マーサ君
マーサ君
変則6畳茶室で大型スピーカーを鳴らし、15畳洋室で小型スピーカーを鳴らす絶対評価基準天の邪鬼的オーディオファイル

マイルーム

まさに、一喜一憂。発展途上。一歩前進、二歩後退!
まさに、一喜一憂。発展途上。一歩前進、二歩後退!
持ち家(戸建) / 書斎兼用 / その他 / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / 8ch以上
15年以上真空管プリメインアンプを愛用してました。ラックスマン、ユニゾンリサーチの真空管アンプを愛用してきました。特にウエスギアンプには驚愕。(下の写真は途中参加のUT-50。極めて美音でした(^_^…
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日記

アキュフェーズA200パワーアンプに見た日本的ものづくりの不動心 最終回

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2012年09月08日

「アキュフェーズA200パワーアンプに見た日本的ものづくりの不動心」も第1回第2回と続き、いよいよ最終回です。プライベートメッセージをいろいろ頂き有り難うございました。また予想以上のレスを頂き有り難うございます。レスへのお返事が遅くって申し訳ございませんが、必ずお返事致します。宜しくお願い致します。今回は過去最大の3回シリーズ試聴録でしたから、「相当気合いが入っていますね、A200へ逝っちゃうんですか?」という内容の個別の質問を多々受けました。しかし残念ながら「今のところA200を使い切れる環境が整っていないため予定無し」とお応えしています。私の駄環境ではこのレベルのアンプ類を入れようものなら、ノイズ過多で音楽が聴けなくなる可能性が圧倒的だからです。将来マイ電柱でも建てれる身分になりましたら、その時改めて検討しようと思います。


さておき、最終回は、まずプライベート試聴(完全に私だけの試聴。とても充実したものだった)のレビュー、そしてDG-48グラフィックイコライザーの有無比較、クリーン電源PS-1220の有無比較、アキュフェーズ社員と別室で交わした雑談の3つを織り交ぜて述べて締めくくりたい。

ウエスタンエレクトロニックサウンド「ステレオテストレコード」HDCD

今まで彼方此方のシステムで聴かしてもらった怪しい中国製(ドイツ製?!)のCDだが、どこのシステムでも、当然私のシステムでも一度も聴いたことが無いような3次元的音像展開が凄まじい。ここまで空気感すら触れるくらいの音が気軽にポンと出てくると「このCDは収録された全ての情報量の半分くらいしか聞けていなかったな」と実感。またCDの潜在能力はまだまだ計り知れないとも痛感。
克明に音像が目に見えるような抜群のリアリティをもって迫ってくる。音像に近づいていくと手に触れそうなくらいで、始終鳥肌が立ちっぱなしだ。一音ずつを、楽器を、そして口元を、耳だけでなく目でも追いかけ続けている自分がいることを「ゆとりをもって客観視」できた。これはもしかするとクリーン電源との相乗効果かなとも。後の述べるクリーン電源有無比較でそれは明確に判明してしまうのだが。


イーグルス HDCD(100KHzK2レコーディング盤)

6曲目のホテルカリフォルニアのみ試聴。冒頭のギターの指弾く重みが音で伝わってくる。ギターの弦の質感まで音に出ている事は素晴らしいが、歌声が聞こえ、曲が始まると後は特筆する部分も無く、自然に流れる。このHDCD、もっと迫力が出るはずなのだがと残念。高価なCDだったので凄い音が聞けると期待していたが、全く期待はずれだった。



ジェニファー・ウォーンズ ザ・ハンターCD


ノーマル盤と24K盤との差。まさに「圧倒的」だ。録音自体が違うと思える程の差だった。部屋も変わったのではないかとすら思えてくる。ノーマル盤だと、低域は団子、中域は抜けが悪く、高域は歪んでいるように聞こえる。一端24K盤を聞いてしまうと、とてもノーマル盤は聴けなくなるから参ってしまう。24K盤は低域はノーマル盤に比べて何倍も強いのだが果てしなく抜けていき、中域はとてもよく歌うようになり、高域もきもちよく抜けていく。とても同じ部屋で聴いていることが信じられない。床工事前と後くらいの違いがあると言ってもいい過ぎではない。この差はちょっと想像を超えていた。CDの加工の違いだけでここまで大きな差(この部分は違いました。詳しくは下部、注を参照)が出てくるとは。このシステムの潜在能力の高さは本当に計り知れない。
極端に言うと、ノーマル盤の音質はこのA200システムの「悪い」ところを表現し、24K盤の音質はA200システムの「良い」ところを克明に表現した。
その差は、このシステムにクリーン電源を入れるか入れないかに匹敵する。ハンターはガラスCD盤もあるようだが、、、、、考えるだけで恐くなる。

(注:先程、kf6gtkさんよりご連絡頂きましたので追記します。このハンターCDはノーマル盤と24Kゴールド盤はマスターから違うようです。24K盤はなんと、ジェニファー・ウォーンズ本人が所有するDATテープから直接収録されたようです。kf6gtkさんからの情報によりますと、24K盤にはノーマル盤に収録されていないコーラスも入っているとか。実を言いますと私は自宅では24KゴールドCDとアナログレコード盤しか聴いたことがないのでコーラスは入っているものとばかり思っておりましたが、ノーマル盤では確かにコーラスが入っていなかったです。実に面白いです。いずれに致しましても、kf6gtkさん大変貴重な情報を有り難うございました。この場を借りてお礼を申し上げます。)

だた、では音楽的に「聴いていて楽しいか」という事になると別だ。確かに「選抜試験」にはもってこいだが、音楽性があるか否かと問われると答えるのがたちまち難しくなると言っておきたい。


ステレオサウンドリファレンスレコードVol.1CD 菅野沖彦選曲

これはどれほど聞いたか分からない。何かというと、いつもこれを掛けてチェックする。iPodのヘッドフォンごときを決める時でさえ、このCDをリッピングしたものを使うくらいだから、私にとってはリファレンス中のリファレンスだ。

サウンドイメージは壮大だが、録音の古さ!?のようなものを強く感じてしまう。このシステムで試聴するまでこんなことを感じた試しはない。まさに初めての体験。1曲目から6曲目まで通して聞かせてもらったが、何だか全く感動出来ない。名演で名録音のはずだが、録音年代ばかり気になってしまう。先程の「中国製リファレンスCD」を聴いているときは完全に音だけが浮かび上がり、スピーカーは完全に消え、そこに人がいて、息のにおいすらしてきそうなリアリティがあるのに、このSSリファレンスCDからは全くそれが感じられない。理由は全く不明。
7曲目からのピアノ曲は録音が良いので頻繁にチェック用として使うのだが、それすら音がとてもこもった感じに聴こえてしまう始末。全くショックだ。いやたぶん忠実に再生すると、こもっているのだろう。思わず「音がくすんでいて汚いな」とつぶやいでしまったほどだ。自己嫌悪にすらなってくる。


Rodrigo Y Gabriela Live In JapanCD

ライブの熱気が溢れかえる名盤。以前地元のハイエンド御方のシステムで聴かせて頂き腰を抜かしたので早速購入。自室でも一時はその爆発寸前のライブを再現していたが、「うるさいというより、地震かと思うからやめてくれ」という家族の総攻撃を受けて以来、活躍の場が少なくなった哀れなソースである。
音量を色々変え、全曲通して聴いてみた。

一言
「全く面白くない。面白くなさ過ぎてため息すら出ない」
に尽きる。

「おお!!これは!!!」と感じたのは一曲目の冒頭15秒くらいだけ。それ以降は、ボリュームを大きくしようがどうしようが、ことごとく「流れて行ってしまう」情けない音しか聞こえてこない。

もし初めてこのCDを聴いたのが、このシステムなら絶対にこのCDは買わなかっただろう。雑談時アキュフェーズ社員が言っていたが、「その時代に合わせてシステムもその時代のものを使うのが一番良いことは分かっています。しかし我々は前進しないと行けません。古いソースを掛けてもなにがしか新発見できる、そんな機械を作っていく必要があるのです」ということだが、あれほど感動させる力があるCDが「抜け殻のカス」のような音しか出ないと言うことは一体どうしてか。このシステムの潜在能力の高さかは分からないが、明らかに「拒絶反応を起こしている」ことは明白で、これからすると、「歴代最高レベルの偏食」アンプシステムであると言っても良いだろう。ソースレベルでハマると先程の中国製リファレンスCDみたく、「これが生で無いことが信じられないくらいの音」が簡単に出てくるが、ハマらないと全てが駄目になる。その懐の狭さと言ったら意地悪ばあさん顔負けである。(ちょっと言い過ぎです。お許し下さいm(_ _)m)




DG48イコライジング有無について。
アキュフェーズのデジタルイコライザーはスルーで使うと音質劣化が皆無に近い。専用マイクロフォンで、各周波数を測定しつつ、リスナーに最も良い音をスピーカーの特性、環境の特性を含めてより簡単に作り上げることが出来る。
今回は試聴会ということもあり、デフォルトの部屋特性のフラット補正だけがなされた。大抵はスピーカーの特性を無視したフラット補正だと、低域が減り、中域が不自然になり、高域が出過ぎてしまう傾向がある。このDG-48体験でもまさしくそうで、イコライジングしないスルーの方が良いと感じた。部屋の特性だけでフラッド化しているから音の躍動感が均一化されてしまい、全くつまらない。この点は、DG-28でもDG-38でも48でも同じだ。ただ最近のモデルになればなるほど、オートイコライジングのスピードが速くなり、またよりリスナーが直感的に音を作れるようになった点では進化している。また内蔵DACの性能も著しく向上しているようだ。AD/DAを通すならば、48以降のデジイコになるだろう。私はDGに合わせて、アナログイコライザーG-18も愛用しているが、18のもつ音の粘り(高域のきらめき)は気に入ると他には得がたいものである。その点からするとDGシリーズはデジタルになり、音がかなり「薄く」(良い意味で高SN)なったと思う。当然最新モデル48からも18のような粘りある低域は一切感じられなく、音粒子をより細かくしていくような音作りをする。より透明になっていく傾向が、アンプに限らず、このようなイコライザー機器まで感じられる。いずれにしてもイコライジングは一朝一夕ではすむものではない。よく知らない方だと「こりゃ、話にならんね。音を悪くするだけの機械だ」という烙印を押されそうだが、そういう人には絶対使って欲しくない機械だ。
故に、「最も試聴会に向かない機器、それはイコライザーだ」ということをここではっきり言っておきたい。


アキュフェーズの音決めは40年変わらず、ブラインドテストをしているという。最初は技術者レベルで評価をして行き、最終的に重役レベル評価する。評価の仕方は「イイネテスト式」。変更前と変更後をランダムに試聴し「イイネ」と言った人が多い製品、方向へ進路をとって行く。ただ、最も大切なポイントは性能第一という部分だ。音の前に性能なのだ。どれだけ音が良くても性能が安定しないと先に進まない。次に進むには性能を安定させる必要が第一優先なのだ。この部分が趣味性が高いオーディオ製品として意見の別れるところだろう。デザインより性能、サウンドより性能。ならば、性能部分に「使い勝手」「取り回し」「重量」という要素も入れるべきだと切望する次第。
もっとも今回は記念モデルだから役員、社長の介入が大きかったという。今まで出来なかった部分を一気に盛り込んでしまえ!!という社長命令は強力な「制約」だっただろう。今まで出来なかったということは、いろんな捉え方が出来るが、考えるに、「21世紀型の新しいアンプのあり方を示そう!!」では決してない。過去からの技術の総合的成果の発表であろう。

基本は「温もりのある超解像度サウンド」を目指しているという。従って、そう鳴らない、つまり「無機的、冷たい音」でアキュフェーズ機器が鳴っているならば、なにがしか周辺に「そうさせる原因」があるからだと言える。CD選抜試験だけでなく、周辺機器選抜試験、そしてリスニングルーム選抜試験も同時に行われるのだ。

つまり眠たい音、鮮度が下がった感じは、アンプ自体の質が悪い、あるいはアキュフェーズの音傾向が変わったと言うことでは無く、正反対でアンプ自体のノイズフロアーが低すぎるから周辺機器からのノイズを拾いすぎている。しかもアンプ自体の繊細さは年々上昇していると考えられるから、むしろ使い勝手は悪くなってきているのかもしれない。特にこの記念モデルA200の電源からのノイズ混入は半端でなく、良い意味で「驚愕的低歪み且つ低ノイズ」であり、悪い意味で「使う環境次第で、その価値が100分の1にすら落ちてしまう神経質さ」なのである。


個人的に考えるに、この記念モデルはまさにパソコン世界に作られたオーバースペックのアンプだろう。パソコンが生活必需品となった世界に我々は今生きているわけだが、その時代にこそ生まれたアンプだ。「今の最高はすぐに陳腐化し最低になる」ような慌ただしい時代で、ハイレゾの行方も不透明であるが、これから少なくとも数年は現役でかつ「第一線」で使えるアンプ(パソコンでも言えるだろうが)を作るには、5年後くらいに出回る技術を盛り込むようでは駄目である。少なくとも今の技術で予想できる10年くらい先の技術を盛り込む必要があるだろう。その結果、今回のA200システムが出来上がったと思えて仕方がない。当然だが、1年後に立てる10年後の予想なんてまるでちがうだろうから、どこを始点しているかで発想が根本から違うことは明白だ。ともかく、今現在の基準だけで判断すると「これは違う」とか「音が悪い」と判断されても、じわじわ効いてくる(笑)、そういうアンプである可能性が高い。当然、方向性がしっかり定まり、その意味で、確実にハイエンドな環境に置かれるなら現在でも充分使い切れるだろうが、コストパフォーマンスは極めて悪くなる。


次に、クリーン電源有無し比較について。
クリーン電源はアキュフェーズの音、つまり温もりのある超解像度サウンドを作るためには必需品であると冒頭で述べたい。また、今回の新製品であるPS-1220や520は電源内にパワーアンプ的な働きをさせ、電力会社にむけて電圧下げないように「電気を逆走」させるほどのパワーをストックできるという。

低域の沈み、リアリティが別世界。A200の過敏な特性だからそう感じるのだろうが、クリーン電源有り無しでは、無しではすべてが霞み、極端な話、アンプ自体のグレードが何ランクも下がったようなくらいの違いがある。イコライジングでここまでの差を作り上げることは至難であるから、コンセントとオーディオ機器の間に入れるだけでこれだけの違いが出るなら、これは必須品だ。
かつてSS誌でアキュフェーズのクリーン電源関連で一騒動あったと聞くが、少なくとも今回のフルアキュフェーズシステムで、スピーカーがB&W802Dという環境で聞く限り、これは

「子供が聞いても分かるレベルほど明確に違い、そして生の音を知っているオーディオファイルなら、間違いなくクリーン電源を入れることで、「生の音に近づいた」ことが明確に理解できる」

心地よい音へ変化した。ただ言うまでも無いが、生に近い音は出す必要なし、達観し、自分の音が出さえすれば良いという多くのオーディオファイル達には不必要な機械となる可能性も当然ある。それは全く否定しない。私の父などはこの点に当てはまる。細かい音が「不自然に聞こえすぎて嫌になる」と言う輩だからだ(笑)。そう嫌みを言いつつ、父は私のクリーン電源+マッキン君の音を聴いた後で、耳の掃除をしていたところからすると、なにがしか影響はあったようだが(爆)。

DGイコライザーよりも効果が簡単に現れ、しかも音質的なデメリットはほぼ感じない。最もクリーン電源本体が下手なアンプ並、それ以上の重量と大きさがあるため、場所をしっかり確保できないと、設置の点で困るだろう。

自宅で使うクリーン電源でもそうだが、特に「弦」の音には敏感に反応する。もし試聴され効果の是非がよく分からないならば、「ギター曲」「チェンバロ曲」を聞いて頂きたい。また、ジャズのシンバル音も「別物」になるくらい変わる。
細かい音が塊として聞こえることを止め、粒子に変化して、部屋中に散らばっていく。筆に例えると、今までハケ全体一つでベタベタ塗っていたものが、同じハケでも「毛の一本一本の線が綺麗にクッキリ出始め、スーッと気持ちよく塗れる」ように変わるのだ。

正直、今回の試聴会で最も気になった一品がこのクリーン電源PS1220だ。音に圧倒的な生々しさ、湿度、温度、艶のようなものさえ出てくる始末だ。「これは今まで聴いてきたアキュフェーズの音ではない。愛するマッキントッシュサウンドからバタ臭さを抜いたいいとこ取りの音だ」と感じ、なにやらとても口惜しくなってくる(笑)。電源だけで平素のアキュフェーズらしさから愛するマッキントッシュらしい潤いやら艶やらが出て来たのだ。いや私の耳にはそう聞こえてしまった。あの虜にする「湿り気」「艶」はマッキンファンならお分かりだろうが、あの音は絶対、マッキン純正の太めの筆で筆圧をしっかり掛けないと描けないと思っていた。しかし、クリーン電源を通ったアキュフェーズアンプからは、筆圧は皆無で、しかも目では見ることができないほど細い毛先の筆で、太めで筆圧を感じる音が出ているのだ。
あとは、あのバタ臭ささえ加わればマッキンそのものだ(笑)。ただ幸か不幸かバタ臭さは絶対出ないだろうから、今後も安心してマッキン君達を使えるだろうと思わずホッとした。
とは言っても、このクリーン電源、実に買っちゃいそうで怖い。メーカーと販売店には悪いが、買わないためにそろそろ試聴室からオイトマすべきだろう(爆)。


アキュフェーズの製品はヨーロッパでよく売れるという。オーディオの歴史が古いのはドイツとイギリスらしいが、特にドイツで多く売れるようだ。物づくりの理念がよく理解されているのだろうし、音質も好まれるのだろう。アメリカは昔からオーディオメーカーが色々あり、とくにマッキントッシュの力が強い分、アキュフェーズ製品はヨーロッパサイドらしい。またヨーロッパ製品は個性が強いものが多いので、アキュフェーズを組み合わせて、その個性を最大限に生かす、という使い方も良くなされるようだ。これは実に理解できる。個性同士がぶつかっての喧嘩は起こりにくいだろう。
面白かったのはドイツで売れる理由はかつての「三国同盟!?」が関係しているとも(笑)。(いつの時代だ!と突っ込みたくなるが・・)「共に戦い共に敗れた。そうだ俺たちは同盟国なんだ」とお年寄りのドイツ人達は日本製品を積極的に買うようだ。実に興味深い。我々がドイツ製品を買うときかつての同盟国だと思いつつ買うかどうかはともかく、ドイツ製は丈夫だろうという思いは決して同盟国だったことと無関係ではないだろう。
思い出せば、私がイタリアにいた時、交差点に断ってスケッチをしたりしていると、よく地元のお年寄りが近づいてきてなにやら大声で、満面の笑みで話しかけてくるのだ。早口だし、しかも「アワアワ」言っているので全く意味不明だが、およその内容は分かる。「お前、日本人だろ!!わざわざ来たんだな、こんな所まで。心から歓迎するぞ!!そうだ、俺たちは同盟国だ。なんでも参考にしてくれ。使えるものは持っていけ。お前が同盟国だから、ともに負けたって口惜しくない。どうあっても愉快に一緒に歌おうじゃないか」と(笑)。とにかく元気いっぱいだ。

綺麗な女性がいっぱい泳いでいますよ、ですから飛び込んで下さい。
これは命令だ。直ちに飛び込め。
あのう、他の人はみんな飛び込んでいますよ。ですからはやく飛び込んで下さい。

あわれな三国同盟は、上記の民族性に空しく響き続けて、今なお止もうとしない。もしそうであるなら、宇宙から見れば、じつに滑稽だ。滑稽すぎる。


ともあれ、DGのiPad操作化について社員と雑談。

DG-48からDG-58へ、その必要不必要説。ハイレゾ対応と言っても可聴域帯でないのでそこまでイコライジングする必要があるのか検討中とのこと。言われてみるともっともだが、ソースの域帯に全対応なんていううたい文句にはめっぽう弱い人が多いからいずれ対応していくだろう(笑)
なにより傑作は、イコライザーを使っているとスピーカーが壊れていても気づかない人が多くいると言うこと。もちろんフルレンジスピーカーユーザーは除くが、複数ユニットが付いているスピーカーならイコライジングすると壊れているスピーカーユニットの域帯を別のユニットが出し始める。壊れても気がつかない。奇妙なことだ。そして高域減退を嫌うユーザーはツィーターが壊れるほど、高域を上げて使い続けるユーザーに多くであったとアキュフェーズ社員は言う。高域は年と共に聞こえにくくなるから、程度がますます激しくなってくる。しっかり出ているのに、これでもか、これでもかと高域を上げまくる。そうしてツイーターが壊れ、おお!音が調度聴きやすくなった!なんて満足している人すらいる始末らしい。つまり自分の音をしっかり見続けないと、フラットの音がいい音だ、あるいは、こういう波形の音が良いのだと機械に振り回されてしまう。
DG-58で考えていることと言えば、メインスクリーンのタブレット化(iPhoneやiPad対応)、Bluetooth対応、そしてデフォルト模範的波形パターンを多く標準搭載することでより使いやすくすることだろうとのこと。ただ、とくにスクリーンのタブレット化は多く望まれている反面、技術的に難しいという。アップルへソフト開発料を莫大に払い、それが実現したとしても、コストの問題、そして本体と双方感のラグの解消の点で問題が山積するようだ。

全3回に渡り、やさしく見守って頂き感謝の言葉もございません。
ご精読頂き、本当に有り難うございました。今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

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レス一覧

  1. マーサ君さん、はじめまして

    3回に及ぶ超長文のレポ、おつかれさまでした。
    プロの評論家さんも真っ青じゃないでしょうか?

    アキュは良くも悪くもこのような音を高い信頼性、
    アフターサービスを添えて作り続けているのは
    立派なことだと思います。

    この音を好まれる方も確かに居るのだと思いますし、
    音も聴かずに予約が入ったりするのはオーナーさんからの
    厚い信頼を得ているからに他ならないでしょう。

    でも、音楽を聴くことが好き、オーディオが好き
    という方なら時々アキュ以外の音も味わって本当に
    自分が好きな音はアキュで出ているのかな? と
    偶には浮気して欲しいですね。(笑)

    筐体の作りや重量、デザイン等伝統になっているので
    この先も変わらないでしょう。
    音も含め日本を代表するメーカーさんなので今後も
    しっかりと生き残っていって欲しいです。


    MJ 無線と実験 誌9月号、10月号に

     アキュフェーズ40年の歩み
     「ケンソニック」の誕生とデビュー作の3モデル

    がまとめられています。興味が有られたら読まれてみてください。



    お気に入りに登録させていただきました。
    今後ともよろしくお願いします

    byKurashiki at2012-09-08 17:05

  2. マーサ君ご機嫌いかがでしょうか?
    創業
    者出原真澄先生が死んでからアーキュフェーズは好きでは無いです

    私が二代目にかったE-305は十年以上使いつ続使けました

    力強くそして繊細感を両立させるぎゅじつが有ったんですよ今の

    アキゥフェーズはプリアンプやプレーヤーは良いのですが

    パワーアンプは買う積りは有りません

    byJAZZLAND at2012-09-08 19:06

  3. マーサ君さんこんばんは!お疲れ様でした~

    この3回でアキュについてより深く知れた様に思います。

    >細かい音が「不自然に聞こえすぎて嫌になる」と言う

    うわぁ。私もお父様と一緒ですね^^;
    高解像度過ぎる「不自然」これが一番耐えられません。
    私はそういった時マイクの音聴いてるみたいだと感じてしまうのですよね・・こういう音は不安で落ち着いて座ってられなくなります。
    不自然な良い音よりやや不満のあるまあまあ音の方が音楽的には聴きやすいですね。オケは特に・・
    それでも撮れている音が出来るだけ満遍なく生かせるようにはしたいと思っています・・

    イイねテストの件からずっと横山剣さんが浮かんじゃいました・・  スイマセン。

    byナポリの6 at2012-09-08 22:26

  4. マーサ君さん、おはようございます。

    熱いレポート、お疲れ様でしたo(^▽^)o

    アキュフェーズに限らず、国内メーカーのハイエンド機にはだいたい似たような傾向がありますよね。
    要するにHiFi傾向(高解像・低ノイズ)が進み、今まで自分が好んで来た旨味が、実は余分な脂身、雑味だと気づかされる結果になったんだと思います。
    今まで低音の余韻だと思っていたモノのがただのノイズだったり。。。
    今まで空気感だと感じていたモノがただの雑音だったり。
    今まで音の厚みだと好んでいたモノがただのノイズによる膨らみだったり。
    この辺りを旨味(視聴のポイント)としていると、それらが一切合切スポイルされてしまう…
    聴いている側としてはたまったもんじゃありません(^_^;)

    個々の感性の問題なので一概には言えませんが、無駄を全て省いてしまうのが良い結果には決して繋がらないと言うのがこの趣味の難しいところなんでしょう。

    この辺のバランスを取るのが国内メーカーは苦手なのかも知れませんね。

    個人的には、、、
    アンプ(パワーアンプ)に着眼してのレポートでしたが、
    アンプだけでそこまで決定的に音(キャラクター)に影響を与えるとは思わないので、もしかするとB&Wのキャラクター(HiFi調)が悪目立ちしたのかもと思います。
    相性が悪いのかも?

    いずれにせよマーサ君さんのレポートでA200に興味が湧いてきました♬
    今年のハイエンドオーディオショーでも披露されるでしょうから、真面目に聴いてみようと思いますo(^▽^)o

    byちょびの飼い主 at2012-09-09 11:32

  5. マーサ君さん、こんにちは。

    全3回に及ぶアキュフェーズレポート、大変勉強になりました。そしてお疲れ様でした!

    私が1番気になった点は、田部京子のPコンと、ステサンリファレンスの評価の差です。
    文章からは、録音の優劣に対してアンプの音楽点な表現力が違い過ぎるように感じました。

    アキュ側の曰く、「当時の音楽は、当時の機材で聴くのがベスト。しかし最新機もそれ以上の発見を伴う何かを持つべきである。」
    というものは言うは安し、行うは難し。ですねw。少なくとも、今回のレポートからは
    A200で有言実行されているようには思えませんでした。

    (ダンピングファクターの話しもそうです。メーカー側は理解しているのに、いざ製品が出てきたら数値競争。)

    私も、聴いている音楽の80%くらいが60~80年代の録音ですので、機材選びには、これらの表現力を重視しております。
    しかし、これは本当に難しいです。アンプ一つとっても「真空管であればいい」なんてものではありませんからね。

    例えば、昨今のネルソン・パスのFirst Wattの製品は、現在のスペック信仰という主流に、新たな布石を打ち込んだ意欲的な作品だと思います。

    これからのオーディオに求められるものは何なのか?これを今一度見つめ直す時期に来ているのかも知れません。

    by裏庭の英雄 at2012-09-09 16:18

  6. マーサ君さん、レポートありがとうございました。
    小生もアキュのユーザーといふこともあり、興味深く読ませていただきました。

    つまらないオーデオ雑誌に小一枚出すのであれば、このレポート3回分に代わりに出しても良いと思いましたよ。(笑)

    「オーデオとしての面白み」と「理論とテクノロジーを究極まで突き詰めて純度を高める」のと両立するのかってことですよね。

    多分今回のA200を購入される方は、おそらく純度を極限まで高めた上で、ご自分の色づけを為さるのだろうと思います。当然、一緒にクリーン電源も購入されるのでしょう。

    「このCDの本来の音を知っているのは私だけ」

    これは凄いことですよね。
    でも、本来の音楽を楽しむことからは一旦遠ざかることになるのでしょう。
    粗を探して、そのお気に入りにCDから離れるかといふと、そうはならないでしょうし。素の音を確認したところで、絶対色づけに走ると思ふなぁ。

    小生、ここまでヤルなら、これを購入できる経済力あれば、海外へ定期的に「生音」聴きに行くけどなぁ。(笑)

    あぁ、それはそうと〜THE HUNTERの24KCDとクリーン電源の記事には購買欲を沸々と刺激いただきました。ちょっと考えてみます。(笑)

    byウラキンスカイウォーカー at2012-09-09 17:41

  7. kurashikiさん、こちらこそはじめまして!
    コメント有り難うございます。

    >アキュは良くも悪くもこのような音を高い信頼性、
    アフターサービスを添えて作り続けている

    この部分はアキュフェーズが最も重要視している所ですし、ユーザーもそれを大切にしていて、それに最も重きを置く人が使うべき製品なのではないでしょうか。

    安心感も音の内だというのはある意味、正論なのかもしれません。

    今後ともよろしくお願いします。

    byマーサ君 at2012-09-09 18:59

  8. akazuさん、こんばんは。いつもコメント頂き有り難うございます。

    なにせこのファイルウェブの日記は全公開型ですし、グーグル検索等でヒットしやすいですから、スペックばかり評論しているプロの記事よりも影響力大なのかな!?と勝手に思っております。

    私のレポは独言ばかりですが、少しは参考になりましたでしょうか?
    akazuさんは私と同じマッキンユーザーですから、A200の音が少し眠たく感じるかもしれません。耳のエージングも必要になるアンプです。数時間A200の音を聴かれた後で、ご自宅のマッキンアンプの音を聴かれると、きっと「ああ〜なるほどね。そういうことね(笑)」とお分かりになると思いますよ。この辺が面白いです。

    もし自宅試聴ならば本領発揮させるのは至難かもしれません。いわんやショップ試聴をやですが、およその傾向は分かると思います。

    第一回のレスでも書きましたが、オススメはクリーン電源PS-1220です。大きさはさておき、あの「音作り」は多くのマッキンユーザーも喜ぶと思います。

    byマーサ君 at2012-09-09 19:08

  9. JAZZLANDさん、こんばんは(*^_^*)
    こちらでもお世話になります。

    出原真澄先生の時代のパワーアンプは今からすると「別のメーカー?」と思えるほど違いましたね。ただ歪みを無くしてゆくという点ではあの時代から一貫していると思いますが、音作りの方向が、なんだか技術の進歩に踊らせられているように感じます。

    アキュはやはり動作部がある機械だと「その緻密さ」が生かされるのでしょう。国産車も同じです。日本製の洋服もそうです。メイドインジャパンは「重み」はないが、「性能は抜群」というのは今後当分続くのかもしれませんが、やがてそれも神話になっていくに違いないと思います。そうなると残るは「日本らしい個性」を売りにしていくしか無い。もうその準備をしても良いはずなのですが。

    byマーサ君 at2012-09-09 19:18

  10. EVAさん、こんばんは(*^_^*)全回分度にコメント頂き恐縮しております。

    >このオーバースペックが日本のモノ作りの原点になっているのは昔から全く変わっていません

    考えてみますと、本当にその通りです。オーバースペックを喜ぶ民族なのでしょう。もっとも、その事と預貯金が膨大にある事と関係があるかは分かりませんが、実に日本は妙なところが多々あります。個性を壊す教育を散々学校でしておいて、「うちの子は個性を大切にして育てますから」などと言っている。支離滅裂甚だしい。

    >一般ユーザー宅で使っても恐らく他の分野が追い付いて行かなくて面白みに欠ける音だと言うような評価

    一見コスパが極めて良いように感じるのですが、それはマジックで、スパイラルの入口だったということでしょうね。結局全てを変えないといけない。個性があれば簡単にクリアー出来る問題なのに、個性を無くしたばかりに別の問題にぶつかってしまう。

    >ここまでやらなければ音楽が楽しめないのも又悲しいことですね

    仰る通りです。ここまでやってしまうと「音楽」を出すのが極めて難しい。安い筆で描けば味のある絵が簡単に描けるのに、なまじっか知ってしまって、極めて高い筆を使って描こうとすると逆に大変手間がかかるというのと同じです。


    >兎も角これだけの分析をした文章は最早素人の域を脱しています

    恐縮です。言い足らない部分が極めて多いですし、表現が稚拙なばかりに誤解を招く部分も散在していることは間違いありませんが、EVAさんのように「やさしく歩み寄ってくださる方」もいらっしゃるのでとても嬉しく思います。


    >評価の変化が大きかったモノをカゴに入れて購入の準備

    そ、そうですか。少しはお役に立てて嬉しく思います

    byマーサ君 at2012-09-09 19:47

  11. ナポリ様、いつも励ましのコメント有り難うございます。

    細かい音が聞こえすぎる。

    この問題は「レコード演奏家」としては最重要問題です。解像度を上げないと音楽がぼやけてくる。しかし解像度ばかりに走ると、音楽で無くなり、音になってしまう。これはハイエンド機器を使われるユーザーでは割と多い問題なのではないでしょうか。ついつい聴力検査になってしまって、肝心の音楽はどこかにいってしまう。

    以前、ビルエバンスのワルツフォーデイヴィーでエバンスのピアノの背後に地下鉄の走る音が出るか出ないかを競い合う「いかにもオーディオマニア的」な事が行われていたそうですが、まさにこれですね。そんなことどうでも良いじゃないか!それよりエバンスのピアノが歌っているかどうかを競い合おうよって(笑)。超高解像度音すなわち感動させる音だと信じて止まないのでしょう。

    >不自然な良い音よりやや不満のあるまあまあ音の方が音楽的には聴きやすい

    ですから、昔の名演SP盤をデジタルリマスターしたCDで聴いても感動できる。ノイズまみれの演奏なのに涙する。この部分が理解できないと、音楽は語れないと確信しております。

    byマーサ君 at2012-09-09 19:57

  12. ちょびの飼い主さん、こんばんは。レス有り難うございます!!
    仰っておられるレスの内容、全てその通りだと思います。


    >アキュフェーズに限らず、国内メーカーのハイエンド機にはだいたい似たような傾向

    その通りだと思います。技術の進歩でメーカーも自分の確たる音を作る暇なく進まざるを得ないのかもしれません。


    >HiFi傾向(高解像・低ノイズ)が進み、今まで自分が好んで来た旨味が、実は余分な脂身、雑味だと気づかされる結果


    (笑)まさにその通りだと思います。なんとも皮肉な事です。ただ録音自体はその「旨み」を想定している。ここが今回もっとも問題になった所だと思います。

    私の父が言っていた「それって極めて不自然じゃないの?」というのはここなのです。自然というのは実際は雑音だらけ、ノイズまみれなのです。それを極力排除して行って、そして「自然な音になりました」って変じゃないかというのです。それこそ不自然そのもの。

    ですが、こう考えてくるとオーディオの趣味自体が「不自然」ですから、あまりこの点を追求していくと自滅してしまうのですが(滝汗)

    >無駄を全て省いてしまうのが良い結果には決して繋がらない
    >この辺のバランスを取るのが国内メーカーは苦手なのかも知れません

    工業製品を見渡すと、日本製は性能は良いが、楽しさを演出できていないものばかりです。この意味からするとまだオーディオはユーザーに託される部分が多いですから上手に味付けることが出来るのでしょう。

    >B&Wのキャラクター(HiFi調)が悪目立ちしたのかも

    この点は他の方からもメッセージ等でご指摘頂きました。否定はしません。しかし時として「筆舌に尽くせない素晴らしい音」が出てきた事も事実、またそう感じたのも事実ですから、ソースの問題と考えるのが第一かなと感じております。もちろん音としては素晴らしいが「音楽」を感じられなかった、その部分ではB&Wの傾向とその相性問題が絡んでいることは間違いないと思います。

    ハイエンドショーでA200の音がどうなるか、マーサはとても心配しておりますが、それも杞憂に終わって欲しいです。

    byマーサ君 at2012-09-09 20:16

  13. 裏庭の英雄さん、こんばんは!
    レス有り難うございます。

    田部京子のDENONCDとSSリファレンスの音質差は予想を遙かに超えたものでした。

    名言である「故きを温ねて新しきを知る」

    これはこのシステムでは99%難しいということすら判明した気がします。

    また、我々ユーザーの責任も無いとは言えません。
    やれスペックがどうだ、重さがどうだと、ついつい気にしてしまう。スペックを知った後で「スペックに走るのは良くない」と言っている。それならば、私もたとえアキュフェーズが合計10万円のシステムを作ったとして、その試聴録をここまで気合いを入れて書くかというと、実に怪しい。

    売りたい部分が「音楽」なのか「性能」なのかでまるで違う。フォロアーが楽ならば「音楽」を出している機械を買う方がはるかに楽。リーダーなら「性能」が中心であっても自力で支配できる。

    やはりアキュフェーズ製品は「使い手で十人十色」の音が、そして音楽が出せるものではないかと思うのです。

    byマーサ君 at2012-09-09 20:32

  14. ウラキンスカイウォーカーさん、こんばんは!お久しぶりです。
    レス有り難うございます。

    おお!!「小一枚」頂けるのですか???「フフフ、、これで私もプロの仲間!?」(冗談)。いずれにしても有り難うございます。嬉しく思います。

    私もA200が生かせるようなオーディオ環境を築きたいですが、如何せんそこまで行くにはまず膨大な投資を余儀なくされる。1千万ではまず済まないでしょう。かなりの勇気が必要です。

    >素の音を確認したところで、絶対色づけに走ると思ふなぁ。

    そうでしょうね(笑)。なんだって人間だもの(*^_^*)

    THE HUNTERの24KCDはアマゾンでまだ売っています。3000円もしませんから、是非お求めになってリファレンスに加えて下さい!
    クリーン電源は、まず試聴されることをオススメします。私はとても気に入りましたが、「あの変化」を好まない人も多いと思いますから。

    byマーサ君 at2012-09-09 20:40

  15. マーサ君、お疲れ様

     色々な観点から大変興味深いレポート全3巻楽しく拝読させて頂きました、常に基準が音楽に在りオーディオ機器を使う実力と感性が為せる技と感嘆しております。


     アキュフェーズが日本のオーディオファンに40年間かけて呉れたものは、音質を含め製品の質や価格等多くの基準となる定規かもしれません、他国のファンと比較して異質と言われるのは自国にアキュフェーズが有るか無いかが起因しているのでは・・・・・
    マーサ君のレポートは評価の基準が定規としてのアキュフェーズではなくオーディオ機器としてのアキュフェーズだから読みながら頷ける点が多く有るのだと思います。
    PS‐1220導入悩んでいます、私のシステムの弱点、是非導入記を御願いします。

    byメグミチャン at2012-09-10 12:01

  16. 103系好きさん、
    全3回に渡り、数多くのレス及びメッセージを頂き有り難うございます。103系好きさんのお陰で、非常に励みになりました。

    >音といった数値で測るのも難しく目にもみえない世界

    それを文章化すること自体、無謀なのですが、やってみるととても楽しい。(笑)今後の問題は、さらに推敲を徹底して、1000字くらいにまとめる努力が必要でしょうね(笑)。

    写真や絵画もそうですが、音楽の感動をそのまま文章に「真空パック」するのは至難ですね。今後もますます精進していこうと思っております。応援の程宜しくお願い致します。m(_ _)m

    byマーサ君 at2012-09-10 22:40

  17. メグミチャンさん、こんばんは(*^_^*)
    毎度コメント頂き有り難うございます!!とても嬉しいです。

    >定規としてのアキュフェーズではなくオーディオ機器としてのアキュフェーズ

    私の駄文の根底をご理解頂き、とても嬉しく思います。オーディオ誌ではアキュフェーズは定規になることが大半ですから、ここでは思い切って「最新アキュフェーズフルシステムは「音楽」を再生できたか?」というタイトルにすれば良かったかもしれません。言うまでもありませんが、アキュフェーズA200記念モデルシステムは「音楽を奏でられる潜在能力」の高さが計り知れないです。
    様々な方と今回の連載記事で触れあいましたが、

    A200はスピーカーをそのまま写すカガミ

    なのかもしれません。そう考えると、私のインプレッションは全て納得がいくのです。書いていて自分でも納得いかなくなる部分も多かったですし、合計3万字近いレポートでしたから(笑)、発表するのも恐かったですが、メグミチャンさんからレスを頂き、それがほんの少しでも伝えられたとホッと胸をなで下ろしております。

    PS-1220導入記ですか(笑)。自室のスペースとレイアウト上、PS-1220を置くのは非常に難しい。ただ、サブシステム用にならなんとかなるかもしれません(笑)。
    導入するなら、試聴無しで逝きますが、いずれにしてもまだまだ詰めないといけない部分が他にも山積しておりますので・・・(汗

    byマーサ君 at2012-09-10 22:52

  18. マーサ君さん
    アキュフェーズ嫌いな人も結構多いんですね。皆さん機器を買う時は好き嫌いで選別して絞り込むのでしょうから、当然嫌いな人はいますね。
    しかし、アキュE-406 + 付録のスキャンスピークで楽しんでいる身としては、ハートが無いとか楽しくないとかダメ出しされると、モノ選びのセンス無いみたいで、さみしいというか不愉快というか悔しい〜(笑)。もっとも私のは古いプリメインですから、解像度もほどほどで批判対象ではない?しかもフルレンジ1発だし…。
    ま、皆さんのアキュの評価は解らないでもないです。
    これまで車はプジョー、VW、カマロや、国産車にも乗りましたが、やはり外車は味がありました。長男のホルンもヤマハと海外製品を比較したら、ヤマハは真面目でベタっと、いかにも平たい顔族の音、ドイツ製は彫り深い表情豊かな感じでした。オーディオも、そういう事かなと。何事も生真面目な国民性が出るなと。
    サンヨーのラジカセから始まって、ソニーのミニコンポ、単品コンポと来たのも、ある程度の解像度ある音からアーティストの魂をくみ取って感動する事が出来ると信じたから。でもこれ以上解像度追及しても幸せになれないのかしら…、と、これからのオーディオ道の方向性について考えさせられました。一度マーサ君さんのマッキンを聴いてみたいです。
    遅い長いレベル低いレスですいません。

    bypurupuru at2012-09-11 18:35

  19. purupuruさん、好みは個人的なものなので、気にする必要はないと思います。私は、アキュフェーズがつまらないという人は分かりやすい個性を「必要」としているのだろうな、と考えています。アキュフェーズの音はハイファイの王道で、たいがいの製品の「個性」を子供っぽく感じさせてくれるくらいの実力はあります。他人の讒言に気を取られることなく愛機を可愛がってあげてください。

    by元住ブレーメン at2012-09-11 20:46

  20. purupuruさん、こんばんは。
    アキュ批判は2種類あると思います。
    一つは実際使っていて、アキュを愛するゆえに、アキュがもっともっと良くなって欲しいゆえに批判する。
    もう一つは、食わず嫌いで、試聴レベル程度知っているだけで批判する。

    私の知るところですと、どうも前者が多いように思います。つまりズバリ言いまして、「アキュフェーズほど期待されているオーディオ会社も稀有」と思えるのです。オーディオを趣味としている人間は何処かでアキュフェーズのサウンドと自分のサウンドイメージを比較しているのです。肯定しようが否定しようが、アキュフェーズは各々のサウンド基準定規の目盛として絶対的に機能しているのです。
    ですから、その目盛の精度の変化に極めて敏感なのだと思います。

    日本が世界に誇れるものは工業製品ばかりですが、その中で趣味性の高いオーディオにあってアキュフェーズの存在はどう考えても我々皆の誇りです。これからも末長く愛用して行きたいです。

    byマーサ君 at2012-09-13 19:45

  21. 元住ブレーメンさん、103系好きさん
    アドバイスを有難うございます。落ち着きました(笑)。
    アンプは気に入って手に入れたので大切に使って、好きな音楽と向き合っていきたいと思います。

    マーサ君さん
    なるほどです。深いですね。
    実は先日A-200の試聴会に参加しまして、マーサ君さんの三回のレポートや、皆さんの仰る事がわかった気がします。良い所も悪い所も。
    前者の立場に立つのは早いかもしれませんが、応援していきます。

    bypurupuru at2012-09-13 20:17

  22. マーサ君さん、今晩は。

    アキュフェーズの日記、というより随筆でしょうか。三部作、ゆっくり拝読させていただきました。
    私には夢のようなシステムですが、それでもアキュフェーズというメーカーに対しての見方も少し変わったように感じます。

    すばらしい日記を読むと、すぐ欲しくなる悪いクセがあるのですが、とりあえず「ステレオテストレコード」ポチってしまいました。

    by矢切亭主人 at2012-09-15 19:26

  23. 矢切亭主人さん、おはようございます。

    いまだにレスが付く、非常に驚いております。有り難うございます!!
    レスなくとも、他の人は単にIgnoreというより、老眼から長文を読み切れないのかも(冗談)

    このようなドリームシステム(スピーカーと部屋は除かざるを得ません。しかしスピーカーと部屋が最も大切なので全く皮肉な事ですが)の音を聴くことによって、今後メーカーがどのような方向へ進んでいくのかがよく分かりました。

    アキュフェーズは大丈夫だと改めて分かったことは事実ですが、akahanamizukiさんがよく指摘しておられるように、「繊細すぎる部分」をもう少し改善していくべきでしょうね。皆が皆均一、同一の好環境にアンプ類を置けるわけでは無いですから、その部分では良い意味での「鈍感さ」も必要になってくると思います。

    金色ジャケットのステレオテストレコードは本当に良いCDです。CDでもあそこまでの音が出せる。SACDやらハイレゾやらに走る前に、もう一度CDの音を振り返る必要があると思います。

    おそらく、今回私の日記によって

    「ステレオテストレコードCD」

    「クリーン電源」
    に興味を持たれた方が最も多かったように思います。

    今後ともよろしくお願いします。

    byマーサ君 at2012-09-16 10:04

  24. 103系好きさん、度々のレス有り難うございます。

    思うに、アキュは「如何にも料理できる完全無味な水」のようなものではないでしょうか。アキュほど、可能性を秘めたアンプはないのかもしれません。

    ただ、使い方がとても難しいのです。上手く使わないと「完全無味」が逆に不自然になってしまう。今回のA200システムが時としてそうなってしまっていた。

    個性というのは「味」ですよね。ですから好き嫌いがはっきり分かれたり、マッキンやLINNみたく、一度その「味」に魅了されたら全てその「味」にしたくなってしまう。しかしアキュは味付けがユーザーに託されている。

    自分の音を確実にしっかりと持っているオーディオファイルならばアキュ、特に現代最新のアキュから「如何なる音」もどのジャンルでも巧みに鳴らし切れるのではないかと思います。

    好みをアキュに委ねるのでは無く、自分でアキュを自分好みに仕立てる。
    それは至難ですが、やらないと行けないアンプ。
    それが現代アキュなのでしょうか。

    byマーサ君 at2012-09-18 23:08

  25. 103系好きさん、度々のレス有り難うございます。お返事すっかり遅くなりまして申し訳ございませんでした。

    確かにアキュはクラシック再生で使われることが多いかもしれませんが、私の周辺では「アキュでジャズ」「マッキンでクラシック」という方が多いような(汗。
    かく言う私もマッキンでクラがメインですし。
    結局鳴ら方次第でどのようにも鳴りますからね。ただ「先入観」を持って聞いてしまうと「あのメーカーで無理矢理に・・・」と聞こえるかもしれません。ブランドなら何年も手塩に掛けて作り上げたシステムのメーカー音質を聞き分けられないと思いますよ(^_^;)

    ただ誤解を避けるために付け加えますが、まずメーカー音質傾向の「ベース」はありますから、それを無視しようとすると相当苦労するでしょうし、変な話、「それならはじめからこっちのメーカーを使った方が早い」ということは充分あり得るでしょうね。この意味からすると今回のA200はその「ベース」が極めて柔軟性に富んでいるように感じたのです。ある意味柔軟すぎるとも言えます。ある程度鈍感であれば使いやすい部分もあるのでしょうが、あれ程敏感なアンプですから、支配下に置くには相当労力面、金銭面を覚悟しないといけないと思います。

    日本製のスピーカーは八方美人的な鳴り方をするものが多かったですから、メーカーのイメージを壊さないためにもアキュはスピーカーを作るべきではないでしょう。エソでもそうですが、スピーカー専属メーカーが作らない国産スピーカーには大抵はガッカリしてしまいますから。
    もちろんTADなど例外もありますが・・(笑)

    byマーサ君 at2012-09-22 17:33

  26. 103系好きさん、度々のレス有難うございます。

    いえいえ、私の意見も独善に満ちていますから。。(汗
    つぎ込んで逆に迷ってしまう。それもオーディオファイルの贅沢な悩みでしてそれをトコトン楽しむことが出来れば素晴らしいオーディオライフを過ごせそうですね。

    高級機を使っていても、聞いている曲がA○Bだったり、萌系のアニソンであることは、今後の新世代がこの趣味を持てるかどうかの最大のポイントだと思います。

    音感性は幼児期にその大半が出来上がっていると思います。大人になってバタバタしても結局はエグくなるだけ。

    自分の子供に「お前、きもいんじゃ、死ねや」なんて平気で言うような母親が増えて行く世の中では、この業界も生き残りたければ、萌音楽を官能的に堪能出来るように変化して行く必要があるでしょう。それが嫌なら、自然消滅でしょうね、悲しいですが。まさにあとは野となれ山となれです。T_T

    byマーサ君 at2012-09-27 10:20

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