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日記

いつの間にか3枚【Spiegel im Spiegel 鏡の中の鏡】

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2019年03月30日

 ゴロゴロ~なんて急にカミナリも降っているこの辺です。いやぁ、変な春ですね。気が付いたら見に行く前に桜も終わってしまいそう……。
 なんだか色々疲れて帰ってふと、この曲をかけたところ、そういえば3枚集まっていたことに気が付いて比べて聴いてみることにしました。


 しばらく前から好きな作曲家のArvo Pärtです。現代作曲家の中では知られている方、というような一文を見ました。

 最初は中古の数合わせで買い求めたSACD。


 Spiegel im Spiegel
 Brilliant Classics 8847

 これを入手したことでした。確か記事にちらっと書いた気がします。このディスクにはこのSpiegel im Spiegel【鏡の中の鏡】がヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの3タイプ揃って収録されています。廉価レーベルですし、正直知らない演奏家達(失礼)です。



 次に手にしたのが、
 ECHOES OF TIME  Lisa Batiashivili
 Deutsche Grammophon 477 9299

 に収録されていたのが同曲でした。これはピアノがHelene Grimaud。



 次いで、先日横浜出張時に手にしたのが、
 ARVO PART MULLOVA JARVI
 ONYX4201

 でした。ヴァイオリンは言わずもがなですが、ピアニストはこれまた知らない方(失礼)。


 曲自体が極めて音数を減らした音階が続くもので、初めて聴いた時にそれなりに衝撃だったのを覚えています。いや、かなり好きな曲です。
 ネームバリュー的には3枚目、新進気鋭で2枚目が目に付くでしょうか。



 それでどれがお気に入りかというと――――どうも、最初の刷り込みなのか、1枚目が一番のお気に入りです。

 ヴァイオリンのテクニックは比べるべくもなく3枚目。2枚目は少々頑張っている感を感じます。1枚目は音のお尻の処理が今一つなのがちょこちょこ。
 1枚目、2枚目は10分21秒ほどですが3枚目は9分25秒。一番堂々と弾いて迷いがないのが3枚目。細かな気配りが感じられる2枚目。そのどちらでもない1枚目。
 やはり、貫禄・経験の差なのか、流石にムローヴァ女史は一線を画していますね。比較するとバティアシヴィリ女史はまだ硬くスケールが小さい。若手演奏家にしばしば感じるものですが、曲全体の解釈がもう一つで、部分部分に注力し過ぎな感があります。ある程度雑味があろうと、ドカーンと主張が出てくる方が僕は好きなんでしょうね。あと、テクニックが見える見えないの違いはあるかも。

 ピアノはやはり2枚目が……というわけでもなく。一番ズレが感じられるのが2枚目です。なんででしょうかね、一瞬何かを迷うのでしょうか。
 この旋律を流していくのはとても難しいと思います。むしろ抑揚がはっきりある方がコントロールは簡単だったり。単音ずつなだけに一発のミスタッチが致命的になりえる曲ですから、指の置き方、落とし方には物凄く注意が必要なんじゃないかなと。それを微細にやってしまうと、迷いが漏れ出てきてしまう??
 1枚目はピアノもヴァイオリンとともに鳴っている印象で、人によっては主張し過ぎと感じるかも。2、3枚目は主がヴァイオリンで、ピアノはバックと立ち位置があります。

 ということで主にヴァイオリンとピアノの曲なのですが、もう一つ大きな要素が、やっぱりあると感じます。

 音そのものですね。

 SACDなのは1枚目だけ。とはいえCD層でも傾向は同じで、最もリッチな音がするのが1枚目。2、3枚目はピアノの音が硬く、現実の音に比べても痩せて響きが少ないです。ピアノの方が目立ちますが、ヴァイオリンも1枚目が響きは肉厚です。エフェクトもあるかもしれませんが……。
 ゆっくりと単音を続けていく曲ですが、要所要所でドーンもしくはコーンとピアノの音が響きます。これが物凄く大事に聞こえるんですが、これが感じられるのが1枚目だけなんですね(個人的感想です)。上記のようにピアノが2、3枚目よりも抑えられていないことが、そう感じさせているのかもしれません。
 響く音を聴かないとかなり曲の印象が変わってしまうように思えて、それが一番感じられる1枚目が良いという印象になっちゃうんですね。

 ということで、総合的に1枚目がお気に入り。


 もう一つ。1枚目には、Spiegel im Spiegel以外が数曲ありますが、全体を通して聴くと、ピアノがメインなんだと感じられます。決してヴァイオリンが主の曲ではないと思うんですね。そう思うとやっぱり1枚目くらいピアノがしっかり出ている方が、曲としていいように感じます。




 なんてことをつらつら書いてみましたが、まぁなんとも言えない記事ですね(^^;) 常日頃、色々と批評をしている方達の文章力や感性というものは凄いですね……。

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  1. お早うございます。

    この曲、好きな曲です。ムローヴァ、バティアシヴィリの録音はよく聞きのですが、ブリリアントのSACDは知りませんでした。このレーベルのオリジナル録音なのですね。ヴィオラ版も聴いた事ないので興味津々です。

    ピアノと弦の関係ですが、音楽の流れというか枠組みを作っているのは、仰る通りピアノですね。これは完全に自分のイメージでしかないのですが、対面する鏡の中に永遠に繰り返される鏡がピアノ、鏡の間に置かれて静かに回転しているモノが弦、時を刻む様なピアノのドーンとかコーンはそこに当たる光の微妙な変化、という姿が思い浮かぶのです。舞台を作り進行を司っているのはピアノだなぁって感じるのはそのせいですね。ピアノは水がポタリ、ポタリ落ちる音で、その水滴に反射して映る周囲の自然が弦だという人もいましたので、この曲によってイメージされる世界は人それぞれで、それも面白いなと思います。

    byパグ太郎 at2019-03-31 05:59

  2. パグ太郎さん、おはようございます。

    タイトルになっているだけに、検索してみるとこのSACDの写真がよく引っかかるように思います。SACDといっても廉価ですし、中古のこれは1000円しなかったと思います。どこかで見かけたら収穫してみてください( ̄∇ ̄)

    音数が少ないだけに、聴く側の心証や経験が反映されやすいものなのかなぁと思います。押しつけない分、想像に任せます、というような。これを書いていたときのペルト氏の心情はどうだったのでしょうね。
    上手く表現出来ないのですが、僕はこれを聞くと黄昏のイメージが湧きます。朝よりは夕方。子供の誕生よりは、人生の終わりのような。隆盛よりは、衰退のような。でも満足してるような。そんな雰囲気です。

    音数が少なくゆっくりで、同じような旋律が続く曲は、聞いていて途中でダレてしまうことも多いのですが、この曲に関しては今まで何度再生してもそんなことはないです。不思議です。よっぽど好きなんでしょうね(^^;

    by2Hくん at2019-03-31 09:17

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