マーサ君
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変則6畳茶室で大型スピーカーを鳴らし、15畳洋室で小型スピーカーを鳴らす絶対評価基準天の邪鬼的オーディオファイル

マイルーム

まさに、一喜一憂。発展途上。一歩前進、二歩後退!
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持ち家(戸建) / 書斎兼用 / その他 / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / 8ch以上
15年以上真空管プリメインアンプを愛用してました。ラックスマン、ユニゾンリサーチの真空管アンプを愛用してきました。特にウエスギアンプには驚愕。(下の写真は途中参加のUT-50。極めて美音でした(^_^…
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日記

アキュフェーズA200パワーアンプに見た日本的ものづくりの不動心 第2回

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2012年09月06日

全3回シリーズである今回の試聴記。マーサも気合いが入っております。お付き合いのほど宜しくお願い致します。
前回の「アキュフェーズA200パワーアンプに見た日本的ものづくりの不動心 第1回」では全2日間全体のおよその概略を述べました。

今回は、具体的なCDソースを取り上げつつA200パワーアンプのフルアキュフェーズシステム(スピーカーを除く)+クリーン電源PS-1220x2のサウンドイメージをお届けしたい。また試聴中になされた技術的な話も出来るだけ手短にまとめてみた。

今回、全体を通して感じたことをまず冒頭に述べる。
それは
「解像度と音楽性は両立出来るか?」

ということ。
この問題は全2日間ずっと考え続けたこと。皆様はどうお考えだろうか。
換言すると
「聴力検査的鑑賞と音楽鑑賞は手を繋げることが出来るか」

とも言える。
さてそれはさておき、試聴録へ移ることにしたい。
まず初めに掛かったのは、

上畑正和 チェンバロ作品集から(録音2005)
ワンポイントマイク収録のマイナーレーベルCD
この音は、良い意味でチェンバロではない(笑)。一音一音が良すぎるので少々困るくらいだ。録音の仕方だろうが、生だと、演奏者以外あんな細かい音は絶対聴けない。もしチェンバロの中に飛び込んでしまえば聴けるだろうが。しかもよほどでない限りこれほどの低域をチェンバロから聴かせることも不可能。弦を引っ掻くリアリティ、そして一音ずつの音の膨らみ、信じられないほど豊かで辺りを包む低域。チェンバロの音がする全く別の楽器のようにも感じてくる。枯れた感じ、西洋の侘を感じる音とはほど遠かった。聴かせどころが全く違うわけだ。
特に驚いたのは、一つ一つの弦の音が持つ重みだ。前回の日記で「視覚と痛覚を刺激する音」と書きましたが、それに合わせて「重量感がある音」が目の前に展開する。痛覚と言っても、かつてSS誌で長島氏が言った名言の一つである「耳から血が出る」ような音では決してない。誰かが自分の目の前で何かを叩くと、自分が叩いていないのに痛覚が働くが、まさにそのこと。もちろんこれはスピーカーの音だから、目の前には誰もいない。しかし間違いなく誰かが目の前にいてドラムやらなにやらを叩いている。音の心地よさとリアリティを超えて、「イテテ、そんなに叩かなくても・・、引っ張らなくても・・・」とさえ感じさせるような超リアリティなのだ。
フォノグラフィックというより天体望遠鏡に顕微鏡をつけたような音。実はこの曲、後で行われたクリーン電源PS-1220の有無比較試聴で驚愕すべき違いを露出した。マーサは帰宅後アマゾンでポチッとしました(笑)。今この曲をXRTで聴きつつこの日記を作っている。


続いて、フルバランス接続、そのメリットについて説明があった。伝送時発生するノイズを各機器へ入力後キャンセルするという説明を丁寧された。アンバランスと比べて「グランド方向にも波形を作る」という性質のおかげで、プラスマイナスが相殺できると言う極めて分かり易い説明だった。私は文系人間だが、実はこの手の工学系理論が大好きだ。もし、なにかきっかけがあったら、こういう「工学ワールド」へ進んでいたかもしれない。楽しそうに技術説明をされるアキュフェーズの人を目の前にして、ちょっと羨ましく感じた。大学入試であんな結果にさえ、なっていなければ(爆)。。こんなに工学系が好きなのに、つくづく惜しいことをしたものだ(笑)。


次に、掛かったのは
大隅寿男トリオ ジャズ(録音2009)
ウォークドントラン

曲頭のドラムスが極めてリアル。全く等身大そのもの。そして背景がアキュフェーズ色。とっても静か。CDでなくハイレゾが掛かっているかのようで、静と動の区分が超明瞭だ。ただ、やや静よりだなと感じた。

気持ちが良いが、気持ちよすぎて「聴きたい音が決まらないまま」過ぎていった。どの音も、またハイエンドオーディオでいつも感じる「至福の音の空白」まで綺麗すぎるくらい並んでゆくので、なにもかも全く気にならない。素っ気ないことこの上なく、よそよそしささえ起こる始末。実はこれは恐ろしいことなのだ。

中学生のブラスバンドを聴いた後で、グレンミラーのコンサートに行った時の「差」と同じ。始終下手で「ブヒィ〜」「バピィー」と音を汚しているので一切落ち着いて聴けず一睡も出来なかった中学校のブラバン。不快そのものだ。
次に同じ曲をグレンミラーの生コンサートで聴いたら、今度は上手すぎてすっかり安心し、ぐっすり寝てしまった、、と。

まさにその事である。どちらが良いか否かでは無い。

ある意味「こちらが全く介入出来ない美しさ」がそこにあった。美人に会ったら、どこかアラを探したくなるが、それすら出来ないほど。どうすればいいのか困ったものだ。
恋も出来ないし、
アラも探せないし、
娘にも出来ないし、
妻にも出来ないし、
(笑)
ただ、この曲に関して、これは部屋と私の耳との相性だろうが、明らかに低域過多に感じた。部屋の問題が間違いなく露出したのだろう。しかもただ部屋の問題とだけ言い切れない。A200は完全透明だから、CDに入った音と部屋の関係が直接的に悪いのだろう。う〜む、これは実に難しい。もっと広く、天井が高い部屋ならば、この低域の問題は解決する可能性が高い。。。が、今度は別の問題が!まさにハイエンドオーディオスパイラル骨頂である。
正直なところこの手のアンプをある程度のレベルで聴かせる環境を持ったショップが全国にどれほどあるのか。アンプが周辺機器やら環境の問題ばかり露出してしまうと肝心の音楽鑑賞という行為が蔑ろになりそうで恐い。音楽鑑賞までたどり着くのにアンプの移動という一大肉体労働だけでなく多大な精神労働も余儀なくされ、クタクタになってしまうかもしれない。


等々、いろいろ考えていると、いつの間にかデモンストレーターは技術的な話をしていた。このデシベル㏈の話は面白かった。

チョウチョウの羽音が10㏈
雪の降る音、木の葉の梢などが20㏈
静かなオフィスが40㏈
オーケストラが120㏈
ジェット機が130㏈くらいらしい。

なんとチョウチョウの羽音があるんだ!と感動。理屈では音がしているのだろうが、聴けることが出来れば感動だろうなと(笑)。雪が降る音は生では聴いたことありますが。

最高の部屋で、このアキュフェーズフルシステムで、

「それでは、雪の降る音、そしてアゲハチョウの羽音を、続けてどうぞ!」
なんていうオーディオ試聴イベント、どなたかして頂ければ、このマーサ、例えそれがアフガニスタンでも参ります!!

それはさておき、このパワーアンプA200が126㏈(MAX時)で132㏈(-12㏈時)というのは、カタログスペック上でも大金星であるが、改めて考えると、やはり凄い。アナログアンプで行き着くところまで行き着いたに違いない。日本製の完全勝利だ。「どうだ!到底追いつけないだろう!!」であるが、ホントそう自慢されても仕方がないレベル。O国製の成金アンプなどからすると明らかに別世界だろう。そんな雑魚と比較するなと叱られそうだが、いや、O国は物まね天下。すぐ真似をする。日本のように真似をして質を高めるのでは決してない。質を大いに下げて、外観だけ陳腐化させるから実に嫌になる。しかしこれほどまで差を見せつけられると流石の物まねの愚天才も降参するのではないかとさえ思うのだ。まさにO国の知ったげなオーディオマニアやらガレージメーカーらに「一発お見舞いしてやったり」と勝手に自分一人で悦に入っていた(笑)。

なかなか次の曲が聴けないまま、会が進んでいく。

「Aクラスアンプ」の説明が簡単になされた後で、消費電力の話。2台で800W。Aクラスだから、ずっと消費大のまま。マッキンのB級でも結構熱いからと思いつつ触ってみるとアンプ上部がやや暖かいレベル。真空管アンプのことを考えたら全く許容範囲だろう。とは言え、この時期にここまでエネルギーを使うのは気が引けるし、全く省エネではない。
ただ、ここまでエネルギー膨大に使って「絶対的「静」と「無」」をスピーカーから音として出すのだからオーディオの世界って本当に面白いなと一人ニコニコしていた。

この熱の問題にしてもアキュフェーズポリシーは絶対的に信頼しているので、機構、構造、そして対年劣化は全くと言って良いほど心配していない。


ここで、ようやく(笑)次の曲がかかった。


クラッシック ワーグナー タンホイザー 巡礼の合唱
1970年代の録音

これは、、、録音の状態がとてもよく分かる。低域は録音が古いせいかちょうど良く締まっている。ただ、先程の大隅寿男トリオと同じ、「聴きどころが見えて来ない」のだ。とても良いのだが、そのまま音楽が流れて行ってしまう。

心地良いから、まさにプロだから、安心してしまう、安心させてしまう、そのような音だ。もしかすると、こちらがまだ追いついて行けていないのだろうか。良い音であることは分かるが、心が全く動かされない。すっかり安心し尽くして流れて行ってしまう。「おーい待ってくれ」とも「先に行きたいよ」ともならない。調度良さ。

帰宅すると気持ちよくお風呂が自分の最も好きな加減で入っていて、そして夕食にはまさにお気に入りの品々が並び、ちょうど良い室温、静かで好きな曲が最高の音で流れている。気がつくと気持ちが良いまま、ベッドに入って寝ていて、、、と、まあこんな感じである(笑)。完全に流れて行っているわけだ。

(平素の日記と比べてかなり文章が稚拙である。申し訳ありません(>_<))


 A1とガルネリなら心が動かされっぱなしになってしまう。ガルネリ自体の面立ちは極めて「静」なのだが、ひとたび鳴り出すとノンストップで歌いまくる初々しい女性なので、少々このような安心感やら「音楽の静」が欲しいと思う。今後の課題だ。サブにもクリーン電源辺りから入れてみるかと思ったり(笑)。またXRTとマッキンアップセットとも比較できない。XRTならまずマッキン君が聴かせたい音が中央に「バシッ」と定まり、背景やら反響音が部屋中に「スパーッ」と散らばるので、心動かされるというより、「なるほど、マーサホールではこう鳴るのか」的である。特にホールの雰囲気は最近になって一段と出るようになったので、いわゆる肉感的オーディオ音から離れていっているのかもしれない。


次に、ダンピンファクターの話がなされた。スピーカーとの技術的な関連性。アンプだけでダンピングを云々言えない。スピーカーとのバランスが大切。大抵はアンプとスピーカーがアンバランスな状態になっているとのこと。


続いてスペックとパーツの話。実際使われている基盤が実際手にとって見ることができる。ここまでで数名の方が既に睡眠時間へ(笑)。流石技術担当の方だけあり、極めて詳しい。「・・・だと思います」とか、「えぇ〜カタログでは、、、」と言った曖昧ない語り口は皆無。「これは、OOOです。」「この裏には実際には見えにくいですが、、、」等々、このような分かり易い説明は、解説者が膨大に知識を持っているからこそ、その知識のそのほんの一部をゆとりをもって出来る。知ったかぶりとは無縁の説明、まさに「大人の説明」だ。「おいおい、こいつ大丈夫かよ」的なデモストレーターがウン百万クラスのオーディオ製品でも多々あることを知っている私は、2時間近く通して立ちっぱなしだったが、苦にもならず聞き入っていた。



ボーカルノート 
「曲名不明」
ダンピングのチェックとして。
ポッポッと浮かぶ音像。滲みと曖昧さはゼロだと断言できる。低域過多ぎみ。
ただ、ハウス系の曲故に、曲中に無音になる部分が沢山あり、その空白部分、無音部分に極めて大きなエネルギーを感じた。


トランペットソロ ピアノ
「煙が目に染みる」
ピアノの音のきらめきのようなモノはアキュフェーズらしさを感じる。なぜか自室のクリーン電源からも同じような音作りを感じるから「アキュフェーズポリシーは不滅だ」と実に安心して聴いていた。
熱い音でも、突き刺さる音でもない。ジャパニーズライドの文句なしのリファレンス要素が漲っている。10センチ四方に5万ピースジグゾーパズルを感じさせる。そして決して崩してはいけない、決して崩れない音だ。


由紀さおり ポップス
「夜明けのスキャット」
極めてBGM的。くどいようだが「あぁ良かった」である。この程度の音なら、総額883万円のシステム(スピーカーを除く)で無くても聴ける気がしてくる。
比較を逐一せずして883万円のシステム一つで音を把握しようにも極めて主観的になりやすいことは明白だ。ただ、由紀さおりが全く迫ってこない。「どうぞご自由にあちらで歌って下さい」的なのだ。
つまり「うん?この音は何事だ」とならない。流れて行ってしまった。どの音も同じように同じ勢いで出てくる。どこを聴いて良いのか分からなくなってしまった。駄目である。思わず落胆から大きなため息が出てきた。歪みを徹底排除していくと無味になりすぎたのではないかと、別に私のシステムではないが、極めて心配になってきた。


大抵の試聴会だと、機械の説明と機能の紹介、そして今回のような技術的な内容が大半を占め、曲の内容やアーティストのバックグラウンドなどの解説は無いに近い。しかしアキュフェーズの試聴会では、技術の話だけでなく、演奏者の細かい情報も明確にしっかり抑えているところが、流石アキュフェーズの社員。ご当地の情報もしっかり頭に入れて滑舌良くアーティスト達の情報も軽く「音楽寄り」の気配りもニクイ。つくづくアキュフェーズ社員達の勉強量に頭が下がる。


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番
田部京子 DENONCD
20番冒頭

録音が極めて良いことが一聴で分かる。しかも「良いだろうな」ではない、「良い」と確信が持てるサウンドが目の前に展開する。温もりのある超解像度サウンドでありながら極めて聞きやすい。言いすぎかもしれないが、これは生に近い。オーケストラの背景の広がりとピアノの自然さが引き立つ。明らかにソースが良くないとA200を初めて機器の優秀性が発揮されないことが嫌と言うほど分かった。このオーケストラの気持ち良さは、さりげないが、とても信じられないくらい贅沢さを感じる。ここまできて、初めて安堵のため息がもれた。「良かった、アキュフェーズは大丈夫だ」と胸をなで下ろす自分がいた。ちょくちょく気がついていたが、A200はオケ等の「音数が多いソース」にめっぽう強いようだ。細かい部分が全く潰れない。意地悪な聴き方をしようにもそれを許さない「自信に溢れたサウンド」が溢れかえっていた。

さて最終回である次回は、クリーン電源PS-1220の有無比較、デジタイルグラフィックイコライザーDG-48の有無比較、試聴会中に私がもうお一方のアキュフェーズ社員と別室で交わした雑談、そしてプライベート試聴でのレビューを載せたい。ご期待下さい。
いつもご精読有り難うございます。

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レス一覧

  1. こんにちは。

    第2回も楽しく拝読いたしました。
    非常によく分かりました。
    一番気になったのは、2時間立ちっぱなしだったということ。
    「そこかい!」というようなポイントですが、僕ごときが、肝心の本題についてあれこれ言うことはできませんので(^^;

    しかしながら、そのシステムで60年代のジェームス・ブラウンを聞くとどうなのかな?とは思いましたです。
    やっぱりJBは目の前でシャウトして踊ってるのかなぁ??って。(^^)

    bydaisi at2012-09-06 13:00

  2. いくら美人で頭が良く家柄が良くても、心を感じれない女では
    伴侶には出来ない。

    肝心なのはハート 

    ケンソニック時代には有ったハートに届く音がした音に戻って密かに思っています。

    サービス姿勢はユーザーを大事にする模範的なメーカー
    世界一だと思います。

    音さえ良ければ欠点は無いと思っています。

    byトラウトマン大佐 at2012-09-06 21:37

  3. マーサ君さん こんばんは。
    A級でも熱くならないのは良いですね。重いのは嫌なのでパスですが(笑)前回も拝見させて頂き、皆さんの意見も読みましてこのアンプに限らずアキュフェーズを一度しっかり聞いて見たいと思いました。

    byくにお at2012-09-06 23:31

  4. マーサ君さん、こんばんは

    新鮮な発見と感動に満ち満ちたレポートを楽しく拝見しながら、少々首も傾げつつ。

    この国の雄、アキュフェーズの音は時々に聞く機会はありますが、残念ながらこの社の機器を今まで一度も欲しいと思ったことはないのです。温度感低めで、微妙に晴れやか、さらりと顕してのける音と聴け、それでなに? という感じ。 要は、あんまり楽しくないのです。

    ちょっと大袈裟かもしれませんが、微妙にバランスを崩そうが、少々ハミ出そうが、グイッとこちら側に迫ってきてくれて、こちらはこちらで、その塩梅にクラリ、この先の抜き差しならない関係の予感がチラリ。こうしたブツを喜んで迎えたく。

    レポートのような純な試聴会に足を運んだことはなく、論評する立場にないとは思うもの、とはいえ、前回のお父様の見方には一票。さて私の耳がタコなのか、心が狭いのか、はたまた知性の問題なのかは謎ながら。

    bymanbanzakuro at2012-09-06 23:44

  5. ストラさん、こんばんは。レス頂き有難うございます。

    外国人がタッチを大切にするのはよく分かります。私も独車から国産車へ乗り換えた人間ですが、その部分の違いに当初はかなり戸惑いました。発想が根本的に違う。

    アキュフェーズは極めてメイドインジャパンですから、まず何よりも安全性と耐久性を第一に考えている。それが今回のモデルでは記念モデルということもあり極めて大きなウエイトを占めたのでしょう。

    ハイエンド的切のある音、まさにその通りです。味付け一切はこちらに任されている。音楽的に鳴らすか鳴らさないかも任されている。

    これからのアキュフェーズも、タッチと外装仕上げをもっと大切にして行って欲しいですね。

    byマーサ君 at2012-09-07 21:04

  6. daisiさん、こんばんは!毎度レス頂き有難うございます。

    大人気ですから、試聴会も満員御礼(笑)。中央の席は座れなかったので、あえて最後列中央の立ち見で頑張っていました。
    60年代の曲、あれでも分かりませんが、確かに新しい発見はあるかもしれませんが、このA200システムだと、録音の粗ばかり目立ってしまうでしょうね。
    このシステムだと、古いソースは余程でないと楽しく聞けないと思います。残念ですが。

    byマーサ君 at2012-09-07 21:10

  7. トラウトマン大佐さん、こんばんは。いつも色々ご指導頂き有難うございます。
    ケンソニック時代では、確かにアツイ音がしていた。アキュもそれから考えると大分変わりました。

    >肝心なのはハート

    仰るとおりです。今のアキュにとってハートを出すことほど難しいことはないでしょう。機能性耐久性第一ですから。
    でもハートを出すことくらい出来る技術力を持っている事は間違いないですが、どうしてか、そういう方向性のアンプを作ろうとしない。日本人には難しいのでしょうね、上手に遊ぶってことが。

    ですからどうしても外国製を取り入れないと「ハート」が出ない。悲しいことですが、幸い、国力があるので、お金があればハートを買うことができる。日本製の良い部分と外国製の良い部分を上手に使い分けるしかないのでしょうか。

    byマーサ君 at2012-09-07 21:21

  8. くにおさん、はじめまして!

    アキュのA級アンプは、さほど熱くなりません、、が、とは言えやはりA級ですから、普通のアンプよりは熱いですよ。このA200にしても触っても火傷はしませんが、ちょっと暖かい程度ではありません。熱で内部部品に影響が出ることはアキュにおいてはまずあり得ませんが、暖かいですから、夏場は当然、クーラーを付けないと部屋がとても暑くなるでしょう。

    byマーサ君 at2012-09-07 21:27

  9. manbanzakuroさん、こんばんは!レス頂き有難うございます。

    >微妙にバランスを崩そうが、少々ハミ出そうが、グイッとこちら側に迫ってきてくれて、こちらはこちらで、その塩梅にクラリ、

    これはフルアキュには求めちゃいけない部分ですよ(笑)。またアキュのお硬い雰囲気をいい意味で壊してくれるような周辺機器を組み合わせないと、結局なじめないまま、全てアキュ色にしちゃうんですよね。

    私もクリーン電源を使っていますが、使うとたちまちアキュ色に染まっちゃう。相手がマッキンのプリとパワーでも、アキュ色に染まります。外国製アンプを使っているから益々そう感じるのでしょうね。「なんだこれ、結局アキュって個性あるじゃん」って(笑)

    父の「それって逆に不自然じゃないの」と言うのは多いに的を得ていると思うので載せた次第です。私とは真逆の音傾向を好む父ですが、極たまには多いに同意できる良いことを言います(笑)

    byマーサ君 at2012-09-07 21:42

  10. EVAさん、こんばんは!レス頂き有難うございます。

    お褒め頂き恐縮です。
    また、manbanzakuroさん同様、辛口コメントありがとうございます。
    m(_ _)m

    アキュは聴かせる所がまるで違うのでしょうね、あの音に大いに違和感を感じる方には。音楽そのもの、そのまとまりを、暖かみを聴きたいとなると、もっとも向かないのでしょう。

    音を聞くことを第一にしている。迫る熱い音楽は、その「迫る」やら「熱い」やらは、単なる歪として排除されてしまう。

    運転して楽しいのは外車ですが、国産車は全く楽しくない。でも壊れない。安心感漲っている。うーむ、日本製の宿命でしょうか。

    私はピアノを弾きますが、ヤマハピアノにはいつも、ズバリ、アキュと同じ傾向を感じてしまうのです。音質云々以前に、機能性から入って行く。でもなによりもまず音楽を奏でるための楽器だろ、音楽を聞くための機械だろ??って思うのですが、その部分に触るのは「メイドインジャパン」プライドを穢す事になる。「動作が不安定で確実にできないと正しい音楽が奏でられないでしょ」と胸を張って言ってくる、それが日本製の楽器。故に動作安定が第一優先。

    アキュもそうです。それを売りにするしか日本製を世界に送り出せないのが、とても寂しいですが、逆に、他の国ではそれが出来ない。よって益々その様であることに拍車がかかる。

    とは言え、今回の試聴で思ったのが、理詰めで超低歪をつきつめていくと、そこに「新しい音楽」が出来たと思うのです。それを奏でるためには並大抵の努力では果たせないから、音楽サイドのアンプに流れてしまうのでしょうね、私などは(笑)

    清水の舞台から、、、と決死の覚悟さえできれば、A200は音楽サイドでないアンプで音楽を奏でることができる世界初のアンプではないかと思いました。

    byマーサ君 at2012-09-07 22:10

  11. マーサ君さん
    アキュフェーズのパワーアンプは、これまで何種類も自宅で試しましたが、A-200のようなフラッグシップ機種は使ったことがないので、大いに参考になりました。

    マーサ君さんの、詳細にして見事なレポートを読ませて戴くと、アキュフェーズのフラッグシップ機種の組み合わせで聞く音が、いかに見事であるかが、良くわかります。

    アキュフェーズは、フラッグシップ機種のプリやCDシステムの驚異の音質に較べて、ことパワーアンプに関しては、音楽表現力の豊かさという点で、海外勢の後塵を拝する面もあったやに思いますが、ついにA-200で世界レベルを凌駕したのかもしれません。

    プリもクリーン電源も、全てが同社で最高のフラッグシップ機種。A-200も含めて、どれか一つでもグレードが低ければ、レポートされたような完璧な音にはならなかったでしょう。素晴らしい体験と酔わせられるほど見事なレポートに乾杯!!

    ずっと古いC-280L(プリ)を使い続けているのは、音が気に入っているのと経済力がない故で、私にはとうてい買えるラインアップではありませんが、アキュフェーズの実力がうかがい知れる、興味深いレポートでした。

    bykitatanuki at2012-09-07 22:33

  12. マーサ君さん、こんばんは。

    メーカーや製品に対する考え方、感じ方ってほんと人それぞれだなぁ。と改めて感じました。

    私はアキュフェーズのデモを聴いていると、暑苦しい(音)と感じることが多いです。
    まぁ大体スピーカーがJBLなので、アキュが厚いのかJBLが熱いのかは分かりませんが。
    それにアキュのデモはフラグシップが勢ぞろいすることが多いので、それも暑苦しく感じる要因かもしれません(笑)


    >「解像度と音楽性は両立出来るか?」

    私の持論ですが、

    技術がないのに良いプレーができるわけがない。
    技術がないのに良い物が作れるわけがない。
    技術がないのに素晴らしい表現ができるわけがない。
    解像度がないのに音楽性が表現できるわけがない。

    と考えています。

    極端に技術に寄ってしまうと、それだけのつまらないものに陥ることもありますが、
    何事も一定水準以上の技術が必要だと思っています。

    技術があってもハートがなければつまらないだけ。
    ハートがあっても技術がなければ見苦しいだけ。

    バランスが大事ってことですかね。


    あと、第1回でも書かれていましたが、「安全性と耐久性」。これは工業製品として確保していて当たり前。
    国産のハイエンドオーディオ製品であれば書く必要もないほど当たり前の項目ですね。
    当然、各メーカーもこんなこといちいち書きません。

    頻繁に壊れる。壊れるたびに修理代がかさむ。
    なんて製品はどれだけ音がよかろうが製品とは呼べませんね。

    この点がまさに「日本的ものづくりの不動心」だと思います。
    メンテナンスを含め、このあたりを正当に評価してあげるべきではないでしょうか。

    byちょびの飼い主 at2012-09-08 00:18

  13. kitatanukiさん、こんばんは!お返事遅くなりましてすみませんでした。

    拙文に過剰なお褒めの言葉を頂き、誠に恥ずかしく赤面しております。

    お持ちのC280Lはまだまだ現役機種だと思うのは私だけでは無いと思います。あの時代のアキュは「実のある音」がホント気持ちよかったと思うのです。

    ただ、その「実のある音」も、今回のA200システムの音へたどり着くための途中だったのかとも思えてきます。
    ここまで超低歪みで「ありとあらゆる濁り」を取り除いたのに、音楽を奏でられる「可能性」を示すことが出来たこと自体「日本にアキュフェーズあり。それは、日本人オーディオファイルの誇り」と言っても言い過ぎではないと思います。

    byマーサ君 at2012-09-10 22:23

  14. ちょびの飼い主さん、こんばんは!
    お返事遅くなりましてすみませんでした。

    >技術がないのに良いプレーができるわけがない。
    技術がないのに良い物が作れるわけがない。
    技術がないのに素晴らしい表現ができるわけがない。
    解像度がないのに音楽性が表現できるわけがない


    この部分、大いに考えされられました。とくに最後の「解像度がないのに音楽性が表現できるわけがない」ですが、解像度の捉え方が、まさにハイエンドの捉え方に直結する部分もありますし、ハイエンドメーカーの「個性」にも直結していると思うのです。

    >技術があってもハートがなければつまらないだけ。
    ハートがあっても技術がなければ見苦しいだけ。

    仰る通りです。ただ個人的に、ハイエンドオーディオ機器は「全て」ハートに溢れているものばかりだと思います。後は、ユーザーがそのハートをどうやって引き出すか。それが変な話ですが、高額な機器になればなるほど難しくなってくるのでしょう。当然、高額な機器からハートが引き出せたら、引き出すために我々死に物狂いで楽しんでいるのでしょうけれど。

    いつもとても参考になるレスを頂き有り難うございます。感謝しております。

    byマーサ君 at2012-09-10 22:29

  15. 103系好きさん、こんばんは!
    お返事遅くなりましてすみませんでした。

    >アキュあってこそ、この国の音は、保たれてるのだと思います
    それは長年の苦労積み重ねた皆様、共通し解る

    全くその通りです。アキュがあったからこそ、我々は安心して外国のオーディオ機器を使うことが出来ているのでしょう。好きであれ嫌いであれ、アキュが我々オーディオファイルの「中心」にいつもあり、しかもこのような堅実なオーディオ会社が有り続けられることを誇りに思いつつ、オーディオを楽しめる。島国日本にここまでスペースが必要な趣味を定着させた、それはアキュフェーズという会社を皆で支え続けたことと無関係であるわけが無い。

    今後も、無理せず(笑)、アキュを使い続けていきたい一心です。

    byマーサ君 at2012-09-10 22:34

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