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ワイヤレスで音楽再生を楽しむという青年期の夢がもう日常のこととなった時代です。気がつくと初めてオーディオを購入したときから40年近くが経ってしまいました。その間に大きく変わったもの、変わらず脈々と受け…

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日記

ビンテージ・オーディオとは?

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2018年11月10日

このところダイナミック・オーディオS氏のご意見を拝聴する機会が多くなった。
換言すると、妻に色々とダメ出しをされて、その解決方法を相談しているというのが実情である。

ところで、二人の会話の中でS氏から『はっきり言ってサンスイはビンジテージ・オーディオですから。』という一言があった。

私の愛機の1台は、907iMOS Limited である。
これと相性の良いスピーカーについて相談していたときのことである。

実のところ、私は同機がビンテージに属するという認識を有していなかった。
いや、現在に至っても、その感覚はない。
現世代の機材でないことは常識として承知しているが、ビンテージというカテゴリーに分類されるようなものなのだろうか?

おおよそ30年前に製造されたアンプであるが、私にとってのビンテージとは第二次世界大戦前後くらいに製造されたもの、もう20年くらい遡った機材を意味する。簡単に言うと私の親世代が子供の頃に製造され、使用されていた機材という認識である。
この認識は妻とも一致した。

S氏と私の年齢は約一回りの開きがある。
年齢により、ビンテージに分類する機材に差が生じるのだろうか?

二十歳台からハイエンドのオーディオに触れることができるのは、余程恵まれた家庭に育った人たちだろう。
普通の家庭に生まれ、そこそこに社会人として働き、ハイエンドのオーディオを手にするのは40台以降が一般的ではないかと私見では考えている。

このコミュニティでも、ミドルハイからハイエンドの機材を所有しているのは私とほぼ同年代の方たちではないかと思っている。

ビンテージというカテゴリーにつき、ある程度年齢層による相対化はあったとしても、絶対領域としてこのカテゴリーに分類されるのは、私の愛機よりももっと前の世代のものだろう。

少し気になったので雑記として記録しておく。

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レス一覧

  1. こんばんは。

    ビンテージと言うと50~60年代以前のイメージを持ちます。

    私の使っている機器は70~80年代の物が多いのですが勝手にネオビンテージと呼んでいます(笑)

    Polar Bearさんより若干年上だと思いますが認識は一緒だと思います。

    byキタサン at2018-11-10 19:46

  2. キタサン 様

    レスありがとうございます。
    同様のご意見をお持ちとの由,安心してございます。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    byPolarBear at2018-11-10 19:51

  3. 907i MOS Limited
    懐かしいです。
    オーディオ雑誌を読みまくり
    大学生のときアルバイトをして買ったアンプです。
    10年くらい使用したでしょうか。
    気に入ってましたが自宅が火災にあいサヨナラとなりました。
    ビンテージという感覚は全く無いですね。

    by紙一重 at2018-11-10 22:46

  4. こんばんは。

    一応言葉の定義としては25年程度以上経たものをビンテージと言う様ですが、確かに個人的なイメージは違いますね。それだと1993年以前のものを指すことになり私が所有するLHH700もビンテージになりますがそれは違うだろうと思います。
    私も同様に1950s,60sのものをビンテージという認識です。
    これはレコードの名盤と言われる版がこの時代に多い事とも関係があると思いますので、オーディオ特有の時代認識でしょうね。

    bykanata at2018-11-10 23:48

  5. 紙一重 様

    はじめまして。
    レスありがとうございます。また,ご賛同感謝いたします。

    貴重な宝ものを災難でしたね。
    私はオーバーホールを経て,スピーカー端子とダイレクト入力端子をWBT社製のものへ交換し,現役で頑張ってもらっています。

    2302のセパレートも使用していたのですが,こちらは手放し,それよりも音色に魅力のあった 907i MOS Limited を手元に残した次第です。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    byPolarBear at2018-11-11 01:10

  6. kanata 様

    はじめまして。
    レスありがとうございます。また,ご賛同感謝いたします。

    『25年』というご教示,勉強になりました。
    しかし,25年では仰るとおり,短すぎる気がいたします。

    レコードにつきましても,私の好きなハードバップの時代が1950年代から1960年代に該当いたします。
    この時期に発売された初盤がビンテージと称されるのであれば,そのとおりと納得してございます。

    クラシックですと私見では露メロディアの録音まで遡らないとビンテージという感覚が生じません。

    レコードの普及が前提となる再生機器という意味で,まさにオーディオ特有の時代認識というご意見に賛成いたします。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    byPolarBear at2018-11-11 01:24

  7. しろくまさん

    イヤイヤ SANSUI AU*07がヴィンテージカテですか!? それでは名機と誉高いAU****(4桁品番)の位置付けは何と言うんだろうね? そもそも彼は その存在を知らないのではないのでしょうかね (⊙⊙)

    そして25年がヴィンテージの境目とは… ショッキングな!! (笑) それって平成ですもの。

    ヴィンテージと言うのは 単に古いだけではなく その時代の異常なるトップだったんでしょうね。 50年60年代の名機たちが今も取引されていて、其れも高額で・・・ ソレが真のヴィンテージですよね。 まぁー オーディオなんて所詮、工業製品。 単に古いですね〜~の世界ですが、店員が客に言ってはNGですよね(笑) 小馬鹿にされてる様で・・・。


    素晴らしいモデルは毎年出てきますが、後にヴィンテージの称号が与えられるのは ホンの一部に過ぎないからね。

    懐メロ・・・ 松田聖子が懐メロのカテゴリーになってしまう時代ですから(笑) 我々は置いてきぼりだネ。

    byアコスの住人 at2018-11-12 15:01

  8. 興味深いお題を提供して頂きありがとうございます。
    仕事の手を止めて思わず色々調べたくなります。

    ヴィンテージの語源はスペルからも分かるように、ワインにおけるぶどうの収穫から瓶詰めされるまでの工程を表す言葉のようです。一般的には幅広く「年代モノ」という意味で使われていると思います。Cambridge Dictionaryによると「of high quality and lasting value, or showing the best and most typical characteristics of a particular type of thing, especially from the past:」ということですから「(過去の)時代を代表する良いモノ」ですね。なぜか「ヴィンテージ・オーディオ」は良く聞きますが「アンティーク・オーディオ」は殆ど聞きません。

    びっくりしたことに「アンティーク」は1934年合衆国「通商関税法」に「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」と明確に定義されており、欧米各国におけるアンティークAntique の定義もおおむねこれに従っているとのことです。確かにこれに従うと「アンティーク・オーディオ」は蓄音機だけになってしまいます。

    もう少し調べてみると、クルマでは、英国ではそれなりに確立された定義があって、ヴィンテージカーとはそもそも戦前のクルマのことで、更に1904年以前を「ヴェテランカー」、1905年~1916年を「エドワーディアンカー」、1919年~1930年を「ヴィンテージカー」、1931年~1942年を「ポストヴィンテージカー」と4分類しているそうです。

    すみません、完全に脱線しました。

    私はPolar Bearさんとほぼ同年代ですから、サンスイの同機のデビューを直接知っているので同機は感覚的には「ヴィンテージ」ではありません。しかしながら、「あの時代を代表する名機の一つ」であり、しかも改良版や後継版が今後出る可能性が無いということを鑑みると「ヴィンテージ」でも良さそうです。それでもオーディオの歴史に照らすと、CD登場以後に開発・製造された機械が「ヴィンテージ」というのも少し違和感があります。

    パグ太郎さんやベルウッドさんの薀蓄も伺いたいですね。

    byのびー at2018-11-12 22:39

  9. アコスの住人 様

    レスありがとうございます。
    私の心の内を代弁して頂いたような気持ちが致します。(o^^o)

    そうですよね、松田聖子が『懐メロ』になってしまう時代。
    彼女が少女で、輝いていた時代。
    私が青春を謳歌していた時代。

    もう遙か彼方に流れ去ってしまったのでしょう。

    オーディオ機器も然りですか、ね.....。

    アコス様のシステムはちゃんと時代に沿うように、独自の形を保ちつつ、変化し拡充されていっているように感じられます。
    さすがですね。

    私はピュア・オーディオから抜け出せれません。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    byPolarBear at2018-11-13 01:15

  10. のびー 様

    はじめまして。レスありがとうございます。

    興味深い見識をご教授頂き感謝致します。
    ワインとか、車とか、そのようにカテゴライズされるのですね。
    勉強になりました。

    907i MOS Limited については、そうですね、将来的にはヴィンテージとして、その名を連ねて頂けるなら嬉しく思います。

    のびー様もご同意頂きましたとおり、私も『現時点では』違和感を覚えてしまうのです。

    愛機故、生涯連れ添えればと考えている機材でございます。
    彼がめでたく『ヴィンテージ』として違和感なく認知される時代まで、良い音色を奏でてくれることを願って止みません。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    byPolarBear at2018-11-13 01:26

  11. こんにちは

    先日、ウォールストリートジャーナル紙(WSJ電子版/2018-10-18)にビンテージオーディオが取り上げられていました。

    『オーディオ中毒:なぜ音楽コダワリ派は年金をつぎ込んでまでビンテージ機器を追い求めるのか(“Addicted to Audio: Why Music Obsessives Blow Their 401Ks Chasing Down Vintage Gear”)』

    ビンテージオーディオ入門と、そのワナにはまるのを避ける方法を紹介したこの記事によると、ビンテージオーディオとはざくっと言うと『1950年代から70年代までの、すでに生産終了となった、ガラード、JBL、マッキントッシュなどのブランドの名機たち』ということになるようです。

    具体的に名前が挙がっているのは、

    トーレンス TD 124
    ガラード 301
    マッキントッシュ MC2505
    マランツ Marantz 9
    WE 16A Horn

    といったところです。そして文末に「聖杯」「アイコン」ともいうべき3つの名機を取り上げて詳しく紹介しています。

    JBL パラゴン
    マッキントッシュ MC275
    ガラード 301

    byベルウッド at2018-11-14 15:40

  12. (続きです)

    マニアがビンテージを追い求めるのは、ひとつにはビンテージでなければ得られない音味が可能だから。それは現代最先端のハイエンドでも得られないもの。時に、50年代とか60年代の《あの時代》を蘇らせる音であったりします。それは回路であれば、プリント基板を使用しない手配線で、最短で相互干渉を避けるための巧みな信号経路であったり、航空機や軍用などの厳格規格の真空管などのパーツを使用していたりしたからだったりします。あるいは鉛入りハンダなど現代では法規制で使用できなくなったものに音がよいものがあったりするからでもあるのです。そもそもビンテージと言われるブランドは、今や、他社に吸収合併されたり別業界の資本下に入ったり、事実上、死滅しているものがほとんどです。

    もちろん、単に希少価値のものを追い求める欲求であったり、蒐集し所有する満足感ということもあります。それは名著のオリジナル初版本を手に入れる喜びのようなものなんだとか。

    問題は、機器そのものだけにとどまらず、使用されているパーツのほとんどが生産終了であること。それだけに、ビンテージの多くが修復には多くの困難と莫大な追加費用がかかってしまうという落とし穴があるわけです。入手してみたものの中味はほとんどが代用パーツに交換されていて、オリジナルとは全く音が違っているということもあります。所有欲という点でも、外観上の重要なポイントであるメーターやイルミネーション、スイッチノブまでオリジナルのままというのは難しい。そういうリスクをよく知った上で覚悟しておくことが求められるというわけです。

    byベルウッド at2018-11-14 15:45

  13. (続きです)

    サンスイのAU-α907i MOS Limitedは、確かに時代的には《ビンテージ》というには微妙なところですが、いまや入手不能なパーツを使用していてそれが現代ハイエンドでは得られにくいサウンドの美点を持つという要件では、ビンテージの資格を持っています。というのもパワーデバイスにサンケンに特注したMOS FETを選別使用していること。オーディオバブルの最後にカネに飽かせず作ったカスタムパーツ。今やこんな贅沢品は誰も作ってくれません。

    一方で、電解コンやダイオードなど電源等のパーツは現代のハイテクによって可能になったパーツに換装したり、更新することでさらに音がよくなる可能性もあります。そういう改造やチューンアップは、むしろ80年代以降の製品の特権であり新しいオーディオの楽しみ方でもあるかもしれません。ニュー・ビンテージというところでしょうか。フィリップス製のスイングアームを使用したCDプレーヤーなども、その部類に入るのだと思います。

    店員さんが「ビンテージ」と言ったのは、単に「旧い」という意味ではなく、AU-α907iがそういう現代のハイテク/ハイエンドでも得がたいパーツを使用したアナログライクなサウンドを持ち、さらなるオーディオの楽しみ方をも秘めた名機であると言いたかったのではないでしょうか。大事にされて大いに楽しまれてください。

    byベルウッド at2018-11-14 15:59

  14. ベルウッド 様

    長文に亘るレスありがとうございます。

    ビンテージの定義につき,道筋を立てて分かり易くまとめて頂いたこと心から感謝いたします。
    ご意見には疑念の余地もなく賛同させていただきます。

    私の所有する 907i MOS Limited は,ベルウッド様がお考えになられている方向性で少し改良を加えてございます。
    内部パーツ然り,端子類のほかインシュレーター然り。
    サンスイIDKのご担当と相談しながら事を進めてございます。

    本来の音色を消すことなくプラスαを得る楽しさ。
    私自身が名機と認め,生涯の伴侶と決めたアンプの内の1台故,その喜びもひとしおでございます。

    ただ頂いたレスの中で一つだけ,S氏の発言に係る部分については,アコス様のご意見が正しいかと存じます。
    S氏とは仲が良いのですが,若輩故の配慮の無さを気に留めることもございます。

    コミュの皆様とのお付き合いもまた同様のリスクを含んでいるのですが,私は,無用の蘊蓄を語られる方々をあまり好ましいとは思っておりません。

    自分が語り掛ける相手の知識の幅,深さ,経験値,すべて不明の状態で一方的に自分の知識を開陳し,最後だけ穏当に落としたように見せる行為は特に好みません。
    それが何かの文献からの引用を含む場合など,『何様のおつもり?』とお尋ねしたくなってしまいます。

    ご自身の日記では十分にその博識,経験をご開陳くださいませ。素直に学ばせて頂きます。

    ただし,レスについては,常に控えめに。
    私とお付き合い頂ける方々に心からお願い申し上げます。
    どうか柔らかく接してくださいませ。
    私も細心の注意を払ってお返しするつもりでございます。

    ベルウッド様,この度は貴重なレスをありがとうございました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    byPolarBear at2018-11-14 16:51

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