テナガザル
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企業勤めの理系です。 でもあくまで趣味ですから結果オーライな考えやプラシーボも容認します。 現在の機器構成 スピーカー : JSP研究所 特注箱(密閉) / Feastrex nf-5 …

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最近feastrexのユニット載せたスピーカーを部屋にセットしてみました。 満足いくまで遊んでいけたらと思います。
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日記

2017東京インターナショナルオーディオショウ / 1F 4F 5F D棟

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2017年10月07日

今年もやってきました東京インターナショナルオーディオショウ2017


なんとか参加できたのでこれからコメントを書いていきますが
例によって自分のスタンス(注意書き)を冒頭に述べます。
毎回書くのでくどいようではありますが必要なことです。
何らかのモノを見たり聞いたりした時に人が感じる事は様々であり
コメントを書いた人の趣味趣向が分からない状態で「あれは凄い」と言われても
それが自分の求める物(方向性)かどうかは別だからです。
どんな評論家でもその人の好みがあるわけで、ソレが明示されていなければ
話半分に聞くしかありません。

さてこのオーディオショウはあくまでショウ(お祭り)でありまして祭典です。
ハイエンド商品や新製品を眺めて興奮してもらえれば良いわけです。
オーディオ製品の購買意欲を刺激できれば目的は達せられているわけですが
自分は出てきた音だけで判断します、クラスにもいますよねこういう冷めたヤツ(笑)

次に自分は共鳴などを利用したいわゆるバスレフ音を酷く嫌います。
音楽を楽しむためには多少ドンシャリで調整し、
低音(50~100Hz)をドンドン鳴らしていればテンションも上がるわけですが
水風船のようなボワボワで緩い低音は評価しません。
中までみっちり詰まったスーパーボール(古い)のような感触の低音が好きです。
変な共鳴音が出るくらいならいっそ出ない方がマシです。
なので自分は密閉やオープンバッフルのスピーカーを高く評価します。
逆にバスレフや共鳴管などの共振音を聴かせるスピーカーは低評価です。
(この時点で一般的ではないと思います、殆どの人はバスレフを選ぶわけですから)

オーディオは掛け算であります。
つまり部屋×スピーカー×アンプ×プレイヤー×ソースによって音が決まるわけで
一点特化で1つだけ得点が高くても、他が低ければ良い音は出ません。
(※他にも項目がある場合はご自分の中で追加していってください、ケーブルとか)
ただしアンプとプレイヤーに関しては普及価格帯でも十分な性能があり、
ハイエンドは89点と92点、95点などを争っている状態。
安い機種でも70点はあるので差は無いと叫ぶ人も多い。
しかしスピーカーは古今から物量勝負です、どうしても良い物は高くなります。
ペラい安物だと20点台でしょうか、PC用小型デスクトップのおもちゃだと鳴らした瞬間捨てたくなるレベル。
そしてどうしようもないのが部屋ですね、日本の平均的な部屋だとオーディオ的には30点とかじゃないでしょうか(高く言い過ぎでしょうか)
逆説的にはなりますが、電化製品(アンプやプレイヤー)は基礎能力が高いので
相対的にコストパフォーマンスは下がります。
スピーカーや部屋は多くの場合完璧からは程遠いので、お金を掛けるほど誰でも分かるレベルで向上します。
そして部屋は良くも悪くも与えられたものなので見て見ぬふりをします。
なので自分は主にスピーカーの評価を行います。

若い人たちにはイヤホンやヘッドホンが流行っていますが
パーソナルな空間を確保できる、大音量でも近所迷惑にならないだけでなく
日本住宅で壊滅的な部屋の影響を無くせ、ドライバーから出る音を直接聴けるため
お手軽に高音質が達成できることが挙げられます。
(ま、逆に言えば利点はそれだけですけどね、その利点が圧倒的なんですが…)
(外出先でも高音質?ハイエンド品は結局部屋の中で据え置きでしょう?)

どの企業も前日や当日に機材を慌ただしく運び込んで
限られた時間の中でセッティングをしていますので
力の100%を出した音などというものは望むべくもありません。
購入対象として見ている場合はショーの音だけを参考にせずに
しっかりとしたショップや自宅試聴でじっくりと判断すべきです。
とはいえ、みんなの持ち時間は同じなわけですから
自分はショーでの音もある程度は参考になると考えます。
(メーカーの考え方の方向性、企業の腕の見せ所という意味で)
特にTIAS常連ほど準備時間や部屋の環境による言い訳はできないと考えます。
そりゃ1回目や2回目ならいいですよ、
でも5回も6回も10回もショーに出ているならそれはもう「そういう音」なんです。



以下TIAS 2017

D棟

1階
テクニクス




今年から復活したテクニクス
結論から言えば酷い音でした。
スピーカーはGrand Class / GシリーズのSB-G90
カットモデルも展示されており、スピーカー内部の様子が分かります。
マグネットを直接固定できる構造にしているのは高評価。
同軸ユニットから出る音は悪くなさそうですが、低音は見るべき物はありません。
この程度の音作りしかできないから国産スピーカーは選んで貰えない(酷評)
何らかの賞を頂いているようですが、広告費払いましたってだけですかね。

あ、つまりこういうことです、バスレフ型は主にこの程度の評価しかしません。
(量だけのブーミーな音聴かせてピラミッドバランスを主張されても困ります)

音を聴いていたくもないので適当にブースを出ましたが、
説明によると10年ほど前に消えて無くなるかと思われたアナログレコードがにわかに盛り上がりを見せており、各社がアナログに力を入れているとのこと。
今回のTIASでも多くのブースがレコード演奏を行っており
デジタルならハイレゾ音源、そうでなければアナログの様相を呈しております。
今となっては通常のCDはどっちつかずのメディアでしょうか。

※上記勿論部屋の影響もあると思います、思いますが全部含めて
そのメーカー・代理店の音作りと考えます。

テクニクスには来年以降にも期待。


エイアンドエム



いつの間にか使用スピーカーがYGアコースティックのHaileyになっています。
当然のようにアナログレコードを真空管アンプで鳴らしています。
時代がA&Mに追いついてきたでしょうか(笑)
まあ特に非の打ちどころもなく良い音でした。
うーん、、、YGを使われるとYGの音がするので安心して聴いていられますね。
Haileyはとても完成度の高いスピーカーだと思います。
アナログ+真空管アンプ+ハイエンドスピーカーは趣味の世界として文句なしかと。


アクシス



使用スピーカーはALEXX、これをDan D'Agostinoのアンプで駆動していました。
いつも通り部屋が良いのでかなり良い音。
とはいえちょっと低音出過ぎかなと。
もっとすっきりしていた方が自分の好み。



新製品としてはDACが多かったですね。
MSB TechnorogyのThe Reference DAC


Ayre QX-8 参考出品


ヨシノトレーディング



ディアパソンのアステラ(Astera)で鳴らすアナログテープ
ここも毎年恒例なので良い意味でマンネリですが
こういうブースがあっても良いと思います。
流石にレコードと違ってテープが復権する日は…来ないと思われますが…。
アステラはイタリアのスピーカーですが、良い音のスピーカーです。
サイズなりの低音なのは仕方ないところ、
あまり欲張るとバスレフ音が主張しすぎて破綻するので許容範囲。


ユキム



今回のD棟ではベストだと思いました。
アンドリュー・ジョーンズの手によるELACのトールボーイ、AF-61
アルミコーンとソフトドームを合わせた同軸ユニット
低音の出し方は独特で、外に見えている低音ユニットはパッシブで
所謂ドロンコーン的な扱い。
キャビネット内部に低域を受け持つユニットというかスピーカーBOXが収まっている二重構造です。
こうすることでバスレフ型のデメリットの1つであるポートからの風切り音や
不要な音の干渉を減らすことができるとのこと。
外側のコーンはフロントファイアリングパッシブドライバーと呼ばれていますね。
動作方式としてはバスレフと密閉型の中間で、無理やり呼ぶならシールデッドバスレフみたいな感じでしょうか。
あくまでバスレフスピーカーの外側にもう一段箱を作っているので
密閉型とも違う音の出方がします。

総合的にはとても良い音作りだと思いました。
数百万円どころか数千万円にもなる最近のハイエンドスピーカー群と比べて
ペア96万円は非常に安いとすら感じるプライス。
敢えてネガを言うならちょっと黒すぎる、デザイン的に垢抜けて無い。
昔のMagicoやYGのような武骨な佇まいでありオブジェとしてはまだまだかなと。

今のところELACはアンドリューの作品を前面に出していますが
伝統のJETツィーターをやめたわけではないようなので
今後のスピーカーにも期待です。



2017東京インターナショナルオーディオショウ / 4F

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  1. テナガザルさん、こんにちは。 私もYGアコースティックスのHaileyは良いスピーカーだと思います。

    byはやぶさ at2017-10-07 16:41

  2. はやぶささん、こんばんは

    レスポンスが遅く申し訳ありません。
    YGの音は自分も気に入っています。
    一般人に手が出せる気がするという意味でもHailey辺りが常識の範囲内でしょうか。
    Sonjaは奥様の名前を冠しているだけあって理想を追い求めていますし、
    これから先も弩級フラグシップであり続けるでしょう。
    他の女性名のフラグシップ機を出すことは無いと思います(笑)
    今後も頑張り続けて欲しいメーカーです。

    byテナガザル at2017-10-10 18:12

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