、なんだか技術の進歩に踊らせられているように感じます。
アキュはやはり動作部がある機械だと「その緻密さ」が生かされるのでしょう。国産車も同じです。日本製の洋服もそうです。メイドインジャパンは「重み」はないが、「性能は抜群」というのは今後当分続くのかもしれませんが、やがてそれも神話になっていくに違いないと思います。そうなると残るは「日本らしい個性」を売りにしていくしか無い。もうその準備をしても良いはずなのですが。
byマーサ君 at2012-09-09 19:18
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EVAさん、こんばんは(*^_^*)全回分度にコメント頂き恐縮しております。
>このオーバースペックが日本のモノ作りの原点になっているのは昔から全く変わっていません
考えてみますと、本当にその通りです。オーバースペックを喜ぶ民族なのでしょう。もっとも、その事と預貯金が膨大にある事と関係があるかは分かりませんが、実に日本は妙なところが多々あります。個性を壊す教育を散々学校でしておいて、「うちの子は個性を大切にして育てますから」などと言っている。支離滅裂甚だしい。
>一般ユーザー宅で使っても恐らく他の分野が追い付いて行かなくて面白みに欠ける音だと言うような評価
一見コスパが極めて良いように感じるのですが、それはマジックで、スパイラルの入口だったということでしょうね。結局全てを変えないといけない。個性があれば簡単にクリアー出来る問題なのに、個性を無くしたばかりに別の問題にぶつかってしまう。
>ここまでやらなければ音楽が楽しめないのも又悲しいことですね
仰る通りです。ここまでやってしまうと「音楽」を出すのが極めて難しい。安い筆で描けば味のある絵が簡単に描けるのに、なまじっか知ってしまって、極めて高い筆を使って描こうとすると逆に大変手間がかかるというのと同じです。
>兎も角これだけの分析をした文章は最早素人の域を脱しています
恐縮です。言い足らない部分が極めて多いですし、表現が稚拙なばかりに誤解を招く部分も散在していることは間違いありませんが、EVAさんのように「やさしく歩み寄ってくださる方」もいらっしゃるのでとても嬉しく思います。
>評価の変化が大きかったモノをカゴに入れて購入の準備
そ、そうですか。少しはお役に立てて嬉しく思います
byマーサ君 at2012-09-09 19:47
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ナポリ様、いつも励ましのコメント有り難うございます。
細かい音が聞こえすぎる。
この問題は「レコード演奏家」としては最重要問題です。解像度を上げないと音楽がぼやけてくる。しかし解像度ばかりに走ると、音楽で無くなり、音になってしまう。これはハイエンド機器を使われるユーザーでは割と多い問題なのではないでしょうか。ついつい聴力検査になってしまって、肝心の音楽はどこかにいってしまう。
以前、ビルエバンスのワルツフォーデイヴィーでエバンスのピアノの背後に地下鉄の走る音が出るか出ないかを競い合う「いかにもオーディオマニア的」な事が行われていたそうですが、まさにこれですね。そんなことどうでも良いじゃないか!それよりエバンスのピアノが歌っているかどうかを競い合おうよって(笑)。超高解像度音すなわち感動させる音だと信じて止まないのでしょう。
>不自然な良い音よりやや不満のあるまあまあ音の方が音楽的には聴きやすい
ですから、昔の名演SP盤をデジタルリマスターしたCDで聴いても感動できる。ノイズまみれの演奏なのに涙する。この部分が理解できないと、音楽は語れないと確信しております。
byマーサ君 at2012-09-09 19:57
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ちょびの飼い主さん、こんばんは。レス有り難うございます!!
仰っておられるレスの内容、全てその通りだと思います。
>アキュフェーズに限らず、国内メーカーのハイエンド機にはだいたい似たような傾向
その通りだと思います。技術の進歩でメーカーも自分の確たる音を作る暇なく進まざるを得ないのかもしれません。
>HiFi傾向(高解像・低ノイズ)が進み、今まで自分が好んで来た旨味が、実は余分な脂身、雑味だと気づかされる結果
(笑)まさにその通りだと思います。なんとも皮肉な事です。ただ録音自体はその「旨み」を想定している。ここが今回もっとも問題になった所だと思います。
私の父が言っていた「それって極めて不自然じゃないの?」というのはここなのです。自然というのは実際は雑音だらけ、ノイズまみれなのです。それを極力排除して行って、そして「自然な音になりました」って変じゃないかというのです。それこそ不自然そのもの。
ですが、こう考えてくるとオーディオの趣味自体が「不自然」ですから、あまりこの点を追求していくと自滅してしまうのですが(滝汗)
>無駄を全て省いてしまうのが良い結果には決して繋がらない
>この辺のバランスを取るのが国内メーカーは苦手なのかも知れません
工業製品を見渡すと、日本製は性能は良いが、楽しさを演出できていないものばかりです。この意味からするとまだオーディオはユーザーに託される部分が多いですから上手に味付けることが出来るのでしょう。
>B&Wのキャラクター(HiFi調)が悪目立ちしたのかも
この点は他の方からもメッセージ等でご指摘頂きました。否定はしません。しかし時として「筆舌に尽くせない素晴らしい音」が出てきた事も事実、またそう感じたのも事実ですから、ソースの問題と考えるのが第一かなと感じております。もちろん音としては素晴らしいが「音楽」を感じられなかった、その部分ではB&Wの傾向とその相性問題が絡んでいることは間違いないと思います。
ハイエンドショーでA200の音がどうなるか、マーサはとても心配しておりますが、それも杞憂に終わって欲しいです。
byマーサ君 at2012-09-09 20:16
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裏庭の英雄さん、こんばんは!
レス有り難うございます。
田部京子のDENONCDとSSリファレンスの音質差は予想を遙かに超えたものでした。
名言である「故きを温ねて新しきを知る」
これはこのシステムでは99%難しいということすら判明した気がします。
また、我々ユーザーの責任も無いとは言えません。
やれスペックがどうだ、重さがどうだと、ついつい気にしてしまう。スペックを知った後で「スペックに走るのは良くない」と言っている。それならば、私もたとえアキュフェーズが合計10万円のシステムを作ったとして、その試聴録をここまで気合いを入れて書くかというと、実に怪しい。
売りたい部分が「音楽」なのか「性能」なのかでまるで違う。フォロアーが楽ならば「音楽」を出している機械を買う方がはるかに楽。リーダーなら「性能」が中心であっても自力で支配できる。
やはりアキュフェーズ製品は「使い手で十人十色」の音が、そして音楽が出せるものではないかと思うのです。
byマーサ君 at2012-09-09 20:32
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ウラキンスカイウォーカーさん、こんばんは!お久しぶりです。
レス有り難うございます。
おお!!「小一枚」頂けるのですか???「フフフ、、これで私もプロの仲間!?」(冗談)。いずれにしても有り難うございます。嬉しく思います。
私もA200が生かせるようなオーディオ環境を築きたいですが、如何せんそこまで行くにはまず膨大な投資を余儀なくされる。1千万ではまず済まないでしょう。かなりの勇気が必要です。
>素の音を確認したところで、絶対色づけに走ると思ふなぁ。
そうでしょうね(笑)。なんだって人間だもの(*^_^*)
THE HUNTERの24KCDはアマゾンでまだ売っています。3000円もしませんから、是非お求めになってリファレンスに加えて下さい!
クリーン電源は、まず試聴されることをオススメします。私はとても気に入りましたが、「あの変化」を好まない人も多いと思いますから。
byマーサ君 at2012-09-09 20:40
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マーサ君、お疲れ様
色々な観点から大変興味深いレポート全3巻楽しく拝読させて頂きました、常に基準が音楽に在りオーディオ機器を使う実力と感性が為せる技と感嘆しております。
アキュフェーズが日本のオーディオファンに40年間かけて呉れたものは、音質を含め製品の質や価格等多くの基準となる定規かもしれません、他国のファンと比較して異質と言われるのは自国にアキュフェーズが有るか無いかが起因しているのでは・・・・・
マーサ君のレポートは評価の基準が定規としてのアキュフェーズではなくオーディオ機器としてのアキュフェーズだから読みながら頷ける点が多く有るのだと思います。
PS‐1220導入悩んでいます、私のシステムの弱点、是非導入記を御願いします。
byメグミチャン at2012-09-10 12:01
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103系好きさん、
全3回に渡り、数多くのレス及びメッセージを頂き有り難うございます。103系好きさんのお陰で、非常に励みになりました。
>音といった数値で測るのも難しく目にもみえない世界
それを文章化すること自体、無謀なのですが、やってみるととても楽しい。(笑)今後の問題は、さらに推敲を徹底して、1000字くらいにまとめる努力が必要でしょうね(笑)。
写真や絵画もそうですが、音楽の感動をそのまま文章に「真空パック」するのは至難ですね。今後もますます精進していこうと思っております。応援の程宜しくお願い致します。m(_ _)m
byマーサ君 at2012-09-10 22:40
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メグミチャンさん、こんばんは(*^_^*)
毎度コメント頂き有り難うございます!!とても嬉しいです。
>定規としてのアキュフェーズではなくオーディオ機器としてのアキュフェーズ
私の駄文の根底をご理解頂き、とても嬉しく思います。オーディオ誌ではアキュフェーズは定規になることが大半ですから、ここでは思い切って「最新アキュフェーズフルシステムは「音楽」を再生できたか?」というタイトルにすれば良かったかもしれません。言うまでもありませんが、アキュフェーズA200記念モデルシステムは「音楽を奏でられる潜在能力」の高さが計り知れないです。
様々な方と今回の連載記事で触れあいましたが、
A200はスピーカーをそのまま写すカガミ
なのかもしれません。そう考えると、私のインプレッションは全て納得がいくのです。書いていて自分でも納得いかなくなる部分も多かったですし、合計3万字近いレポートでしたから(笑)、発表するのも恐かったですが、メグミチャンさんからレスを頂き、それがほんの少しでも伝えられたとホッと胸をなで下ろしております。
PS-1220導入記ですか(笑)。自室のスペースとレイアウト上、PS-1220を置くのは非常に難しい。ただ、サブシステム用にならなんとかなるかもしれません(笑)。
導入するなら、試聴無しで逝きますが、いずれにしてもまだまだ詰めないといけない部分が他にも山積しておりますので・・・(汗
byマーサ君 at2012-09-10 22:52
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マーサ君さん
アキュフェーズ嫌いな人も結構多いんですね。皆さん機器を買う時は好き嫌いで選別して絞り込むのでしょうから、当然嫌いな人はいますね。
しかし、アキュE-406 + 付録のスキャンスピークで楽しんでいる身としては、ハートが無いとか楽しくないとかダメ出しされると、モノ選びのセンス無いみたいで、さみしいというか不愉快というか悔しい〜(笑)。もっとも私のは古いプリメインですから、解像度もほどほどで批判対象ではない?しかもフルレンジ1発だし…。
ま、皆さんのアキュの評価は解らないでもないです。
これまで車はプジョー、VW、カマロや、国産車にも乗りましたが、やはり外車は味がありました。長男のホルンもヤマハと海外製品を比較したら、ヤマハは真面目でベタっと、いかにも平たい顔族の音、ドイツ製は彫り深い表情豊かな感じでした。オーディオも、そういう事かなと。何事も生真面目な国民性が出るなと。
サンヨーのラジカセから始まって、ソニーのミニコンポ、単品コンポと来たのも、ある程度の解像度ある音からアーティストの魂をくみ取って感動する事が出来ると信じたから。でもこれ以上解像度追及しても幸せになれないのかしら…、と、これからのオーディオ道の方向性について考えさせられました。一度マーサ君さんのマッキンを聴いてみたいです。
遅い長いレベル低いレスですいません。
bypurupuru at2012-09-11 18:35
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purupuruさん、好みは個人的なものなので、気にする必要はないと思います。私は、アキュフェーズがつまらないという人は分かりやすい個性を「必要」としているのだろうな、と考えています。アキュフェーズの音はハイファイの王道で、たいがいの製品の「個性」を子供っぽく感じさせてくれるくらいの実力はあります。他人の讒言に気を取られることなく愛機を可愛がってあげてください。
by元住ブレーメン at2012-09-11 20:46
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purupuruさん、こんばんは。
アキュ批判は2種類あると思います。
一つは実際使っていて、アキュを愛するゆえに、アキュがもっともっと良くなって欲しいゆえに批判する。
もう一つは、食わず嫌いで、試聴レベル程度知っているだけで批判する。
私の知るところですと、どうも前者が多いように思います。つまりズバリ言いまして、「アキュフェーズほど期待されているオーディオ会社も稀有」と思えるのです。オーディオを趣味としている人間は何処かでアキュフェーズのサウンドと自分のサウンドイメージを比較しているのです。肯定しようが否定しようが、アキュフェーズは各々のサウンド基準定規の目盛として絶対的に機能しているのです。
ですから、その目盛の精度の変化に極めて敏感なのだと思います。
日本が世界に誇れるものは工業製品ばかりですが、その中で趣味性の高いオーディオにあってアキュフェーズの存在はどう考えても我々皆の誇りです。これからも末長く愛用して行きたいです。
byマーサ君 at2012-09-13 19:45
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元住ブレーメンさん、103系好きさん
アドバイスを有難うございます。落ち着きました(笑)。
アンプは気に入って手に入れたので大切に使って、好きな音楽と向き合っていきたいと思います。
マーサ君さん
なるほどです。深いですね。
実は先日A-200の試聴会に参加しまして、マーサ君さんの三回のレポートや、皆さんの仰る事がわかった気がします。良い所も悪い所も。
前者の立場に立つのは早いかもしれませんが、応援していきます。
bypurupuru at2012-09-13 20:17
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マーサ君さん、今晩は。
アキュフェーズの日記、というより随筆でしょうか。三部作、ゆっくり拝読させていただきました。
私には夢のようなシステムですが、それでもアキュフェーズというメーカーに対しての見方も少し変わったように感じます。
すばらしい日記を読むと、すぐ欲しくなる悪いクセがあるのですが、とりあえず「ステレオテストレコード」ポチってしまいました。
by矢切亭主人 at2012-09-15 19:26
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矢切亭主人さん、おはようございます。
いまだにレスが付く、非常に驚いております。有り難うございます!!
レスなくとも、他の人は単にIgnoreというより、老眼から長文を読み切れないのかも(冗談)
このようなドリームシステム(スピーカーと部屋は除かざるを得ません。しかしスピーカーと部屋が最も大切なので全く皮肉な事ですが)の音を聴くことによって、今後メーカーがどのような方向へ進んでいくのかがよく分かりました。
アキュフェーズは大丈夫だと改めて分かったことは事実ですが、akahanamizukiさんがよく指摘しておられるように、「繊細すぎる部分」をもう少し改善していくべきでしょうね。皆が皆均一、同一の好環境にアンプ類を置けるわけでは無いですから、その部分では良い意味での「鈍感さ」も必要になってくると思います。
金色ジャケットのステレオテストレコードは本当に良いCDです。CDでもあそこまでの音が出せる。SACDやらハイレゾやらに走る前に、もう一度CDの音を振り返る必要があると思います。
おそらく、今回私の日記によって
「ステレオテストレコードCD」
と
「クリーン電源」
に興味を持たれた方が最も多かったように思います。
今後ともよろしくお願いします。
byマーサ君 at2012-09-16 10:04
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103系好きさん、度々のレス有り難うございます。
思うに、アキュは「如何にも料理できる完全無味な水」のようなものではないでしょうか。アキュほど、可能性を秘めたアンプはないのかもしれません。
ただ、使い方がとても難しいのです。上手く使わないと「完全無味」が逆に不自然になってしまう。今回のA200システムが時としてそうなってしまっていた。
個性というのは「味」ですよね。ですから好き嫌いがはっきり分かれたり、マッキンやLINNみたく、一度その「味」に魅了されたら全てその「味」にしたくなってしまう。しかしアキュは味付けがユーザーに託されている。
自分の音を確実にしっかりと持っているオーディオファイルならばアキュ、特に現代最新のアキュから「如何なる音」もどのジャンルでも巧みに鳴らし切れるのではないかと思います。
好みをアキュに委ねるのでは無く、自分でアキュを自分好みに仕立てる。
それは至難ですが、やらないと行けないアンプ。
それが現代アキュなのでしょうか。
byマーサ君 at2012-09-18 23:08
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103系好きさん、度々のレス有り難うございます。お返事すっかり遅くなりまして申し訳ございませんでした。
確かにアキュはクラシック再生で使われることが多いかもしれませんが、私の周辺では「アキュでジャズ」「マッキンでクラシック」という方が多いような(汗。
かく言う私もマッキンでクラがメインですし。
結局鳴ら方次第でどのようにも鳴りますからね。ただ「先入観」を持って聞いてしまうと「あのメーカーで無理矢理に・・・」と聞こえるかもしれません。ブランドなら何年も手塩に掛けて作り上げたシステムのメーカー音質を聞き分けられないと思いますよ(^_^;)
ただ誤解を避けるために付け加えますが、まずメーカー音質傾向の「ベース」はありますから、それを無視しようとすると相当苦労するでしょうし、変な話、「それならはじめからこっちのメーカーを使った方が早い」ということは充分あり得るでしょうね。この意味からすると今回のA200はその「ベース」が極めて柔軟性に富んでいるように感じたのです。ある意味柔軟すぎるとも言えます。ある程度鈍感であれば使いやすい部分もあるのでしょうが、あれ程敏感なアンプですから、支配下に置くには相当労力面、金銭面を覚悟しないといけないと思います。
日本製のスピーカーは八方美人的な鳴り方をするものが多かったですから、メーカーのイメージを壊さないためにもアキュはスピーカーを作るべきではないでしょう。エソでもそうですが、スピーカー専属メーカーが作らない国産スピーカーには大抵はガッカリしてしまいますから。
もちろんTADなど例外もありますが・・(笑)
byマーサ君 at2012-09-22 17:33
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103系好きさん、度々のレス有難うございます。
いえいえ、私の意見も独善に満ちていますから。。(汗
つぎ込んで逆に迷ってしまう。それもオーディオファイルの贅沢な悩みでしてそれをトコトン楽しむことが出来れば素晴らしいオーディオライフを過ごせそうですね。
高級機を使っていても、聞いている曲がA○Bだったり、萌系のアニソンであることは、今後の新世代がこの趣味を持てるかどうかの最大のポイントだと思います。
音感性は幼児期にその大半が出来上がっていると思います。大人になってバタバタしても結局はエグくなるだけ。
自分の子供に「お前、きもいんじゃ、死ねや」なんて平気で言うような母親が増えて行く世の中では、この業界も生き残りたければ、萌音楽を官能的に堪能出来るように変化して行く必要があるでしょう。それが嫌なら、自然消滅でしょうね、悲しいですが。まさにあとは野となれ山となれです。T_T
byマーサ君 at2012-09-27 10:20