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 自作PCでPCオーディオを楽しんでいます。  ハンドルネームはかつて憧れのMPUであったMC68040にちなんでいます。  多数の情報を集積し、最高の音を目指します。  私の駄文をつらねた…

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 5.5畳しかないごく普通の部屋です。  狭いので全景を撮るのが大変です。  近年の住宅であればごく普通の装備ですが、窓はペアガラス、壁にはグラスウールが入っているので、音漏れはわりと少なめで…
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日記

音の焦点 結論(プロケーブルを振り返るその21)

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2012年04月24日

 2008年はじめにPCオーディオをスタート、しばらくして

音源    :PC(アスロンXP自作機)+SE-U55(無印)、AirMacExpress外部クロック的利用
アンプ   :サンスイ MC-X500
スピーカー:ケンウッドの3way(型番不明)
という構成になっていました。
そのほかにこのころは高音質化策として、

1.HDDの外付化
2.プラネックスのハブ4台をバッテリー駆動
3.サウンドデバイスにSE-U55導入、その後、SE-U55SXも購入
4.CDをリッピングするドライブを変更
5.USBケーブル変更
6.LANケーブル変更
7.PCやAirMacExressの設定の追い込み
8.電源タップ導入、電源プラグ非メッキ化
9.サウンドデバイスの防振

などを行いました。

1~7については高解像度化し、今まで聞き取れなかった音が沢山聞こえるようになる変化が主体でした。高解像度化と同時に聞き疲れが酷くなり、長時間聞いていると耳が痛くなるようになりました。そんな状態になったときはスピーカーケーブルを長くすると音が柔らかくなり、解消しました(いわゆる「音の焦点を合わせた状態」)。しかし、その後さらに高解像度化していくと再び音がきつくなっていきました。何度かそんなことをやっているうちにスピーカーケーブルの長さが片チャンネル100mにまでなってしまい、それでも音のキンつきが収まらない状況になってしまいました。それ以上ケーブルを延ばしたくないのでそのまま聞いていましたが、高解像度の音楽にのめりこめる反面、聞き終わった翌日は夜まで耳の痛みに悩まされました。(一方で8,9については音が柔らかくなりつつ高音質化する方向でした)

 音の焦点合わせによる調整は自ら「焦点を合わる」体験したものだけに、半分以上は信じてもいました。プロケーブルの見解ではさらにケーブルを延ばすか、クロスオーバーで高域を落とさなければならないとのことですが、そうしませんでした。ケーブルを延ばさなかった理由は見た目の不自由もさることながら、

・プロケーブルサイト以外ではそのような調整方法は見かけないこと
・そのようなきつい音で録音されているはずが無いと思われること

という2点により音の焦点合わせでそこまで(100mを超えるスピーカーケーブルを使用してまで)しなければならないのはどこか間違っているような気がしていたからです。なお、アンプをサンスイからアイワのミニコンポに戻してみると音のキツさがかなり緩和されました。当時はアイワミニコンポは性能が低いために音がぼけているためと考えており、サンスイの方で良い音が出なければいけないと思っていました。


 音の焦点問題を解決しようと情報を集める中で、極細のライカル線をスピーカーケーブルを用いると長さによる音の変化が少ないという情報に遭遇しました(ブログ Yoshii9を最高の音で聞こう!)。そこで、オヤイデでライカル線を100m購入し(+ーバラのため方チャンネル辺り25m分)試してみました。すると根本的な解決には至りませんでしたが音のきキツさが少し緩和されました。

 そんな中、元プロケーブルシステムの方のブログのなかに注意を引くコメントが書かれました。 

uta blog http://utablo.asablo.jp/blog/2008/06/19/3584648

> Yoshii9ではいくら情報量が上がっても高域を下げる必要が無い(フルレンジ
>なので当たり前だが)。
>JBLでは必ず高域の音量を下げていた。そうしないと高域がキツくて聴いていら
>れない。ここがJBLとの決定的な違いだ。

> せっかく情報量が上がっても高域を下げなくてはならないJBL。
>Yoshii9ではそのまま。
(注:ここで言うJBLとはJRX115であり、クラウンD45と組み合わせて使っていた)

 なんと、Yoshii9では音の焦点合わせが必要ないとかかれています。プロケーブルサイトにもアンプ、スピーカケーブル、スピーカーがセットになっているYoshii9ははじめから音の焦点がぴったり合った状態で売られているとの書き込みもありました(これは音源の「濃さ」によって「音の焦点」が変化するというプロケーブルの考え方とは矛盾します)。

 当時まだプアオーディオ路線だった私はすぐに30万円+消費税のYoshii9を入手してみようという気持ちにはならなかったもののYoshii9のスピーカケーブルにも採用されているライカル線に多少の効果が認められたことから、タイムドメインのスピーカーが良いかもしれないと考え、ちょうどハードオフに中古で出ていたイクリプスのTD307IIを入手し試してみました。また手元にオットーのフルレンジスピーカーも転がっていたためこちらもフルレンジということで付け替えてみました。それぞれ音は違いましたが音のキツさはあまり改善しませんでした。

 このころになると耳の痛みはますます酷くなり、音楽を聴くのをやめても、数日間は痛みつづけるという状態に陥ってしまいました。特に右耳は酷い状態でいたが、折角楽しく聞けるようになった音楽が聴かないということも考えられませんでした。背に腹は代えられず、Yoshii9についてネットでいろいろ調べた後、ついにYoshii9の発注に至りました(この過程についてはまた書きます)。



 Yoshii9はエージングに時間がかかるとのことだったため、まず2週間は家族の許可をもらって居間のテレビに2週間だけつなげさせてもらい、慣らし運転としました。その後自室に移動してシステムに組み込んで鳴らしてみたところ・・・

 まず、圧倒的な情報量、膨大な数のさまざまな音が聞こえてきました。PCオーディオの導入で、音質はともかくとして解像度は著しく高まったと思っていましたが、アンプとスピーカーのところで死んでいた音がなお大量に存在していたことに驚きました。これまでは解像度が向上すると同時に高域がキツくなっていましたがこの時は高解像度化と同時に自然でやわらかいすばらしい音に変化しました。この音を聞いてしまうと、いままで聴いていた音がヒステリックにゆがんだピーキーな音だったということがわかりました。そして、耳が痛くなる症状も大幅に改善されたのです。

 アンプとスピーカーの交換によって長距離のスピーカーケーブルによる音の焦点合わせが必要な状況が改善されました。音がキンついていた原因はどれだったかと考えると、スピーカーの交換による効果があまりなかったこと、アンプをサンスイMC-X500からアイワミニコンポに変更すると音のキツさが緩和されたことから見て、主犯はアンプであったようです。アイワミニコンポが低性能ゆえにゆるく聞こえるというのは思い違いで、実際はアイワのほうが素直でよい音を出していたようです。
 前回はオーディオの基礎知識「解像度のはき違え」による間違ったセッティングの可能性について書きましたが、ここでは「システムのある部分を良くすると別の部分の歪みが耳に付く」という別の基礎知識を思い出す必要のあるところでした。PCを使って音源を高解像度化していった結果、サンスイMC-X500の歪みが耳についていたということのようです。アンプの歪みが原因で高域がキンついて聞こえるということは割りとあるようで、たとえば、「Stereo」誌2012年2月号p131から書かれている連載「踏み出そう"音楽的"再生への第一歩」に作曲家・編曲家の生方三郎氏という方のシステムを例にとったグレードアップ事例が載っていますがここでは生方氏使用のアンプを交換して、高域の耳に痛い部分が改善したと書かれています。

 プロケーブルサイトにおいて音の焦点合わせをやっていたというコメントの多くはクラウンD45+JRX115の組み合わせでした。JRX115はプロケーブルのコメント集にはケーブル長を合わせないと「怪鳥の鳴き声のような」ピーキーの音が出たというコメントがあるように高音汚いスピーカーであるようでありこの2つが音の焦点合わせが必要となる原因ではないかと疑われます。プロケーブルサイトではやがてEVのForce iがJRX115代わって推奨スピーカーとなり、Force iでの焦点合わせ結果も出てきますが、JRX115ほどシビアに合わせる必要がなく、ある程度広い範囲で合うとされていることから、force iはJRX115ほどには音がゆがんでいないこと、クラウンD45にも原因がありそうだということが推測されます。
 思い返してみるとプロケーブルのクラウンD45コメント集にもヒントがしっかりと書かれていました。

>実は恥ずかしながら、D-45使用前のボロアンプ(○○○○○ーズのプリ+パ
>ワー)で焦点合わせに挑戦したのですが、切っても切っても
>変化をみせず、挫折してしまいました。

 ここにはアキュフェーズでは音の焦点合わせの必要が無いが、クラウンD45では焦点合わせが必要だと解釈できるコメントが書かれていたのです。プロケーブルの見解では音の焦点合わせができないアキュフェーズなどはオンボロ軽自動車でクラウンD45は最高のF1マシンということですが、真実がどうかということははっきりしたと思います。

結論:

・プロケーブルシステムにおいて音源を良くすると「音の焦点あわせ」と称するスピーカーケーブルの長さ調整が必要となる原因はクラウンD45とJRX115の音の歪みである。音源がよくなるとこれらの歪みがより顕在化し、音がキンキンになる現象が現れる。

・プロケーブルシステム以外において同様の現象が生ずる場合はアンプに主な原因がある可能性が高い。



追記
プロケーブルを振り返る その1~その21までのリンクをこちらにまとめました。

2017年8月31日
 この日記を書いた頃は上記のように
 ”プロケーブルシステム以外において解像度の向上とともに音がキツくなり、音の焦点合わせが必要となる現象が生ずる場合はアンプの歪みに主な原因がある可能性が高い。”としていました。私のシステムにおいては、今から改めて振り返ってもアンプの歪みが音の焦点合わせを必要とした最も大きな原因ではありました。ただしYoshi9の導入後も音のキン付きは多少残り、それはPC本体の振動対策とUSBサウンドデバイスの接続方法の改善により最終的な解決を見ました。

 したがって、「アンプに原因」とした部分は「システムのいずれかの部位にゆがみがあること」に訂正することが妥当だと思います。

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  1. D-45はそのままではナローレンジ過ぎなので我家では改造して使ってます。
    先ず整流ダイオードと入力ボリュームを良品と交換し、電源SWへノイズキラーを追加。
    手持ちのGBPC3502と2CP-601 20kAカーブにS-1201と言う部品を使用しました。
    多少の加工が必要ですがDC-300風に変わりましたよ。
    とは言え改造ですからメーカー保証が無効になり、全て自己責任になりますので、
    それなりの覚悟と知識が必要です。

    byNong-Khai at2012-04-30 13:55

  2. Nong-Khaiさんいつもありがとうございます。

     JRX115もD45も使い続けていくと改造という方向にどうしてもなってしまうようですね。

    byよんまる at2012-04-30 15:39

  3. JRX115やD-45の使用用途は声のみの拡声で、決してHi-Fi用途ではありません。
    是等をHi-Fi用にするには膨大な手間と多大な出費を伴います。
    JRX115の使用者で有名な闇異人さんの場合もユニットからホーン迄全て交換。
    以前から残ってるのは箱とスタンド、Macだけと言う現状です。
    本人曰く『振り返って見れば、あれは音楽を聴く為の勉強でした』と仰られて居ります。
    そしてYoshii9はどちらかと言うとBose系の空間描写型。
    直接放射型とは一寸違う描写手法ですね。此れも又楽しい音楽鑑賞方法だと感じます。

    byNong-Khai at2012-04-30 20:17

  4. Tada-Min さん

    あなた自身の日記に書いてある内容と同内容の投稿ですが、私の記事へのコメントにはなっていません。

    なぜこの日記のコメントとして投稿するか全く意味が分かりません。あなたの日記に書いておけばそれで十分ではないでしょうか。

    この記事について、ご意見があるのならそれを書いてください。

    byよんまる at2017-09-14 21:46

  5. よんまるさん、かわいそうに…。

    こういう行為はショップの助けどころか
    蒸し返してさらに印象を悪くする
    ネガティブキャンペーンにしかならないのになぁ…。

    平穏な日々に戻ることを祈っております。

    byHermitage at2017-09-15 00:40

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