マーサ君
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変則6畳茶室で大型スピーカーを鳴らし、15畳洋室で小型スピーカーを鳴らす絶対評価基準天の邪鬼的オーディオファイル

マイルーム

まさに、一喜一憂。発展途上。一歩前進、二歩後退!
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持ち家(戸建) / 書斎兼用 / その他 / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / 8ch以上
15年以上真空管プリメインアンプを愛用してました。ラックスマン、ユニゾンリサーチの真空管アンプを愛用してきました。特にウエスギアンプには驚愕。(下の写真は途中参加のUT-50。極めて美音でした(^_^…
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日記

アキュフェーズA200パワーアンプに見た日本的ものづくりの不動心 第1回

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2012年09月04日

9月1日と2日、地元のオーディオショップでアキュフェーズ製品試聴会が行われた。早速2日連続で参加した。午後2時から1時間半の試聴会だったが、まさにあっという間に終わってしまった。

他のメーカーや輸入元とは違い、本社より2名体勢の接客対応には頭が下がる。私のようなオーディオファイルの端くれにまで、新品をユーザー登録すると年賀状が毎年届く。最初は驚いたが、アキュフェーズでは普通のことらしい。実はこの年賀状の力は強力なのだ。現に私も海外出張等々でオーディオから10年程度離れていたが、いつも「オーディオかぁ。またやってみたいな」と「オーディオの楽しさ」を思い出させる切っ掛けは、毎年届くアキュフェーズからの年賀状だった。

他社はどんなに高価な製品を買っても10年以上も淡々と年賀状を送ってくることなどまずない。今改めて考えるに、10年以上年賀状が絶えないのは、20年近く前に祖父と幾度か泊まった四国道後の「大和屋別荘」という温泉旅館くらいで、あとはアキュフェーズだ。払った金額云々というより「客扱い」スタンスの差だろう。兎に角、アキュフェーズのサービス体勢には頭が下がる。同じ日本人として誇りに思う。

アキュフェーズ・・・

オーディオを趣味としている人には、好き嫌いはともかく最も有名なメーカーの一つである。私もクリーン電源を始め、イコライザーを2台も使っているので、同社には大変お世話になっている。しかし当家の家人を始めアキュフェーズなど知るわけがない。トリオの事を説明し、ケンソニックへ、、そして、、と途中で諦めた。「兎に角、ボクも20年近くお世話になっている名メーカーなんだよ」と言って打ち切り。個人的な気持ちだと、アキュフェーズもパナソニックやソニーのようにメジャーブランドになってほしいのだが、同時に「宝物は隠れていて欲しい」という気持ちもあり、とても複雑。



なんと言っても、使うときにみなぎる「あの安心感」はアキュフェーズユーザーなら誰でも実感されていることと思う。「全ての機械が壊れ、スピーカーのコーンがボロボロになって音が出なくなって、最後に壊れるのがアキュフェーズ」と思う。システムで変なことが起きたら、まずアキュフェーズ製品以外から諸問題の原因を探るのは私も10年以上続けているし(笑)、皆様もそういう方がおられるのではないか。気がつくと多々ある舶来機器のトラブル嫌いが「フルアキュフェーズシステム」へたどり着いた方も少なくないと思う。


以下試聴記は以前のマッキントッシュフルシステム試聴記同様、複数回に分けて記載することにする。


全体を通して、ガルネリXRT-22の日記と比べて圧倒的に文章が稚拙であることを許されたい。理由は自己陶酔したと言うより、なぜか愛国心と揺るぎない客観性を垣間見たことで燃え上がってしまったからだ。アキュフェーズ製品からはいつも「忘れざる国民性」を感じるのだ。


私が会場に着くと既に熱心!?なお客さん達が集まっていた。
ショップの駐車場も満車。流石アキュフェーズの試聴会だ。
技術の方がとてもやさしい口調で丁寧に説明をされている。ただ、相当詳細にわたる内容もあったせいか、試聴の冒頭からウトウトしていたおじさま達も(笑)。



使用機器は次の通り。



パワーアンプ 新製品A200(モノ)x2



プリアンプ C-3800



CDP DP-900


DA DC-901
イコライザー DG-48


クリーン電源 PS-1220x2
(パワーアンプA200を含む全ての機器の電源を支えるため2台)

そして、スピーカーはこのショップのリファレンス機 B&W 802Diamond


不思議なのは、新製品A200を始めとしてフルラインナップのアキュフェーズ製品が目白押しに置いてあっても全く威圧感がしない。海外製品なら、「うわぁ〜、あつくるしぃ」となることも多々あるが、この辺りの演出も流石はメイドインジャパン。
高級感は充分にあるが、くどくない。


技術的な話が多くて、なんだか「パパと一緒に楽しもう!!オーディオアンプってなぁに?」的な内容になりつつあった。某ハイエンド御方から頂いたコメントでも「大体アキュフェーズの試聴会はそんな感じだ」とのこと。以前私が東京で参加した時とは違うのかな。まあ、あの時は学生だったから気になる部分が今とは違うだろうが・・。

細かい試聴録や、2日目に贅沢にもすることができた「プライベート試聴」で私のリファレンスCDを使ってのレポは2回目以降に記載することにして、第1回目である今回はこの2日を通して試聴した全体の感想を述べることにしたい。

スピーカーを除く全ての機器がアキュフェーズ製でラインナップされた今回の試聴会。日々マッキントッシュサウンドを聴いている私が、以前からよく言われた「アキュフェーズらしい線の細さ、繊細さ」に気を取られることなく、最後まで音楽を聴くことが出来たのは、アキュフェーズサウンドがどんどんバリアフリー化している証拠でもあった。
このシステムで聴く音楽は、CDの録音状態に極めてフレキシブルに反応した。自分がリファレンスで愛聴しているCDの粗が克明に現れる、まさに「アキュフェーズさ(正確さ)」は歴代機でトップなのではないだろうか。今まである全てのCDを聴き直したいと言うより、CDの選抜試験が行われるという印象が強い。ここまで来ると、間違いなく機器同士の相性の良し悪しも気持ちが悪いくらい出てくるだろう。「個性が強い」オーディオ機器との相性の善し悪しも歴代トップだろう。メーカーの方やユーザーの方は「アキュフェーズは無色だから、強力な個性を生かすよ」と言われているが、私は、申し訳ないが、今回ほどアキュフェーズアンプから個性を感じたことは無かった。個性が無いのではない。完全に透明になってしまったので、部屋の特性を筆頭に細々した問題点が浮き彫りにされる「魔のアンプ」だった。アンプの音が退屈なのではなく、退屈にさせている「何かがある」時、このA200は決して歌ってくれない。



ある程度録音が悪い物も「良い感じ」(実はこの部分が曲者)に聴かせてくれる・・・これはマッキントッシュアンプやXRTなどでも当てはまることだが、・・・それは全くない。そう「全くない」のだ。

「この方が音が良いでしょ?」
というメーカーの独断で勝手な音が付帯されてしまうような事が皆無だということだ。


つまり、A200を始めとして、C3800、DP-900、DC-901のフルシステムは

入口に水を注ぐことが出来るならば、出口からはその水が、「そのまま」出てくる。
しかも入口と出口が直結されているわけでなく、極めて複雑な配管を通り、その後に「そのまま」出てくるわけである。ここで言う「そのまま」というのは一言で片付けるレベルの言葉でないが、もっと分かり易く表現すると


受験勉強をされた方には、こう表現すべきかもしれない
「このアキュフェーズサウンドは大学入試センター試験で全教科満点。二次試験でも問題なく満点」という圧倒的な客観性を保持した揺るぎない自信溢れたサウンドだと言える。迷いがないのだ。(個人的に、試験は「個別面接」が大切だと思うから面接でしか受かるはずが無いマッキン君達を愛しているわけである(笑))


つまり、これは「扱い方次第で全く別の音が出る恐ろしいアンプだ」と痛感。


何が良い音かは常にユーザーに託されていて、それを見失うとたちまち迷宮入りしてしまうアンプ、それがA200なのだ。迷宮入りしたなと分かる瞬間、それは「いい音だね」「うむ、BGM的だな、これは」「綺麗に流れていったな」等々と思い始めた瞬間である。私も幾たびもそう感じたディスクがあった。詳しくは次の試聴録へ譲る。

「懐が深すぎてとても計り知れない。」

「自分の音は一体何かを毎時考えさせられる。」

「自分をそっくりそのまま鏡で見せてくれる。」

そして

「透明すぎて、他の「どうもしようもない」部分が克明に出てくる。」

一つでも「自分の音」を作る上で妥協してしまうとたちまちそれが恐ろしい牙をむき出す。ゆっくりシステムアップできないとも言える。「ゴミ」を鮮明に見せつけてくれるからだ。覆い隠すものは一切無い。信じられない。


父にこのことを話すと「それって実は極めて不自然じゃないの?」と皮肉が返ってきたが・・・。


「超高解像度ハイビジョンモニターテレビで60年前の映像が味わい持って見られるだろうか、いや否。では、超高解像度ハイビジョンカメラで撮影されたものしか閲覧できないことになるのか。」


そうだ。A200は何でも作ることが出来るフライパン。金属で焼いたという感じさえもテスターに与えない、無色透明なフライパン。空気で出来たフライパンなのだ。故にそれに「なにかを求めてはいけない」のかもしれない。

対照的なマッキントッシュサウンドは、歴代名シェフが使い込んだフライパン。いろんな味が染み込んでいる。時としてそれがテスターの舌へ悪さする。しかし一端その「染み込んだ味」を気に入ってしまうと逃れられない恐ろしさがある。



生かすも殺すもユーザー次第、いや環境次第と言っても良いだろう。

「このアンプは、完全にハイエンドな環境で使うべきで、そうでないと実につまらなく、退屈で、ガッカリする音しか出ない」ということ。「完全にハイエンド」というのはアンプを入れる前に「自分の出したい音がはっきりしている」という意味である。

余興だが、私はこの時点ですでに所有する資格がない。私はマッキンの音が好きであり、CDの音が好きなわけでも、「水そのもの」が好きなわけでもない。私の耳にとってはA1の音がとても上品でバタ臭くないマッキンサウンド(笑)に聞こえるから好んでガルネリをドライブしているわけだ。このアキュフェーズ記念モデルとは期待しているところ、要求点が根底から違っていることになる。


「個性が一切無い個性」と言えばその通りだが、ここまで徹底的に「客観性」を音に出すことが出来るとは想像をはるかに超えている。恐くなってくるくらいだ。


とはいえ、何度も心動かされたのはオーケストラの大編成を支えるアンプ力の凄まじさだ。壮大なサウンドイメージが収録された音源ではその雄大さが溢れんばかり克明に出る。ただ録音エンジニアの手抜きのような「ちょっとしたノイズ」までハッキリ出してくるので、良いディスクと悪いディスクの音質差が恐ろしいくらい出てくる。そしてこのシステムでアナログレコードを聴いて楽しめるかどうか、想像出来ない。

また、アコースティック系(ギター音やドラム音)のリアリティが強靭。出て来たサウンドに痛さを感じさせるほどである。詳しくは次回に譲りたいが、実際Jennifer Warnesの「The Hunter」のドラムス音やシリアルNo付き中国製ウエスタンエレクトロニックCD(STEREO TEST RECORD)からは、スピーカーが完全に消え、まさに痛覚と視覚を直接刺激する音がスピーカー後方へ3次元的に広がる。音像が上下左右だけでなく水平方向へも広がるが、そこまで表現するにはソースをかなり選ぶ傾向がある。大抵のソースは上下左右までしか展開出来ないことすら分かってくる。そうして普通の音源、ある程度の音源ですら、満足にならなくなってくる。

現状の主な録音技術では、このシステムを活かしきれるサウンドイメージを構築出来ないのではないかとさえ感じてしまう。


特筆すべきはクリーン電源PS-1220の有無である。
無論、クリーン電源を使うと音が良くなる訳だが、その良くなり方が尋常でない。逆を言うと、普通の環境にこのアンプ類だけを持ってきて能力が本当に発揮できるか、いやもっと言うとこのシステムを生かせる部屋から作らずしてこのシステムの力が発揮されるかが極めて疑問になるのだ。クリーン電源PS-1220の有無は音を異次元レベルで変えていたわけであるが、私が気になったのは、「そこまでA200やC3800等が、電源ノイズの影響を受けている」という方だ。繊細なのは分かるし「高価な機械ほどあつかいが難しい」事も重々承知しているが、この変化はイコライザーONOFFのレベルを遙かに超えていると思った。ちょっと度が過ぎている。

A200は先に行きすぎたのかもしれない。

日進月歩のパソコン世界である2012年においてちょっとしたリードは許されるが、このA200の深遠なリードがどの程度効果的か、今を生きるオーディオファイル達にどの程度理解されるのだろうかは、私の了見をはるかに超えている。

大芸術家は100年先を生きると言うが、評価が経営状態を直撃する企業が大芸術家である事は21世紀になった今でも不可能だろう。20歳代で定年退職するような時代になれば、あるいはゴッホやモーツァルトのような「我が道だけ歩める」企業の存在が許されるかもしれない。

さて、これより個別のCDの試聴録を載せることにしたい。
次の日記もご精読くださいませ。
m(_ _)m

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レス一覧

  1. こんばんは。

    僕には使う資格はございません。
    腕も目的も未熟なので、「<良い音>ってこうだろ?」と機械に言ってもらわないとどうも・・・(^^;

    続編楽しみにしとります!

    bydaisi at2012-09-05 02:15

  2. daisiさん、おはようございます。いつもレス有り難うございます。

    >腕も目的も未熟なので、

    過剰なご謙遜だと・・・。、「目的が未熟」という捉え方はある程度熟練しないと見えてこないと思います(笑)。「目的が定まらない」まま進んでいるオーディオマニアが一番多いのではないでしょうか。

    アキュフェーズは以前より、とくにDGシリーズを使うと「自分の音の目的」についてかなり厳しく向かい合わされるばかりでしたが、今回のA200システムではデジイコでなしに、アンプ類であったにもかかわらず「自分の音の目的」を確立しておかないと偉い目に遭いそう、そう感じました。

    この辺り、詳しくは最終回へ譲ります。

    byマーサ君 at2012-09-05 10:18

  3. kf6gtkさん、おはようございます。
    まさかこちらにもレスを頂けるとは思っておりませんでした。\(^_^)/
    有り難うございます。嬉しく思います。
    M○X○の方ではいつも大変お世話になっております。

    拙文をお褒め頂き赤面しております。有り難うございます。kf6gtkさんに同意して頂けると、このマーサ、百万の味方をつけたのも同然でございます。

    >まあ少しオブラートに包まれているところ

    kf6gtkさんにおかれましては、まさに「なにもかもお見通し」です(笑)。仰る通りで、やはりアキュフェーズファンの一人としまして、全公開型の日記であまりにもストレートすぎる表現は問題だなと感じ、少し、いや「かなり」(笑)、オブラートに包みました。


    >私もちょっとアキュフェーズはやり過ぎた感が有るんではと不満では有ります。
    >でもこれは、メーカーを愛すればこそ沢山言いたい事は有りますが、
    >メーカーとして今後も頑張って貰いたいと思っています。

    この点も全く仰る通りです。実は、次の日記「第2回目」は相当手厳しい内容になっております。これは、20年来同社を愛した1ユーザーからの愛のムチ?!でございます。kf6gtkさんのように30年以上の超ハイエンド人ではございませんが、そちらもあわせてご批評願えれば嬉しく思います。

    実は正直なところ、環境さえ整えば、このA200、大変欲しいアンプなのです。ただこのアンプの実力の一部を垣間見たので、

    「これは、まず部屋をどうにかしないといけないな」と感じました。

    とてもデジイコくらいでは補正し尽くせない「巨大な力」をA200は間違いなく持っていると思います。この「A200を鳴らしてやる!!」ということに全勢力をそそぎ込めば、部屋とケーブル、自分が納得する音を持つプリ、そしてCDP等々、すべてA200のために再構築することが出来れば、愛するスピーカーから最もコストパフォーマンスが高く、まだ誰も聴いたことが無い素晴らしい音を出してくれるに違いないと、その潜在能力の圧倒的高さに、茫然としております。

    byマーサ君 at2012-09-05 10:35

  4. マーサさん こんにちは。

    A200は音についてもいろいろな評価があるようですが

    私は、A200の筐体が時代遅れだと思います。
    ユーザーのニーズに答えていません。

    音のためなら、大きくて・重くても仕方がない。むしろ大きくなくては、重くなくては・・・・・。

    車でも「いつかはクラウン」とかありましたね。

    A200と同じ性能を、よりコンパクトにより軽くとり回しがしやすく出せばよいのです。値段がどんなに高くなっても良いから。
    大きくないと高く売れないとでも思っているのでしょうか。

    いつまで、大きいことは良いことだ、物量投入すれば見栄えがする
    と繰り返すのでしょうか。技術が頭打ちだと告白しているに等しいと思うのです。

    A200のようなアンプは設置にも非常に敏感だと思います。
    販売店のポン置きではその性能などまったくわからないでしょう。

    購入した後、設置方法をいろいろと試そうにも、あんな重いのではなかなか難しいと思います。


    技術を誇るのであれば
    今までの伝統や常識を覆す方法で誇って欲しいと思います。

    C3800、A45を愛用していますが、どのように置くか、どこに置くかなどにとても鋭敏なのです。そのくせ重すぎるし、大きすぎます。

    いつまでもそれだけに安住していると、ユーザーに見捨てられます。特に若い人に。

    A200の音がどうであれ、向かう方向を間違っていますね。

    byakahanamizuki at2012-09-05 11:17

  5. マーサさん、akahanamizukiさん、こんにちわ。

    でもアキュフェーズファンはこの時代遅れの筐体をまだまだ求めてるんじゃないかなぁ。
    メーカーも大きく重くないと高く売れないと思ってるような気が・・(笑)
    若い人は眼中にないでしょう、きっと。

    bytakapon at2012-09-05 13:48

  6. akahanamizukiさん、こんにちは。いつもレス有り難うございます。

    akahanamizukiさんは確かクライマックスDSとアキュだったですね。
    このA200が今後のアキュフェーズの音の傾向となると、LINNとの組み合わせもますます難しくなりそうです。

    >車でも「いつかはクラウン」とかありましたね。

    「物量がものを言う」みたいなことをアキュフェーズの方々は仰います。
    デジアンが如何であっても耐久性=重厚さを第一優先する物づくりをするのでしょう。
    ただ、繊細でデリケートすぎるのに物量があると扱いにくさも天下一品でしょうね、仰る通りです。大抵はある程度お金にゆとりある世代が買うでしょうから、メーカーは私を含む若年世代を「完全に無視」しているでしょう。もっとも小学生の時から試聴室で4343等の音を聴いていた私ですから、「無視」は慣れています。逆にペイペイされちゃうと困っちゃう。「あ〜あ、儲けようとして大変だなぁ、営業って」ってなってしまうのです(笑)。

    良い意味で、「ユーザーに媚びない。」
    手厳しく言うと、「全く時代遅れで、自ら自分のクビを締めている。」

    >C3800、A45を愛用していますが、どのように置くか、どこに置くか
    >などにとても鋭敏なのです。そのくせ重すぎるし、大きすぎます。

    それは私も感じました。「これだけデリケートすぎるアンプを2台も置いて、セッティングが終わるまでまさに付き人を2人、こき使えるような立場で生きていないと本領は決して発揮されないのでは」と。


    >いつまでもそれだけに安住していると、ユーザーに見捨てられます。特に若い人に。

    それにも同感です。ただ、このクラスのアンプですから、若い人はターゲットにしていないでしょうし、仮に若くてもそれ相応の使い方が出来る人だとメーカー側は踏んでいるのでしょう。もっともちょっと傲慢な言い方ですが、「このクラスの音の凄み」がある程度理解できる人は、それ相応のシステムをお使いで、難しさも重々理解していることも前提なのでしょうから。

    アキュフェーズ自体は良い方向に向かって欲しいのですが、私個人的に、フラグシップを2種類作って欲しかった。A200路線と、あともう一つPCハイレゾデジアン路線です。

    byマーサ君 at2012-09-05 14:03

  7. tapaponさん、はじめまして。

    時代遅れかどうか分かりませんが、ただ言える事は、安っぽいラジカセやら携帯電話の充電器やら手垢まみれのパソコンやら萌えアニメのポスターやらがゴチャゴチャ沢山雑然となった部屋などにおかれる事は想定していないでしょう。

    大型スピーカーが消えいるような贅沢な空間を贅沢に使える人しか相手にしていないでしょう、フラグシップ機ですから。フラグシップはある意味「象徴」です。ここまで出来ると理解してもらい、後にその技術が私のような小市民が扱える小型機に下ってくる。

    この意味で、フラグシップ機相手に論点がすこしずれてしまっているようですが、、、、とは言え(笑)、ユーザーは過剰に期待しますからね。それも否定してはいません。こういう時代だからこそ、このような「時代外れの重量級アンプ」が必要なのではないでしょうか。本当に利潤追求だけでない証拠でもあるわけです。本当にアキュフェーズには頑張って欲しい。


    以前ゴールドムンドがパイオニアのメカを使っている事が話題になった事がありましたが、あれでもはっきりした事は、どれだけ性能が良く音が良くても、物量が無いものは認められにくいと言うことでしょう。メーカーもその点は嫌という程知っているのではないでかと思います。

    byマーサ君 at2012-09-05 15:31

  8. マーサ君さん、こんにちは。

    アキュフェーズはラックスマン、エソテリックと並び、まさに日本を代表するオーディオメーカーの一角ですね。
    最近は各社ともプレイヤーからアンプまで揃えてきましたが、アキュフェーズはかなり早くから各製品を取り揃えていたのも
    「フルアキュフェーズシステム」へ辿り着く理由だったのかも知れません。

    当コミュでも何度か書いていますが、そういうユーザーを考慮してアキュフェーズは今も大きなデザイン変更を行わないのだそうです。
    私はアキュフェーズは好みではありませんが、決して嫌いにはなれない。素晴らしいメーカーだと思います。

    >「物量がものを言う」みたいなことをアキュフェーズの方々は仰います。
    > デジアンが如何であっても耐久性=重厚さを第一優先する物づくりをするのでしょう。

    オーディオ製品、特にスピーカーとパワーアンプは「物量がものを言う」というのは確かにあると思います。
    小口径のブックシェルフではどれだけ頑張っても低域再生は困難ですし、
    大口径のユニットをドライブしようと思うと大きなパワーが必要になり、強力な電源ユニットを積んだ大型パワーアンプの登場は必然のように思います。
    もちろんD級で小型化という選択肢もあるでしょうけど、

    私は狭いマンション暮らしですが、ラックスマンのM-800Aはなんら不満はありません。
    むしろ大満足でもう一台追加したいとも思います。


    「時代遅れでニーズに答えれていない」というよりは特定のニーズに特化しているというべきでしょうね。
    日本を代表するメーカーだから全てのニーズに対応すべきだ!というご意見もあるかも知れませんが、
    それこそ「全く時代遅れで、自ら自分のクビを締めている。」のだと思います。

    こういった市場の狭い分野では「選択と集中」という方向性は悪くないと思います。


    次の手厳しい日記も楽しみにしています(^-^)/

    byちょびの飼い主 at2012-09-05 15:55

  9. ちょびの飼い主さん、こんばんは(*^_^*) レス有り難うございます。

    >オーディオ製品、特にスピーカーとパワーアンプは「物量がものを言う」というのは確かにあると思います。

    よく分かります。私もそう信じて、分不相応に大型アンプやら大型スピーカーを使っていますから。ただ、最近になって良く思うようになったのですが、「物量がものを言う」という音を誰もかれも必要だろうかと言うことです。オーディオマニアにも言えることですが、物量は概して、低域の再現能力とゆとりある鳴り方を指す場合が多いと思いますが、低域の捉え方はまさに千差万別ですし、ゆとりも「基準値」を設けづらい。

    ただ一つ言えることは、この手のフラグシップ機を買おうと思う人は「概ね、低域の重みとゆとりある鳴り方を求めるだろう」という想定で作られているのは確かです。

    FMやムンドのような例外的存在もありますが、クラウン、シーマが重いことからも、やはり高級すなわち「重い」という公式はなかなか壊れそうに無い。高級品を買う需要者たちがそう求めているから供給されるのでしょうね。

    >小口径のブックシェルフではどれだけ頑張っても低域再生は困難

    仰る通りです。この点もとかく白熱しそうな話題ですが、どこまでで妥協するかです。VOTTA7さんの日記でありましたが、こだわる方向を見誤ると底なし沼へ直行ですから。

    オーディオって本当に面白いです(^-^)

    byマーサ君 at2012-09-05 21:18

  10. 103系好きさん、こんばんは(*^_^*)レス有り難うございます。

    そ、そんなにうけましたか?(汗

    以前XRT-1kをフルマッキントッシュシステムで鳴らしている人が、アニソンばかり聴いていると聞き、落胆したことがあります。しかし落胆したとき同時に思った、
    「どうして音楽に上下があるのか?」と。

    これは高級で、これは低級と差別しないと向上していかないのに、それはあくまで主観的で、不確実なかたまり。

    萌のポスターは今の流行そのものです。それは否定しませんが、

    帝国ホテルのスープの缶を、缶切りで開けて、缶に口を付けてそのままゴクゴクと飲むようなことを平気でしてしまう感覚をもって、このA200に接して欲しくないと思いまして(^_^;)

    byマーサ君 at2012-09-05 21:25

  11. akazuさん、こんばんは(*^_^*)
    いつもレス有り難うございます。

    akazuさんにレスを頂けると、なんだかホッとします。
    マーサの「ホッと出来るレスランキング」ではナポリの6さん、VOTTA7さん、akahanamizukiさん、そしてakazuさんがランクインされています。(*^_^*)もちろん、他の方から頂けるのも嬉しいですが・・。\(^_^)/

    実は、ここだけの話(笑)、このA200路線で、アキュフェーズの音がマッキンの「あの音感」に近づいたように思うのです。多分そんな変なことを言うのは私だけでしょうが(笑)。もっともプリを初めとして周辺機器で大いに化けるのでA200だけで云々とは言えません。
    この点からすると、マッキンアンプ群は周辺をちょっと変えても個性が失われない、失われにくいですから、とても安心ですよね。この意味で私も大好きで愛用しているわけでして。XRTスピーカーにしてから、マッキンの味わいがさらに強固なものとなりました。

    akazuさんにオススメは、クリーン電源PS-1220です。私のこの試聴記はあと2回続くのですが(大滝汗)、最終回でクリーン電源PS-1220の有無比較を載せます。
    その時に、なぜakazuさんへオススメするかが分かって頂けると思います。
    もし機会があれば、A200の前に、クリーン電源PS-1220のご自宅試聴されることをオススメ致します。

    byマーサ君 at2012-09-05 21:35

  12. 私もakahanamizukiさんと同様の印象を持っていますが、軽薄短小のデジタル路線が立ち行かないのは他の国産メーカーが証明しているので、アキュフェーズはこの道を進むのが良いのでしょうね。ただ、今年の夏は電気不足ということで、我が家のA60は封印していました。A級アンプはこれからのエコ時代にいかにもそぐわないので、そこはちょっと心配です。

    by元住ブレーメン at2012-09-05 22:01

  13. 元住ブレーメンさん、こんばんは。

    省エネを考えると、自由に音楽が聴けなくなる。
    これも困ったことですが、重厚長大の終焉が近づいていることは確かでしょう。

    それに伴って、技術も失われてしまうことの方が、私は心配なのですが。
    今現在のエネルギー問題も確かに心配ですが、過去からそれこそ、膨大なエネルギーを注いで育ってきた技術を、そして文化を、目先のエコで切り捨ててしまう。

    メーカーがユーザーレベルの物差しで切り捨てを行ってしまうと、悲劇です。エコどころではありません。

    日本のほとんどの企業は、簡単に切り捨てを行う。
    かつてのダイヤトーンみたく。

    その方を私は心配します。

    byマーサ君 at2012-09-05 22:17

  14. 103系好きさん、こんばんは(*^_^*)

    なんだかいろんな方からプライベートメッセージを頂いて、その返信に膨大な時間がかかっているマーサです。いろんな方が文章を読んで思いを語っておられるようで、「ちょっとは影響力があるのかな」と自己満足レベルで思っております。
    これ、仕事にしたいくらいですが(滝汗)&(笑)

    いずれに致しましても拙文で喜んで頂き!?嬉しく思います。

    >一部に見栄だけなんだろうなぁ~、と思える方もいますしね「大した音楽を聴いてませんし」

    ズバリ辛口ですね。でも仰る通りです。オーディオにハマって来ますと、「音楽寄り」から段々と「音寄り」になってくる傾向は否定しません。結局のところ、どこで自己満足に終止符を打つかですから。


    >そういう感覚、もう多いですし、、、これからも多くなってくのでしょうね、、、残念ながら(^^;;;

    悲しいですが、重厚長大の終焉は目前にまで迫っています。自宅でわざわざ皿を何枚も温め、家族団らんで和みつつスープを飲んでいる家庭がどの位あるかを考えると、日本人の生活の「質」が見えてくると言うものです。もっとも、その「質」と「幸福度」は全く比例していませんが。

    byマーサ君 at2012-09-06 22:21

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